全50作品。金澤克次監督が制作した映画ランキング

平井銀二は、双葉銀行頭取・西条とイトウ食品を陥れるマネーゲームに取り組んでいた。同じ頃、次の近作を考えていた森田鉄雄は高レートのポーカー賭博に目をつける。ターゲットは西条の御曹司・進也。森田は彼のイカサマを阻止した上で勝たねばらなず…。

橘鉄也は兄弟分である菅生の頼みで、関東最大の関東睦会傘下の中根組々組長を射殺する。20年後、出所した橘を待っていたのは、関東睦会で起こっていた抗争だった。そんななか、橘は菅生が関東睦会執行部に入るために描いた絵図に踊らされていたことを知り…。

3億を越える不正融資問題に巻き込まれた鳴門組幹部・京極鉄次（木村一八）を待っていたのは、組長からの裏切りだった。楯突いた京極は藤波を斬りつけ、さらにその足で親分鳴門の自宅を襲撃、拳銃で弾く。逃げ場の無い京極は、侠和会若頭・大熊鋭二郎（白竜）の元へと向かうのだった。

20年ぶりに渡世に復帰した橘。彼は兄貴分である菅生に半ばはめられる形ではあったがシマを手に入れた。だがそのしのぎを奪おうと、同組織である関東睦会若頭・佐藤らがついに動きだす。シマの利権を懸け、血で血を洗う泥沼の内紛が展開する。

大阪・岸和田の不良ふたり組の、愛と喧嘩の日々を描いた青春ドラマ。監督は「極道三国志」の金澤克次。中場利一による同名エッセイを、「30‐thirty‐」の我妻正義が脚色。撮影を「なにわ忠臣蔵」の三好和宏が担当している。主演は、映画デビューとなる猿岩石の有吉弘行と森脇和成のふたり。スーパー16ミリからのブローアップ。

大阪梅田をシノギに組を成す鳴門組幹部・京極は、類まれな才覚で極道の道を駆け上っていた。そんな中、京極は借金の取り立てから銀行の不正融資問題を発見し、3億に上る強請りネタを掴む。しかし、この一件には西日本の最大組織・侠和会が絡んでいた。

渡世に牙を剥く、狂犬の仁義！我が親を襲い、義理あるオジキに汚名を着せ、西日本最大の組織に唾を吐く京極鉄次の生き様を見よ！！京極鉄次が描いた理不尽な絵図をきっかけに勃発する、侠和会、鳴門組、そして天満大瀬組による三つ巴の戦い！！親を弾いた鳴門組幹部・京極鉄次（木村一八）は破門されるがその足で西日本最大の組織侠和会若頭・大熊鋭二郎（白竜）の元へと向かう。発端を作った大熊から、度胸と器量で一千万円を奪うことに成功。激高した大熊は鳴門組と大瀬組を恫喝し、三者入り乱れての血みどろの抗争へと突き進んでいくのだった・・・。

丹波組三代目組長・山台富士男が病死した。組長代行となった山辰組々長・山中辰夫は、丹波組々長・竹本一久を頭に推薦する。だが、実質丹波組を仕切る三代目山台の姐・スミ子は竹本こそ四代目を継ぐ男だと言及する。やがて、竹本派と山中派は敵対し...。

関西の真霜会幹部・黒金組組長の黒金喧太はステゴロのケンタ通称“ステケン”として名を馳せていた。黒金と親交の深い常山は関東の火之谷組を裏切り、報復を受ける。火之谷組・久留間は常山が黒金と仲の良いことを知り、黒金を倒し名を上げようと企むが…。

作家の故・永倉萬治が埼玉県志木市で育った少年期をつづった自伝的小説を映画化。戦争の傷跡がまだ残る町で、小学4年生の健一は、やんちゃな仲間たちと毎日元気に遊びまわっていた。バイクへの憧れ、日本脳炎に倒れた親友、自家中毒にかかってしまった妹、同級生の女の子への淡い恋心など、さまざまな出来事を思い出に成長していく。やがて大人になった健一は、妻の有子とともに思い出の場所をめぐり、少年時代に思いをはせる。少年期の健一役は「まほろ駅前多田便利軒」などに出演した子役の横山幸汰。現代の健一を大杉漣が演じ、妻の有子役で宮崎美子が共演。

侠和会若頭・大熊から1000万円を巻き上げた京極鉄次は、身柄を隠すために東京へと移動する。一方、大熊はこの騒動をきっかけに大阪の極道を飲み込もうと画策。大瀬組との衝突を利用して鳴門組を吸収する。そして大瀬組をさらに追い込んでいき…。

日本のヤクザ組織の頂点に立った三代目丹波組々長・山台。その丹波組と、大日本義勇団の手下が賭場でトラブルを起こし、両者は抗争に発展する。圧倒的戦力差を前に、ついに大日本義勇団の組長が射殺されてしまう。大日本義勇団員・成瀬は単身行動を起こし...。

関東最大の暴力団・誠心会の金村会長が病死した。組の内部では次期若頭の座をめぐる派閥抗争が激化し、若頭補佐の川博組組長・川島と、谷内組組長・谷内が対立を深めている。そんな中、組長に劣らぬ実力者、荒井組組長・荒井の取り込みが激化していく。

関西ヤクザの天満会が関東との協定を破り、関東進出を虎視眈々と狙っている―。 その危機的状況に武田一家総長・武田（西岡徳馬）は、関東ヤクザをまとめ、連合を作ることで天満会の関東進出阻止を提案。続々とその案に賛成する組が多い中、侠闘会だけが首を縦に振らなかった。侠闘会会長の西嶋（諏訪太朗）が天満会に寝返るのでは…そう懸念した侠闘会幹部の山本（松田優）は、武田一家・若頭補佐の榎本（本宮泰風）に相談するが、その夜、山本は何者かに殺されてしまう!!榎本は犯人を追いかけるが・・・。

葵会への報復を着々と進めている幸田建設社長・幸田真一。しかし葵会傘下の組は、真一を狙って次々と組員を送り込んでくる。そんななか、佐伯組は新たな抗争の火種を作ろうと画策。幸田建設にいる元佐伯組の蒲田を拉致し、真一を呼び出した。

戦後の広島で闇市の利権を懸けた抗争が勃発。当時不良のトップに君臨していた田山が岡庭組幹部の依頼を受けて村井組幹部を暗殺し、抗争は収束する。6年後、出所した田山を待っていたのは、巨大極道組織・山方組と、対抗する広島ヤクザの激しい抗争だった。

全国制覇を目論む葵会を潰すため、東京へ進出した幸田建設社長・幸田真一。真一は葵会に追われていた元花園連合リーダー・朝霧を助け、彼の恩師である森武治が葵会と揉めていることを知る。葵会との戦いのきっかけを作ろうと、真一は森に協力を仰ぐのだが…。

戦後の広島で起きた第2次広島抗争。終結の立役者となった田山仁の名は、広島ヤクザ社会において絶対的なものになっていた。その後、田山は鳳政会2代目理事長に就任。だがこれを発端にして、敵対組織の襲撃、報復と、新たな抗争が繰り広げられることになる。

西日本の日本一のヤクザ組織・赤城会が関東進出を画策。これを阻止するため、関東の大和会を筆頭に名うての任侠団体を中心に関東同心連合を結成した。しかし、これを大和会による関東支配とみた組織と抗争が勃発。そこで吉村率いる裏の工作チームを組織する。

大和会に反目する組織を壊滅に追い込んだ大西。だが反大和会の一味だった元竹田組の若頭・鹿島は、関西の赤城会に逃げ込んでいた。再び関東に戻った鹿島は鹿島組を立ち上げ、大和会派である闘友会を挑発。赤城会を巻き込んだ全面戦争を仕掛ける。

大和会会長・沢田の悲願である関東統一を成すため、大西組組長の大西は、吉村と共に反大和会の組織を殲滅した。その功績により大西は理事長の座に就くが、吉村は凶弾に倒れてしまう。吉村を見舞う大西。そんなふたりの関係は10年前のある出来事から始まった。

龍田組若頭の功一(遠藤憲一)は、生き別れになっていた弟の孝之(曽根悠多)と20年ぶりの再会を果たす。しかし、兄弟の心はすれ違う。功一は兄弟分の松村組若頭・当麻(哀川翔)と手を組み、闇から伸びる黒い糸を断ち切りに動き出す。

首都高速のタイム・トライアルに挑むレーサー志望の少年達の青春群像を描く。脚本は「ＢＵ・ＲＡ・Ｉの女」の斉藤猛が執筆。監督は「ラブ・ゲームは終わらない」の金沢克次、撮影は同作の野田悌男がそれぞれ担当。主題歌は、小西麻衣子（「Mr. Juggler」）。

大阪、九州と渡り歩き、任侠としての格を磨き続けてきた男・島岡龍が、故郷の淡路島に戻ってきた。島を仕切る岡田組に身を寄せ、かつての仲間と結成した侠骨会と共に頭角を現していく。だが神戸から刺客が送り込まれ、保たれていた島の勢力の均衡が崩される。

出演作180本を超えるベテラン・松方弘樹と人気歌手の島谷ひとみ共演によるサスペンス・アクション。任務のために人を殺めてしまった元SPの黒沢（松方）は、余生を一人静かに暮らそうとしていたある日、政界の大物から新進気鋭の芸術家AYA（島谷）の警護依頼を受ける。彼女が世間の注目を浴びるほど、彼女への脅迫が増えていたのだ。渋々依頼を承諾した黒沢は任務につくが、AYAへの度重なる脅迫がエスカレートしていき……。監督は「一生、遊んで暮らしたい」の金澤克次。

タレントになることを夢見る若者たちの、友情と挫折と成功を描く青春ドラマ。監督は「女帝　Super Queen」の金澤克次。脚本は「女学生の友」の加藤正人。撮影を「恐怖学園」の谷川創平が担当している。主演は、新人の滝裕可里。キネコ作品。

東京へ流れ着いたひとりの極道が、ふたりの義兄弟とともに、裸一貫から全国制覇の狼煙を上げるまでを描く極道サクセス・ストーリー。監督は「リストラ代紋　史上最強の公務員」の金沢克次。鈴川鉄久の原案をもとに、「修羅がゆく5　広島代理戦争」の板倉真琴が脚本を執筆。撮影は「実録新宿の顔　新宿愚連隊物語」の鈴木耕一が担当した。主演は「修羅がゆく5　広島代理戦争」の清水宏次朗。共演に「獅子王たちの最后」の清水健太郎と、「ガメラ2　レギオン襲来」の石橋保。

N県を統治し、政財界にまで力を及ぼす神威家。その家長権をめぐり、家長の秀峰と4人の息子は対立を重ねていた。秀峰は、オープン前のホテルに息子たちを呼び出し、平井銀二の立ち合いの下で話し合いをするも決裂。そして息子たちは秀峰に銃を向ける。

全国の極道組織統一を目指す3人の義兄弟「極道三国志」が、熊本を舞台に活躍するやくざ映画のシリーズ第3段。監督は「一生遊んで暮らしたい」の金澤克次。鈴川鉄久による原案を基に、「修羅がゆく8　首都決戦」の板倉真琴が脚本を執筆。撮影を「豚の報い」の佐々木原保志が担当している。主演は、「平成金融道　裁き人」の清水健太郎、「メトレス」の石橋保、「平成金融道　マルヒの女」の中野英雄。他に、ゲストスターとして「なにわ忠臣蔵」の榊原利彦、「御法度」の藤原善明らが出演している。スーパー16ミリからのブローアップ。1999年3月27日より大阪・天六ホクテンザ１にて先行上映。