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東日本大震災の津波に家を流された天涯孤独の老齢女性が、避難所から仮設住宅、復興住宅へと移り住んだ8年間を記録したドキュメンタリー。
2011年の東日本大震災で、宮城県石巻市の家を津波に流されてしまった当時69歳の村上愛子さん。天涯孤独だった彼女にとって、避難所での集団生活は、それまで知りあうこともなかった近隣の人々と寝食を共にし、心のつながるかけがえのない時間だった。その後、愛子さんは仮設住宅で7年を過ごし、復興住宅へと移るが、数カ月後に亡くなってしまう。
2012年公開のドキュメンタリー「石巻市立湊小学校避難所」の藤川佳三監督が、避難所で出会った愛子さんの明るく奔放な性格に魅了されて取材を始め、断続的に石巻に通いながら8年間に渡って彼女の姿を記録。東北で生きたひとりの女性の人生を通し、高齢者の独り暮らしとそれに伴う孤独死の問題、そして被災について考える。
ネット上の声
- 石巻の女性の、晩年の記録。 ご自宅が津波で "ぶん流され" (ご本...
- 私的なレクイエムとしての一作が持つ普遍性
- 主人公の愛子さんの孤独感と人生観が胸に刺さる
ドキュメンタリー
- 製作年2024年
- 製作国日本
- 時間79分
- 監督藤川佳三
- 主演---
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2011年3月11日、東日本大震災。極限状況の避難所で、人々が支え合った25日間の記録。
2011年3月11日、未曾有の大震災が東北を襲った。津波によって壊滅的な被害を受けた宮城県石巻市。その中心にあった湊小学校は、多くの被災者が身を寄せる避難所となった。電気も水道も食料も無い極限状態。人々は寒さと不安、そして悲しみの中で、いかにして生き抜いたのか。これは、避難所の運営、炊き出し、救護活動など、混乱の中で必死に支え合った人々の姿を捉えたドキュメンタリー。絶望の淵で生まれた絆と人間の底力を見つめる、魂の記録。
ネット上の声
- 3回行って、ようやく見れました
- 被災地の中が見えてくる力作
- 避難所を取り上げた秀作
- 前を向いて生きよう
ドキュメンタリー
- 製作年2012年
- 製作国日本
- 時間124分
- 監督藤川佳三
- 主演---
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別れた元夫が元妻にカメラを手にして密着し、家族の再生を図ろうとする姿をさらけ出した私的ドキュメンタリー。監督は、数々のピンク映画や石井聰亙、斉藤久志などの作品に参加してきた藤川佳三。
ドキュメンタリー
- 製作年2005年
- 製作国日本
- 時間96分
- 監督藤川佳三
- 主演---
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- 製作年2001年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督藤川佳三
- 主演藤川佳三