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オーストラリアの広大な砂漠に置き去りにされた姉弟。先住民の少年との出会いが、文明と自然の境界を問う衝撃作。
文明社会で育った姉と幼い弟。ある日突然、父親によってオーストラリアの広大なアウトバックに置き去りにされる二人。水も食料もなく、灼熱の太陽が照りつける過酷な自然の中での絶望的なサバイバル。そんな彼らの前に現れたのは、伝統的な放浪の旅「ウォークアバウト」を行う一人のアボリジニの少年。言葉も通じない三人の奇妙な共同生活の始まり。自然の中で生きる術を学ぶ姉弟と、彼らに手を差し伸べる少年。しかし、文明と野生の間に横たわる埋めがたい溝が、やがて悲劇的な結末を予感させる。
ネット上の声
- 当たり前にも白人社会に戻っていった姉弟に、文化や人種の違いによる相入れなさと無情
- オーストラリアの自然と少女の美脚だけを見る映画
- ニコラス・ローグとは思えない胸キュン(古)映画
- 過酷な自然の中のサバイバル…です。
ヒューマンドラマ
- 製作年1971年
- 製作国イギリス
- 時間96分
- 監督ニコラス・ローグ
- 主演ジェニー・アガター
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舞台は冷戦下のウィーン。アメリカ人精神分析医アレックスは、若く自由奔放な女性ミレーナと出会い、激しい恋に落ちる。しかし、彼女の奔放さが次第に彼を猜疑心と独占欲の渦へと引きずり込む。愛は執着に変わり、二人の関係は破滅的な結末へ。ある夜、ミレーナが薬物の過剰摂取で病院に運ばれたことをきっかけに、刑事による捜査が開始。断片的な記憶の先に浮かび上がる、愛と狂気の真実。
ネット上の声
- クリムトの絵にトム・ウェイツの音楽が
- いつでも男女はスパイ同士
- 終盤にどんな映画かわかる
- 地味だけど心に残る作品
ヒューマンドラマ
- 製作年1979年
- 製作国イギリス
- 時間122分
- 監督ニコラス・ローグ
- 主演アート・ガーファンクル
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娘を亡くした夫婦が迷い込む、水の都ヴェネツィア。亡き娘の幻影と連続殺人事件が、二人を悪夢のような迷宮へと誘う。
愛する娘を事故で亡くし、悲しみに沈むジョンとローラ夫婦。夫の仕事で訪れた冬のヴェネツィアで、彼らは不思議な老婆の姉妹と出会う。姉妹の一人は、亡き娘の霊が見えると告げ、妻はそれに傾倒。一方、夫のジョンは街の至る所で、娘と同じ赤いレインコートの少女を目撃し始める。時を同じくして街を騒がす連続殺人事件。幻影と現実が交錯する水の迷宮で、夫婦を待ち受ける戦慄の運命。
ネット上の声
- 美しき冒険旅行🎬がよかったニコラスローグ作品
- 町山智浩さんの解説聞いてストーリー納得。
- 監督がこの作品で描きたかった真の恐怖・・
- 絆と愛の痕跡の在処(ある女性に捧ぐ…)
サスペンス
- 製作年1973年
- 製作国イギリス,イタリア
- 時間110分
- 監督ニコラス・ローグ
- 主演ドナルド・サザーランド
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神に選ばれし怪力の英雄と、彼を破滅へと誘う敵国の美女。旧約聖書に記された、愛と裏切りの壮大なスペクタクル史劇。
舞台は古代イスラエル。神から授かった怪力で、敵対するペリシテ人から民衆を守る英雄サムソン。彼はある日、ペリシテ人の美女デリラと出会い、その美貌の虜となる。しかし、彼女はペリシテ人の領主たちから、サムソンの力の秘密を探り出すよう命じられていた。愛と裏切りの間で揺れ動くデリラの甘い誘惑に、無敵の英雄は抗うことができるのか。英雄の栄光と転落、そして壮絶な復讐劇の結末。
ネット上の声
- 「エリザベス・ハーレイのデリラ」
- 英トータル・フィルム誌「史上最も偉大な映画監督トップ100」73位
ヒューマンドラマ
- 製作年1996年
- 製作国ドイツ,イタリア,アメリカ
- 時間100分
- 監督ニコラス・ローグ
- 主演デニス・ホッパー
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10人の鬼才監督がオペラの旋律に魂を吹き込む、愛と死、そして官能が交錯する映像叙事詩。
舞台はオペラハウスからネヴァダの砂漠、80年代のロンドンまで。10人の個性溢れる映画監督たちが、ヴェルディ、プッチーニといった巨匠たちの有名なオペラ・アリアを独自の解釈で映像化したオムニバス映画。愛の喜び、嫉妬の狂気、死の絶望、そして生の官能。クラシック音楽の荘厳な調べに乗せて、時にシュールで、時に暴力的、そして圧倒的に美しいイメージが観る者の五感を刺激する。これは単なる音楽映画ではない。映像と音楽が究極の形で融合した、めくるめく芸術体験。
ネット上の声
- オペラを映像で表現する監督たち
- 10人の映画監督が、自分が感銘を受けたオペラを題材に自由に映像化したオムニバス作
- 多数の有名監督作 アリアのPV 、9編。
- 映像が素晴らしい
ヒューマンドラマ
- 製作年1987年
- 製作国イギリス
- 時間96分
- 監督ニコラス・ローグ
- 主演テレサ・ラッセル
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「華氏451」の撮影監督で、「赤い影」「パフォーマンス」などの監督作でも知られるニコラス・ローグが手がけたSF映画の名作。ウォルター・テビスの同名小説を映画化し、当時、グラムロックの貴公子として人気を博したデビッド・ボウイが映画初主演を務めた。心ならずも地球に落ちてきた異星人が、不毛の地となりつつある母星を救うため、世界的な特許をもとに会社を経営していく。しかし、そのビジネスの成功が思わぬ結果を招いていく……。「バッフィ バンパイア・キラー」のキャンディ・クラーク、「ヘラクレス」のリップ・トーンらが共演。日本初公開は1977年で、119分の短縮版が公開された。99年に約140分の完全版として公開。2016年1月にボウイが他界したことを受けて、同年7月にリバイバル公開。
ネット上の声
- ひたすらボウイが美しい不思議な展開の映画
- 映像、音楽を駆使したロ−グ監督の代表作
- 映像は奇妙奇天烈なれど、中身は単純。
- 良くわからないけど、視覚的に楽しい
ヒューマンドラマ、 SF
- 製作年1976年
- 製作国イギリス
- 時間119分
- 監督ニコラス・ローグ
- 主演デヴィッド・ボウイ
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「赤い影」「地球に落ちて来た男」などのニコラス・ローグ監督が、女優マリリン・モンロー、物理学者アインシュタイン、野球選手ジョー・ディマジオ、上院議員ジョセフ・マッカーシーら1950年代アメリカを象徴する4人を想起させる人々を登場させて描いた会話劇。
1954年、ニューヨーク。撮影を終えた人気女優は、とあるホテルに滞在中の天才物理学者の部屋を突然訪れ、かつて彼が提唱した特殊相対性理論について親しげに会話を交わす。やがて女優の夫である元野球選手が、妻の浮気を疑って部屋に押しかけてくる。翌朝、赤狩りに奔走する上院議員が物理学者の部屋へやって来て、彼を弾劾するための書類を押収しようとするが……。
女優を「ジェラシー」のテレサ・ラッセル、野球選手を「ビッグ・ウェンズデー」のゲイリー・ビューシイ、上院議員を「お熱いのがお好き」のトニー・カーティスが演じた。
ネット上の声
- 私には無理。理解不能。何を伝えたいんだか
- ロードショーでの新鮮さが今も
- オッペンハイマー関連作品
- 有名人物モチーフ
ヒューマンドラマ
- 製作年1985年
- 製作国イギリス
- 時間109分
- 監督ニコラス・ローグ
- 主演テレサ・ラッセル
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夢を手に入れた男の結末を描いたヒューマン・ドラマ。アラスカのゴールドラッシュに乗り、一人黄金を求めさまようジャック。
ネット上の声
- [追悼 ジーン・ハックマン('25 2/18死去)]緊急鑑賞先行
- 黄金ははるか昔に錆び始めていた
- いまやジム・オルークがタイトルに拝借した事でも知られる、実際の事件を元にした80
- ニコラス・ローグの黄金に取り憑かれた男の栄光と没落を描いた映画
ヒューマンドラマ
- 製作年1981年
- 製作国アメリカ
- 時間136分
- 監督ニコラス・ローグ
- 主演ジーン・ハックマン
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満たされない日常を送る主婦の前に現れた謎の青年。彼は、かつて捨てた息子なのか?現実と幻想が交錯するサイコ・スリラー。
アメリカ南部の町。夫との関係は冷え切り、子供のいない日々に虚しさを抱える主婦リンダ。ある日、彼女の前にマーティンと名乗るイギリス人のヒッチハイカーが現れる。彼は、リンダが10代の頃に産み、養子に出した息子だと主張。突然の息子の出現は、退屈な日常に刺激をもたらすが、彼の奇妙な言動は次第にリンダの精神を蝕んでいく。彼の存在は現実なのか、それとも彼女の孤独が生み出した妄想なのか。予測不能な展開が観る者を翻弄する。
ネット上の声
- なんとも不思議な感覚の面白さ。
- 機関車のおもちゃに夢中な夫に不満を抱えているアル中の妻が主人公のドラマ
- ニコラス・ローグがもしイプセンの『人形の家』を撮ったら…とふと思った
- 退屈な結婚生活に疲れた人妻の奇妙な体験を描くファンタジックサスペンス
ヒューマンドラマ
- 製作年1987年
- 製作国イギリス
- 時間90分
- 監督ニコラス・ローグ
- 主演テレサ・ラッセル
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ヒューマンドラマ
- 製作年1993年
- 製作国イギリス,アイスランド,フィンランド,ブラジル,アメリカ
- 時間167分
- 監督ニコラス・ローグ
- 主演テレサ・ラッセル