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環境汚染問題をめぐって1人の弁護士が十数年にもわたり巨大企業との闘いを繰り広げた実話を、環境保護の活動家という一面も持つマーク・ラファロの主演・プロデュース、「キャロル」のトッド・ヘインズ監督のメガホンで映画化。1998年、オハイオ州の名門法律事務所で働く企業弁護士ロブ・ビロットが受けた思いがけない調査依頼。それはウェストバージニア州の農場が、大手化学メーカー・デュポン社の工場からの廃棄物によって土地が汚され、190頭もの牛が病死したというものだった。ロブの調査により、デュポン社が発ガン性のある有害物質の危険性を40年間も隠蔽し、その物質を大気中や土壌に垂れ流し続けた疑いが判明する。ロブは7万人の住民を原告団とする一大集団訴訟に踏み切るが、巨大企業を相手にする法廷闘争は、真実を追い求めるロブを窮地に陥れていく。ロブの妻役をアン・ハサウェイが演じるほか、ティム・ロビンス、ビル・プルマンらが顔をそろえる。
ネット上の声
- テフロン加工のフライパンが怖くなります
- 現在進行形の訴訟問題。99%の人が既に。
- 規制適用後に公開ってのに闇を感じる
- 元々は軍用の化学化合物だったのか…
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国アメリカ
- 時間126分
- 監督トッド・ヘインズ
- 主演マーク・ラファロ
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「ブルージャスミン」のケイト・ブランシェットと「ドラゴン・タトゥーの女」のルーニー・マーラが共演し、1950年代ニューヨークを舞台に女同士の美しい恋を描いた恋愛ドラマ。「太陽がいっぱい」などで知られるアメリカの女性作家パトリシア・ハイスミスが52年に発表したベストセラー小説「ザ・プライス・オブ・ソルト」を、「エデンより彼方に」のトッド・ヘインズ監督が映画化した。52年、冬。ジャーナリストを夢見てマンハッタンにやって来たテレーズは、クリスマスシーズンのデパートで玩具販売員のアルバイトをしていた。彼女にはリチャードという恋人がいたが、なかなか結婚に踏み切れずにいる。ある日テレーズは、デパートに娘へのプレゼントを探しに来たエレガントでミステリアスな女性キャロルにひと目で心を奪われてしまう。それ以来、2人は会うようになり、テレーズはキャロルが夫と離婚訴訟中であることを知る。生まれて初めて本当の恋をしていると実感するテレーズは、キャロルから車での小旅行に誘われ、ともに旅立つが……。テレーズ役のマーラが第68回カンヌ国際映画祭で女優賞を受賞した。
ネット上の声
- 綺麗に見えるのは現代を生きているからこそだと思える訳で。
- キャロルのエレガンスとテレーズのイノセンス
- 古き良き…に見せかけた現代ラブストーリー
- この映画の良さがわかる男性はモテそう
同性愛、 クリスマス、 恋愛
- 製作年2015年
- 製作国イギリス,アメリカ,フランス
- 時間118分
- 監督トッド・ヘインズ
- 主演ケイト・ブランシェット
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ジャン・ジュネの「薔薇の奇跡」を原作にした刑務所での男同志の恋の物語〈ホモ〉、ロングアイランドで父親を射殺した後自殺した7才の少年の姿を描く疑似ドキュメンタリー〈ヒーロー〉、ある科学者の悲劇的な運命を50年代の白黒B級ホラー映画のスタイルで描く〈ホラー〉など、ストーリーも映像スタイルも異なる3つのパートが、まるでテレビのチャンネルを切り換えるように、入り乱れながら展開していく斬新な構成の作品。91年サンダンス・フィルムフェスティバル、ドラマ部門グランプリ受賞。監督・脚本は87年の中「スーパースターカレン・カーペンター物語」(未)で注目されたトッド・ヘインズ。製作はクリティーヌ・ヴァション、エグゼクティヴ・プロデューサーはジェイムズ・シャマスとブライアン・グリーンバウム、撮影はマリース・アルヴェルティ、モノクロ撮影はバリー・エルスワース、音楽はジェームズ・ベネットが担当。16ミリで撮影され、35ミリにブロー・アップされて上映。
ネット上の声
- トッド・ヘインズの初期作 ジャンジュネの短編映画見た時と同じ感動があった てさぐ
- ホモ/ヒ-ロ-/ホラーの3パートからなる短編オムニバスみたいなもの
- 90年代Queer Cinemaムーブメント初期のトッドヘインズの鮮烈な監督デビ
- 仏の芸術映画のなかでも私が最も傾倒したオムニバス作品
ヒューマンドラマ
- 製作年1991年
- 製作国アメリカ
- 時間85分
- 監督トッド・ヘインズ
- 主演スコット・レンデラー
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化学物質過敏症に陥った主婦の姿を通じて、80年代半ばのアメリカ西海岸のライフスタイルを皮肉に描き出す異色作。監督・脚本は「ベルベット・ゴールドマイン」のトッド・ヘインズで「ポイズン」(91)に次ぐ彼の監督第2作。製作は彼とコンビを組むクリスティーヌ・ヴァションと、ローレン・ザラズニック。製作総指揮は「アイス・ストーム」のジェームズ・シェイマスとテッド・ホープ、リンゼイ・ロー。撮影は「くちづけはタンゴの後で」のアレックス・ネポンニアスキー。音楽は「ガンクレイジー」のエド・トムニー。美術は「シリアル・ママ」のデイヴィッド・ボンバ。編集は「ポイズン」(準主演も)「ベルベット・ゴールマイン」のジェームズ・ライオンズ。衣裳はナンシー・ステイナー。出演は「ビッグ・リボウスキ」のジュリアン・ムーアほか。
ネット上の声
- ケミカル・ シンドローム SAFE
- なにかを盲信しているとああいう眼になるのだな
- トッド・ヘインズの初期作
- 体調不良で夜の行為ができない妻を怒鳴りつけるモラハラ夫とその連れ子と暮らす専業主
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1995年
- 製作国アメリカ
- 時間119分
- 監督トッド・ヘインズ
- 主演ジュリアン・ムーア
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Apple TV+で2021年10月15日から配信。
ドキュメンタリー
- 製作年2021年
- 製作国アメリカ
- 時間120分
- 監督トッド・ヘインズ
- 主演---
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「キャロル」「エデンより彼方に」のトッド・ヘインズ監督がメガホンをとり、アメリカで実際にあったスキャンダルを題材に、ナタリー・ポートマンとジュリアン・ムーアという実力派俳優が豪華共演を果たしたサスペンスドラマ。
20年前、当時36歳の女性グレイシーは、23歳年下の13歳の少年ジョーと運命的な恋に落ちるが、2人の関係は大きなスキャンダルとなり、連日タブロイド紙を賑わせる。グレイシーは未成年と関係をもったことで罪に問われて服役し、獄中でジョーとの間にできた子どもを出産。出所後に晴れて2人は結婚する。それから20年以上の月日が流れ、いまだ嫌がらせを受けることがあっても、なにごともなかったかのように幸せに過ごすグレイシーとジョー。そんな2人を題材にした映画が製作されることになり、グレイシー役を演じるハリウッド女優のエリザベスが、役作りのリサーチのために彼らの近くにやってくる。エリザベスの執拗な観察と質問により、夫婦は自らの過去とあらためて向き合うことになり、同時に役になり切ろうとするエリザベスも夫婦の深い沼へと落ちていく。
ナタリー・ポートマンがエリザベス、ジュリアン・ムーアがグレイシーをそれぞれ演じ、ジョー役は「バッドボーイズ フォー・ライフ」やテレビシリーズ「リバーデイル」で活躍するチャールズ・メルトンが務めた。2023年・第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品。第81回ゴールデングローブ賞では作品賞、主演女優賞、助演女優賞、助演男優賞に、第96回アカデミー賞では脚本賞にノミネートされた。
ネット上の声
- トッド・ヘインズ監督、ジュリアン・ムーア、ナタリー・ポートマン共演、90年代に実
- 巧みで手堅い、でも凡作
- ナタリー・ポートマンみたいな女優役のナタリー・ポートマンが、ジュリアン・ムーア扮
- エリザベスが段々のめり込んでいく感じに音楽が合っててドキッとさせられる
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年2023年
- 製作国アメリカ
- 時間---分
- 監督トッド・ヘインズ
- 主演ナタリー・ポートマン
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「ベルベット・ゴールドマイン」で私的グラム・ロック観を描いたトッド・ヘインズ監督の新作は、50年代のメロドラマを克明に再現してアカデミー主演女優賞、脚本賞、撮影賞、作曲賞にノミネート。50年代のエレガンス溢れる衣装は、前作でも組んだデレク・ジャーマン映画の常連、サンディ・パウエルが担当。撮影は「ヴァージン・スーサイズ」のエドワード・ラックマン。音楽は「荒野の七人」の大御所エルマー・バーンスタイン。
ネット上の声
- ❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️💖🍑🍑❤
- もしも1950年代にヘイズコードがなく、そこでダグラス・サークが映画をとったら?
- 少し考えさせられる爽やかで切ないロマンス
- この胸に芽生えたのは友情?それとも愛?
ヒューマンドラマ
- 製作年2002年
- 製作国アメリカ
- 時間107分
- 監督トッド・ヘインズ
- 主演ジュリアン・ムーア
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70年代前半に流行したグラム・ロック・ムーヴメントを背景に、あるスーパースターの肖像を描き出した一編。監督・脚本は「ポイズン」のトッド・ヘインズ。製作は「ポイズン」「KIDS」「I SHOT ANDY WARHOL」のクリスティーヌ・ヴァション。製作総指揮は「愛・アマチュア」のスコット・ミークと、アメリカを代表するロック・バンド“R.E.M.”のヴォーカリストであるマイケル・スタイプ、そしてサンディ・スターン。原案はジェームズ・ライオンズとトッド・ヘインズ。撮影は「ポイズン」「クラム」「モハメド・アリ かけがえのない日々」のマリース・アルベルティ。音楽監修は「KIDS」「普通じゃない」「ガンモ」のランドール・ポスター。作曲はカーター・バーウェル。美術はテレク・ジャーマン作品で知られるクリストファー・ホッブス。編集は「ポイズン」のジェイムズ・ライオンズ。衣裳は「マイケル・コリンズ」のサンティ・パウエル。出演は「普通じゃない」のユアン・マグレガー、「マイケル・コリンズ」のジョナサン・リース・マイヤーズ、「ハッピィブルー」のトニ・コレット、「ある貴婦人の肖像」のクリスチャン・べール、「アベンジャーズ」のエディ・イザード、「フル・モンティ」のエミリー・ウーフ、「英国式庭園殺人事件」のマイケル・フィーストほか。舞踏界の大物リンゼイ・ケンプも特別出演している。
ネット上の声
- 〝フィクションだか最大に語られる物語だ〟
- 光と闇のあいだを彷徨うはかない美学
- こんな映画また作ってほしいです
- 大好きでたまらないんですが!!
青春
- 製作年1998年
- 製作国イギリス
- 時間124分
- 監督トッド・ヘインズ
- 主演ユアン・マクレガー
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「キャロル」のトッド・ヘインズ監督が、「ヒューゴの不思議な発明」の原作者ブライアン・セルズニックの同名ベストセラー小説を実写映画化。2つの異なる時代を舞台に、それぞれ大切なものを探す2人の子どもの旅を独創的なタッチで描き出す。1977年、ミネソタ。母親を交通事故で亡くした少年ベンは、母の遺品の中から、会ったことのない実父に関する手がかりを見つける。その50年前、1927年のニュージャージー。厳格な父に育てられる聴覚障害の孤独な少女ローズは、憧れの女優リリアン・メイヒューの記事を集めたスクラップブックを大切にしていた。ある日、ベンは父を捜しに、ローズは憧れの女優に会いに、それぞれニューヨークへ向かう。2人の物語は、やがて不思議な縁で結びつき……。原作者セルズニックが自ら脚本を手がけ、ローズのパートを白黒サイレント、ベンのパートを音声つきカラーで描くことで世界観の違いを表現。ベン役を「ピートと秘密の友達」のオークス・フェグリーが演じ、ローズ役には自身も聴覚障害を持つ新人ミリセント・シモンズを抜擢。2人をつなぐ人物を「エデンより彼方に」のジュリアン・ムーア、ベンの母親を「マンチェスター・バイ・ザ・シー」のミシェル・ウィリアムズがそれぞれ演じる。
ネット上の声
- 中盤までのカラーシーンの作られ感が惜しい
- ちょっとあざとさが鼻につくかも。
- ジオラマ と パノラマ。
- 眠くて仕方なかった
聴覚障害、 サイレント、 アドベンチャー(冒険)
- 製作年2017年
- 製作国アメリカ
- 時間117分
- 監督トッド・ヘインズ
- 主演オークス・フェグリー
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ケイト・ブランシェット、ヒース・レジャー、リチャード・ギア、クリスチャン・ベール、ベン・ウィショーら6人の豪華キャストが、伝説的アーティスト、ボブ・ディランをそれぞれ異なった角度から演じるという話題作。「ベルベット・ゴールドマイン」などの鬼才トッド・ヘインズがメガホンを取り、フォークシンガー、ロックスター、詩人、映画スターなど様々な顔を持つボブ・ディランの謎に包まれた人生に迫る。
ネット上の声
- なんだかよくわからん。ただ見ていただけの私(わたくし)
- ディランの本質に迫れている点では買えるが。。。
- ジャケ写はケイト・ブランシェット!似てる♪
- 様々なキャラクターに仮託したディラン像
ヒューマンドラマ
- 製作年2007年
- 製作国アメリカ
- 時間136分
- 監督トッド・ヘインズ
- 主演クリスチャン・ベイル