全3作品。中島央監督が制作した映画ランキング

東京という大都会の片隅で繰り広げられる、登場人物それぞれの愛にまつわる物語をオムニバス形式で描いたドラマ。東京タワー、新宿界隈、お台場を舞台にした3つのエピソードが時に交差しながら展開する。 ダンサーのリヒトは、脳腫瘍で余命3カ月と診断されたことに悩む親友シモンを救うため、幼なじみで親友のハル、ノア、ユージン、レイ、ダンと協力し、高額な手術費を工面しようとする。どうにかして必要な費用を稼ぐことができそうだという見通しがたったその時、リヒトたちの運命の歯車を狂わせる出来事が起こってしまう。 第33回「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」ファイナリストで、テレビドラマ「君の花になる」や映画「レッドブリッジ　ビギニング」に出演してきた若手俳優・山下幸輝が主人公リヒトを演じ、映画初主演を務めた。監督はアメリカで映画制作を学び、「Lily」「シークレット・チルドレン」などを手がけてきた中島央。

若手脚本家のビンセントは、デビュー作こそ成功したものの、次回作が書けずにスランプ状態。同せい中の恋人との実生活をもとに書き始めたラブストーリーも、すぐに行き詰ってしまう。やがて映画会社のエージェントから、1週間以内に脚本を仕上げるように命じられ、追いつめられたビンセントは、あらためて自らの気持ちを見つめ直す。アメリカで映画制作を学び、脚本家としてキャリアをスタートさせた中島央が、自身の体験をモデルに完成させた初長編監督作。

アメリカで映画制作を学んだ中島央監督が、数々の映画賞を獲得した長編デビュー作「Lily」に続いてアメリカで撮りあげたSFヒューマンドラマ。近未来。とある先進国Xでは「シークレット・チルドレン」と呼ばれる3万人のクローンが人類と共存していた。ところが、1年前に大統領に就任した独裁者ブルームクイストがクローン廃絶運動を開始し、クローンたちは迫害されて次々と命を落としていく。そんな絶望的な状況の中、残されたクローンたちは生き延びるために最後の賭けに出る。