-
ペレストロイカ時代のモスクワ。実直なタクシー運転手と堕落したサックス奏者、二人の男の奇妙な共同生活。
舞台はソ連崩壊直前のモスクワ。真面目だけが取り柄のタクシー運転手シュリコフは、ある夜、酔っ払ったサックス奏者のリョーシャを客として乗せる。しかし、リョーシャは代金を踏み倒して逃走。怒りに燃えるシュリコフは彼を捕まえ、借金を返すまで自分のアパートに住まわせることに。規律を重んじる労働者と、自由奔放な芸術家。価値観が全く異なる二人の男の奇妙な共同生活が始まる。混沌とする社会の中で、反発しながらも互いに影響を与え合う彼らの関係性の行方。時代のうねりを映し出す、魂のブルース。
ネット上の声
- 新と旧の衝突と融和
- Filmarks をきっかけに、昔観た映画を辿っていたところ、パンフと感想メモ発
ヒューマンドラマ
- 製作年1990年
- 製作国ソ連,フランス
- 時間110分
- 監督パーヴェル・ルンギン
- 主演ピョートル・マモノフ
-
ロシア・マフィアに捕われの身となったフランス人作曲家と、囮になったマフィアの首領の美しい娘が、支配的な首領のもとから逃れようとする姿を、パワフルな演出で綴ったサスペンス・ロマン。監督・脚本(ヴァンサン・ランベールと共同)は処女作「タクシー・ブルース」で90年カンヌ映画祭最優秀監督賞を受賞したパーヴェル・ルンギンで、『ルナ・パーク』(92、日本未公開)に続く彼の長編第3作。製作はジョルジュ・ベナユン、イヴ・マミオン。撮影はマニュエル・テラン 、音楽はパスカル・アンドレッキオ、美術はエレーヌ・ギオルギス、ヴォロージャ・アロニン、編集はリュック・バルニエ。出演は「ザ・クロウ」のヴァンサン・ペレーズ、本作がデビューのターニャ・メシチェルキナ、「ゼロ・シティ」の名優アルメン・ジガルハニアンほか。
ヒューマンドラマ
- 製作年1996年
- 製作国フランス,ロシア
- 時間104分
- 監督パーヴェル・ルンギン
- 主演ヴァンサン・ペレーズ
-
ソ連・アフガン戦争末期のアフガニスタンを舞台に、実行不可能な奪還作戦に挑んだ男たちの実話を、壮大なスケールで重厚かつリアルに描いたロシア発の戦争アクション。1989年。10年にわたって続いたソ連・アフガン戦争は、ソ連軍の撤退によって終結を迎えようとしていた。そんな中、第108自動車化狙撃師団に、ある極秘司令が下される。それは、イスラム組織の捕虜になった将軍の息子の救出と、ゲリラが支配するサラン峠を奪還し撤退ルートを確保するという危険な作戦だった。敵地に潜入し激戦を繰り広げる兵士たちだったが、捕虜が脱走を図ったことから、事態は思わぬ方向へ展開していく。監督・脚本は「タクシー・ブルース」のパーベル・ルンギン。新宿シネマカリテの特集企画「カリコレ2019/カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2019」(19年7月13日~8月9日)上映作品。
ネット上の声
- 開戦は簡単だが、誰も終わらせ方を知らない
- 泥沼なのは良く解った
- オーディオは日本製に限るらしい
- 始めるは易し、やめるは難し。
アクション
- 製作年2018年
- 製作国ロシア
- 時間114分
- 監督パーヴェル・ルンギン
- 主演キリル・ピロゴフ
-
ピアニストとしても成功を収めた天才作曲家、セルゲイ・ラフマニノフの数奇な人生を描いた伝記ドラマ。故郷ロシアでの波乱に満ちた日々と革命によるアメリカへの亡命、アメリカでの成功とその陰に潜んだ苦悩、さらに人生を変えた3人の女性との愛など、不滅の名曲誕生の裏側に隠されたドラマを美しい旋律と共に紡ぎだす。メガホンを取るのは、「タクシー・ブルース」でカンヌ国際映画祭最優秀監督賞を受賞したパーベル・ルンギン。
ネット上の声
- ラフマニノフの生涯を断片的に面白可怪しく編集
- ピアノを弾かせると不機嫌なピアニストの話
- 美しい響き、ライラックの香り、柔らかい光
- 愛の調べはライラックの香りと共に・・
天才、 ピアニスト、 実話
- 製作年2007年
- 製作国ロシア
- 時間96分
- 監督パーヴェル・ルンギン
- 主演エフゲニー・ツィガノフ