全9作品。出馬康成監督が制作した映画ランキング

沖縄を舞台に繰り広げられる不器用な男と女のラブストーリー。監督は「六本木フェイク」「ブルーフェイク」の出馬康成。主演は山田辰夫、共演に冨樫真。なお“マブイ”とは沖縄で魂を意味する。

東京・浅草を舞台に、車とともに生きる人々の姿を描いた作品。 整備士の賢斗と脚本家を志す拓也、カーマニアが集う店「BARモディファイズ」で働くアリスの3人は幼なじみ。BARモディファイズは、今週末に開催される年に1度の大イベント「モンスターミーティング」の話題で持ちきりとなっている。そんな中、拓也がシナリオコンテストで賞を獲得するが、その資金を持ち逃げされて窮地に陥り、詐欺に手を染めてしまう。さらにアリスの父親で前科者の俊平のせいでアリスが誘拐されてしまい、賢斗は車仲間たちとともに救出へ向かうが……。 賢斗役に「PとJK」の松本大志。撮影には約500台の車やバイクを使用し、日本の旧車からアメ車、スーパーカー、デコトラまで、国内外の名車が勢ぞろいした。

那覇市の繁華街・松山にあるおっぱいパブのホステスとして働く悦子には、元黒服の隼人という一緒に住んでから半年になる恋人がいる。だが部屋は散らかり放題で、互いに愛し合っているのかどうかも定かではない。新しい仕事を探そうとしていた隼人は東京から戻ってきた地元の先輩から、高級犬のブリーダーをしないかと持ち掛けられる。賃金の低い沖縄で頑張っても幸せになれないと言われ……。

弱小女子ソフトボール部の奮闘を描いた板羽皆の同名コミックを、「HKT48」の多田愛佳、「SUPER☆GiRLS」の田中美麗らフレッシュなキャストで実写化した青春ガールズムービー。ボール恐怖症の静やヤンキーの羅々、食いしん坊のきく子ら個性豊かなメンバーが集まる女子ソフトボール部。あまりの弱さに監督からも見捨てられてしまった彼女たちは、廃部を免れるため用務員のおじさんに臨時監督をお願いすることに。しかし、仕方なく迎えた新しい監督は、意外にもメンバーひとりひとりと真剣に向き合ってくれる人物だった。それまで周囲の大人たちから生き方を否定されてきた彼女たちは、そんな監督のもとで少しずつ自身を取り戻していく。

　宮園綾香29才、相沢エチカ19才。東京・六本木。

沖縄芝居（沖縄方言＝ウチナー口で演じる芝居）の劇団「でいご座」を率いる沖縄の喜劇女優・仲田幸子の全ぼうに迫ったドキュメンタリー。全盛期は40以上の劇団があったとされる沖縄芝居も、若者の方言離れやテレビの普及により多くが解散していった。そんな中、芸暦64年を迎える76歳の幸子が率いる「でいご座」は、いまも沖縄の文化を伝え続けている。幸子本人や家族、劇団仲間、ファンのインタビューも交え、太平洋戦争を体験した幼少期から、終戦後に沖縄芝居に魅せられ芝居一筋で人生を駆け抜けてきた幸子の生きざまを紐解いていく。