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現代日本におけるリアリズム絵画の第一人者・野田弘志の創作の裏側に迫ったドキュメンタリー。デザイナー・イラストレーターの仕事を経て30代で画家の道へと進み、戦後の抽象絵画全盛の美術界の中で常に写実を追求してきた野田弘志は、70代になった現在、北海道のアトリエで自然や人間を見つめた作品を描き続けている。本作では、驚異的な密度の作品を完成させるため1作品に1年間を費やす野田が、自宅の庭にあった鳥の巣を題材にした最新作「聖なるもの THE IV 鳥の巣」を制作する過程に密着。魂を込めてキャンバスと向きあう情熱的で献身的な姿を、北海道の豊かな四季とともに映しだしていく。監督は「爆心 長崎の空」、実写版「火垂るの墓」の日向寺太郎。
ネット上の声
- リアリズム画家、野田弘志さんが一つの作品を仕上げていくドキュメンタリー
- 野田弘志先生のありのままの制作過程を知ることができます
- 魂のリアリズムとの題に違わぬ内容
- 魂のリアリズムとの題に違わぬ内容
ドキュメンタリー
- 製作年2014年
- 製作国日本
- 時間71分
- 監督日向寺太郎
- 主演野田弘志
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わが子に先立たれた喪失感と後悔の念を抱え、息子が生きた証を探し求める父がその先に見つけたものとは―――
社会的名誉も地位も手に入れた著名な作家の唐大道。彼は自ら選んだ道こそが最も正しい道だと信じて疑わない独善的な人間であった。それは、愛する息子・英健に対しても同じで、息子の幸せの為だと恋人の張爽が農村出身という理由だけで別れさせた。しかし、その絶対的な信念は、英健が29歳の若さでこの世を去ったとき崩れた。「父さんが好きなのは、自分の心の中の僕なんだ」という言葉を遺した英健。息子はどんな生き方を望んでいたのか…。まだ近くにいるはずだと様々な本を読みあさり息子の魂を探した。そんな中、英健と瓜二つの劉力宏と出逢い、息子の姿を重ね度々彼のもとを訪れる大道。妻の瑞英は大道を制止するが、彼と会うことを止めることはできなかった。しかし、息子にもう一度会いたいと願う強い気持ちはひとつの奇跡を起こすことに。
ネット上の声
- 社会的な名誉や地位を
- いけない事だが、最近は「中国の〜」への拒絶反応が有り、この映画も観る気は無かった
- ミニシアターに行ってなかったら出会わなかったであろう作品
- 息子に先立たれた喪失とそれを埋めようとする家族
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国日本,中国
- 時間108分
- 監督日向寺太郎
- 主演ウェイ・ツー
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藤本哉汰と鈴木梨央のダブル主演で、子どもの目線から現代社会の貧困問題を描いたドラマ。「火垂るの墓」「爆心 長崎の空」の日向寺太郎が監督を務め、脚本には「百円の恋」「14の夜」の足立紳が参加している。小学5年生の高野ユウトは食堂を営む両親、妹とともに何不自由ないおだやかな毎日を過ごしていた。幼なじみのタカシの家は母子家庭で、タカシの母はわずかなお金を置いたままほとんど家に戻ってくることはなかった。そんなタカシを心配したユウトの両親は食堂に招き、頻繁に夕食をごちそうしていた。ある日、ユウトたちは河原で父親と車上生活をしているミチルとヒカルの姉妹に出会う。彼女たちの境遇を気の毒に思ったユウトは実家の食堂に姉妹を連れて行き、2人にも食事を出してほしいと両親に願い出る。そして数日後、姉妹の父親が姿を消し、ミチルたちは行き場をなくしてしまう。ユウト役を藤本、ミチル役を鈴木が、食堂を営むユウトの両親役を吉岡秀隆、常盤貴子がそれぞれ演じる。
ネット上の声
- たべることはいのち、つながり、ぬくもり
- 現実を受け入れることが再生への第一歩
- こどもの持つ「気づき」と「残酷さ」も
- 大人が子どもを守ってあげないと・・
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間93分
- 監督日向寺太郎
- 主演藤本哉汰
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多発する少年犯罪の事件をベースに、生と死の本質を鋭く問いかける罪と罰のドラマ。監督は、巨匠・黒木和雄を師として「美しい夏キリシマ」「スリ」などで助監督経験を積んだ、新鋭・日向寺太郎。主演は演技派俳優、浅野忠信。被害者・亜弥子に、「美しい夏キリシマ」のエリカ。共演に「ジョゼと虎と魚たち」で高い評価を得た池脇千鶴。
ネット上の声
- 今はもう動かないおじいさんの時計
- 誰がためにでもなく、自分のため
- 浅野さん今までゴメンナサイね。
- 何か考えさせられる感じでした
ヒューマンドラマ
- 製作年2005年
- 製作国日本
- 時間97分
- 監督日向寺太郎
- 主演浅野忠信
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スタジオジブリによってアニメ映画化され日本中を涙で包んだ野坂昭如の名作小説を、「誰がために」の日向寺太郎監督が実写映画化。1945年6月の神戸。空襲で母を亡くし、出征中の父とも連絡が取れなくなった14歳の清太と幼い妹・節子は、遠い親戚の家に身を寄せることに。しかし2人を待ち受けていたのはおばさんからの非情な仕打ちだった。ついに耐え切れなくなった2人は、親戚宅を飛び出して防空壕の中で暮らし始める。
ネット上の声
- こんな火垂るの墓があったんだ。おー、聖子ちゃんが出てる。知りません...
- 評価は低めにしたけど良いところが沢山ある
- 昔にアニメで観たから今更と思った人にこそ
- 「火垂るの墓」20年を経て実写映画化!
漫画を実写化、 兄弟、 ヒューマンドラマ
- 製作年2008年
- 製作国日本
- 時間100分
- 監督日向寺太郎
- 主演吉武怜朗
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芥川賞作家で長崎原爆資料館館長も務める小説家・青来有一の連作短編集「爆心」を映画化。母を亡くした子と、子を亡くした母がめぐり合い、悲しみを共有しながら生きていくことに希望を見出していく姿を描く。ごく平凡な日々を送っていた女子大生・門田清水は、ある日突然、母が他界。些細なケンカをしたまま母に謝ることができなかった清水は、後悔の念にかられる。一方、代々カトリックを信仰する家庭に生まれ育った高森砂織は、まもなく娘の一周忌を迎えようとしていたが、悲しみを忘れることができない。そんなある日、砂織は新たに妊娠していることが発覚する。清水と砂織はやがて浦上天主堂近くで偶然知り合い、心を通わせていく。祖父母が被ばく体験をもつ、被ばく3世という役どころでもある清水役に北乃きい、砂織役に稲森いずみ。故・黒木和雄監督の愛弟子で「誰がために」「火垂るの墓」を手がけた日向寺太郎監督がメガホンをとった。
ネット上の声
- 語りたいことが全く見えない稚拙な脚本
- 飽きる事無く考えさせられる作品
- 明日が訪れることは幸せです。
- 良くも悪くも長崎色たっぷり
ヒューマンドラマ
- 製作年2013年
- 製作国日本
- 時間98分
- 監督日向寺太郎
- 主演北乃きい