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20世紀初頭パリの娼館で生きる女性たち姿を華麗な映像美で描き、2011年・第64回カンヌ国際映画祭コンペティション部門にも出品されたドラマ。20世紀初頭の華やぐパリ。ひときわきらびやかに輝く高級娼館「アポロニド」の裏側には、女たちの人知れない孤独や苦悩が渦巻いていた。娼館一の美人だったマドレーヌは男にだまされて顔に傷を負い、常連客に本気でほれ込んだジュリーはいつか外に連れ出されることを夢見ている。しかし、娼館と女たちを取り巻く状況は次第に変化していき、アポロニドは閉館を余儀なくされてしまう。
ネット上の声
- 裸祭り&モザイク祭り🙌フランスの高級娼館で働く娼婦たちの日常を描いていました👱
- ベルエポックの時代のパリの高級娼館で。
- 何とも不思議な魅力を放つ作品だった
- ドキュメンタリー風
ヒューマンドラマ
- 製作年2011年
- 製作国フランス
- 時間125分
- 監督ベルトラン・ボネロ
- 主演アフシア・エルジ
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人々が感情の消去を余儀なくされた近未来の社会を背景に、100年以上の時を超えて転生を繰り返す女と男の数奇な運命をスリリングに描いたSFドラマ。
2044年、AI中心の社会において人間の感情は不要とされ、重要な仕事を得るためには感情を消去しなければならなかった。孤独な女性ガブリエルは感情の消去に疑問を抱きながらも、仕事に就くため消去を決意する。彼女は、前世のトラウマを形成した1910年と2014年へさかのぼり、それぞれの時代でルイという青年に出会うが……。
「SAINT LAURENT サンローラン」のベルトラン・ボネロ監督が、イギリスの小説家ヘンリー・ジェームズの中編「密林の獣」を大胆に翻案。近未来をクールに映像化した2044年、35ミリフィルムで撮影した1910年、実際の事件に着想を得た2014年と、異なるコンセプトの3つの世界観で描きだす。レア・セドゥがガブリエル、ジョージ・マッケイがルイを演じ、グザビエ・ドランが共同プロデュースおよび声の出演。2023年・第80回ベネチア国際映画祭コンペティション部門出品。「横浜フランス映画祭 2024」では「けもの」のタイトルで上映された。
ネット上の声
- ヘンで歪な映画だけど…
- けものは何か
- 序盤まじでキツイかもと思ったんだけど、未来に移って説明されたし、急に変なマスクか
- 身体のコンディションが悪く、意識も飛んだりとスコアをつけるのも…でもなんか凄い面
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国フランス,カナダ
- 時間146分
- 監督ベルトラン・ボネロ
- 主演レア・セドゥ
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「モードの帝王」と称されたフランスのデザイナー、イブ・サンローラン絶頂期の光と影を、「ハンニバル・ライジング」の実力派美形俳優ギャスパー・ウリエル主演で描いた伝記ドラマ。サンローランが「モンドリアン・ルック」や「スモーキング」で世界的注目を集めた直後、1967年からの10年間にスポットを当て、華々しい成功の影に隠された孤独と苦悩に迫る。デザイナーとして大ブレイクを果たしたサンローランは、徹底的に美を追及する一方でプレッシャーに苦しんでいた。ブランドのミューズであるベルやモデルのベティ、愛人ジャックとの刹那的な快楽でも心は満たされず、やがてデザイン画を描くことができなくなってしまい……。共演にも「アデル、ブルーは熱い色」のレア・セドゥ、「ルートヴィヒ」などの名優ヘルムート・バーガー、「最後のマイ・ウェイ」のジェレミー・レニエら豪華キャストが集結。監督は「メゾン ある娼館の記憶」のベルトラン・ボネロ。
ネット上の声
- スケッチに制作過程もじっくり見せてくれて舞台裏もランウェイもなにもかもにうっとり
- サンローランものでは一番駄目だった
- 人生の全てを捧げるに価値ある”美”
- いいとこあるけど、長いんです。
ヒューマンドラマ
- 製作年2014年
- 製作国フランス
- 時間151分
- 監督ベルトラン・ボネロ
- 主演ギャスパー・ウリエル