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1972年のミュンヘンオリンピックで起きたパレスチナ武装組織によるイスラエル選手団の人質テロ事件の顛末を、事件を生中継したテレビクルーたちの視点から映画化したサスペンスドラマ。「HELL」のティム・フェールバウムが監督・脚本を手がけ、報道の自由、事件当事者の人権、報道がもたらす結果の責任など現代社会にも通じる問題提起を盛り込みながら緊迫感たっぷりに描く。
1972年9月5日。ミュンヘンオリンピックの選手村で、パレスチナ武装組織「黒い九月」がイスラエル選手団を人質に立てこもる事件が発生した。そのテレビ中継を担ったのは、ニュース番組とは無縁であるスポーツ番組の放送クルーたちだった。エスカレートするテロリストの要求、錯綜する情報、機能しない現地警察。全世界が固唾を飲んで事件の行方を見守るなか、テロリストが定めた交渉期限は刻一刻と近づき、中継チームは極限状況で選択を迫られる。
出演は「ニュースの天才」のピーター・サースガード、「パスト ライブス 再会」のジョン・マガロ、「ありふれた教室」のレオニー・ベネシュ。第82回ゴールデングローブ賞の作品賞(ドラマ部門)ノミネート、第97回アカデミー賞の脚本賞ノミネート。
ネット上の声
- 自分も放送クルーのひとりになったかのような没入感
- 前代未聞の報道で浮き彫りになる情報拡散のリスク
- ドキュメンタリータッチの実録劇映画の大成功例
- 自分自身の「正しさ」とは何か
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年2024年
- 製作国アメリカ,ドイツ
- 時間95分
- 監督ティム・フェールバウム
- 主演ピーター・サースガード
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「2012」「インデペンデンス・デイ」のローランド・エメリッヒが、祖国ドイツで製作総指揮を務めたSFサバイバルスリラー。西暦2016年、太陽活動の変化により地球の大気温度が上昇し、水や作物が枯渇したことで人類の文明は崩壊。湧き水があると噂される山岳地帯を目指していたマリーとレオニーの姉妹は、突然何者かに襲われ、レオニーが連れ去られてしまう。後を追ったマリーはエリザベートという女に出会うが、エリザベートの荒れ果てた農場には旅行者が「食糧」として拉致監禁されており、レオニーもそこに捕らわれていた。エリザベートはマリーとレオニーを息子たちの花嫁にしようと目論んでいたが……。監督はドイツの新鋭ティム・フェールバウム。主演は「4分間のピアニスト」のハンナー・ヘルツシュプルンク。
ネット上の声
- 緊張感も絶望感も乏しい「設定だけ」作品。
- 灼熱地獄の中での起きた地獄の出来事
- 不自然さがつきまとう近未来SF
- 息苦しい映像の映画でした。
人類滅亡後、 ホラー、 パニック
- 製作年2011年
- 製作国ドイツ,スイス
- 時間90分
- 監督ティム・フェールバウム
- 主演ハンナー・ヘルツシュプルンク
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「インディペンデンス・デイ」のローランド・エメリッヒが製作総指揮を手がけ、人類の存続をかけた「ユリシーズ計画」の行方を描いたSFサバイバル。近未来。気候変動や伝染病、戦争による汚染のせいで人類は地球に住めなくなり、ケプラー209惑星へ逃げ延びた。しかしケプラーでの生活は人間の生殖機能に悪影響を及ぼし、彼らは地球へ帰還するためのプロジェクト「ユリシーズ計画」を始動。地球への着陸に唯一成功したユリシーズ2号機の乗組員ブレイクは、変わり果てた故郷で探査を続ける。やがてブレイクは何者かに襲われ、地球に生存者がいることを知る。出演は「幸せはシャンソニア劇場から」のノラ・アルネゼデール、ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のイアン・グレン。監督・脚本は「HELL」のティム・フェールバウム。ヒューマントラストシネマ渋谷&シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち2022」上映作品。
ネット上の声
- 人類は苦しくて辛い死を迎えることになりそうだ
- エメリッヒさん関連なので…
- 雰囲気は大作級?
- このビジュアルと世界観で、シリーズ化しないでストーリーをまとめ上げたのがここ最近
サスペンス
- 製作年2020年
- 製作国ドイツ,スイス
- 時間104分
- 監督ティム・フェールバウム
- 主演ノラ・アルネゼデール