全3作品。ビリー・レイ監督が制作した映画ランキング

98年、政治雑誌「The New Republic」誌の最年少記者スティーブン・グラスはスクープを続々執筆して注目を浴びるが、彼の記事がすべて捏造だったことが判明する。この実話についてのピューリッツアー賞作家バズ・ビッシンジャーの記事を原案に、「ボルケーノ」「ジャスティス」などの脚本家ビリー・レイが脚本を執筆して監督デビュー。主演は「スター・ウォーズ　エピソード3」のダースベイダー役ヘイデン・クリステンセン。

FBI史上最悪のスパイを追う若き捜査官。敵は、尊敬すべき上司だった。実話に基づく緊迫のスリラー。

舞台は2001年のFBI本部。野心あふれる若き捜査官エリック・オニールに、特別任務が下される。その内容は、伝説的捜査官ロバート・ハンセンの補佐官として、彼の行動を調査すること。しかし、任務の裏には、国家を揺るがす巨大な陰謀が隠されていた。ハンセンは、ソ連に20年以上も国家機密を売り渡してきた、FBI史上最悪の二重スパイだったのだ。オニールは、疑り深く、常に人を試すハンセンの信頼を得ようと、危険な心理戦を繰り広げる。いつ正体が暴かれるか分からない恐怖の中、彼は国家の裏切り者を追い詰めることができるのか。

第82回アカデミー外国語映画賞を受賞した2009年のアルゼンチン映画「瞳の奥の秘密」を、ジュリア・ロバーツ＆ニコール・キッドマンという2人のオスカー女優の初共演でハリウッドリメイクしたサスペンススリラー。02年、ロサンゼルス。FBI捜査官レイは、殺人事件発生の報を受け現場に駆けつける。被害者は、仕事上のパートナーで親友でもある検察局捜査官ジェスの娘で、捜査に乗り出したレイとエリート検事補クレアはやがて容疑者を特定するが、FBI内部の事情により、真相は闇に葬られてしまう。それから13年後、事態は急展開を迎え、驚きの真実が浮かび上がる。犯人逮捕に執念を燃やす捜査官レイ役に「それでも夜は明ける」のキウェテル・イジョフォー。ジェス役をロバーツが、クレア役をキッドマンがそれぞれ演じた。「ニュースの天才」のビリー・レイが監督・脚本。