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ある日突然消えた恋人を捜す執念と亡霊にとり憑かれたかのような男が、次第に精神的に追い詰められていく姿を描いたサイコサスペンス。1988年に製作され、93年には監督のジョルジュ・シュルイツァー自身のメガホンにより、「失踪 妄想は究極の凶器」(ジェフ・ブリッジス、キーファー・サザーランド、サンドラ・ブロック出演)としてハリウッドリメイクもされている。日本では長らく劇場未公開だったが、2019年4月に劇場公開が実現。オランダからフランスへ車で小旅行に出がけたレックスとサスキアだったが、立ち寄ったドライブインで、サスキアがこつ然と姿を消してしまう。レックスは必死に彼女を捜すが手がかりは得られず、3年の月日が流れる。それでもなお捜索を続けていたレックスのもとへ、犯人らしき人物からの手紙が何通も届き始める。
ネット上の声
- 自分もあの珈琲飲んでたなwそれキッツい!
- 純正サイコパス映画とはこうういうもの
- “心の闇”を掘り下げた恐怖映画の傑作
- 不可避の結末
サスペンス
- 製作年1988年
- 製作国オランダ,フランス
- 時間106分
- 監督ジョルジュ・シュルイツァー
- 主演ベルナール・ピエール・ドナデュー
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一八世紀に旧東ドイツのドレスデン近郊のマイセン市で生まれた純白の名陶磁器“マイセン”に魅せられた男の人生を描く人間ドラマ。監督はオランダ出身で、テレビ・ドキュメンタリー作家として活躍し、ヴェルテー・ヘルツォーク監督の「フィツカラルド」を製作したジョルジュ・シュルイツァー。製作はジョン・ゴールドシュミット。エグゼクセィヴ・プロデューサーはウィリアム・サージェントとゴールドシュミット。イギリスの作家ブルース・チャトウィンの原作小説(文藝春秋・刊)をもとに、ヒュー・ホワイトモアが脚本を執筆。撮影はジェラルド・ヴァンデンバーグ。音楽は「ハモンハモン」のニコラ・ピオヴァーニが担当。主演は本作で、九二年ベルリン国際映画祭主演男優賞を受賞した「ナイト・オン・ザ・プラネット」のアーミン・ミューラー・スタール。他に「ホーム・アローン2」のブレンダ・フリッカー、「ローカル・ヒーロー 夢に生きた男」のピーター・リガートらが共演。
ネット上の声
- チェコ・プラハが舞台ってだけでワクワクだし、オペラがサイコ~
- コレクションの行く末…
- オタクの一分
- 愛するマイセン人形のためなら、ホロコーストもソビエト革命も利用するウッツ男爵の姿
ヒューマンドラマ
- 製作年1992年
- 製作国イギリス,イタリア,ドイツ
- 時間99分
- 監督ジョルジュ・シュルイツァー
- 主演アーミン・ミューラー=スタール
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1993年に23歳で死去した俳優リバー・フェニックスの幻の遺作。撮影中にフェニックスが死去したため長年未完成のままだったが、大病を患い、余命宣告をされたジョルジュ・シュルイツァー監督がキャリア最後の作品として取り組み、撮影できなかった部分をナレーションで補うなどし、2012年に完成にこぎつけた。妻を亡くし、かつて核実験場であった砂漠の荒れ地に住むネイティブアメリカンの血を引く青年ボーイのもとに、ハリウッドからやってきた裕福な夫婦ハリーとバフィーが、車の故障のため助けを求めてくる。世界の終末を待ちわびていたボーイだったが、美しい人妻バフィーとの出会いをきっかけに、愛を求め、狂気と正気の狭間に落ちていく。
ネット上の声
- いかにも中途半端だが、遺作として必見。
- 緊張感ある心理合戦は完成形で観たかった
- リバー・フェニックスは美しいままで
- もう少し早く完成していれば・・・
ヒューマンドラマ
- 製作年2012年
- 製作国アメリカ,イギリス,オランダ
- 時間86分
- 監督ジョルジュ・シュルイツァー
- 主演リヴァー・フェニックス
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作家志望の男が3年掛かりで行方不明になった恋人を探すうち、驚くべき真実を発見するサイコ・スリラー。監督はオランダ出身のジョージ・スルイザー。原作はティム・クラッベが書いた「ゴールデン・エッグ」という小説。それを共同制作のトッド・グラフが脚色した。その他、「グッドモーニング・ベトナム」のラリー・ブレズナーと「ヤングガン2」のポール・シッフが共同で製作した。撮影は「裸のランチ」のピーター・サシツキー。美術は「ミュージックボックス」のジャニーヌ・クラウディア・オップウォール。編集は「ドクター」のブルース・グリーン。音楽は「オーメン」でアカデミー作曲賞を受賞した巨匠ジェリー・ゴールドスミスが担当した。
ネット上の声
- 普通のパパが、というサイコ・サスペンス。
- 愛する女性を決して一人にしてはいけない!
- サンドラ・ブロックの笑顔が忘れられない
- 振り乱れる湯浅さん、ではなくジェフさん
サスペンス
- 製作年1993年
- 製作国アメリカ
- 時間110分
- 監督ジョルジュ・シュルイツァー
- 主演キーファー・サザーランド
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猟奇殺人事件の再現番組を通じて交錯する連続殺人者を演じる新進俳優と本物の殺人者の姿を描いたニューロティック・スリラー。監督は「マイセン幻影」「失踪 妄想は究極の凶器」のジョルジュ・シュルイツァー。脚本はブレンダン・ソマーズ。撮影はジュリス・ヴァン・デン・スティーンホーヴェン。音楽はデイヴィッド・A・スチュワートで、主題歌をマリアンヌ・フェイスフルが歌う。出演は「サブダウン」のスティーヴン・ボールドウィン、「ブラス!」のピート・ポスルスウェイト、「ショッピング」のセイディ・フロスト、「ザ・プレイヤー」のカレン・ブラック、「アジアの瞳」のジェラルディン・チャップリンほか。
ネット上の声
- 面白かった!!目玉コレクターは殺人を犯すことでアイデンティティを見出し、若手俳優
- 女性の目玉をコレクションする男と、その犯罪を再現番組で演じる男がやがて交わる
- 「なぜ彼女は泣かない」
サスペンス
- 製作年1996年
- 製作国イギリス
- 時間117分
- 監督ジョルジュ・シュルイツァー
- 主演スティーヴン・ボールドウィン