全6作品。ヒュー・ウィルソン監督が制作した映画ランキング

1962年の核シェルターで35年間。初めて地上に出た純粋な青年が、現代のLAで運命の恋に落ちるロマンティック・コメディ。

舞台は1962年のロサンゼルス。核戦争を恐れた科学者の父により、生まれたばかりのアダムは家族と共に地下シェルターでの生活を開始。完璧な60年代の環境で育ち、礼儀正しく純粋な青年となった35年後、シェルターの扉がついに開かれる。初めて目にする1990年代の喧騒と混沌。そこで彼は、現代的で少しシニカルな女性イヴと出会う。価値観が全く違う二人の出会いは、予測不可能な化学反応の始まり。時代を超えた恋の行方。

警察学校を舞台に、警官の卵たちのハチャメチャな行動を描くコメディ。製作はポール・マスランスキー。監督は人気テレビ・シリーズWKRP in Cincinnatiのクリエーターで、映画「ストローカー・エース」の脚本を書いているヒュー・ウィルソン。この映画がデビュー作になる。ニール・イズラエルとパット・プロフトの原案に基づき、イズラエル、ブロフト、ヒュー・ウィルソンが脚本を執筆。撮影はマイケル・マーギュリース、音楽はロバート・フォークが担当。出演はスティーヴ・グッテンバーグ、キム・キャトラル、Ｇ・Ｗ・べイリー、ジョージ・ゲインズなど。日本版字幕は戸田奈津子。テクニカラー、ビスタサイズ。1984年作品。

夫を成功に導いた糟糠の妻たち。若い女に乗り換えられた彼女たちの、華麗で痛快なリベンジ劇の幕開け。

舞台はニューヨーク。大学時代の親友だったアニー、エリース、ブレンダの3人。彼女たちは皆、夫の成功を献身的に支えてきたが、今や揃って若い後妻のために捨てられてしまった。友人の葬儀で再会した彼女たちは、悲しみを怒りと結束力に変えることを決意。「泣き寝入りはしない！」と、自分たちをないがしろにした元夫たちへの復讐計画を開始。彼らの弱みを握り、財産を狙い、社会的地位を脅かす、奇想天外で痛快な作戦の数々。中年女性たちの友情とエンパワーメントを描く、笑いと感動のコメディ。

誇り高き元大統領夫人と血気盛んなシークレット・サービスの丁々発止のやりとりをユーモラスに綴った、ハート・ウォーミングなヒューマン・ドラマ。「ポリスアカデミー」のシリーズ1作目を手掛け、『Mr. 早討ちマン』『バーグラー　危機一髪』（共に日本未公開、ビデオのみ）などコメディ・タッチの作品を得意とするヒュー・ウィルソン。脚本はウィルソンと「バック・トゥ・スクール」のピーター・トロクヴェイの共同。製作はネッド・タネンとナンシー・グレアム・タネンの夫婦コンビ。撮影はテレビ界出身のベテラン、ブライアン・Ｊ・レイノルズ。音楽は「ドクター」「ウォーターダンス」のマイケル・コンヴァーティノが担当。主演は55年の「ハリーの災難」でデビュー以来、「愛と追憶の日々」「迷子の大人たち」など数々の代表作があるシャーリー・マクレーンと、「あなたに降る夢」のニコラス・ケイジ。共演は「ボビー・フィッシャーを探して」のオースティン・ペンドルトン、「バタフライはフリー」のエドワード・アルバート、「裸の銃を持つ男PART 21／2 」のリチャード・グリフィスら。

　「ポリスアカデミー」のヒュー・ウィルソン監督、「カラーパープル」のウーピー・ゴールドバーグ主演によるクライム・コメディ。本屋を経営するかたわら依頼を受けて泥棒もこなすヒロインが主人公のローレンス・ブロック原作の人気シリーズ“泥棒バーニー”を映画化。