マケドニアを舞台に、ギリシャ正教徒とアルバニア系ムスリム人住民のあいだで高まる緊張を、マケドニアとロンドンを結び、時間軸が複雑に交錯する三つの挿話で描きだすドラマ。監督・脚本のミルチョ・マンチェフスキーはマケドニア出身で、ニューヨークを拠点にミュージック・ビデオやCMを手掛け、これが初の劇場用長編映画になる。製作はジュディ・コウニハン、チェドミール・コラール、サム・テイラー。撮影は「野性の夜に」のマニュエル・テラン、音楽はエスニック音楽グループのアナスタシア。出演は旧ユーゴ出身の国際的名優レード・セルベッジア、「オリヴィエ・オリヴィエ」のグレゴワール・コラン、「ネイキッド」のカトリン・カートリッジ、ほか。94年ヴェネチア映画祭金獅子賞(グランプリ)受賞。96年度キネマ旬報外国映画ベストテン弟9位。
ネット上の声
- 1994年のヴェネチア国際映画祭、金獅子賞以下10部門を独占した傑作
- わー3部作の繋げ方があざとくてめっちゃ巧妙
- 戦争を、より鮮やかにカオスに導く傑作
- 人間の最も抑制しがたい感情が恐怖心
社会派ドラマ
- 製作年1994年
- 製作国イギリス,フランス,マケドニア
- 時間115分
- 監督ミルチョ・マンチェフスキー
- 主演グレゴワール・コラン