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レオナルド・ディカプリオと「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」で第87回アカデミー賞を受賞したアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督が初タッグを組み、実話に基づくマイケル・パンクの小説を原作に、荒野にひとり取り残されたハンターの壮絶なサバイバルを描いたドラマ。主演のディカプリオとは「インセプション」でも共演したトム・ハーディが主人公の仇敵として出演し、音楽には坂本龍一も参加。撮影監督を「バードマン」に続きエマニュエル・ルベツキが務め、屋外の自然光のみでの撮影を敢行した。第88回アカデミー賞では作品賞、監督賞、主演男優賞など同年度最多の12部門にノミネートされ、ディカプリオが主演男優賞を受賞して自身初のオスカー像を手にしたほか、イニャリトゥ監督が前年の「バードマン」に続いて2年連続の監督賞を、撮影のルベツキも3年連続となる撮影賞を受賞した。狩猟中に熊に襲われ、瀕死の重傷を負ったハンターのヒュー・グラス。狩猟チームメンバーのジョン・フィッツジェラルドは、そんなグラスを足手まといだと置き去りにし、反抗したグラスの息子も殺してしまう。グラスは、フィッツジェラルドへの復讐心だけを糧に、厳しい大自然の中を生き延びていく。
ネット上の声
- 神職人が集結して創った 映画史に残る傑作
- 映画で一番重要なのは「映像」なんだよ。
- みんな必死で子供を守りたかったのさ…
- 蘇えりし者の末路 ラスト考察あり
アドベンチャー(冒険)、 アクション
- 製作年2015年
- 製作国アメリカ
- 時間156分
- 監督アレハンドロ・G・イニャリトゥ
- 主演レオナルド・ディカプリオ
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メキシコの鬼才アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥの長編監督デビュー作。メキシコシティーを舞台に、ひとつの交通事故を軸に交錯する3人の男女の愛の悲劇を3部構成で描く。ダウンタウンで暮らす青年オクタビオは、兄ラミロの妻スサナに恋している。ラミロは遊ぶ金欲しさに強盗を重ね、スサナにつらく当たっていた。オクタビオはスサナを救うため、闘犬で金を貯めて彼女と駆け落ちしようと考える。一方、人気モデルのバレリアは妻子のある雑誌編集長ダニエルと不倫している。ダニエルは妻との別居を決意し、2人はバレリアの愛犬とともに幸せな同棲生活を始めるが……。元大学教授の殺し屋エル・チーボは、廃墟のような家でたくさんの犬に囲まれて暮らしている。彼は殺しの標的を尾行する一方で、かつて捨てた自分の娘マルの後を追い家に忍び込む。オクタビオ役のガエル・ガルシア・ベルナルは本作が初の長編映画。カンヌ国際映画祭批評家週間グランプリや、東京国際映画祭のグランプリを受賞するなど、国際的に高い評価を得ている。
ネット上の声
- フォロワーさんのレビューから気になり配送TSUTAYAにリストアップしていて、や
- ポン・ジュノもアレハンドロ・ゴンザレスもデビュー作に犬という共通点
- リタイアせず最後までたどり着いた自分偉い
- 三つの物語が奏でる運命に共通しているのは
ヒューマンドラマ
- 製作年2000年
- 製作国メキシコ
- 時間153分
- 監督アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
- 主演エミリオ・エチェバリア
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スペイン、バルセロナに暮らすウスバルは、2人の愛する子どもと情緒不安定でドラッグに頼る妻を養うため、麻薬取引や移民の不法労働の手配など、違法な仕事にも手を出してきた。そんなある日、自身が末期ガンにおかされていることを知ったウスバルは、家族にその事実を隠し通そうとするが……。「バベル」のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督作。ハビエル・バルデムが第83回米アカデミー主演男優賞にノミネートされた人間ドラマ。
ネット上の声
- 不法移民のセネガル人や中国人にグレーな仕事を斡旋する貧しい中年男。...
- 暗さと重さと猥雑感、おまけに長尺で疲労感
- マザー・テレサを真似ることすらできない。
- 現実はこういうものでは。でも救われる。
ヒューマンドラマ
- 製作年2010年
- 製作国スペイン,メキシコ
- 時間148分
- 監督アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
- 主演ハビエル・バルデム
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「アモーレス・ペロス」「21グラム」のアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督作。モロッコ、メキシコ、東京を舞台に起こるそれぞれの悲劇から、ひとつの真実に辿り着くまでが壮大なスケールで描かれる。出演はブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、ガエル・ガルシア・ベルナルに加え、日本からは役所広司と菊地凛子が参加。菊地とアドリアナ・バラッサが第79回アカデミー賞助演女優賞にノミネートされた。
ネット上の声
- こんな日本を描かれて、絶賛してどうする?
- 「読解力」と「感得力」が問われています。
- 障害者のイメージを悪化させるひどい映画
- 観客には駄作を駄作と呼ぶ権利がある!
ヒューマンドラマ
- 製作年2006年
- 製作国アメリカ
- 時間143分
- 監督アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
- 主演ブラッド・ピット
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「レヴェナント 蘇えりし者」「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」で2年連続のアカデミー監督賞受賞を果たしたアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督が、自伝的要素も盛り込みながら、ひとりの男の心の旅路をノスタルジックに描いたヒューマンコメディ。
ロサンゼルスを拠点に活躍する著名なジャーナリストでドキュメンタリー映画製作者のシルベリオ・ガマは、権威ある国際的な賞の受賞が決まり、母国メキシコへ帰ることになる。しかし、何でもないはずの帰郷の旅の過程で、シベリオは、自らの内面や家族との関係、自らが犯した愚かな過去の問題とも向き合うことになり、そのなかで彼は自らの生きる意味をあらためて見いだしていく。
イニャリトゥ監督にとっては2000年に発表した「アモーレス・ペロス」以来、故郷メキシコで撮影した作品となった。「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」「Biutiful ビューティフル」も共同で手がけたニコラス・ヒアコボーネとイニャリトゥ監督が脚本を担当し、「愛、アムール」「セブン」などで知られる撮影監督のダリウス・コンジが65ミリフィルムでメキシコの風景とシルベリオの旅路を美しくとらえた。主人公シルベリオ・ガマを演じるのは、「ブランカニエベス」などで知られるメキシコの俳優ダニエル・ヒメネス・カチョ。2022年・第79回ベネチア国際映画祭コンペティション部門出品。Netflixで2022年12月16日から配信。11月18日から一部劇場で公開。
ネット上の声
- 大胆で野心的でありながら、最も個人的で内省的な領域を炙り出した異色作
- 設定は奇想天外だけど、端的にあんまり面白くなかった。
- イニャリトゥの贅沢で正直なプライベートな映像集
- いい映画だったなあ
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国メキシコ
- 時間159分
- 監督アレハンドロ・G・イニャリトゥ
- 主演ダニエル・ヒメネス・カチョ
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「バベル」「21グラム」など、シリアスな人間ドラマで高い評価を得ているメキシコのアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督がダークファタジーに挑戦。第87回アカデミー賞では同年度最多タイの9部門でノミネートされ、作品賞、監督賞を含む4部門を受賞した。「バードマン」というヒーロー映画で一世を風靡した俳優が再起をかけてブロードウェイの舞台に挑む姿を、「バットマン」のマイケル・キートン主演で描いた。かつてスーパーヒーロー映画「バードマン」で世界的な人気を博しながらも、現在は失意の底にいる俳優リーガン・トムソンは、復活をかけたブロードウェイの舞台に挑むことに。レイモンド・カーバーの「愛について語るときに我々の語ること」を自ら脚色し、演出も主演も兼ねて一世一代の大舞台にのぞもうとした矢先、出演俳優が大怪我をして降板。代役に実力派俳優マイク・シャイナーを迎えるが、マイクの才能に脅かされたリーガンは、次第に精神的に追い詰められていく。
ネット上の声
- 業界ネタも楽しい良くできた映画だと思うが
- 我々レビュアーへ向けたM・キートンの警告
- 映画の新しい形。映画ファン必見の傑作。
- マイケルキートンは間の取り方が上手い
ヒューマンドラマ
- 製作年2014年
- 製作国アメリカ
- 時間120分
- 監督アレハンドロ・G・イニャリトゥ
- 主演マイケル・キートン
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長編デビュー作「アモーレス・ペロス」で世界的注目を集めたメキシコのアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督が、ショーン・ペン、ナオミ・ワッツ、ベニチオ・デル・トロという豪華キャストの共演で撮りあげた人間ドラマ。他人どうしだった3人の男女の人生がひとつの心臓をめぐって交錯していく様子を、時間軸を交差させた複雑な構成で描き出す。医師から余命1カ月と宣告され、心臓移植の提供者を待つ大学教授ポール。神への信仰に目覚めた前科者ジャックは、真面目に働いて妻子を養っている。クリスティーナは優しい夫や2人の幼い娘に囲まれ、幸せな毎日を過ごしていた。出会うはずのなかった3人の人生が、ある交通事故をきっかけに絡み合っていく。2003年・第60回ベネチア国際映画祭でショーン・ペンが最優秀男優賞を受賞。
ネット上の声
- うわ〜ひたすら重かった……しばらく落ち込みそう😓3人の男女が絡んでいく様子が時系
- 悲しくて切なくて複雑で面白い作品でした。
- アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ
- 出来過ぎているくらい、よく出来ている
不幸な結末のバッドエンド、 ヒューマンドラマ
- 製作年2003年
- 製作国アメリカ
- 時間124分
- 監督アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
- 主演ショーン・ペン