-
通り魔に妻を殺された男。愛のない主婦。エリート弁護士。孤独を抱える3人の魂が交錯する、希望と再生の物語。
現代の日本。都会の片隅で、それぞれが息苦しさを感じながら生きる人々。通り魔事件で妻を亡くし、無気力な日々を送る橋梁点検員の男アツシ。退屈な日常と夫への不満を抱える主婦の瞳子。そして、完璧主義者で同性の恋人がいるエリート弁護士の四ノ宮。彼らは直接的な接点を持たない。しかし、それぞれが抱えるやり場のない怒りや虚無感が、彼らの日常を静かに蝕んでいく。もがき苦しみながらも、誰かと繋がりたいと願う心。不器用な彼らが、偶然の出会いをきっかけに自分の人生と向き合い始める、再生への一歩。
ネット上の声
- これなら俺でも出来ると希望が持てる映画
- さまざまな人々の思惑と交わりを描いた群像劇
- リリーさん演ずる様な人が社会を疲弊させる
- それでも人は生きていかざるを得ない。
ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国日本
- 時間140分
- 監督橋口亮輔
- 主演篠原篤
-
法廷画家になった夫と、心を病んだ妻。失われた時間を取り戻そうとする、夫婦の10年間の愛の軌跡。
1993年、東京。靴の修理職人だったカナオは、妻・翔子の妊娠を機に法廷画家に転職。ささやかな幸せを掴んだかに見えた二人。しかし、子供の死をきっかけに翔子は心を病み、夫婦の間に深い溝が生まれる。カナオは、世間を騒がせる凶悪事件を法廷で描き続けながら、ただ静かに妻に寄り添う。ゆっくりと、でも確実に変化していく夫婦の関係。絶望の淵から再生へと向かう、ある夫婦の愛と希望を丁寧に描いた10年間の物語。
ネット上の声
- リリーフランキーが出ている作品の中でもすごく好きな作品
- 夫婦の10年間の軌跡に泣き笑いでした・・
- ぐるりひっくるめて人間のこと愛のこと
- 人との関わりが人を変えるんだな。
夫婦、 恋愛
- 製作年2008年
- 製作国日本
- 時間140分
- 監督橋口亮輔
- 主演木村多江
-
ゲイカップルと子供が欲しい女性。奇妙な共同生活から始まる、新しい家族のカタチの模索。
現代の日本。ペットショップで働く直也と、その恋人である勝裕。穏やかな日々を送る二人の前に、子供が欲しいと願う女性・浅子が出現。彼女は勝裕に「あなたの精子が欲しい」と衝撃の告白。かくして始まった、ゲイカップルと一人の女性による奇妙な共同生活。それぞれの思惑、周囲の偏見、そして互いへの不信感。果たして彼らは、血の繋がりを超えた「家族」という形を見つけ出すことができるのか。愛と絆の本質を問う、新しい関係性の物語。
ネット上の声
- 見終わった時、この3人が好きになります
- ゲイは家族システムのバグなのか
- ウマいさぁ。 当り前さぁ。
- 自然な演技力がずごい
同性愛、 ボーイズラブ(BL)、 ヒューマンドラマ
- 製作年2001年
- 製作国日本
- 時間135分
- 監督橋口亮輔
- 主演田辺誠一
-
親友への秘めた想いと、自分を想う少女。地方都市の夏、交錯する視線の中で揺れ動く、高校生たちの切ない青春。
地方の高校に通う内気な少年、伊藤。彼は親友の吉田に対して、友情以上の特別な感情を抱いていた。そんなある日、クラスメイトの少女・相原が伊藤に好意を寄せていることを知る。しかし、当の吉田が相原に惹かれていることにも気づいてしまう伊藤。友情と恋心、そして嫉妬。言葉にできない想いが絡み合い、三人の関係はぎこちなく変化していく。ひと夏の太陽の下で、彼らのもどかしい感情が静かにこぼれ落ちる。
ネット上の声
- 貴重な浜崎あゆみでした。 淡々としていました。 あー早く夏になんな...
- 橋口亮輔監督。あゆ出演。青春ゲイ映画。
- なんと浜崎あゆみだったとは・・・
- あの頃の夏の日差しは眩し過ぎて
同性愛、 三角関係、 青春
- 製作年1995年
- 製作国日本
- 時間129分
- 監督橋口亮輔
- 主演岡田義徳
-
「恋人たち」「ぐるりのこと。」の橋口亮輔の9年ぶりの監督作となるホームドラマ。ペヤンヌマキ主宰の演劇ユニット「ブス会」が2015年に上演した同名舞台を基に橋口監督が自ら脚色を手がけ、CS放送「ホームドラマチャンネル」が制作したドラマシリーズを再編集して映画化。
親孝行のつもりで母親を温泉旅行に連れてきた三姉妹。長女・弥生は美人姉妹といわれる妹たちにコンプレックスを持ち、次女・愛美は優等生の長女と比べられたせいで自分の能力を発揮できなかった恨みを心の奥に抱えている。三女・清美はそんな姉たちを冷めた目で観察する。「母親みたいな人生を送りたくない」という共通の思いを持つ3人は、宿の一室で母親への愚痴を爆発させるうちにエスカレートしていき、お互いを罵り合う修羅場へと発展。そこへ清美がサプライズで呼んだ恋人タカヒロが現れ、事態は思わぬ方向へと転がっていく。
長女・弥生を江口のりこ、次女・愛美を内田慈、三女・清美を古川琴音、清美の恋人タカヒロをお笑いトリオ「ネルソンズ」の青山フォール勝ちが演じる。
ネット上の声
- 視聴者に委ねているが、目をそらすことはできない
- 本当に「お母さんが一緒」だったと思う。
- タカヒロさん最高
- 長女 江口のりこ
ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国日本
- 時間106分
- 監督橋口亮輔
- 主演江口のりこ
-
ゲイバーで身体を売っている一人の青年を軸に、彼を取り巻く男女の人間模様をナイーヴに綴った青春ドラマ。東京で一人暮らしをする大学生・樹(たつる)は、夜になるとゲイバーで男相手の売春をしていた。
ネット上の声
- ゲイ映画と言うより青春映画の良作として
- 誰にでも優しい(消極的で受け身)主人公
- ゲイもの!?とあなどるなかれ
- 精神科に行かせるなんて
ヒューマンドラマ
- 製作年1993年
- 製作国日本
- 時間114分
- 監督橋口亮輔
- 主演袴田吉彦
-
「ハッシュ!」「ぐるりのこと。」の橋口亮輔監督が、全身タイツ(=ゼンタイ)を愛好する人々をテーマに撮り上げたオムニバスコメディ。性別も外見も職業も異なる人々が、全身タイツをまとうことで一様に解き放たれ、自由を獲得していく。俳優たちのエチュード(即興演技)をもとに作られた6編のエピソードで構成され、それぞれのエピソードがリンクしながら、やがてゼンタイの人々がカラオケボックスで開くオフ会のエピソードへと集束していく。撮影期間3日間、製作費220万円という低予算で製作された。
ネット上の声
- 【”全身タイツ愛好家”クスクス笑える連関する6つの掌編。橋口亮輔監督の会話劇って面白いなあ。】
- 全身タイツの人たちのオフ会から生まれる人間関係の何かしらを期待したけどどちらかと
- 橋口亮輔監督によるオムニバス・コメディ
- 笑いが少ないのに唸るような展開もない
ヒューマンドラマ
- 製作年2013年
- 製作国日本
- 時間62分
- 監督橋口亮輔
- 主演中島歩
-
コメディ
- 製作年2012年
- 製作国日本
- 時間44分
- 監督橋口亮輔
- 主演---