全17作品。山本清史監督が制作した映画ランキング

「ザ・リング2」でハリウッド・デビューを果たした中田秀夫監督が、落語家・三遊亭円朝の怪談噺「真景累ケ淵」を映画化。江戸の町で出会った煙草売りの新吉と、三味線の師匠・豊志賀。2人は激しい恋に落ちるが、次第に心がすれ違っていく。ある時、言い争いの末に誤って顔に深い傷を負ってしまった豊志賀は、「この後女房を持てば、必ずやとり殺す」と書き残してこの世を去る。そして、残された新吉と彼を取り巻く女たちの運命は、想像もつかない方向へ……。

2007年～08年に「週刊ヤングマガジン」に連載された平本アキラの同名コミックを実写映画化。温泉街で新人コンパニオンとして働く18歳の上杉やりすと北条しづかが、温泉街にはびこる悪を退治していく様子をお色気たっぷりに描くアクションコメディ。元気で天然のやりすは、巨乳でしっかり者のしづかに勧められて飲んだ温泉水の影響で、超人に変身する体質になってしまう。温泉街を渡り歩いていた2人はある日、謎の黒服集団の襲撃を受ける。やりすが温泉水を飲んで「やりすぎコンパニオン」に変身し、敵を撃退していくが……。

若手俳優集団D-BOYSが主演を務める大河ロマンシリーズ第2部。「シャカリキ」の鈴木裕樹が徳川三代将軍の家光を演じている。寛永20年、江戸城にある男子禁制の“裏大奥”と呼ばれる一角があった。お春は大奥へ向かう途中で家光と出会い、見初められるが、家光の側室から反感をかってしまい……。

若手俳優集団D-BOYSが主演を務める大河ロマンシリーズ第1部作。「櫻の園」「赤い糸」の柳下大が、プライドが高く金にもなびかない花魁を演じる。明暦3年、男遊郭「菊下楼」のナンバー1花魁の鷹尾は周囲から嫉妬されながらも気高く暮らしていた。そんなある日、お花という少女が兄の仇を討つため男に扮し、男遊郭に現れる。

若手俳優集団D-BOYSが主演を務める大河ロマンシリーズ第3部作。主演は「アシンメトリー」「夏休みのような1ヶ月」の荒木宏文。正徳2年、6代将軍徳川家宣が死去し、裏大奥では正室と側室の壮絶な権力争いが繰り広げられていた。そんなある日、正室に突き飛ばされ転んでしまった大奥女中の絵島は、通りすがりの美青年に助けられる。しかし彼は正室が足しげく通う男遊郭の花魁で……。

　「深夜の警備員」――警備員・神野は巡回中のビルのトイレで、目の周りが窪んだ青白い唇の男たちに遭遇してしまう…。「首坂」――沙知恵は線路沿いの夜道で、独りの白い服を着た女を見かけるが…。

日本漫画史上最恐カルトホラー漫画家・日野日出志の原作を、6人の新鋭監督が実写化に挑んだオムニバス・ホラー映画シリーズの第2弾。監督には「アンテナ」の熊切和嘉、「ほんとうにあった怖い話　怨霊」で劇場映画デビューを果たした山本清史、「ほんとにあった！呪いのビデオ」シリーズ構成・演出を手がけ、この作品が劇場映画初監督となる坂本一雪。

『富江』の及川中監督の総監修による怪奇ドキュメンタリー。日本各地の怪奇スポットや都市伝説の謎に迫る。『Ｈ島の伝説の吸血獣人チュパゲラを発見せよ！』人獣合体実験で生まれた吸血獣人の真実は？『私は宇宙人！謎の美女セルマ衝撃の独占インタビュー』自らを宇宙人と名乗る美女は？

アメリカ資本で製作され、海外で人気を博したジャパニーズ・ホラー。「水霊　ミズチ」の山本清史監督がメガホンをとる。主演は「仮面ライダー」シリーズのヒロインで知られる芳賀優里亜、共演に「色即ぜねれいしょん」の臼田あさ美、「愛のむきだし」の永岡佑ら。女子高生の舞は、一目ぼれした堂島との恋を成就させるため、願いをかなえてくれる代わりに通話時間の分だけ命が短くなるという呪われた番号に電話をかける。その後、舞はめでたく堂島と付き合い始めるが、そのころから周囲で奇怪な出来事が起こり始める。

田中啓文の同名ベストセラー小説をもとに、水を介して広がっていく死の恐怖を描いたホラー映画。震度3から4の地震が頻発する東京都西部エリアで、不可解な自殺事件が相次いで発生する。その原因が水にあることを突きとめた新聞記者・響子は、水道局に勤める元夫・岡に相談を持ちかけるが、岡は水道水の安全性を主張するばかり。やがて、水をめぐる惨劇はさらなる拡大を続けていく。主演は「大停電の夜に」の井川遥。

成績不振の罰のため休日の学校で清掃をしていた女子高生・月子と陽子は、突然現れた「チョコレート」と名乗る学生集団に拘束されてしまう。彼らはエジプトで起こったFecebook革命に触発され、自分たちもインターネットを介して革命を起こそうとしていたが……。「水霊　ミズチ」「END CALL」の山本清史監督が、アクションやサスペンスの要素も盛り込んで手がけたオリジナル作。山本監督と交流があり、互いにライバルと認め合う寺内康太郎監督（「ほんとうにあった怖い話」「BOYS LOVE」）のオリジナル作「菊地朔太郎之英雄的行為」と同時上映。