-
「エルネスト」「人類資金」の阪本順治監督のオリジナルストーリーで、稲垣吾郎が主演を務めた人間ドラマ。稲垣が主人公となる炭焼き職人の紘を演じるほか、長谷川博己、池脇千鶴、渋川清彦ら実力派キャストが共演する。山中の炭焼き窯で備長炭の職人として生計を立てている紘の前に元自衛官の瑛介が現れた。突然故郷に帰ってきた瑛介から紘は「こんなこと、ひとりでやってきたのか」と驚かれるが、紘自身は深い考えもなく単に父親の仕事を継ぎ、ただやり過ごしてきたに過ぎなかった。同級生の光彦には妻・初乃に任せきりの息子への無関心を指摘され、仕事のみならず、反抗期である息子の明にすら無関心だった自分に気づかされる。やがて、瑛介が抱える過去を知った紘は、仕事、そして家族と真剣に向き合う決意をする。2018年・第31回東京国際映画祭コンペティション部門に出品され、観客賞を受賞した。
ネット上の声
- 三重県で備長炭の製炭を生業とする紘は、ある日、中学からの旧友で自衛隊員として海外
- 長谷川博己さん、稲垣吾郎さんの演技が絶妙
- かっこ悪い毎日をがんばりましょう
- 想像以上に素晴らしい作品
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間119分
- 監督阪本順治
- 主演稲垣吾郎
-
「北のカナリアたち」「冬薔薇(ふゆそうび)」などの阪本順治監督が、黒木華を主演に迎えて送る青春時代劇。
江戸時代末期、厳しい現実にくじけそうになりながらも心を通わせることを諦めない若者たちの姿を、墨絵のように美しいモノクロ映像で描き出す。武家育ちである22歳のおきくは、現在は寺子屋で子どもたちに読み書きを教えながら、父と2人で貧乏長屋に暮らしていた。ある雨の日、彼女は厠のひさしの下で雨宿りをしていた紙屑拾いの中次と下肥買いの矢亮と出会う。つらい人生を懸命に生きる3人は次第に心を通わせていくが、おきくはある悲惨な事件に巻き込まれ、喉を切られて声を失ってしまう。
中次を寛一郎、矢亮を池松壮亮が演じ、佐藤浩市、眞木蔵人、石橋蓮司が共演。
ネット上の声
- 『おきく』と言えば番町皿屋敷ですね。落語にも有りますぜ。兄貴♥
- (注:映画の性質上、汚い言葉が飛び交います)
- うんこがリアルにたくさん作られてました
- これはモノクロで観たから見られたかも…
時代劇
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間90分
- 監督阪本順治
- 主演黒木華
-
世間では通用しない愚かな若者二人の姿を人情味豊かに描いたコメディで、1997年に公開された「傷だらけの天使」の主人公・満と久が出会う以前の物語。監督は「傷だらけの天使」の阪本順治。脚本は田村竜と阪本監督の共同。撮影を「傷だらけの天使」の笠松則通が担当している。主演は「Dolphin Through」の真木蔵人と「女刑事RIKO 聖母の深き淵」の鈴木一真。
ネット上の声
- ショーケンと水谷豊さんのかつてのTVドラマのリメイク❓かな📺
- 短気でおつむが足りないけどお人好しで憎めない傷だらけの天使の石井久を真木蔵人さん
- 多分同じ頃にコミカライズしていたやまだないとの漫画は愛読していたけど、こちらは未
- 『傷だらけの天使』とタイトルには出ているがその要素は井上堯之の音楽だけで、実際は
ヒューマンドラマ
- 製作年1998年
- 製作国日本
- 時間91分
- 監督阪本順治
- 主演真木蔵人
-
逃亡生活の中で、生きる意欲を見つけ出していく中年女性の姿を描く人間喜劇。監督は「愚か者 傷だらけの天使」の阪本順治。宇野イサムによる原案を基に、阪本監督と宇野自身が共同で脚本を執筆。撮影を「ポルノスター」の笠松則通が担当している。主演は、「櫂」の藤山直美。2000年度本誌日本映画ベストテン第1位。2000年7月8日大分・別府松竹ブルーバードにて先行上映。
ネット上の声
- オバサンの迫真の演技がすごすぎる!!
- みんな若い!そら15年以上前だもの…
- いいね いいね とってもパワフル
- 変わったもの 変わらなかったもの
ヒューマンドラマ
- 製作年2000年
- 製作国日本
- 時間123分
- 監督阪本順治
- 主演藤山直美
-
誘拐犯に息子の命を奪われ、妻にも去られてしまった男の復讐を描く緊迫感あふれるアクション。「王手」以来2年ぶり、4本目の映画となる阪本順治監督・脚本作品で、「鉄拳」に続いて大和武士が主演する。撮影は石井勲が担当。94年度キネマ旬報読者選出日本映画ベストテン第6位。
ネット上の声
- 不可思議な映画だが大好き。
- 違和感が推進力となる作品
- ☆3.5 胸に刺さる恐怖
- とりあえず暗いです
アクション
- 製作年1994年
- 製作国日本
- 時間103分
- 監督阪本順治
- 主演大和武士
-
キューバ革命の英雄チェ・ゲバラと共闘した日系人の生涯を、オダギリジョー主演、阪本順治監督で描いた日本とキューバの合作映画。フィデル・カストロらとともにキューバ革命を成功させ、1967年にボリビア戦線で命を落としたエルネスト・チェ・ゲバラ。医者を志してキューバの国立ハバナ大学へ留学した日系2世のフレディ前村ウルタードは、キューバ危機の状況下でゲバラと出会い、彼の魅力に心酔した前村はゲバラの部隊に参加し、ボリビアでゲバラとともに行動する。ゲバラからファーストネームである「エルネスト」を戦士名として授けられた前村は、ボリビア軍事政権へと立ち向かっていく。オダギリが主人公の前村を演じ、日本からは永山絢斗が記者役で出演。
ネット上の声
- ★観る意義がある、真っ直ぐで硬派な作品★
- 非常にもったいないキューバとの合作
- 君たちは、どうして怒らないんだ?
- 高い志と美しい映像の世界観
ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国日本,キューバ
- 時間124分
- 監督阪本順治
- 主演オダギリジョー
-
阪本順治監督が日本アカデミー賞最優秀監督賞など数々の映画賞を受賞した「顔」の藤山直美と15年ぶりにタッグを組み、団地に越して来た夫婦にまつわる噂が引き起こす一大騒動を描く。三代続いた漢方薬の店を売り払い、団地へ越してきた清治とヒナ子夫妻。昼間から散歩ばかりの清治に団地の住人たちはあれこれと噂をしているようだが、ヒナ子はそんなことも気にせずパートに出かける毎日を送っていた。清治が散歩に出なくなり、ヒナ子の家にスーツ姿の若い男が出入りするようになると、離婚、清治の蒸発、さらには殺人か、などと好き勝手なことを噂される始末。ヒナ子夫妻にまつわる噂はさらに拡大し、警察やマスコミまでをも巻き込む事態へと発展するのだが……。ヒナ子、清治夫妻に藤山直美、岸辺一徳。団地の自治会長夫妻に石橋蓮司、大楠道代。謎の男には初の阪本組参加となる斎藤工。
ネット上の声
- ◉期待値が大きかっただけに後半にいくにつれどんどん失望感が・・・
- 夫婦の哀しさが可笑しさに繋がっていかない
- これぞメイドインジャパンのぼかし方
- 漢方薬ってああやって丸めるんだ!
ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国日本
- 時間103分
- 監督阪本順治
- 主演藤山直美
-
大阪を舞台に、将棋の世界に生きる若者の姿を描く。原作・脚本は豊田利晃。共同脚本・監督は「鉄拳」の阪本順治。撮影は「あいつ」の伊藤昭裕がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 人柄が、土地柄が、誰かの止まり木になり、誰かの居場所になる
- 名優たちの演技に酔いしれます!
- 藤井聡太さんと羽生善治さん
- 大阪人が撮った大阪の映画
ヒューマンドラマ
- 製作年1991年
- 製作国日本
- 時間102分
- 監督阪本順治
- 主演赤井英和
-
阪本順治監督の長編デビュー作で、プロボクサー・赤井英和の自伝小説を、赤井本人の主演で映画化。試合で脳にダメージを負い再起不能となったボクサーの安達英志は、所属ジムを離れ自らのジムを設立する。ある日、元ウェルター級の日本チャンピオン・左島がジムを訪れ、英志はコーチとして彼を雇うことに。しかし練習生たちは英志の横暴さに耐え切れず次々と去っていき、ジムは閉鎖に追い込まれる。古巣のジムに戻った英志は、会長の鴨井とその娘・貴子、そして左島に支えられながら、現役カムバックを目指して動き出す。
ネット上の声
- 【”才能か、努力か・・。”前半は赤井英和のタドタドシイ演技が気になるが、後半は一気に嵌る作品。命を懸けて何かに取り組む人の姿は尊いと私は思うのである。】
- 子供のまんま大人になったみたいな主人公で、この人と関わるなら一発二発殴られてもへ
- ナニワのロッキー、赤井英和のドキュメンタリー、AKAI🎬にこれのシーンも出てきた
- 少し前まで本作はU-NEXTになかったような‥監督の最新作が話題だから追加された
ボクシング、 スポーツ
- 製作年1989年
- 製作国日本
- 時間110分
- 監督阪本順治
- 主演赤井英和
-
「どついたるねん」「亡国のイージス」の阪本順治監督と原田芳雄がタッグを組み、長野県・大鹿村に伝わる村歌舞伎と、そこにかかわる人々の悲喜こもごもを描く。シカ料理専門店を営む風祭善の前に、18年前に駆け落ちをして村を離れた妻・貴子と幼なじみの能村治が現れる。貴子は前頭葉に疾患を抱えて記憶を失っており、善はそんな貴子を治ともども店に住まわせる。村では善も出演する大鹿歌舞伎の公演を目前に控えていたが、貴子は18年前に演じた役のセリフだけは記憶しており、舞台上で善と向き合うときだけ、昔の姿に戻る。
ネット上の声
- 大イベント・歌舞伎はギクシャクした人間関係をも呑み込んでくれる村の浄化剤
- 舞台に上がるのは逃げているのではない。戦っているのだ。
- 人生を喜劇に変えるのが演劇と役者の力だ!
- どこを切っても面白い金太郎飴のような映画
ヒューマンドラマ
- 製作年2011年
- 製作国日本
- 時間93分
- 監督阪本順治
- 主演原田芳雄
-
ケチな探偵コンビが繰り広げる義理と人情の旅を、コミカルに描いたロードムービー。監督は「ビリケン」の阪本順治。脚本は往年のTVシリーズ『傷だらけの天使』のキャラクターをもとに、「のぞき屋」の丸山昇一が執筆。撮影を「ユメノ銀河」の笠松則通が担当している。主演は「八つ墓村(1977)」の豊川悦司と「あの夏、いちばん静かな海。」の真木蔵人。
ネット上の声
- 昔この映画に出てくる新むつ旅館に泊まったことがあります
- いろんな意味でちょっと不足
- 「あったけぇな〜、おめぇ」
- 突然だけど感謝です。
ヒューマンドラマ
- 製作年1997年
- 製作国日本
- 時間118分
- 監督阪本順治
- 主演豊川悦司
-
ボクサーとしては致命的な網膜剥離を克服し、現役復帰を果たしたプロボクサー・辰吉丈一郎。彼の勇姿は多くのボクシング・ファンを大いに熱くさせたが、そんな彼のインタビューと架空のドラマを融合させた異色のボクシング映画。ドキュメンタリー部分では辰吉のインタビューの他に、父親や奥さんのインタビューや、日本中を興奮の渦に叩き込んだ薬師寺保栄との試合をじっくり見せている。また、ドラマ部分では辰吉の熱狂的ファンである、あるお好み焼屋の主人を中心とする人たちの人間模様を、コメディ・タッチで描く。監督は「トカレフ」の阪本順治。脚本は阪本と「潤の街」の金秀吉。撮影は「エンジェル・ダスト」の笠松則通と「女帝(1995)」の田中一成が担当している。ドラマ部分の主演は宇崎竜童。スーパー16ミリからのブローアップ。
ネット上の声
- 映画としての評価ではなく、ただただ僕が辰吉丈一郎を好きなだけです(笑)辰吉の表情
- 阪本順治作品はあまり波長が合わないけど、これは半分ドキュメンタリーなので辰吉ファ
- ドラマとドキュメンタリーが半々という変わった構成ですが、正直ドラマ部分いらない
- メディアで見る好戦的でビッグマウスのイメージが無くて驚いた記憶が
ボクシング、 ドキュメンタリー
- 製作年1995年
- 製作国日本
- 時間118分
- 監督阪本順治
- 主演辰吉丈一郎
-
「OUT」「グロテスク」などで知られる桐野夏生原作の同名小説を「顔」「亡国のイージス」の阪本順治監督が映画化。突然夫が他界し、途方に暮れている団塊世代の専業主婦・敏子は夫の携帯電話から、夫の愛人の存在を知る。そこに子供たちの身勝手な行動も重なり、自らを取り巻く環境にうんざりした敏子は家出を決行する。第2の人生を歩み出す世間知らずの敏子に風吹ジュン。共演に三田佳子、加藤治子、豊川悦司ら。
ネット上の声
- ヒロインの変わっていく姿が美しかったです
- 団塊世代を料理したら予想を裏切るご馳走に
- 私は変わりたい。自分らしく生きるために
- (★はすべて三ツ星)性別・年齢関係なく
ヒューマンドラマ
- 製作年2006年
- 製作国日本
- 時間125分
- 監督阪本順治
- 主演風吹ジュン
-
「どついたるねん」で監督デビュー、近年は「顔」「KT」「ぼくんち」と話題作の続く阪本順治監督が、第2次世界大戦2年後の東京を舞台に、ジャズバンドを結成した5人の青年たちを描く青春群像ドラマ。全編を彩るのは「モナリザ」「A列車で行こう」など日本のジャズ黎明期の名曲の数々。弟を日本兵に殺された進駐軍基地の軍曹役で「マイ・ネーム・イズ・ジョー」など監督としても活躍するイギリス俳優ピーター・ムランが共演。
ネット上の声
- 様々な要素がジャズを背景に詰め込まれた映画
- ラッキーでストライクじゃないか!
- 一生懸命に生きるって素晴らしい
- 軽い感じで、考えさせる。
ヒューマンドラマ
- 製作年2003年
- 製作国日本
- 時間123分
- 監督阪本順治
- 主演萩原聖人
-
「血と骨」「タクシー狂躁曲」などで知られる梁石日の同名長編小説を「KT」「亡国のイージス」「魂萌え!」の阪本順治監督が映画化。タイの裏社会で行われている幼児売春、人身売買、臓器密売の実態と、その闇に迫る新聞記者(江口洋介)、NGO職員(宮崎あおい)、フリーカメラマン(妻夫木聡)の奮闘がサスペンスフルに描かれる。共演は佐藤浩市、豊原功補、塩見三省、鈴木砂羽ら。
ネット上の声
- ◆◆闇を抱くのは、子供たちだけなのか◆◆
- 故意に嘘描いて「事実に目を背けるな」って
- 分かりやすい悪には拒絶する、人の矛盾。
- 阪本監督の悲痛の叫びが聞こえてきそう…
ヒューマンドラマ
- 製作年2008年
- 製作国日本
- 時間138分
- 監督阪本順治
- 主演江口洋介
-
高知県を舞台にボクシングに賭ける中年男と事故で負傷したボクサーの復活していく姿を描く。脚本・監督は「どついたるねん」の阪本順治。撮影は「バタアシ金魚」の笠松則通がそれぞれ担当。
ネット上の声
- これが『映画』だと呟くしかない傑作!
- 何故、彼は破壊したのか
- ひどいね、こりゃ。
- ものすごい変化球!
アクション
- 製作年1990年
- 製作国日本
- 時間128分
- 監督阪本順治
- 主演菅原文太
-
阪本順治監督が伊藤健太郎を主演に迎え、ある港町を舞台にしたオリジナル脚本で人間の業を描いたドラマ。学校にも行かず、半端な不良仲間とつるみながら、友人たちから金をせびってダラダラと中途半端に生きる渡口淳。埋立て用の土砂を船で運ぶ海運業を営む彼の両親は、時代とともに減っていく仕事や後継者不足に頭を悩ませながらも、なんとか日々をやり過ごしていた。淳はそんな両親の仕事に興味を示すこともなく、親子の会話もほとんどない状態だった。ある日、淳の仲間が何者かに襲われる事件が起きる。そこで思いも寄らぬ人物が犯人像として浮かび上がる。主人公・淳役を伊藤、淳の両親を小林薫、余貴美子が演じるほか、眞木蔵人、永山絢斗、毎熊克哉、坂東龍汰、河合優実、佐久本宝、和田光沙、笠松伴助、伊武雅刀、石橋蓮司らが顔をそろえる。
ネット上の声
- きっとずっと好きになれない人
- なんだかな??
- どうしようもない小さい人間しかいない、いい場面も何もないし推せる人間もいなくて残
- 若い頃のどうしようもない時の、考えることをやめてしまうのがちょっとわかるから良か
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間109分
- 監督阪本順治
- 主演伊藤健太郎
-
73年に実際に起こった金大中事件の真実に迫ったポリティカル・サスペンス。監督は「新・仁義なき戦い」の阪本順治。中薗英助による原作を基に、「皆月」の荒井晴彦が脚色。撮影を「ELECTRIC DRAGON 80000V」の笠松則通が担当している。主演は、「新・仁義なき戦い」の佐藤浩市と「太白山脈」のキム・ガプス。第76回『キネマ旬報』ベスト・テン第3位、助演男優賞(香川照之)受賞、第52回ベルリン国際映画祭コンペティション部門出品、第24回ヨコハマ映画祭2002年日本映画第4位、日本芸術文化振興会映画芸術振興事業、日韓合作作品。
ネット上の声
- 日韓政治の闇に隠された、謎多き事件だった
- 金大中が大統領になったからこそ出来た映画
- いったいあの時に何が起こっていたのか?
- 今、振り返って観る価値のある映画。
サスペンス
- 製作年2002年
- 製作国日本,韓国
- 時間138分
- 監督阪本順治
- 主演佐藤浩市
-
「半世界」「エルネスト」の阪本順治監督、「野獣死すべし」「探偵物語」の丸山昇一脚本によるハードボイルドコメディ。18年ぶりの映画主演となる石橋蓮司が、冴えない小説家と伝説の殺し屋という2つの顔をもつ主人公を演じる。ハードボイルドを気取る小説家の市川進。まったく原稿が採用されない時代遅れの作家である市川には伝説の殺し屋・サイレントキラーというもう1つの顔があった。しかし、彼は一度も人を撃ったことがなく、旧友である石田から依頼を受け、標的の行動をリサーチするだけだった。しかし、石田が中国系のヒットマンから命を狙われたことから、市川にも身の危険が迫る。石橋のほか、大楠道代、岸部一徳、桃井かおりと日本映画界を支えるベテラン俳優陣が顔をそろえる。
ネット上の声
- ベテランの皆さんによるハードボイルドごっこですね
- 芳醇なスコッチウイスキーを味合う贅沢
- やろうとしてる事は分かる。
- 作家と編集
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間100分
- 監督阪本順治
- 主演石橋蓮司
-
湊かなえの連作ミステリー「往復書簡」(幻冬舎刊)に収められている「二十年後の宿題」を原案に、吉永小百合主演、阪本順治監督で描くヒューマンサスペンス。日本最北の島・礼文島と利尻島で小学校教師をしていた川島はるは、ある事件で夫を失う。それをきっかけに島を出てから20年後、教え子のひとりを事件の重要参考人として追う刑事の訪問がきっかけとなり、はるはかつての生徒たちに会う旅へ出る。再会を果たした恩師を前に生徒たちはそれぞれの思いを口にし、現在と過去が交錯しながら事件の謎が明らかになっていく。脚本を「北の零年」の那須真知子が担当。撮影は「劔岳 点の記」の木村大作。
ネット上の声
- 優しさに心打たれ、したたかさに心震える。
- 〜二十年間のカナリアたちの苦悩と答え〜
- 豪華キャストを稚拙な脚本で無駄遣い
- 原作と原案ではかなり意味合いが違う
吃音者が登場する、 北海道が舞台、 冬に見たくなる、 ヒューマンドラマ
- 製作年2012年
- 製作国日本
- 時間122分
- 監督阪本順治
- 主演吉永小百合
-
通天閣に祀られた、幸運を呼ぶ神様・ビリケンの活躍を描いた痛快人情ファンタジー。大阪・新世界を舞台に、大阪庶民のバイタリティーをコミカルに見せている。監督は「BOXER JOE」の阪本順治で、「どついたるねん」「王手」に続く“新世界三部作”の締めくくりとなる作品である。脚本は「王手」の豊田利晃と阪本の共同。撮影は「水の中の八月」の笠松則通が担当している。主役のビリケンには、今作のコメディ演技で新境地を開いた「罠(1996)」の杉本哲太。ほかに「極道戦争・武闘派」の雁瀧太郎、「眠る男」の岸部一徳、「罠(1996)」の山口智子らが脇を固めている。二代目通天閣40周年記念映画。96年度キネマ旬報ベストテン第9位。
ネット上の声
- ビリケンさん
- それなりに
- 阪本順治監督、監督として阪本以上に凄い豊田利晃脚本
- 新世界の雰囲気好きです
ヒューマンドラマ
- 製作年1996年
- 製作国日本
- 時間100分
- 監督阪本順治
- 主演杉本哲太
-
阪本順治監督が豊川悦司を主演に迎え、「究極の孤独」を題材にオリジナル脚本で撮りあげた異色の人間ドラマ。孤独なロボット工学者・桐生薫は幼い頃からずっと、自分が存在している実感を抱けないまま生きてきた。そしてその不安を打ち消すため、彼は古い洋館で、自分そっくりな「もうひとりの僕」のアンドロイド開発に没頭している。そんな彼のもとに、ずっと会っていなかった腹違いの弟が訪ねてくる。寝たきりの父親や駅で出会った謎の少女など様々な者たちが交錯する中、桐生と「もうひとりの僕」の間には、ある計画があった。主人公の腹違いの弟役に安藤政信。
ネット上の声
- いますかの問いはなんかウーンウーンだ、この雨はすきじゃなかったな〜
- わからない…わからないけど強烈に印象に残る作品
- 板書ロボットを作れば講義も楽なのに・・・
- 人は孤独ゆえにアンドロイドを作る。
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国日本
- 時間94分
- 監督阪本順治
- 主演豊川悦司
-
貧しくも逞しく生きる姉弟と、彼らを取り巻く人々との触れ合いを描いたドラマ。監督は「KT」の阪本順治。第43回文藝春秋漫画賞受賞の西原理恵子の同名コミックを基に、「顔」の宇野イサムが脚色。撮影を「青い春」の笠松則通が担当している。主演は「ナースのお仕事 ザ・ムービー」の観月ありさと、オーディションで選ばれた新人・矢本悠馬、「新・仁義なき戦い 謀殺」の田中優貴。第53回ベルリン国際映画祭出品、日本芸術文化振興会映画芸術振興事業作品。
ネット上の声
- シアワセって どこにある?
- 嫌いじゃない!むしろすき。
- この映画、だからこの演技
- どこが面白いんだ?
ヒューマンドラマ
- 製作年2002年
- 製作国日本
- 時間115分
- 監督阪本順治
- 主演観月ありさ
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元WBC世界バンタム級王者のプロボクサー・辰吉丈一郎を、「どついたるねん」「顔」の阪本順治監督が20年にわたり取材して完成させたドキュメンタリー。95年製作の「BOXER JOE」で辰吉のドキュメンタリー作品を手がけた阪本監督が、以降20年間、当時と同じスタッフで定期的に撮影を続けた。1995年8月、JBC(日本ボクシング・コミッション)のルールにより国内戦が出来ず、海外にリングを求めていた当時25歳の辰吉から始まり、次男・辰吉寿以輝がプロテストに合格した14年11月、44歳の時までの20年間を、インタビューを中心に構成することで、辰吉の人間性やボクシングに対する考え、父と子の絆、家族への思い、親として、ボクサーとしての心境の変化をとらえた。
ネット上の声
- 生き方がぶれない稀有な男に胸が熱くなる。
- 辰吉と阪本監督との孤立無援という名の連帯
- 何回もみたいドキュメンタリー
- 観ました。素晴らしい言葉。
ボクシング、 ドキュメンタリー
- 製作年2015年
- 製作国日本
- 時間82分
- 監督阪本順治
- 主演辰吉丈一郎
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1992年度「このミステリーがすごい!」で第1位に輝いた志水辰夫の小説を、「闇の子供たち」の阪本順治監督が仲村トオル主演で映画化。かつて教え子との結婚が原因で都内の名門女子高を追われた元教師の波多野は、妻と離婚し、現在は故郷で塾の講師として働いている。そんな波多野は姿を消した元教え子のゆかりを探すため、12年ぶりに東京へと向かう。自分を学園から追放した男たちが事件にかかわっていることを知り、捜索の途中で元妻・雅子との再会を果たす。
ネット上の声
- サスペンスとしてもラブストーリーとしても不完全燃焼だが、役者の好演に多少救われた
- サスペンス映画と思えないよくわからない展開
- 原作、映画、ともに残念な内容でした、、、
- 作品チョイスで失敗、演出でも失敗の残念作
サスペンス
- 製作年2010年
- 製作国日本
- 時間123分
- 監督阪本順治
- 主演仲村トオル
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海上自衛隊のイージス護衛艦いそかぜの副艦長・宮津が、某国のスパイと共謀して艦を乗っ取り、最新兵器で首都東京を狙う。彼の行動の理由は何なのか? 東京壊滅までに残された時間は10時間。この事態を解決するべく先任伍長・仙石は、1人でいそかぜの奪取に向かう。監督は「顔」「KT」の阪本順治。原作は「ローレライ」「戦国自衛隊1549」の福井晴敏。真田広之、寺尾聰、佐藤浩市、中井貴一らベテラン俳優4人が競演。
ネット上の声
- 毒ガス兵器GUSOHを積んだ護衛艦「いそかぜ」が、某国工作員と叛乱した自衛官たち
- 自衛隊をずっと好きだが、見れなくてやっと見た 自衛隊好きとして、映...
- よく見ろ、日本人!これが”映画化”だ!?
- 映画化された福井3作品の中ではベストかと
テロリストとの死闘を描いた、 ヒューマンドラマ
- 製作年2005年
- 製作国日本
- 時間127分
- 監督阪本順治
- 主演真田広之
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詐欺グループの一員である伍郎は、ある日偶然、数人の屈強な男たちが一人の男を拉致するのを目撃する。後に伍郎は連れ去られた人物がある事件の重要参考人であることを知るが、すでに謎の組織が伍郞たちの命を狙っていた……。松田優作の“遊戯シリーズ”第2弾として企画されたがお蔵入りになった丸山昇一の脚本を現代風にアレンジし、阪本順治監督&藤原竜也主演で映画化したクライム・アクション。
ネット上の声
- 犬塚弘・加藤治子・谷啓も よかったぁ~!
- 2008年のカメレオンは何色に染まった?
- 「ハードボイルド」は復活するか?
- やっぱり、ちょっと、アナクロ。
アクション
- 製作年2008年
- 製作国日本
- 時間97分
- 監督阪本順治
- 主演藤原竜也
-
日本最大の暴力団組織・左橋組三代目組長が跡目を決めることなく急死。四代目を継ぐべきナンバー2の若頭が病気を理由に辞退したため、若頭補佐の粟野と中平の跡目をめぐる内部抗争が勃発した。両者は虚々実々のかけひきを展開、その渦中で粟野組の幹部門谷と、中平が企業舎弟にしようとする栃野が30年ぶりに運命の再会を果たす。
ネット上の声
- 途中で観るのを止めようか、と思いました
- 監督と役者が違うと完全に別物だなこりゃ
- 大阪が舞台やのに 大阪の匂いがない
- もうちょっと頑張ってほしかった!!
ヤクザ・ギャング
- 製作年2000年
- 製作国日本
- 時間109分
- 監督阪本順治
- 主演布袋寅泰
-
勝新太郎、ビートたけしが演じてきた盲目の居合いの達人・座頭市にSMAPの香取慎吾が扮し、市の最期を描く「最後の座頭市」。旅の途中で妻を殺され傷心の市は余生を静かに暮らそうと帰郷し、かつて一緒に博打の旅に出た旧友の農民・柳司の家に居候する。だが、市の故郷は博徒の天道一家に支配されており、市は再び戦いの渦中に巻き込まれていく。共演に仲代達矢、反町隆史、倍賞千恵子。監督は「亡国のイージス」「闇の子供たち」の阪本順治。
ネット上の声
- R指定回避のために、骨を抜かれた座頭の市
- ずっと遠くから眺めていたみたいだった
- 勝新は天国で怒っているにちがいない
- こんなラストなんぞ誰も認めない
座頭市、 時代劇
- 製作年2010年
- 製作国日本
- 時間132分
- 監督阪本順治
- 主演香取慎吾
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阪本順治監督、佐藤浩市主演で、敗戦直前に旧日本軍が隠匿したとされる財宝、通称「M資金」をめぐって繰り広げられる陰謀を描いたサスペンス大作。金融ブローカーを名乗って詐欺を繰り返す真舟雄一の前に、石優樹と名乗る男が現れ、M資金を管理しているという財団「日本国際文化振興会」が真舟を呼んでいると伝える。M資金の存在を信じていなかった真舟は、半信半疑のまま財団のビルを訪ねるが、そこで防衛省の秘密組織の人間に襲撃を受ける。石の助けでその場を逃げ延び、次に会った本庄一義という男から「10兆円のM資金を報酬50億円で盗み出してほしい」と依頼された真舟は、M資金に隠された秘密をめぐる争いに引き込まれていく。「亡国のイージス」でも阪本監督とタッグを組んだ作家の福井晴敏による書き下ろし小説を原作に、福井と阪本監督が共同で脚本を執筆。佐藤のほか、香取慎吾、森山未來、観月ありさ、オダギリジョー、仲代達矢、韓国のユ・ジテ、アメリカのビンセント・ギャロら豪華実力派キャストが集結。ロシア、タイ、日本、アメリカの4カ国で撮影が行われ、米映画以外では初となるニューヨークの国連本部での撮影も敢行された。
ネット上の声
- この映画には“E(エンタメ)資金”が無かったようだ…
- 「これから正義と善のシネマを観せます」
- 専門家の端くれとして言わせてもらうと
- 坂本監督はこういうのは苦手だと思う
サスペンス
- 製作年2013年
- 製作国日本
- 時間140分
- 監督阪本順治
- 主演佐藤浩市