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44年間連れ添った妻が、僕を忘れて他の誰かを愛し始めた。アルツハイマー病が奪う記憶と、それでも変わらぬ愛の物語。
カナダの雪深い田舎町で、44年間連れ添ったグラントとフィオーナ。穏やかな日々に影を落とした、妻のアルツハイマー病。彼女は自ら老人ホームへの入所を決意する。面会が許されない30日後、グラントが目にしたのは、自分のことを忘れ、施設内の別の男性に寄り添う妻の姿。愛する人の記憶から消え去るという残酷な現実。それでも夫は彼女の幸せだけを願い、ある究極の決断を下す。愛とは何かを静かに問いかける、感動の物語。
ネット上の声
- 男って・・女って・・・人間って・・・・・
- ハリウッド映画はゴミじゃない!オラオラ!
- 『君に読む物語』がお好きな方は・・・
- 夫婦愛 君を想う気持ちは伝わるのか‥
難病、 認知症、 夫婦、 ヒューマンドラマ
- 製作年2006年
- 製作国カナダ
- 時間110分
- 監督サラ・ポーリー
- 主演ジュリー・クリスティ
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家族の記憶は、真実か、それとも愛しい嘘か。監督サラ・ポーリーが自身の出生の秘密に迫る、革新的なドキュメンタリー。
カナダの現代。映画監督のサラ・ポーリーは、家族の間で長年冗談として語られてきた「本当の父親は別にいる」という噂の真相を探る旅へ。父や兄弟、母の友人たちへのインタビューを通して、語り手によって全く異なる母の姿や過去の物語が浮かび上がる。それぞれの記憶、それぞれの愛。断片的な証言を繋ぎ合わせるうち、サラは家族という共同体が紡ぎ出す物語の曖昧さと、その奥にある揺るぎない愛情の発見。衝撃の真実が明かされる時、家族の歴史は再構築される。
ネット上の声
- もし、大人になった今、実は自分だけ父親が違う事を知ったらどうする?
- 出生の秘密? ドレが本当の父親かは、顔見れば一目瞭然デスヨネ
- 物語る先に見える真実をどう受け止めるか。
- みんなが話し、私が受け容れたすべての物語
ドキュメンタリー
- 製作年2012年
- 製作国カナダ
- 時間108分
- 監督サラ・ポーリー
- 主演サラ・ポーリー
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「アウェイ・フロム・ハー 君を想う」「テイク・ディス・ワルツ」など近年は監督として手腕を発揮するサラ・ポーリーが、架空の村を舞台に性被害にあった女性たちが、自らの未来のために話し合いを重ねていく姿を描いたドラマ。
2010年、自給自足で生活するキリスト教一派のとある村で、女たちがたびたびレイプされる。男たちには、それは「悪魔の仕業」「作り話」だと言われ、レイプを否定されてきた。やがて女たちは、それが悪魔の仕業や作り話などではなく、実際に犯罪だったということを知る。男たちが街へと出かけて不在にしている2日間、女たちは自らの未来を懸けた話し合いを行う。
原作は、2005年から2009年にかけて南米ボリビアで実際にあった事件をもとに執筆され、2018年に出版されてベストセラーとなったミリアム・トウズの小説。主演は「キャロル」のルーニー・マーラ。クレア・フォイ、ジェシー・バックリー、ベン・ウィショーらが共演し、「ノマドランド」「スリー・ビルボード」のオスカー女優フランシス・マクドーマンドがプロデューサーを務め、出演もしている。第95回アカデミー賞では作品賞と脚色賞にノミネートされ、脚色賞を受賞した。
ネット上の声
- この場所とそこで交わされた言葉から、未来が希望へと転じていく
- 未来を見据えるために必須な知性と知恵がそそぎ込まれている。
- トーキングの「静」、未来への「動」。鮮やかな対比に感服
- 何もしないのは論外
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国アメリカ
- 時間105分
- 監督サラ・ポーリー
- 主演ルーニー・マーラ
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フリーライターのマーゴ(ミシェル・ウィリアムズ)とチキン料理専門の料理本制作に奔走するルー(セス・ローゲン)は、結婚5年目ながらも仲むつまじく過ごす夫婦。ある日、とある島に仕事で訪れたマーゴは、そこでダニエル(ルーク・カービー)という情熱的な青年と出会う。彼に強く惹(ひ)かれ、一緒に島で楽しい時間を過ごすことに。だが、ダニエルが自分たちの家の向かいに暮らしていることが判明。近所ということで頻繁に彼と顔を合わせ、次第に心を奪われていく状態に罪悪感を覚えていくマーゴは……。
ネット上の声
- 木々の隙間から太陽が一筋差し。巧みなメタファー。サラ・ポーリーは監督業に専念すべき。
- ほえ〜、不倫ものって聞いてたから、見るの躊躇してたんですけど、こういう感じか
- 一人になったルーの元にいってその豊満な身体を抱きしめたい
- 天然欲で男を裏切る女の恋愛乗り継ぎ物語。
ヒューマンドラマ
- 製作年2011年
- 製作国カナダ
- 時間116分
- 監督サラ・ポーリー
- 主演ミシェル・ウィリアムズ