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「野火」「斬、」の塚本晋也監督が、終戦直後の闇市を舞台に絶望と闇を抱えながら生きる人々の姿を描いたドラマ。
焼け残った小さな居酒屋に1人で住む女は、体を売ることを斡旋され、絶望から抗うこともできずに日々をやり過ごしていた。そんなある日、空襲で家族を失った子どもが、女の暮らす居酒屋へ食べ物を盗みに入り込む。それ以来、子どもはそこに入り浸るようになり、女は子どもとの交流を通してほのかな光を見いだしていく。
「生きてるだけで、愛。」の趣里が主人公の女を繊細かつ大胆に演じ、片腕が動かない謎の男役で森山未來、戦争孤児役で「ラーゲリより愛を込めて」の子役・塚尾桜雅、復員した若い兵士役で「スペシャルアクターズ」の河野宏紀が共演。2023年・第80回ベネチア国際映画祭オリゾンティ部門に出品され、優れたアジア映画に贈られるNETPAC賞(最優秀アジア映画賞)を受賞した。
ネット上の声
- 居酒屋を舞台にした壮大な反戦ドラマ
- こんなに優しい映画もない。
- 居酒屋から覗く闇の戦後社会
- 戦争という火に翻弄される影
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督塚本晋也
- 主演趣里
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1959年に市川崑により映画化された大岡昇平の同名小説を塚本晋也の監督、脚本、製作、主演により再び映画化。日本軍の敗北が濃厚となった第2次世界大戦末期のフィリピン戦線。結核を患った田村一等兵は部隊を追放され、野戦病院へと送られる。しかし、野戦病院では食糧不足を理由に田村の入院を拒絶。再び舞い戻った部隊からも入隊を拒否されてしまう。空腹と孤独と戦いながら、レイテ島の暑さの中をさまよい続ける田村は、かつての仲間たちと再会する。戦場という異常な空間で極限状態に追い込まれた人間たちが描かれる。共演にリリー・フランキー、俳優デビュー作の「バレット・バレエ」以来の塚本監督作品への参加となるドラマーの中村達也。
ネット上の声
- かなり前からこれは観なければならないと思っていた
- この映画を嫌う日本人にはなりたくない。
- 人間の地獄を描き人間の希望を描いた作品
- 全国上映を切に望む(出来がいいのです)
戦争
- 製作年2014年
- 製作国日本
- 時間87分
- 監督塚本晋也
- 主演塚本晋也
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ネット上の声
- 1人は死にそうな傷を負って2人が別々の方向に走るシーン、なんか生きてこう!って思
- やっぱこの、モノクロでフィルムで撮られたっつうザラザラ感と湿っぽさがたまらん
- 2015.07.28ユーロスペースにて、映画祭用ロングバージョンフィルムで鑑賞
- 塚本晋也の世界観をディープに体験すべく鑑賞!
アクション
- 製作年1998年
- 製作国日本
- 時間98分
- 監督塚本晋也
- 主演塚本晋也
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「死」と「拳銃」に異常な執着心を抱く男が、不良グループの抗争に巻き込まれる様を描いたバイオレンス活劇。監督は「双生児 GEMINI」の塚本晋也で、脚本や撮影監督なども担当している。主演は、「Sunday drive」の塚本晋也と「dead BEAT」の真野きりな。ファンタジー・フィルム・フェスティバルグランプリ受賞作品。スーパー16ミリ。
ネット上の声
- 『こんなクソ東京、全部夢だ。』
- 東京タクシードライバー
- モノクロで描く狂気
- 突き抜けた世界観
アクション
- 製作年1999年
- 製作国日本
- 時間87分
- 監督塚本晋也
- 主演塚本晋也
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明治末期、大徳寺病院の跡取り息子である幸雄。医師としての地位と名誉を手にし、美しい妻・リンまでも手に入れるが、両親が相次いで不審な死を遂げる。さらに、幸雄自身も謎の視線に悩まされるようになり、自分と同じ顔をした男に人生を乗っ取られてしまう。
ネット上の声
- こんなめにきみを会わせる人間は、ぼくのほかにはありはしないよ
- 前半は塚本晋也の編集と石川忠のサウンドがハイテンポなリズムを生み出しスリリングで
- 明治末期、美しい妻を迎え医師としての高い地位を確率していた幸雄だが、突然両親が相
- 最初訳わからなかったけど、後半につれて映画のタイトルやストーリーの意味理解できた
ヒューマンドラマ
- 製作年1999年
- 製作国日本
- 時間84分
- 監督塚本晋也
- 主演本木雅弘
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「鉄男 TETSUO」の塚本晋也監督が、監督・脚本・主演を兼ねた恋愛格闘映画。平凡な会社員の津田は、ボクサーで高校の後輩の小島に恋人を奪われてしまった。
ネット上の声
- 痛い痛い痛いいたすぎるぅ。
- 「鼻血ブー」を見る映画。
- そんなに血は出ないだろ。
- ほんと、すみません・・・
三角関係、 ボクシング、 アクション
- 製作年1995年
- 製作国日本
- 時間87分
- 監督塚本晋也
- 主演塚本晋也
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塚本晋也監督が1986年制作の短編「普通サイズの怪人」をベースに、肉体が鉄に侵蝕されていく男の壮絶な戦いを悪夢的映像で描いたSFスリラー。第9回ローマ国際ファンタスティック映画祭でグランプリを獲得するなど注目を集め、塚本監督の名を一躍世界に知らしめた。ある朝、平凡な会社員の男は自分の頬に金属のトゲのようなニキビができていることに気づく。男の身体は激しい痛みを伴いながら、徐々に金属に侵食されていく。一方、かつて男が轢き逃げした“やつ”は、復讐を果たすべく男のもとへ向かう。
ネット上の声
- 素人が足に金属の棒を自分で入れちゃいかんやろ(笑)
- ストーリー性は高い 観る側の理解力の問題
- 鉄フェチにはたまらないだろうな
- 野火の塚本作品という事で鑑賞。
ホラー
- 製作年1989年
- 製作国日本
- 時間67分
- 監督塚本晋也
- 主演田口トモロヲ
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「鉄男」「六月の蛇」の塚本晋也監督がシンガーソングライターのCoccoを主演に迎え、苦しみもがきながらも愛する息子を育て、懸命に生きるひとりの女性の姿を描き出したドラマ。ひとりで幼い息子の大二郎を育てる琴子は、世界が“ふたつ”に見える現象に悩まされ、歌っているときだけ世界が“ひとつ”になる。神経が過敏になり強迫観念にかられた琴子は、大二郎に近づくものを殴り、蹴り倒して必死に息子を守っていたが、幼児虐待を疑われて大二郎と引き離されてしまう。そんなある日、琴子の歌に魅了されたという小説家の田中が現れるが……。2011年・第68回ベネチア国際映画祭オリゾンティ部門で、同部門の最高賞にあたるオリゾンティ賞を受賞した。
ネット上の声
- 世界観が合わず。あまりにも病んでいる。
- 不快指数100%、目指せ爆音映画大賞
- 映画の答えあわせがしたい
- 塚本監督のこわれゆくCocco
ヒューマンドラマ
- 製作年2011年
- 製作国日本
- 時間91分
- 監督塚本晋也
- 主演Cocco
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「野火」「六月の蛇」の塚本晋也監督が、池松壮亮と蒼井優を迎えて描いた自身初の時代劇。250年にわたって続いてきた平和が、開国か否かで大きく揺れ動いた江戸時代末期。江戸近郊の農村を舞台に、時代の波に翻弄される浪人の男と周囲の人々の姿を通し、生と死の問題に迫る。文武両道で才気あふれる主人公の浪人を池松、隣人である農家の娘を蒼井が演じ、「野火」の中村達也、オーディションで抜擢された新人・前田隆成らが共演。「沈黙 サイレンス」など俳優としても活躍する塚本監督自身も出演する。2018年・第75回ベネチア国際映画祭コンペティション部門出品。
ネット上の声
- 監督の理念が先走って観客に伝わらない
- 誰にも媚びずに、塚本監督の信念を体現
- 相変わらずの変態監督
- あまり好きじゃない
幕末、 時代劇
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間80分
- 監督塚本晋也
- 主演池松壮亮
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セックスレスの夫婦とその妻のストーカーによる、ゆがんだ性愛の行方を描いた官能ドラマ。監督・脚本は「BULLET BALLET バレット・バレエ」の塚本晋也で、自ら撮影監督も務める。主演は、「冷血の罠」の黒沢あすかと「行楽猿」の神足裕司、「溺れる人」の塚本晋也。第59回ヴェネチア国際映画祭第1回コントロコレンテ部門審査員特別大賞受賞、協賛企画WEB SITEキネマトリックス長編映画部門最優秀作品賞受賞、第34回シッチェス国際映画祭最優秀主演女優賞(黒沢あすか)受賞、最優秀美術監督賞受賞、第25回記念ヨコハマ映画祭2003年日本映画ベストテン第5位、第22回オポルト国際映画祭ファンタジー特別賞受賞、最優秀主演女優賞(黒沢あすか)受賞、第13回東京スポーツ映画大賞主演女優賞(黒沢あすか)受賞作品。
ネット上の声
- 【僕の命を救ってくれた神聖な貴女へ贈る湿度高めのストーカー劇場】
- 漫画みたいな禿げ方をした種無しマザコンおじさん
- 凄すぎ!超越して笑えてしまう部分も
- 「人間らしさ」を思い出させる作品
ヒューマンドラマ
- 製作年2002年
- 製作国日本
- 時間77分
- 監督塚本晋也
- 主演黒沢あすか
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交通事故ですべての記憶をなくした医学生が解剖実習にのめり込み、現実と記憶、肉体と魂の狭間を彷徨う映像叙事詩。監督・脚本・プロデューサー・撮影監督・美術・編集は「六月の蛇」の塚本晋也。音楽は塚本作品のほとんど(『ヒルコ/妖怪ハンター』をのぞく)に参加している石川忠。エンディング曲をCoccoが歌う。出演は「地球で最後のふたり」の浅野忠信、バレリーナの柄本奈美、モデル出身のKIKI。
ネット上の声
- 映画を見る資格試験のような映画!
- 幸せだった時のあの頃を忘れない
- やろうとしたこと、企画は面白い
- ピュアなラブストーリー
医師、 ヒューマンドラマ
- 製作年2004年
- 製作国日本
- 時間86分
- 監督塚本晋也
- 主演浅野忠信
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塚本晋也監督がデビュー作「鉄男」に続いて手がけた監督第2作で、諸星大二郎の漫画「妖怪ハンター」を沢田研二主演で実写映画化。新進気鋭の考古学者・稗田礼二郎は学界で注目を集めていたが、ある学説を唱えたことで異端視され、その存在はほとんど忘れ去られていた。そんな彼のもとに、義兄で中学校教師の八部高史から「古代人が悪霊を鎮めるために造った古墳を発見した」という内容の手紙が届く。自分の学説が証明されると考えた稗田は八部の家を訪ねるが、八部は生徒の月島令子とともに謎の失踪を遂げていた。2人を捜すため学校へ向かった稗田と八部の息子まさおの前に、恐ろしい妖怪ヒルコが出現。妖怪退治の武器を手に立ち向かう稗田たちだったが……。1991年の初公開から30年目を迎えた2021年7月、レストア&リマスター版が公開。
ネット上の声
- どことなく学校の階段っぽくもあり、どことなく遊星からの物体Xのパクりっぽくもあり
- ん〜、ちょっと子供向け過ぎたかも・・・
- 新時代(90年代)のヤング稗田礼二郎
- 「妖怪ではなかったと思います」
ホラー
- 製作年1991年
- 製作国日本
- 時間90分
- 監督塚本晋也
- 主演沢田研二
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塚本晋也がPFFアワード'88でグランプリを獲得した8ミリ作品のビデオリミックス版。「TOKYO FIST 東京フィスト」の公開を記念して上映された。背中に大きな電柱が生えているため、みんなから“電柱小僧”と呼ばれている孤独な少年が、ある日突然、吸血鬼グループが人類を支配しようとしている恐るべき未来へタイム・トリップするというSFXアクション。
ネット上の声
- 電柱小僧にピュアーなノスタルジックな感慨
- 塚本監督、鉄男前のウルトラQ
- clip作品をみよう⑤
- 監督が塚本晋也だから『鉄男』みたいな話かな?と思ったら、「背中から電柱が生えた男
ファンタジー
- 製作年1987年
- 製作国日本
- 時間45分
- 監督塚本晋也
- 主演塚本晋也
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ある日突然肉体が金属化した男の姿を描く異色バイオレンス。「ヒルコ 妖怪ハンター」の塚本晋也が製作・監督ほかひとり八役を務めた作品で、彼の「鉄男」(89)の続編。
ネット上の声
- 鉄男Ⅱというより、原作:鉄男と言った方がしっくりくるってくらいしっかり作られてる
- 病み付きになる様なサイバーパンク的世界観
- インパクトダウン、パワーダウンは否めない
- 空回りしちゃってるな、って感じ。残念。
ホラー
- 製作年1992年
- 製作国日本
- 時間83分
- 監督塚本晋也
- 主演田口トモロヲ
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塚本晋也監督の「悪夢探偵」(2007)の続編。主演は前作に引き続き「御法度」「恋の門」の松田龍平、共演に市川実和子、光石研、内田春菊ほか。悪夢探偵と呼ばれる影沼京一は他人の夢に入ることができる特殊能力を持っているが、その仕事をいつも嫌々こなしている。そんなある日、同級生にいたずらをしてから悪夢にうなされ始めたという女子高生の雪絵が京一に助けを求めてくるが……。
ネット上の声
- 恐い!恐すぎる!が、ただのホラーとは違う
- 良作なのでしょうが、上手く説明できません
- 怖くて泣ける!感動して泣ける!
- 今年最後の、日本映画の佳作
ホラー、 サスペンス
- 製作年2008年
- 製作国日本
- 時間102分
- 監督塚本晋也
- 主演松田龍平
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男が目を覚ますと、そこは身動きすらできないコンクリートの密室。なぜここにいるのか、ここに来る前はどこにいたのか。極限的に狭い空間を奔放に撮った、粗い粒子のハードエッジな映像に、超恐怖が、生命のエナジーをたきつける。監督、脚本、撮影監督、編集、美術監督、そして主演は塚本晋也。ヒロインに「東京フィスト」の藤井かほり。
ネット上の声
- ここはどこ?なんで?あ…そういうこと。
- 男が只管暗闇の中で甚振られてる
- 地獄めぐりの始まり、始まり~
- 塚本地獄へようこそ
ホラー
- 製作年2005年
- 製作国日本
- 時間49分
- 監督塚本晋也
- 主演塚本晋也
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世界中にカルト的ファンの多い塚本晋也監督が、自身の代表作「鉄男」(89)を全く新しいストーリーで再構築したアクション・スリラー。東京に暮らす平凡なサラリーマンのアンソニーは、日本人の妻ゆり子と息子トムと幸せな生活を送っていた。しかし、ある日突然トムが何者かに殺されてしまう。事件の謎を追ううちに、アンソニーは解剖学者だった父が関与していた「TETSUO PROJECT」という研究へたどり着く。すると、怒りに我を失ったアンソニーの身体から蒸気と黒いオイルが噴出し、鋼鉄の塊へと変貌してしまう。
ネット上の声
- 凄まじい轟音と映像の融合が見事に帰ってきた
- 超えれない初期衝動!鉄男は大人になった。
- 観客に親切な分インパクトに欠けたか。
- "やつ"は、あなたの心の中にもいる!!
ホラー
- 製作年2009年
- 製作国日本
- 時間71分
- 監督塚本晋也
- 主演エリック・ボシック
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国内外から注目を集める塚本晋也監督が、松田龍平を主演に迎えて放つサイコサスペンス。自宅で眠ったまま切り刻まれるという連続殺人事件が発生。事件を解く鍵は夢にあると推理した女刑事・慶子は、他人の夢の中に入りこむ特殊能力を持つ“悪夢探偵”こと影沼京一に協力を求めるが……。ヒロインの女刑事に扮するのは、本作が映画初出演のhitomi。共演には安藤政信、大杉漣、原田芳雄ら豪華俳優陣が顔を揃える。
ネット上の声
- 酷評も分かる。・・でも、俺はまぁ良い感じに思ったよ?
- シリーズ化するなら1回目として良い温度
- 死にたい気持ちをわかってない。
- 夢の中へ行ってみてー!!
ヒューマンドラマ
- 製作年2006年
- 製作国日本
- 時間106分
- 監督塚本晋也
- 主演松田龍平
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- 製作年1979年
- 製作国日本
- 時間90分
- 監督塚本晋也
- 主演白山英雄
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88年に「電柱小僧の冒険」でPFFアワードのグランプリに輝いた塚本晋也監督が、自ら編集した幻(?)のビデオ作品。89年に行われたぴあのイベントで公開されたのみで、今回が初の劇場公開となる。内容は高校時代に出演したテレビ番組『ぎんざNOW』での模様や、8ミリの作品群、芝居活動(『江古田心中』『キャラメル心中』『仮面謝肉祭』など)、CFディレクター時代の作品(『アーモンドウイッチ』『ワリコー』『東京サマーランド』『ニコン・ピカイチ』など)、ビデオ『TERRY 100 CHANNELS』などを紹介かたがた駆け足で辿るもの。「TOKYO FIST 東京フィスト」の公開を記念して上映された。
- 製作年1995年
- 製作国日本
- 時間53分
- 監督塚本晋也
- 主演塚本晋也