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ポーランドの奇才イエジー・スコリモフスキ監督が、ロンドンに不法滞在する4人のポーランド人労働者を描いた社会派ドラマ。1981年12月、独立自由労組「連帯」を弾圧するためポーランド全土に戒厳令が敷かれた事件を背景に、当時ロンドンに移住したばかりのスコリモフスキ自身の体験を投影させながら描く。1カ月の観光ビザでイギリスに不法入国したノバクら4人のポーランド人。ロンドンにあるポーランド人の別荘を改修しにやって来た彼らは、唯一英語を話せるノバクをリーダーに、共同生活を送りながら改修作業に取りかかる。そんな中、ノバクは祖国ポーランドで戒厳令が発布されたことを知るが、仲間が動揺して作業が遅れるのを恐れるあまり真実を伝えることができず……。主人公ノバクを演じたのは、後に「ダイ・ハード3」の悪役などで知られるようになるジェレミー・アイアンズ。第35回カンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞した。
ネット上の声
- イエジー・スコリモフスキ監督作品…3作品目…
- https://youtu.be/N5KlGsYyrqE
- 緊張感がスクリーンを超えて伝われば映画ってもう成功だと思うけど、これはもう行動《
- いろんな条件や事情が重なりまくってもう、一歩踏みはずしたら終わってしまいそうなハ
ヒューマンドラマ
- 製作年1982年
- 製作国イギリス
- 時間97分
- 監督イエジー・スコリモフスキ
- 主演ジェレミー・アイアンズ
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ポーランドの名匠イエジー・スコリモフスキが1970年にイギリスで撮りあげた作品で、15歳の少年の不器用な初恋を色鮮やかな映像美でつづった青春ドラマ。公衆浴場で働きはじめた少年マイクは、職場の先輩である年上の女性スーザンに惹かれていく。スーザンへの実らぬ思いを募らせたマイクの行動は次第にエスカレートし、悲劇的な結末へと突き進んでいく。当時ポール・マッカトニーの婚約者として話題を集めたジェーン・アッシャーがスーザン役、「初恋」のジョン・モルダー=ブラウンがマイク役を演じた。イギリスのシンガーソングライター、キャット・スティーブンスと、ドイツのプログレッシブロックバンド「カン(CAN)」が楽曲を担当。日本では72年に劇場初公開。2018年1月、デジタルリマスター版でリバイバル公開。
ネット上の声
- 先に申し上げておきますと、作品とは全く関係のないことを書いております
- ずいぶーん前から📎していた作品をやっとこさ鑑賞👀✨
- イエジー・スコリモフスキ監督作品初鑑賞…
- サイケデリックな恍惚感を薬なしで得たい方
青春
- 製作年1970年
- 製作国イギリス,ドイツ
- 時間92分
- 監督イエジー・スコリモフスキ
- 主演ジェーン・アッシャー
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ポルシェに賭ける青年の恋と大人への成長を詩的でシュールなタッチで綴った青春映画。監督は「バリエラ」(66)「早春」(70)など、ロマン・ポランスキーと並ぶポーランド新世代の旗手と謳われたイェジー・スコリモフスキ(1938-)で、母国を離れてベルギーで撮った監督第3作。脚本はスコリモフスキとアンジェイ・コステンコ。撮影はウィリー・クラント。音楽はクシシュトフ・T・コメダで、主題歌のシャンソンはクリスチアーヌ・ルグラン。出演は,「大人は判ってくれない」「イルマ・ヴェップ」などヌーヴェル・ヴァーグの“顔”であるジャン=ピエール・レオ、「二十歳の恋」(レオと共演)「男性・女性」のカトリーヌ・イザベル=デュポールほか。
ネット上の声
- 初イエジー・スコリモフスキ監督
- 視覚と感性に響く刺激が魅力!
- 私的 青春映画の傑作の一つ。
- “大人”になるための準備期間
ヒューマンドラマ
- 製作年1967年
- 製作国ベルギー
- 時間90分
- 監督イエジー・スコリモフスキ
- 主演ジャン=ピエール・レオ
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「出発」「不戦勝」などで知られるポーランドの巨匠イエジー・スコリモフスキ監督が、大学の卒業制作として1964年に撮りあげた長編監督第1作。兵役に就くことになった24歳の青年アンジェイが出発するまでの数時間にスポットを当て、恋人や友人たちと共に過ごす様子を描いていく。イエジー・スコリモフスキ自らが主演を務める。共演に「すべて売り物」のエルジュビェタ・チジェフスカ。2009年・第22回東京国際映画祭「WORLD CINEMA」部門上映作品。
ネット上の声
- スコリモフスキの若き才気がほとばしる!
- 実験的な作品。
- 老人の法螺話のくだりは、戦中に幼少期を過ごしたスコリモフスキの戦争世代に対する屈
- スコリモフスキが大学の実習で配布された短編制作用フィルムをつなぎ合わせて1本の長
ヒューマンドラマ
- 製作年1964年
- 製作国ポーランド
- 時間76分
- 監督イエジー・スコリモフスキ
- 主演エルジュビェタ・チジェフスカ
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病院の火葬場で働きながら、年老いた祖母と二人で暮らすレオン(アルトゥール・ステランコ)。彼の楽しみは、近くの看護師寮に住むアンナ(キンガ・プレイス)の部屋を毎晩のぞき見ることだった。そんなある日、出掛けた先で雨が降ってきてしまい、家路を急いでいたレオンは、小屋で男にレイプされているアンナの姿を目撃するが……。
ネット上の声
- イエジー・スコリモフスキ監督作品はこれが初対峙
- イエジー・スコリモフスキ監督作品…2作品目…
- 睡眠をタップリとった上でご鑑賞ください
- 荒涼とした町は、主人公の心象風景か。
孤独、 ストーカー、 サスペンス
- 製作年2008年
- 製作国ポーランド,フランス
- 時間94分
- 監督イエジー・スコリモフスキ
- 主演アルトゥール・ステランコ
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ポーランドの巨匠イエジー・スコリモフスキ監督が1967年に発表した長編第5作で、スコリモフスキ自身が主人公の青年を演じるアンジェイ3部作の最終章。医師になったアンジェイが、列車の中で共産主義について考察する様子を描く。本作がポーランドでの公開当初にスターリン批判の作品とみなされて上映禁止処分を受けたことから、これ以降スコリモフスキは祖国を離れて制作活動を続けることとなった。2009年・第22回東京国際映画祭「WORLD CINEMA」部門で上映。
ネット上の声
- 挑戦的な語り口が魅力!
- 所有物が増えるたび鍵が増える
- 青春の狂騒の後に...
- 共産主義下における弾圧により公開できなかったことについて、検察局にブチ切れている
ヒューマンドラマ
- 製作年1967年
- 製作国ポーランド
- 時間80分
- 監督イエジー・スコリモフスキ
- 主演イエジー・スコリモフスキ
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「アンナと過ごした4日間」「出発」などで知られるポーランドの巨匠イエジー・スコリモフスキが7年ぶりに長編映画のメガホンをとり、一頭のロバの目を通して人間のおかしさと愚かさを描いたドラマ。
愁いを帯びたまなざしと溢れる好奇心を持つ灰色のロバ・EOは、心優しい女性カサンドラと共にサーカスで幸せに暮らしていた。しかしサーカス団を離れることを余儀なくされ、ポーランドからイタリアへと放浪の旅に出る。その道中で遭遇したサッカーチームや若いイタリア人司祭、伯爵未亡人らさまざまな善人や悪人との出会いを通し、EOは人間社会の温かさや不条理さを経験していく。
伯爵未亡人役に「エル ELLE」のイザベル・ユペール。2022年・第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で審査員賞を受賞。第95回アカデミー国際長編映画賞ノミネート。
ネット上の声
- 動物の命の重みを感じる
- 流離うロバがそのつぶらな瞳に映し出すものとは?
- 凡百の会話劇より雄弁な、ロバの瞳に映る世界
- 【ロバは道無き道を往く】
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国ポーランド,イタリア
- 時間88分
- 監督イエジー・スコリモフスキ
- 主演サンドラ・ドルジマルスカ
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ポーランドの奇才イエジー・スコリモフスキ監督が1978年に手がけた異色のサスペンススリラー。叫び声で人を殺すことのできる男に人生を狂わされていく夫婦の運命を、現実と幻想を織りまぜた特異な構成で描き、第31回カンヌ国際映画祭で審査員特別グランプリを受賞した。精神病院で開催されるクリケット大会のスコアラーを任されたロバートは、そこで出会ったクロスリーという男から奇妙な回想話を聞かされる。妻とふたりで暮らす音楽家アンソニーは、教会からの帰り道に謎の男クロスリーに出会う。クロスリーはなぜかアンソニーの自宅に押しかけ、かつて自分の子どもを殺したこと、そしてオーストラリア先住民から叫び声で人を殺す能力を授けられたことを夫妻に打ちあける。出演は「ローズ」のアラン・ベイツ、「ひとりぼっちの青春」のスザンナ・ヨーク、「エレファント・マン」のジョン・ハート。
ネット上の声
- 叫ぶことで生物を殺す能力をもつ頭のおかしい男を軸としたストーリー自体は悪くはなか
- 「早春」で独特の作風が気になったイエジー・スコリモフスキ監督
- 凄い技持ってるのに、やったこと小っさ!
- 陸上動物にしか効かないのかな?
ホラー
- 製作年1978年
- 製作国イギリス
- 時間87分
- 監督イエジー・スコリモフスキ
- 主演アラン・ベイツ
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ポーランドの名匠イエジー・スコリモフスキ監督が1966年に手がけた長編第3作。戦後ポーランド社会における世代間の障壁(バリエラ)を、詩的かつ超現実的な映像で描き出す。とある大学の寮で、男子学生たちが奇妙なゲームに興じている。ゲームに勝利して賞金を手にした学生は、新たな生き方を見出すべく旅に出る。やがて彼は、路面電車の運転士をしている若い女性と出会い、一緒に行動するようになるが……。2009年・第22回東京国際映画祭「WORLD CINEMA」部門で上映。
ネット上の声
- 障壁(バリエラ)
- 別に煙草が爆発しなくとも自分の卑小さなんてもんは嫌というほど自覚してると思うが普
- 壁や暗闇があって奥行きが塞がっていて、その手前で右往左往したりぐるぐると回ったり
- 繋ぎ激烈かっけぇ〜!注意されて見上げる→別の場所で既に壁をよじ登っている→複数の
ヒューマンドラマ
- 製作年1966年
- 製作国ポーランド
- 時間81分
- 監督イエジー・スコリモフスキ
- 主演ヨアンナ・シュチェルビツ
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「アンナと過ごした4日間」で東京国際映画祭審査員特別賞を受賞したポーランドの名匠イエジー・スコリモフスキが、1965年に手掛けた長編第2作。前年に発表した長編デビュー作「身分証明書」から6年後の設定で、ボクサーになった主人公アンジェイの試合前の数時間を描く。前作に続きスコリモフスキ自身がアンジェイを演じる。クシシュトフ・キエシロフスキー監督作「傷跡」で主演を務めたフランシツェク・ピエツカが端役で出演。
ヒューマンドラマ
- 製作年1965年
- 製作国ポーランド
- 時間74分
- 監督イエジー・スコリモフスキ
- 主演アレクサンドラ・ザビエルシャンカ
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ポーランドの巨匠イエジー・スコリモフスキ監督が83分間セリフなしで撮り上げ、第87回ベネチア国際映画祭で審査員特別賞、最優秀男優賞を受賞したサバイバルアクション。アフガニスタンで米兵を殺害したアラブ人兵士ムハマンドは、ヘリの爆撃を受け、一時的に聴力を失う。米軍に捕まりどこかへ移送される途中、護送車のアクシデントにまぎれて脱走したムハマンドは、雪に閉ざされた深い森の中を逃走する。主演はビンセント・ギャロ。
ネット上の声
- アフガンの砂漠から囚人として東欧へと移送されたヴィンセント・ギャロが、生き延びる
- 諦めない。なでしこ、菅直人、ヒゲおやじ。
- 感情移入も許さず。ただ生きるために殺す。
- キートンの無声ギャグ映画なら良いのに…
アクション
- 製作年2010年
- 製作国ポーランド,ノルウェー,イギリス,ハンガリー
- 時間83分
- 監督イエジー・スコリモフスキ
- 主演ヴィンセント・ギャロ
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灯台船に乗り込んできた3人のならず者と、船員の闘いを描く。ヴェネチア映画祭審査員特別賞を受賞。製作はビル・ベネンソン、モリッツ・ボーマン。エグゼクティヴ・プロデューサーはライナー・ショーンライン。監督は「早春」(70)のイエジー・スコリモフスキー。ドイツの作家ジーグフリート・レンツの小説を基に、舞台を北海から米ノーフォークに移してウィリアム・マイ、デイヴィッド・テイラーが脚色。撮影は「早春」のチャーリー・スタインバーガー、音楽はスタンリー・マイヤーズが担当。出演はクラウス・マリア・ブランダウアー、ロバート・デュヴァル(ヴェネチア映画祭主演男優賞を受賞)ほか。
ネット上の声
- アメリカ製アクション映画とスコリモフスキ
- うーん、ちょっと苦痛な作品。
- 灯台船(ライトシップ)とは海の上のまさしく灯台の役目をしている船で当然、動かない
- 絶対に動かしちゃいけない船、そこに逃走中のギャングが乗り込んでくるというシチュエ
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1985年
- 製作国アメリカ
- 時間87分
- 監督イエジー・スコリモフスキ
- 主演クラウス・マリア・ブランダウアー
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「アンナと過ごした4日間」「エッセンシャル・キリング」「ザ・シャウト さまよえる幻響」などで知られ、カンヌ、ベルリン、ベネチアの世界3大映画祭で受賞歴のあるポーランドの鬼才イエジー・スコリモフスキ監督が、大都会に暮らす人々の午後5時から午後5時11分までの11分間に起こる様々なドラマをモザイク状に構成した群像劇。女好きの映画監督、嫉妬深い夫、刑務所を出たばかりのホットドッグ屋、強盗をしくじった少年といったいわくありげな人物と、一匹の犬を中心に描かれるサスペンスで、多種多様な視点を駆使した映像や都市空間にあふれる音などによって、人々の悲哀に満ちた人生の陰影を表現。人々のありふれた日常が、わずか11分で変貌していく様を描き出した。
ネット上の声
- ピースは埋まったが、ピースは埋まらない
- ポーランドの救急隊員って武闘派なの?
- 仕事を途中で投げ出してます!怒怒怒
- この快感が分からない人は、気の毒だ
ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国ポーランド,イギリス
- 時間81分
- 監督イエジー・スコリモフスキ
- 主演リチャード・ドーマー