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「真夜中のピアニスト」のジャック・オーディアールが現代の刑務所を舞台に描く作品。第62回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した。刑務所で6年の刑に服す19歳のアラブ青年マリクは、所内を仕切るコルシカ人のマフィア・グループに奴隷のように扱われていた。そんな環境の中、マリクは徐々に読み書きを覚え、刑務所での独自のサバイバル方法を身につけていく……。日本ではフランス映画際2010にて初上映。12年、劇場公開。
ネット上の声
- アラブ系のマリクはフランスの刑務所で誰とも関わらずに無気力に黙々と服役してたらマ
- 誰もが「預言者」足りうる。必要なのは・・
- 掘り出し物!すごい才能に出会ったかも♪
- アラブ系としてのアイデンティティの解放
刑務所、 ヒューマンドラマ
- 製作年2009年
- 製作国フランス
- 時間150分
- 監督ジャック・オーディアール
- 主演タハール・ラヒム
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「ディーパンの闘い」「預言者」などで知られるフランスの名監督ジャック・オーディアールが、「燃ゆる女の肖像」で一躍世界から注目される監督となったセリーヌ・シアマと、新進の監督・脚本家レア・ミシウスとともに脚本を手がけ、デジタル化された現代社会を生きるミレニアル世代の男女の孤独や不安、セックス、愛について描いたドラマ。再開発による高層マンションやビルが並び、アジア系移民も多く暮らすなど、パリの中でも現代を象徴する13区を舞台に、都市に生きる者たちの人間関係を、洗練されたモノクロームの映像と大胆なセックスシーンとともに描き出していく。コールセンターでオペレーターとして働く台湾系フランス人のエミリーのもとに、ルームシェアを希望するアフリカ系フランス人の高校教師カミーユが訪れる。2人はすぐにセックスする仲になるが、ルームメイト以上の関係になることはない。同じ頃、法律を学ぶためソルボンヌ大学に復学したノラは、年下のクラスメイトたちに溶け込めずにいた。金髪ウィッグをかぶり、学生の企画するパーティに参加したことをきっかけに、元ポルノスターのカムガール(ウェブカメラを使ったセックスワーカー)だと勘違いされてしまったノラは、学内の冷やかしの対象となってしまう。大学を追われたノラは、教師を辞めて不動産会社に勤めていたカミーユの同僚となるが……。グラフィックノベル作家エイドリアン・トミネの短編集「キリング・アンド・ダイング」「サマーブロンド」に収録されている3編からストーリーの着想を得た。2021年・第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品。
ネット上の声
- パリで働く台湾系のエミリー(ルーシー・チャン)、彼女とルームシェアすることになっ
- うわ~、これは自分が苦手なタイプの作品の代表格
- モノクローム映像が鮮烈に感情を伝える
- モノクロームに観るもの
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国フランス
- 時間105分
- 監督ジャック・オーディアール
- 主演ルーシー・チャン
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チンピラの男と難聴の女が奇妙な愛を交歓しつつ犯罪を行なうサスペンス。監督・脚本は「天使が隣で眠る夜」のジャック・オディアール。撮影は新鋭のマチュー・ヴァドゥピエ。音楽は「天使が隣で眠る夜」「ハーフ・ア・チャンス」のアレクサンドル・デスプラ。出演は「アレックス」のヴァンサン・カッセル、「エスター・カーン/めざめの時」のエマニュエル・ドゥヴォス、「イゴールの約束」のオリヴィエ・グルメほか。2002年セザール賞主演女優賞、脚本賞、録音賞受賞。
ネット上の声
- ジャック・オーディアール監督作品を観るのは5作目だけど今のところハズレなし
- ストーリーは兎も角、カメラワークが悪すぎる。望遠で視野の狭い範囲で...
- 半人前+半人前=逃亡、ただし大金付き
- 独特な個性を持つクライムサスペンス
サスペンス
- 製作年2001年
- 製作国フランス
- 時間119分
- 監督ジャック・オーディアール
- 主演ヴァンサン・カッセル
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「天使が隣で眠る夜」「リード・マイ・リップス」のジャック・オディアール監督が、78年製作のハーベイ・カイテル主演フィルム・ノワール「マッド・フィンガーズ」をリメイク。主演は「スパニッシュ・アパートメント」「ルパン」のロマン・デュリス。28歳のトムは、犯罪すれすれの不動産の裏ブローカーをしながら、今は亡き母のようなピアニストになる夢を抱いている。彼はオーディションのためピアノのレッスンを再開するが。
ネット上の声
- 素晴らしかった…主演のロマン・デュリス、最高
- う~~ん!ラストが微妙に?もう一息かな?
- 「さすがフランス映画」って終わり方です
- フランスの隠れた秀作に出合えた悦び!!
犯罪、 ヒューマンドラマ
- 製作年2005年
- 製作国フランス
- 時間108分
- 監督ジャック・オーディアール
- 主演ロマン・デュリス
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ゴールドラッシュで沸き立っているアメリカ。普通でいたい兄のイーライ(ジョン・C・ライリー)と裏社会で成功したい弟のチャーリー(ホアキン・フェニックス)は、すご腕の殺し屋だった。二人は政府からの内密な依頼で、連絡係(ジェイク・ギレンホール)と共に黄金の見分け方を知る化学者(リズ・アーメッド)を追う。やがて四人は、手を組むことになる。
ネット上の声
- これを{ウエスタン・サスペンス}って予告するか(笑)
- 確かに度肝をぬかれる思いもよらない展開だ
- パルムドール監督が撮った風変わりな西部劇
- 暴力的な弟に翻弄され続ける兄の苦悩
西部劇
- 製作年2018年
- 製作国フランス,スペイン,ルーマニア,ベルギー,アメリカ
- 時間120分
- 監督ジャック・オーディアール
- 主演ジョン・C・ライリー
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「真夜中のピアニスト」「預言者」「君と歩く世界」など数々の名作を手がけるフランスの名匠ジャック・オーディアール監督が、2015年・第68回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞した作品。内戦下にあるスリランカからフランスに渡るため、偽装家族となった元兵士ディーパンと女と少女の3人は、パリ郊外の集合団地でささやかな幸せを手に入れようとしていた。しかしその矢先、3人は新たな暴力に見舞われてしまう。人種や宗教、移民問題に揺れるヨーロッパ社会を背景に、暴力や戦いを捨て、愛や家族の絆を求めた人々を描いた人間ドラマ。主人公ディーパンを演じたアントニーターサン・ジェスターサンは、スリランカ内戦の元兵士で、フランスに亡命後に作家として活動しており、今作で演技に初挑戦した。
ネット上の声
- 内戦下のスリランカから妻と娘を装った偽の家族を連れてフランスへ亡命したディーパン
- スリランカの武装組織にいた男は家族を失い、ディーパン(アントニーターサン・ジェス
- カンヌもようやくまともに選出してくれた。
- “眠っていた虎”を起こしてしまった悲劇
ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国フランス
- 時間115分
- 監督ジャック・オーディアール
- 主演アントニーターサン・ジェスターサン
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両脚を失い絶望した女性が、ひとりの男性との出会いを経て再び人生に希望を見出していく姿を描いた人間ドラマ。主演は「エディット・ピアフ 愛の讃歌」のオスカー女優マリオン・コティヤール。監督は「真夜中のピアニスト」「預言者」の名匠ジャック・オーディアール。南仏アンティーブの観光名所マリンランドでシャチの調教師として働く女性ステファニーは、事故で両脚を失う大怪我を負い、失意のどん底に沈む。そんなある時、5歳の息子をひとりで育てているシングルファーザーのアリと出会い、不器用だが真っ直ぐなアリの優しさに触れたステファニーは、いつしか生きる喜びを取り戻していく。
ネット上の声
- マリオン・コティヤール、あらためて素晴らしい
- 悔しいがこの題名を考えた配給会社の勝ち!
- 悲壮感よりも力強さを訴えた物語だが・・・
- 共感し安堵し、そして我が身を考える。
恋愛、 ヒューマンドラマ
- 製作年2012年
- 製作国フランス,ベルギー
- 時間122分
- 監督ジャック・オーディアール
- 主演マリオン・コティヤール
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アメリカの女流ミステリー作家、テリー・ホワイトの処女小説『真夜中の相棒』(邦訳・文春文庫)を現代のフランスを舞台に映画化、凝った構成と男たちの友情を越えた関係に独特の雰囲気を漂わす犯罪映画。監督は「死への逃避行」(父ミシェル・オーディアールと共同)、「バルジョーでいこう!」などの脚本家で、これが初監督作となるジャック・オーディアール。脚本はオーディアールと「インドシナ」のアラン・ル・アンリの共同。一時引退を表明した「トリコロール 赤の愛」の名優ジャン・ルイ・トランティニャンが初老の小悪党を、彼を追う初老のセールスマンを「インドシナ」のジャン・イアンヌが演じる。またトランティニャンと共に行動する青年を演ずるマチュー・カソヴィッツは監督として「憎しみ」などを発表している。ヤンヌの妻役で「北の橋」「彼女たちの舞台」のビュル・オジェが特別出演。
ネット上の声
- ジャックオーディアール監督デビュー作
- やっと観ることができました。
- 純真な心が変化をもたらす
- 正直微妙、とはいえいつのまにかじいちゃんとおじちゃんが若者を取り合う物語にナルト
サスペンス
- 製作年1994年
- 製作国フランス
- 時間100分
- 監督ジャック・オーディアール
- 主演ジャン=ルイ・トランティニャン