全3作品。ウェイン・クラマー監督が制作した映画ランキング

消えた一丁の拳銃が、マフィア、悪徳警官、そして二人の少年を巻き込み、悪夢の一夜を加速させるノンストップ・クライムサスペンス。

ニュージャージー州の暗黒街。マフィアの使い走りジョーイは、汚職警官を殺害した証拠の拳銃を処分するよう命じられる。しかし、その拳銃を隣家の少年オレグが盗み出し、虐待する義父を撃ってしまう。拳銃は街のどこかへ消え、ジョーイはマフィアと警察の両方から追われる身に。夜が明ける前に拳銃を回収しなければ、自分の命、そして家族の命も危ない。狂気と暴力が渦巻く街で、ジョーイはオレグを追い、絶望的な追跡劇を繰り広げる。次々と現れる危険な人物たち。彼を待ち受ける衝撃の真実とは。

ロサンゼルスを舞台に、不法移民たちの夢と現実、そして彼らを追う捜査官の葛藤を描く社会派群像劇。

人種のるつぼ、ロサンゼルス。移民関税執行局（ICE）の捜査官マックスは、日々、国境を越えてくる人々と向き合う。メキシコから来た若い母親、グリーンカード欲しさに体を売る女優、テロリストの嫌疑をかけられたイスラム系の少女。彼は法を執行する立場でありながら、それぞれの事情に触れるうち、システムの非情さと自らの仕事に深い葛藤を抱く。交差する人々の運命。アメリカン・ドリームの光と影をリアルに描き出し、観る者に「正義とは何か」を問いかける衝撃作。

「ワイルド・バレット」（2006）のウェイン・クラマー監督と主演ポール・ウォーカーが再タッグを組み、アメリカ南部を舞台に、ブラックな笑いやバイオレンスを交えながら、欲望渦巻く男たちの生き残りをかけた戦いを描いた。冴えない質屋の店主やドラックディーラーの金を強奪しようと企む麻薬密売の仲介人、数年前に妻をさらわれた男、プレスリーを崇める無一文の芸人など、いずれもクセのある登場人物たちが、ひとつの巡り合わせによって運命を狂わされ、予測不能な方向へと転がっていく一日を描く。共演にイライジャ・ウッド、マット・ディロン、ノーマン・リーダス、ブレンダン・フレイザー、ビンセント・ドノフリオほか。