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「8人の女たち」のフランソワ・オゾン監督が、エルンスト・ルビッチ監督作「私の殺した男」の原作としても知られるモウリス・ロスタンの戯曲を大胆に翻案してオリジナルストーリーとして昇華させ、モノクロとカラーを織り交ぜた美しい映像で描いたミステリードラマ。1919年、ドイツ。婚約者フランツをフランスとの戦いで亡くしたアンナは、フランツの両親と共に悲嘆に暮れる日々を送っていた。ある日、アンナは見知らぬ男がフランツの墓に花を手向けて泣いているところを目撃する。アドリアンと名乗るその男は戦前のパリでフランツと知り合ったと話し、彼が語るフランツとの友情に、アンナもフランツの両親も癒やされていく。アンナはアドリアンに次第に惹かれていくが、実はアドリアンはある秘密を抱えていた。アドリアン役に「イヴ・サンローラン」のピエール・ニネ。「ルートヴィヒ」のパウラ・ベーアがアンナ役を演じ、第73回ベネチア国際映画祭でマルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞)を受賞した。
ネット上の声
- モノクロ映画なのにたまにカラーになるところ、素敵だった…カラーっていっても淡いカ
- モウリス・ロスタンの戯曲を名匠エルンスト・ルビッチによって映画化された『私の殺し
- エルンスト·ルビッチの『私の殺した男』のリメイクだそう
- 久々のエンドロールの余韻を楽しみたい映画
ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国フランス,ドイツ
- 時間113分
- 監督フランソワ・オゾン
- 主演ピエール・ニネ
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フランソワ・オゾン監督が、文才あふれる少年と彼に翻弄される国語教師が繰り広げる心理戦を描いた作品。かつて作家を目指していた高校教師ジェルマンは、生徒たちの作文を採点している最中、男子生徒クロードが書いた文章に目を留める。それは、あるクラスメイトとその家族を皮肉につづったものだった。クロードの感情あふれる文章に危うさを感じながらも、その才能にひきつけられたジェルマンは、クロードに小説の書き方を指導していくが……。
ネット上の声
- 教え子たちに作文の宿題を出した教師のジェルマンは、教え子の1人クロードが書く作文
- 続きが読みたくて仕方がない小説を読んでるようだった
- ねっとり系の話だが意外と鑑賞後感は爽やか
- すべてが夜のマンションのシーンで描かれた
ヒューマンドラマ
- 製作年2012年
- 製作国フランス
- 時間105分
- 監督フランソワ・オゾン
- 主演ファブリス・ルキーニ
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70年代のドイツ。街で中年男レオポルドに声をかけられた青年フランツは、恋人アナとのデートに行くはずが、なぜか彼の誘いにのってレオポルドの家へ。そして、そのまま彼の家に居候してしまう。やがて、その家にアナやレオポルドの元恋人ヴェラもやってきて……。フランソワ・オゾン監督が、敬愛するライナー・ベルナー・ファスビンダーの未発表の戯曲を映画化。4幕からなる室内劇で、4人の男女の悲喜交々が描かれる。
ネット上の声
- フランソワ・オゾン監督作品…15作品目…
- やっぱりオゾン、奇妙キテレツ
- 笑えてポップでドイツで70年代
- 重力ような磁気のような…
ヒューマンドラマ
- 製作年2000年
- 製作国フランス
- 時間90分
- 監督フランソワ・オゾン
- 主演ベルナール・ジロドー
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フランス映画界の名匠フランソワ・オゾンが、若かりし日に読み影響を受けたというエイダン・チェンバーズの小説「おれの墓で踊れ」を映画化し、16歳と18歳の少年の人生を変えた、ひと夏の初恋を描く。セーリングを楽しもうとヨットで沖に出た16歳のアレックスは突然の嵐に見舞われ転覆し、18歳のダヴィドに救出される。2人は友情を深め、それはやがて恋愛感情へと発展し、アレックスにとっては、それは初めての恋となった。そんな2人は、ダヴィドの提案で「どちらかが先に死んだら、残された方はその墓の上で踊る」という誓いを立てるが、ダヴィドの不慮の事故により、2人の時間は終わりを迎える。生きる希望を失ったアレックスを突き動かしたのは、ダヴィドとあの夜に交わした誓いだった。主演は、オゾン監督がオーディションで見いだしたフェリックス・ルフェーブルとバンジャマン・ボワザン。第73回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション選出作品。
ネット上の声
- 少年の日の初恋は瑞々しいままにしておいて
- 恋の傷を治すには慰めでなく別の新たな恋!
- 恋の喜びと痛みを知った初恋と青春物語
- 青春は恥ずかしいくらい、やるせない。
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国フランス
- 時間101分
- 監督フランソワ・オゾン
- 主演フェリックス・ルフェーヴル
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「8人の女たち」「2重螺旋の恋人」のフランソワ・オゾン監督がフランスで実際に起こった神父による児童への性的虐待事件を描き、第69回ベルリン国際映画祭で審査員グランプリ(銀熊賞)を受賞した作品。妻と子どもたちとともにリヨンに暮らすアレクサンドルは、幼少期にプレナ神父から性的虐待を受けた過去を抱えていた。アレクサンドルは、プレナ神父が現在も子どもたちに聖書を教えていることを知り、家族を守るために過去の出来事の告発を決意する。彼と同様に神父の被害に遭い、傷を抱えてきた男たちの輪が徐々に広がっていく中、教会側はプレナの罪を認めながらも、責任を巧みにかわそうとする。信仰と告発の狭間で葛藤するアレクサンドルたち。彼らは沈黙を破った代償として社会や家族との軋轢とも戦うこととなる。
ネット上の声
- フランソワ・オゾン監督初の実話! 「スポットライト 世紀のスクープ」の社会問題が多面的に見えてくる
- 冷静沈着に、叙情性を抑えて人間や組織を見つめるフランソワ・オゾンの演出が冴えわたる
- 学ぼうとすると溝にはまる「宗教」。未だに謎がいっぱい。
- オゾンが本年中の日本公開にこだわった理由は。
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国フランス
- 時間137分
- 監督フランソワ・オゾン
- 主演メルヴィル・プポー
-
フランスの名匠フランソワ・オゾンが、「スイミング・プール」の脚本家エマニュエル・ベルンエイムの自伝的小説を基に、安楽死を望む父親に翻弄される娘の葛藤を描いた人間ドラマ。
ユーモアと好奇心にあふれ、生きることを愛してきた85歳の男性アンドレ。脳卒中で倒れ身体の自由がきかなくなった彼は、その現実を受け入れられず安楽死を望むように。人生を終わらせるのを手伝ってほしいと頼まれた娘エマニュエルは、父の気が変わることを願いながらも、合法的な安楽死を支援するスイスの協会に連絡する。父はリハビリによって徐々に回復し、生きる喜びを取り戻したように見えたが……。
ソフィー・マルソーがエマニュエル役で主演を務め、「私のように美しい娘」のアンドレ・デュソリエが父アンドレ、「さざなみ」のシャーロット・ランプリングが母クロード、「17歳」のジェラルディン・ペラスが妹パスカルを演じた。2021年・第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品。
ネット上の声
- フランソワ·オゾン監督が、ソフィー·マルソー/シャーロット·ランプリング/ジェラ
- オゾンの柔らかく穏やかな語り口が胸に染み渡る
- つらいんだけど、とても近くて、泣けてきた
- 安楽死の是非と家族の葛藤を描いた映画
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国フランス,ベルギー
- 時間113分
- 監督フランソワ・オゾン
- 主演ソフィー・マルソー
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25年の結婚生活をともにしてきた、50代の夫婦マリーとジャン。子供はいないが幸せな2人は、今年も毎年夏にバカンスに訪れている南仏の別荘にやってくる。しかし、人気のない海辺でマリーが眠っている少しの間に、海に入ったはずのジャンが行方知れずになってしまう。警察の捜査も虚しく手がかりはつかめず、パリで日常生活に戻ったマリーだが、やがてジャンの幻が見えるようになり……。フランソワ・オゾン監督が愛する人を失った女性の深い喪失感を描いたドラマで、“死についての3部作”の第1章。
ネット上の声
- 美しく歳をとる、ってよく聞く言葉ではあるけれど、シャーロット・ランプリングはその
- 32歳にして大人の女性の心や夫婦の機微をこんなに繊細に描くなんて!オゾン監督の才
- やっぱり、シャーロット·ランプリングって、素敵だなぁとしみじみ思う作品でした
- ランプリングが砂をギュっと掴んだシーンがあった
ヒューマンドラマ
- 製作年2001年
- 製作国フランス
- 時間95分
- 監督フランソワ・オゾン
- 主演シャーロット・ランプリング
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舞台は50年代のフランス。クリスマス・イブの朝、雪のため密室となった大邸宅で、主人の死体が発見される。邸宅にいるのは8人の女たち。果たして犯人は誰なのか。フランソワ・オゾン監督の最新作はフランス映画界が誇る新旧8人の名女優の豪華共演も話題のミュージカル。17年生まれの「うたかたの恋」のダニエル・ダリューから、79年生まれの新星リュデビーヌ・サニエまで、全員に歌って踊るシーンがあるサービスぶり。
ネット上の声
- 女は誰だって、秘密を持っているのです
- ミュージカル×「キサラギ」×女×8=∞
- フランソワ・オゾンより愛をこめて
- 映画を見てて一番衝撃的な瞬間
クリスマス、 サスペンス
- 製作年2002年
- 製作国フランス
- 時間111分
- 監督フランソワ・オゾン
- 主演ダニエル・ダリュー
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31歳のカメラマン、ロマンは、ある日突然、あと3カ月の命だと宣告される。彼はこの悲劇にどう対処し、何に生の意味を見出していくのか。「まぼろし」で最愛の人の死を描いたフランソワ・オゾン監督の<死についての3部作>の第2章。主演は「ル・ディヴォース/パリに恋して」のメルヴィル・プポー。「ミュンヘン」のバレリア・ブルーニ・テデスキ、「死刑台のエレベーター」「突然炎のごとく」の大女優ジャンヌ・モローが共演。
ネット上の声
- ラストシーンが美しく、そのシーンの為に作られたのか?と思うエンドでした
- ”死”について希望を見出せる、お薦め映画
- 病気との葛藤と死ぬまでにどう生きるか?
- 邦題どおり「ぼくを葬る」作品だった
ヒューマンドラマ
- 製作年2005年
- 製作国フランス
- 時間81分
- 監督フランソワ・オゾン
- 主演メルヴィル・プポー
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「8人の女たち」のフランソワ・オゾン監督が、映画プロデューサー殺人事件の“犯人の座”をめぐって3人の女たちが繰り広げる騒動をユーモアたっぷりに描いたクライムミステリー。
パリの大豪邸で有名映画プロデューサーが殺害され、新人女優マドレーヌが容疑者として連行された。マドレーヌはプロデューサーに襲われて自分の身を守るために撃ったと供述し、親友である弁護士ポーリーヌとともに法廷に立つ。正当防衛を訴える鮮やかな弁論と感動的なスピーチは裁判官や大衆の心をつかみ、マドレーヌは無罪を勝ち取ったのみならず、悲劇のヒロインとしてスターの座を手に入れる。そんな彼女たちの前にかつての大女優オデットが現れ、プロデューサー殺しの真犯人は自分だと主張する。
「悪なき殺人」のナディア・テレスキウィッツがマドレーヌ、「シモーヌ フランスに最も愛された政治家」のレベッカ・マルデールがポーリーヌ、「エル ELLE」のイザベル・ユペールがオデットを演じた。
ネット上の声
- 主役2人の女優が実に魅力的なクライム・コメディ
- 可愛くてお洒落ですが、他は特にありません
- 被害者以外全員ハッピー
- 新聞に載っちゃうよ
サスペンス、 コメディ
- 製作年2023年
- 製作国フランス
- 時間103分
- 監督フランソワ・オゾン
- 主演ナディア・テレスキウィッツ
-
パリで働く夫の帰りを待ちながら、海の美しい島に暮らすで生後10カ月の娘と2人で静かな日々を送っているサーシャ。そんなある日、彼女のもとにタチアナと名乗るバックパッカーの若い女性が現れ、2~3日の間、庭先にテントを張らせてほしいというのだが。
ネット上の声
- フランソワ・オゾン監督作品…14作目です…
- 青い海と、空と、狂気と
- 映画好き必見の傑作!
- よくサイトで見かける胸糞映画ベスト3は「ミスト」「ファニーゲーム」「ダンサーイン
ヒューマンドラマ
- 製作年1996年
- 製作国フランス
- 時間52分
- 監督フランソワ・オゾン
- 主演サーシャ・ヘイルズ
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友人と海にバカンスへやってきた青年ミック。海辺でルシアという女性と知り合ったミックは、ひょんなことから彼女の青いドレスを借ることになるが……。ロカルノ国際映画祭の新人監督賞を受賞したフランソワ・オゾンの短編で、ブラックだったり、なかばグロテスクだったりすることも多い初期のオゾン作品にあって微笑ましい一編。
ネット上の声
- アマプラでフランソワ・オゾンの短編映画集が200円でレンタル出来たので思わず借り
- 風でサマードレスが翻り。。。!?
- オゾンの最高傑作はこの短編!
- 【ひと夏の想い出
青春
- 製作年1996年
- 製作国フランス
- 時間15分
- 監督フランソワ・オゾン
- 主演フレデリック・マンジュノ
-
フランスのある豪邸で、主人のジャンが一匹のネズミを持ち帰ったことから、様々な思わぬ事態が発生。息子ニコラはゲイであることを告白し、家政婦マリアの夫アブドゥにゲイの手ほどきをうける。娘ソフィは窓から飛び降りて半身不随になり、妻エレーヌは息子のニコラと関係を持つようになってしまう……。短編作品で注目を浴びてきたフランソワ・オゾン監督の長編デビュー作で、一匹のネズミの闖入から家庭が崩壊していく様をグロテスクに描いたブラック・コメディ。
ネット上の声
- ゲイ、バイ、自殺常習、近親相姦、サドマゾと、みんながみんな変態でよろしい😆
- めちゃめちゃ難しいけどめちゃめちゃ面白い
- オゾンってセンスで見るものかな?
- ネズミ年最初のレビューに。
ヒューマンドラマ
- 製作年1998年
- 製作国フランス
- 時間80分
- 監督フランソワ・オゾン
- 主演エヴリーヌ・ダンドリー
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ネット上の声
- 『OZON:短編映画集』3/5
- キスとかでフワフワしちゃってる思春期からのリアルな性が持つグロさへの落差が天才す
- 生理の血ついてたら「おいやめろよ〜!まじむり〜!笑」みたいにならないのかな?笑
- 1994年に製作されたフランソワオゾン監督のショートムービー
サスペンス
- 製作年1994年
- 製作国フランス
- 時間4分
- 監督フランソワ・オゾン
- 主演ファビアン・ビレ
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「8人の女たち」「スイミング・プール」のフランソワ・オゾン監督が、平凡な主婦が「特別な女ともだち」との出会いを通して本当の自分を見いだしていく姿を描いたハートフルドラマ。親友のローラを亡くした主婦クレールは、悲しみに暮れながらも残された夫ダビッドと幼い娘リュシーを守ることを誓う。ある日、2人の様子を見ようと家を訪れたクレールは、そこで亡き妻の服を着て娘をあやすダビッドの姿を目撃する。女性の服を着たいというダビッドの告白に戸惑いを隠しきれないクレールだったが、いつしか彼を女性として受け入れるようになり、新しい女ともだちのビルジニアとして絆を深めていく。そしてクレールもまた、ビルジニアの影響で自分らしく生きることの素晴らしさに気づく。主人公クレールを「間奏曲はパリで」のアナイス・ドゥームスティエ、ダビッド=ビジルニアを「タイピスト!」のロマン・デュリスがそれぞれ演じた。共演に「黒いスーツを着た男」のラファエル・ペルソナス。
ネット上の声
- オゾン監督がゲイだけあり、スーッと違和感なく観れたLGBTQ🏳️🌈作品✨
- 超久しぶりにDVDレンタル店の、リアル棚探訪を楽しみ選んだ一本
- 相対的ではなく絶対的に人を好きになること
- 誰でもいいんじゃない、君じゃなきゃダメだ
ヒューマンドラマ
- 製作年2014年
- 製作国フランス
- 時間107分
- 監督フランソワ・オゾン
- 主演ロマン・デュリス
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新作の筆が振るわないイギリスの人気ミステリー作家、サラは、出版社の社長ジョンの勧めで、彼が所有する南仏の別荘にやってくる。静かな土地と自然に囲まれ、執筆活動を始めるサラだが、そこにジョンの娘と名乗るジュリーが突然現れる。夜な夜な違う男を連れ込むジュリーに当初は辟易したサラだったが、彼女の奔放な魅力に注目し、ジュリーを題材にした物語を書こうとするが……。「8人の女たち」のフランソワ・オゾン監督が、シャーロット・ランプリング、リュディビーヌ・サニエという新旧の人気女優を主演に描くミステリー。
ネット上の声
- 新作も楽しみなフランソワ・オゾンの官能ミステリー
- 南仏プロヴァンスに映える青いプールの謎?
- こうして”オンナ”を思い出す・・・
- プールとジュリーに象徴されるもの
どんでん返し、 サスペンス
- 製作年2003年
- 製作国フランス,イギリス
- 時間102分
- 監督フランソワ・オゾン
- 主演シャーロット・ランプリング
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「8人の女たち」「スイミング・プール」のフランソワ・オゾン監督が、少女と女の狭間で揺れ動く17歳の性を繊細につづった青春ドラマ。名門高校に通いながら何不自由のない生活を送る17歳の少女イザベル。バカンスに訪れたビーチで初体験を済ませた彼女は、やがて不特定多数の男たちを相手に売春を重ねるようになり……。主人公イザベルを演じるのは、モデル出身の新人女優マリーヌ・バクト。「まぼろし」のシャーロット・ランプリング、「輝ける女たち」のジェラルディン・ペラスら名優たちが脇を固める。
ネット上の声
- 「危険なプロット」の次は「危険なバイト」
- 初体験は、やはり相手が重要かと思われます
- 瑞々しい美しさもさることながら表情が◎
- ありのままに正直に17歳を見せてくれる
ヒューマンドラマ
- 製作年2013年
- 製作国フランス
- 時間94分
- 監督フランソワ・オゾン
- 主演マリーヌ・ヴァクト
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フランスの名匠フランソワ・オゾンが、ドイツのライナー・ベルナー・ファスビンダー監督が1972年に手がけた「ペトラ・フォン・カントの苦い涙」を現代風にアレンジし、美青年に恋した映画監督の姿をシニカルかつユーモアたっぷりに描いたドラマ。
恋人と別れたばかりで落ち込んでいた有名映画監督ピーター・フォン・カントのアパルトマンに、親友である大女優シドニーがアミールという青年を連れて訪ねてくる。艶やかな美しさのアミールにすっかり心を奪われたピーターは、彼を自分のアパルトマンに住まわせ、映画界で活躍できるよう手助けするが……。
「ジュリアン」のドゥニ・メノーシェがピーター役で主演を務め、「王妃マルゴ」のイザベル・アジャーニが大女優シドニー、「ペトラ・フォン・カントの苦い涙」にも出演したハンナ・シグラがピーターの母を演じる。2022年・第72回ベルリン国際映画祭コンペティション部門出品作品。
ネット上の声
- 【著名な仏蘭西監督が、若く美しい青年への愛に翻弄され悩む姿を面白可笑しく描いた作品。劇中の著名監督がフランソワ・オゾン監督に見えてしまった作品でもある。】
- 討ち死にして号泣するみっともないおやじに憧れる
- 「正気を失うほどの恋」〜おぉ、カール!
- 馬鹿で、なんだか切ないBL
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国フランス
- 時間85分
- 監督フランソワ・オゾン
- 主演ドゥニ・メノーシェ
-
ゲイの青年が疎遠になっていた父親が危篤であることを姉から知らされ、病院に見舞いにいくが、父との和解することはできなかった。翌日、彼は父親の病室に忍び込み、裸の父親の写真を撮るのだが……。
ネット上の声
- La petite mortの直訳的なニュアンス、バルトが持ち出した文脈でのニュ
- ゲイのカメラマンの人生の転機
- 『OZON:短編映画集』5/5
- 「小さな死」ってバタイユじゃないの?彼が男性のオーガズムの瞬間に固執してるのも、
ヒューマンドラマ
- 製作年1995年
- 製作国フランス
- 時間26分
- 監督フランソワ・オゾン
- 主演フランソワ・ドゥレーヴ
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ある夜、静まり返った学校の体育館にやってきた高校生のアリスとリュック。アリスが1人で奥のシャワー室に向かうと、そこにはアリスと同じクラスのサイードがいた。サイードがアリスを抱き、リュックはその様子を陰から見守るが、アリスが目配せをした瞬間、リュックは隠し持っていたナイフでサイードを刺し殺す。2人は死体を車のトランクに隠して森に向かい、穴を掘って死体を埋めるが……。フランスの鬼才フランソワ・オゾン監督が描くサスペンス・ミステリー。
ネット上の声
- フランソワ・オゾン監督、初期の作品~🎬
- オゾンにはまったのはこの作品から
- いやぁ、、、こりゃ手厳しい
- 美しくも残酷な御伽噺
トラウマになる、 ヒューマンドラマ
- 製作年1999年
- 製作国フランス,日本
- 時間95分
- 監督フランソワ・オゾン
- 主演ナターシャ・レニエ
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「8人の女たち」「スイミング・プール」のフランソワ・オゾン監督が、他界した恋人の子どもをお腹に宿した女性が、隠遁生活を送るなかで自分を見つめなおしていく姿を描いたドラマ。美男美女のムースとルイは誰もがうらやむ幸せなカップルだったが、ルイがドラッグの過剰摂取で死んでしまう。ひとり取り残されたムースは、ある日、ルイの子どもを妊娠していることに気づき、途方に暮れる。ムースはパリから遠く離れた町へ逃げ出すが……。カンヌ、ベルリン、ベネチアの3大映画祭受賞作を中心に日本未公開だった作品を一挙上映する「三大映画祭週間2012」で公開。
ネット上の声
- オゾン監督よっぽど子どもが欲しかったのね
- 『ムースの隠遁』が『ムースの遁走』で幕
- 妊婦を主役にした映画を撮りたいと願っていたフランソワ・オゾン監督が、当時妊娠6ヶ
- 久しぶりにフランソワ・オゾン❗️
ヒューマンドラマ
- 製作年2009年
- 製作国フランス
- 時間88分
- 監督フランソワ・オゾン
- 主演イザベル・カレ
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「8人の女たち」のフランソワ・オゾン監督とカトリーヌ・ドヌーブが再びタッグを組んだコメディ。ブルジョワ主婦のスザンヌは、雨傘工場を経営する亭主関白な夫ロベールと優雅で退屈な毎日をおくっていた。ある日、心臓発作で倒れたロベールに代わり、スザンヌが工場の運営を任されてしまう。彼女は主婦ならではの感性で、傾きかけていた工場を見事に立て直すが……。
ネット上の声
- フランソワ・オゾンのコメディ!カトリーヌ・ドヌーヴ、ジェラール・ドパルデュー主演
- クスクス、ジワジワ…これぞオトナの映画!
- アムールの国と貫禄ある俳優ならではの作品
- お茶目なカトリーヌ・ドヌーブ♪をどうぞ
ヒューマンドラマ
- 製作年2010年
- 製作国フランス
- 時間103分
- 監督フランソワ・オゾン
- 主演カトリーヌ・ドヌーヴ
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フランソワ・オゾン監督が1997年に手がけた短編作品。娼婦の意外な秘密を知ってしまう客の男、33歳も年の離れた中年女と青年、ベッドに互い違いに横たわってふざけあう若い男女、片思いに悩む女にアドバイスする年上の女、女性経験のない男と男性経験のない男……。7組のカップルがベッドの中で交わす会話を切り取っていく。出演は、「めざめ」のルシア・サンチェス、「サガン 悲しみよ こんにちは」のマルゴ・アバスカルほか。
ネット上の声
- 短編集なので、まぁさくっとどーぞ♪
- いくつかのベッドイン前のカップルの会話を収録した短編集でした
- 変なピロートークみたいなノリ詰め合わせ
- 7 つの短編を好きな順に並べてみました
ヒューマンドラマ
- 製作年1997年
- 製作国フランス
- 時間26分
- 監督フランソワ・オゾン
- 主演ヴァレリー・ドラグエ
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「スイミング・プール」「8人の女たち」のフランソワ・オゾン監督が、アメリカの女性作家ジョイス・キャロル・オーツの短編小説を大胆に翻案し、性格が正反対な双子の精神分析医と禁断の関係にのめり込んでいく女性の姿を、官能的に描き出した心理サスペンス。クロエは原因不明の腹痛に悩まされ、精神分析医ポールのカウンセリングを受けることに。痛みから解放された彼女はポールと恋に落ち、一緒に暮らし始める。ある日、クロエは街でポールに瓜二つの男性ルイと出会う。ルイはポールと双子で、職業も同じ精神分析医だという。ポールからルイの存在を聞かされていなかったクロエは、真実を突き止めようとルイの診察室に通い始めるが、優しいポールと違って傲慢で挑発的なルイに次第に惹かれていく。「17歳」のマリーヌ・バクトが主人公クロエ、「最後のマイ・ウェイ」のジェレミー・レニエが双子の精神科医を演じる。共演に「映画に愛をこめて アメリカの夜」のジャクリーン・ビセット。
ネット上の声
- これはミステリーなのかサイコサスペンスなのか…ホラーみもあり
- 私自身が双子だったからか、鑑賞中は苛まれていく感覚があった
- 冒頭、クロエの身体の中の映像から始まる、攻めた作品です
- フランソワ・オゾン監督によるサスペンス・ホラー
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年2017年
- 製作国フランス
- 時間107分
- 監督フランソワ・オゾン
- 主演マリーヌ・ヴァクト
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フランスのフランソワ・オゾン監督が1998年に製作した短編作品。西暦2000年を迎えた朝。パリのアパルトマンで、若い男が目を覚ます。隣には女が背中を向けて寝ており、部屋の隅では双子の男たちが死んだように眠っている。やがて男は、向かいの部屋でセックスに励む男女を覗きはじめる。目を覚ました女は、そんな男のうしろ姿を横目に風呂場へと向かい……。西暦2000年元旦の何も起こらない日常をシュールに描く。
ネット上の声
- これはよくわからなかったが、オゾンの作り出す妄想か夢か曖昧な世界に翻弄された
- 確かこれをきっかけに、映画界にいきなり踊り出す、という演出が流行った記憶
- 世紀末の大袈裟な終末論を嘲笑うかのように何も起きない2000年元旦の朝
- 1998年に制作された、フランソワ・オゾンのショートムービーでした
ヒューマンドラマ
- 製作年1998年
- 製作国フランス
- 時間8分
- 監督フランソワ・オゾン
- 主演ドニーズ・シェロプフェル・アロン
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「8人の女たち」「まぼろし」「スイミング・プール」の人気監督、フランソワ・オゾンが一組のカップルの恋愛をユニークな手法で描く。離婚調停を進めるカップル、マリオンとジル。彼らがどのようにしてそこに至ったのかを、時間を逆行させて、ある日の夕食、出産、結婚、恋に落ちた瞬間まで、5つの季節を経ながら遡って描いていく。ヒロイン役は「天使の肌」「愛する者よ、列車に乗れ」のバレリア・ブルーニ・テデスキ。
ネット上の声
- それぞれの岐路で、他にやりようは本当にあったのだろうかと絶望的な気持ちになる
- 「自由の幻想」のロンスダール好きでと書いたので一応見直したらヘンタイ度maxで書
- 何故?って言われても理由なんて分からない
- 逆にしただけで!悲しみが倍増しました!
ヒューマンドラマ
- 製作年2004年
- 製作国フランス
- 時間90分
- 監督フランソワ・オゾン
- 主演ヴァレリア・ブルーニ=テデスキ
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1900年代初頭のイギリスの下町で、母親とともにほそぼそと暮らすエンジェル(ロモーラ・ガライ)は、あふれんばかりの想像力と文才が認められ、16歳にして文壇デビューを果たす。幼いころからあこがれていた豪邸“パラダイス”を購入し、ぜいたくで華美な暮らしを始める。そんな中、彼女は画家のエスメ(ミヒャエル・ファスベンダー)と恋に落ちるが……。
ネット上の声
- シャーロットランプリングの視線にドキリ!
- だいぶ前に観たので忘れてる部分が多い😅
- 「私の生き方は、間違っていたの?」
- 夢と現実の狭間を漂う女性エンジェル
ヒューマンドラマ
- 製作年2007年
- 製作国イギリス,ベルギー,フランス
- 時間119分
- 監督フランソワ・オゾン
- 主演ロモーラ・ガライ
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「8人の女たち」「スイミング・プール」のフランソワ・オゾン監督が描く家族ドラマ。出演にアレクサンドラ・ラミー、「パンズ・ラビリンス」のセルジ・ロペスら。7歳の娘リザと暮らすシングルマザーのカティは、恋人パコとの間に新たな子ども、リッキーを授かる。しかし幸せな日々もつかの間、すれ違いからパコは家を出ていってしまう。そんなある日、リッキーの背中に翼が生えて空を飛ぶようになり、世間を巻き込んで大騒ぎになってしまう。
ネット上の声
- ジャケ写の可愛さに一目惚れ!…っと思ったらオゾン監督!13作目です!
- 決して、手羽先を食べながら観ないでねっ!
- 性でつながった男女の別れは必然である
- 意味不明。計算も合わない。後味悪い。
ヒューマンドラマ
- 製作年2009年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間90分
- 監督フランソワ・オゾン
- 主演アレクサンドラ・ラミー