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「焼け石に水」「スイミング・プール」など数々の名作を生み出し、カンヌ国際映画祭やベルリン国際映画祭の常連でもあるフランスの名匠フランソワ・オゾンが、自然豊かなブルゴーニュを舞台に、人生の秋から冬を迎える老齢の女性のドラマを描く。
80歳のミシェルはパリでの生活を終え、いまは自然豊かで静かなブルゴーニュの田舎でひとり暮らしている。休暇で訪れる孫と会うことを楽しみに、家庭菜園で採れた野菜で料理やデザートを作り、森の中を親友とおしゃべりしながら散歩する日々を送るミシェル。やがて秋の休暇を利用して娘と孫が彼女のもとを訪れるが、ミシェルが振る舞ったキノコ料理が引き金となり、それぞれの過去が浮き彫りになっていく。後ろめたい過去を抱えつつも、人生の最後を豊かに過ごすため、そして家族や友人たちのためにも、ミシェルはある秘密を守り抜く決意をする。
フランスのベテラン女優エレーヌ・バンサンが主人公ミシェル役を務め、ミシェルの親友マリー=クロードをジョジアーヌ・バラスコ、その息子ヴァンサンをピエール・ロタンが演じた。また、リュディビーヌ・サニエが「スイミング・プール」以来、21年ぶりにオゾン作品に出演した。
ネット上の声
- フランス映画らしい、静かで重いテーマだった。観終わった後、タイトルの意味をずっと考えてしまう。罪の意識とは何か、深く考えさせられる一本。これは傑作だと思う。
- 映像がとにかく綺麗。秋のアヴィニョンの街並みが最高でした。ストーリーは少し難しいけど、雰囲気に浸るだけでも価値あり!
- なるほど、こういう表現方法があったか。監督の意図を考察するのが楽しいタイプの映画。安易な答えを提示しない感じ、好き嫌いは分かれそうだけど自分は好き。
- 静かな映画だけど、心にずしんと響くものがありました。余韻がすごいです。
ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国フランス
- 時間103分
- 監督フランソワ・オゾン
- 主演エレーヌ・ヴァンサン
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第一次大戦後、婚約者を亡くした女性の前に現れたフランス人の青年。彼が語る「嘘」に隠された真実とは。
第一次世界大戦直後のドイツの小さな町。戦争で婚約者フランツを失い、悲しみに暮れるアンナ。ある日、フランツの墓に花を供えるフランス人青年アドリアンと出会う。彼はパリでフランツと親友だったと語り、アンナとフランツの両親は彼を温かく迎え入れる。しかし、アドリアンの言葉には謎めいた影が。彼が抱える秘密とは何か。悲しみと赦し、そして愛を巡る、美しくも切ないミステリー。
ネット上の声
- モノクロ映画なのにたまにカラーになるところ、素敵だった…カラーっていっても淡いカ
- モウリス・ロスタンの戯曲を名匠エルンスト・ルビッチによって映画化された『私の殺し
- エルンスト·ルビッチの『私の殺した男』のリメイクだそう
- ショパンの夜想曲第20番:遺作♪に乗せて
ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国フランス,ドイツ
- 時間113分
- 監督フランソワ・オゾン
- 主演ピエール・ニネ
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天才高校生の書く作文が、教師の日常を侵食する。覗き見から始まる、現実と虚構が交錯する禁断の物語。
フランスの高校で働く文学教師ジェルマン。才能のない生徒たちの作文にうんざりする彼の前に、一人の天才少年クロードが現れる。クロードが提出したのは、クラスメートの家に巧みに入り込み、その家庭を観察したという内容の作文。その禁断の覗き見から紡がれる文章の魅力に、ジェルマンはたちまち虜となる。彼は危険と知りながらも、クロードに作文の続きを書くよう指導。しかし、物語は次第にエスカレートし、虚構は現実を侵食し始める。教師と生徒の危険な共犯関係の行き着く先は。
ネット上の声
- 教え子たちに作文の宿題を出した教師のジェルマンは、教え子の1人クロードが書く作文
- 続きが読みたくて仕方がない小説を読んでるようだった
- ねっとり系の話だが意外と鑑賞後感は爽やか
- すべてが夜のマンションのシーンで描かれた
ヒューマンドラマ
- 製作年2012年
- 製作国フランス
- 時間105分
- 監督フランソワ・オゾン
- 主演ファブリス・ルキーニ
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1970年代ドイツ。若き青年と中年男、二人の男女が織りなす、密室で繰り広げられる歪で危険な愛の四角関係。
舞台は1970年代のドイツ。20歳の純朴な青年フランツは、50歳の魅力的なビジネスマン、レオポルドと出会い、恋に落ちる。二人の同棲生活は甘美に始まるが、次第にレオポルドの支配的な本性が露わになり、関係はパワーゲームへと変貌。そこへ、それぞれの元恋人が現れたことで、愛と嫉妬、欲望が渦巻く四角関係が幕を開ける。閉ざされたアパートの一室で繰り広げられる、残酷で官能的な愛の駆け引き。愛の不毛さと人間のエゴイズムの果て。
ネット上の声
- フランソワ・オゾン監督作品…15作品目…
- やっぱりオゾン、奇妙キテレツ
- 笑えてポップでドイツで70年代
- フランソワ・オゾン監督作品
ヒューマンドラマ
- 製作年2000年
- 製作国フランス
- 時間90分
- 監督フランソワ・オゾン
- 主演ベルナール・ジロドー
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85年、夏のフランス。16歳の少年が経験する、運命的な出会いと初恋、そして死の匂いがする誓いを描く青春物語。
1985年、夏。フランスの海辺の町。ヨット事故で死にかけた16歳のアレックスを救ったのは、少し年上の魅力的な青年ダヴィド。自由奔放なダヴィドに、アレックスは瞬く間に惹かれ、初めての恋に落ちる。共に過ごす、夢のように刺激的な日々。しかし、幸せの絶頂で交わされた「どちらかが先に死んだら、その墓の上で踊る」という危険な誓い。永遠に続くと信じた夏は、ある事件をきっかけに、衝撃的な結末へと向かっていく。
ネット上の声
- 少年の日の初恋は瑞々しいままにしておいて
- 本当のところを言わせることこそが「罪」
- 青春は恥ずかしいくらい、やるせない。
- 恋の喜びと痛みを知った初恋と青春物語
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国フランス
- 時間101分
- 監督フランソワ・オゾン
- 主演フェリックス・ルフェーヴル
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神の名の下に行われた罪。沈黙を破り、巨大な教会組織に立ち向かった男たちの、魂の告発。
現代フランス、リヨン。妻と5人の子供に恵まれ、幸せな家庭を築いていたアレクサンドル。しかし彼には、少年時代に神父から性的虐待を受けたという、決して消えない心の傷。その神父が今なお子供たちの指導をしていると知り、彼は沈黙を破ることを決意。教会組織による隠蔽、世間の無関心。だが、彼の勇気ある告発は、同じ痛みを抱える他の被害者たちの心を動かし、やがて大きなうねりへ。衝撃と感動の実話。
ネット上の声
- フランソワ・オゾン監督初の実話! 「スポットライト 世紀のスクープ」の社会問題が多面的に見えてくる
- 冷静沈着に、叙情性を抑えて人間や組織を見つめるフランソワ・オゾンの演出が冴えわたる
- 学ぼうとすると溝にはまる「宗教」。未だに謎がいっぱい。
- オゾンが本年中の日本公開にこだわった理由は。
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国フランス
- 時間137分
- 監督フランソワ・オゾン
- 主演メルヴィル・プポー
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「死なせてくれ」脳卒中で倒れた85歳の父の願い。娘が迫られる、人生最大の決断を描く感動のヒューマンドラマ。
パリに暮らす小説家のエマニュエル。ある日、85歳の父アンドレが脳卒中で倒れたとの報せ。一命は取り留めたものの、身体の自由を失った父は、娘に衝撃的な願いを告げる。「人生を終わらせたい」。ユーモアと知性を愛し、わがままに生きてきた父の尊厳を守るための願い。エマニュエルは、妹と共に父の「安楽死」を手伝うという、あまりにも重い決断に直面。家族の愛と葛藤、そして生と死を巡る対話。父の最後の願いは、果たして叶えられるのか。
ネット上の声
- フランソワ·オゾン監督が、ソフィー·マルソー/シャーロット·ランプリング/ジェラ
- 年老いて体が動かなくなる。 何をするにも他人の助けが必要になってく...
- オゾンの柔らかく穏やかな語り口が胸に染み渡る
- つらいんだけど、とても近くて、泣けてきた
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国フランス,ベルギー
- 時間113分
- 監督フランソワ・オゾン
- 主演ソフィー・マルソー
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夏の海で夫が忽然と姿を消した。残された妻が彷徨う、愛と喪失、そして現実と幻想の狭間。静かな狂気の物語。
夏のバカンス先、静かな海辺。大学教授のマリーは、愛する夫ジャンと25年間、穏やかな日々を過ごしてきた。しかし、その日常は突然終わりを告げる。ジャンが「少し泳いでくる」と海に入ったまま、二度と戻らなかったのだ。遺体は見つからず、彼の失踪は謎に包まれたまま。夫の死を受け入れられないマリーは、パリの自宅に戻っても、まるで彼がまだそこにいるかのように生活を続ける。彼の洋服に触れ、彼と会話をし、食卓には彼の分の皿を並べる。周囲は彼女を心配するが、マリーの世界ではジャンは生き続けている。愛する人を失った悲しみが、現実と幻想の境界線を溶かしていく。彼女が見ているのは、愛の記憶か、それとも狂気の始まりか。
ネット上の声
- 美しく歳をとる、ってよく聞く言葉ではあるけれど、シャーロット・ランプリングはその
- 32歳にして大人の女性の心や夫婦の機微をこんなに繊細に描くなんて!オゾン監督の才
- やっぱり、シャーロット·ランプリングって、素敵だなぁとしみじみ思う作品でした
- ランプリングが砂をギュっと掴んだシーンがあった
ヒューマンドラマ
- 製作年2001年
- 製作国フランス
- 時間95分
- 監督フランソワ・オゾン
- 主演シャーロット・ランプリング
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大雪で孤立した屋敷、殺された大富豪。容疑者は、彼を愛した8人の女たち。歌と嘘が渦巻く密室ミステリーの開幕。
1950年代フランス、雪に閉ざされた大邸宅。クリスマスの朝、一家の主マルセルが何者かに殺害される事件が発生。電話線は切られ、車も故障。完全に孤立した屋敷に残されたのは、妻、義母、義妹、メイド、そして二人の娘たちを含む8人の女たち。彼女たちは皆、被害者を愛し、そして憎んでいた秘密の持ち主。お互いを疑い、探り合う中で、次々と暴かれていくそれぞれの嘘と隠された素顔。華麗な歌とダンスを交えながら、女たちのプライドを懸けた舌戦が火花を散らす。犯人はこの中に。
ネット上の声
- 女は誰だって、秘密を持っているのです
- ミュージカル×「キサラギ」×女×8=∞
- フランソワ・オゾンより愛をこめて
- 映画を見てて一番衝撃的な瞬間
クリスマス、 サスペンス
- 製作年2002年
- 製作国フランス
- 時間111分
- 監督フランソワ・オゾン
- 主演ダニエル・ダリュー
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余命3ヶ月を宣告された若き写真家。人生の最期に彼が選んだのは、愛する人々との「別れ」を巡る孤独な旅路。
舞台は現代のパリ。若く才能溢れるファッションカメラマンのロマンは、成功の絶頂にあった。しかし、突如末期ガンを宣告され、余命はわずか3ヶ月。彼は恋人や家族に病を隠し、あえて突き放すことで自らの死と向き合おうとする。唯一、祖母にだけ真実を打ち明け、穏やかな時間を過ごすロマン。死を目前にした彼が、人生の最後に下すある重大な決断とは。フランソワ・オゾンが描く、生と死、そして愛の形を問う、痛々しくも美しい物語。
ネット上の声
- ラストシーンが美しく、そのシーンの為に作られたのか?と思うエンドでした
- ”死”について希望を見出せる、お薦め映画
- 病気との葛藤と死ぬまでにどう生きるか?
- 邦題どおり「ぼくを葬る」作品だった
ヒューマンドラマ
- 製作年2005年
- 製作国フランス
- 時間81分
- 監督フランソワ・オゾン
- 主演メルヴィル・プポー
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「8人の女たち」のフランソワ・オゾン監督が、映画プロデューサー殺人事件の“犯人の座”をめぐって3人の女たちが繰り広げる騒動をユーモアたっぷりに描いたクライムミステリー。
パリの大豪邸で有名映画プロデューサーが殺害され、新人女優マドレーヌが容疑者として連行された。マドレーヌはプロデューサーに襲われて自分の身を守るために撃ったと供述し、親友である弁護士ポーリーヌとともに法廷に立つ。正当防衛を訴える鮮やかな弁論と感動的なスピーチは裁判官や大衆の心をつかみ、マドレーヌは無罪を勝ち取ったのみならず、悲劇のヒロインとしてスターの座を手に入れる。そんな彼女たちの前にかつての大女優オデットが現れ、プロデューサー殺しの真犯人は自分だと主張する。
「悪なき殺人」のナディア・テレスキウィッツがマドレーヌ、「シモーヌ フランスに最も愛された政治家」のレベッカ・マルデールがポーリーヌ、「エル ELLE」のイザベル・ユペールがオデットを演じた。
ネット上の声
- 主役2人の女優が実に魅力的なクライム・コメディ
- 可愛くてお洒落ですが、他は特にありません
- 被害者以外全員ハッピー
- 新聞に載っちゃうよ
サスペンス、 コメディ
- 製作年2023年
- 製作国フランス
- 時間103分
- 監督フランソワ・オゾン
- 主演ナディア・テレスキウィッツ
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夏の海辺の家、赤ん坊を連れた若い母親のもとに現れた謎の女性。静寂を破る、不穏な緊張感が漂う心理スリラー。
夏のフランス、海辺の別荘。夫の出張中、若い母親サーシャは生まれたばかりの赤ん坊と二人きりの日々。そこへ、テントを張らせてほしいと現れたバックパッカーのタチアナ。最初は警戒するサーシャだったが、次第に彼女を家に招き入れ、奇妙な共同生活の開始。しかし、タチアナの不可解な言動が、サーシャの日常に少しずつ不協和音を生み出す。彼女の目的は何なのか。静かな海辺を舞台に、二人の女性の危うい関係が描かれる、息詰まる心理劇。
ネット上の声
- フランソワ・オゾン監督作品…14作目です…
- 青い海と、空と、狂気と
- 映画好き必見の傑作!
- 『OZON:短編映画集』4/5
ヒューマンドラマ
- 製作年1996年
- 製作国フランス
- 時間52分
- 監督フランソワ・オゾン
- 主演サーシャ・ヘイルズ
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友人と海にバカンスへやってきた青年ミック。海辺でルシアという女性と知り合ったミックは、ひょんなことから彼女の青いドレスを借ることになるが……。ロカルノ国際映画祭の新人監督賞を受賞したフランソワ・オゾンの短編で、ブラックだったり、なかばグロテスクだったりすることも多い初期のオゾン作品にあって微笑ましい一編。
ネット上の声
- アマプラでフランソワ・オゾンの短編映画集が200円でレンタル出来たので思わず借り
- 風でサマードレスが翻り。。。!?
- オゾンの最高傑作はこの短編!
- 【ひと夏の想い出
青春
- 製作年1996年
- 製作国フランス
- 時間15分
- 監督フランソワ・オゾン
- 主演フレデリック・マンジュノ
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フランスのある豪邸で、主人のジャンが一匹のネズミを持ち帰ったことから、様々な思わぬ事態が発生。息子ニコラはゲイであることを告白し、家政婦マリアの夫アブドゥにゲイの手ほどきをうける。娘ソフィは窓から飛び降りて半身不随になり、妻エレーヌは息子のニコラと関係を持つようになってしまう……。短編作品で注目を浴びてきたフランソワ・オゾン監督の長編デビュー作で、一匹のネズミの闖入から家庭が崩壊していく様をグロテスクに描いたブラック・コメディ。
ネット上の声
- ゲイ、バイ、自殺常習、近親相姦、サドマゾと、みんながみんな変態でよろしい😆
- めちゃめちゃ難しいけどめちゃめちゃ面白い
- オゾンってセンスで見るものかな?
- ネズミ年最初のレビューに。
ヒューマンドラマ
- 製作年1998年
- 製作国フランス
- 時間80分
- 監督フランソワ・オゾン
- 主演エヴリーヌ・ダンドリー
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「8人の女たち」「スイミング・プール」のフランソワ・オゾン監督が、平凡な主婦が「特別な女ともだち」との出会いを通して本当の自分を見いだしていく姿を描いたハートフルドラマ。親友のローラを亡くした主婦クレールは、悲しみに暮れながらも残された夫ダビッドと幼い娘リュシーを守ることを誓う。ある日、2人の様子を見ようと家を訪れたクレールは、そこで亡き妻の服を着て娘をあやすダビッドの姿を目撃する。女性の服を着たいというダビッドの告白に戸惑いを隠しきれないクレールだったが、いつしか彼を女性として受け入れるようになり、新しい女ともだちのビルジニアとして絆を深めていく。そしてクレールもまた、ビルジニアの影響で自分らしく生きることの素晴らしさに気づく。主人公クレールを「間奏曲はパリで」のアナイス・ドゥームスティエ、ダビッド=ビジルニアを「タイピスト!」のロマン・デュリスがそれぞれ演じた。共演に「黒いスーツを着た男」のラファエル・ペルソナス。
ネット上の声
- オゾン監督がゲイだけあり、スーッと違和感なく観れたLGBTQ🏳️🌈作品✨
- 超久しぶりにDVDレンタル店の、リアル棚探訪を楽しみ選んだ一本
- 相対的ではなく絶対的に人を好きになること
- 誰でもいいんじゃない、君じゃなきゃダメだ
ヒューマンドラマ
- 製作年2014年
- 製作国フランス
- 時間107分
- 監督フランソワ・オゾン
- 主演ロマン・デュリス
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新作の筆が振るわないイギリスの人気ミステリー作家、サラは、出版社の社長ジョンの勧めで、彼が所有する南仏の別荘にやってくる。静かな土地と自然に囲まれ、執筆活動を始めるサラだが、そこにジョンの娘と名乗るジュリーが突然現れる。夜な夜な違う男を連れ込むジュリーに当初は辟易したサラだったが、彼女の奔放な魅力に注目し、ジュリーを題材にした物語を書こうとするが……。「8人の女たち」のフランソワ・オゾン監督が、シャーロット・ランプリング、リュディビーヌ・サニエという新旧の人気女優を主演に描くミステリー。
ネット上の声
- 新作も楽しみなフランソワ・オゾンの官能ミステリー
- 南仏プロヴァンスに映える青いプールの謎?
- こうして”オンナ”を思い出す・・・
- プールとジュリーに象徴されるもの
どんでん返し、 サスペンス
- 製作年2003年
- 製作国フランス,イギリス
- 時間102分
- 監督フランソワ・オゾン
- 主演シャーロット・ランプリング
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「8人の女たち」「スイミング・プール」のフランソワ・オゾン監督が、少女と女の狭間で揺れ動く17歳の性を繊細につづった青春ドラマ。名門高校に通いながら何不自由のない生活を送る17歳の少女イザベル。バカンスに訪れたビーチで初体験を済ませた彼女は、やがて不特定多数の男たちを相手に売春を重ねるようになり……。主人公イザベルを演じるのは、モデル出身の新人女優マリーヌ・バクト。「まぼろし」のシャーロット・ランプリング、「輝ける女たち」のジェラルディン・ペラスら名優たちが脇を固める。
ネット上の声
- 「危険なプロット」の次は「危険なバイト」
- 初体験は、やはり相手が重要かと思われます
- 瑞々しい美しさもさることながら表情が◎
- ありのままに正直に17歳を見せてくれる
ヒューマンドラマ
- 製作年2013年
- 製作国フランス
- 時間94分
- 監督フランソワ・オゾン
- 主演マリーヌ・ヴァクト
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ゲイの青年が疎遠になっていた父親が危篤であることを姉から知らされ、病院に見舞いにいくが、父との和解することはできなかった。翌日、彼は父親の病室に忍び込み、裸の父親の写真を撮るのだが……。
ネット上の声
- ゲイのカメラマンの人生の転機
- 「小さな死」ってバタイユじゃないの?彼が男性のオーガズムの瞬間に固執してるのも、
- 父に醜いと言われ愛されなかった傷を抱え続けるゲイの青年の話
- 「アクション・ヴェリテ」よりも異色かもしれない
ヒューマンドラマ
- 製作年1995年
- 製作国フランス
- 時間26分
- 監督フランソワ・オゾン
- 主演フランソワ・ドゥレーヴ
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「8人の女たち」「まぼろし」「スイミング・プール」の人気監督、フランソワ・オゾンが一組のカップルの恋愛をユニークな手法で描く。離婚調停を進めるカップル、マリオンとジル。彼らがどのようにしてそこに至ったのかを、時間を逆行させて、ある日の夕食、出産、結婚、恋に落ちた瞬間まで、5つの季節を経ながら遡って描いていく。ヒロイン役は「天使の肌」「愛する者よ、列車に乗れ」のバレリア・ブルーニ・テデスキ。
ネット上の声
- 「自由の幻想」のロンスダール好きでと書いたので一応見直したらヘンタイ度maxで書
- それぞれの岐路で、他にやりようは本当にあったのだろうかと絶望的な気持ちになる
- 拭えない蟠りが、澱のように心の底に溜まってくるのが辛い
- 何故?って言われても理由なんて分からない
ヒューマンドラマ
- 製作年2004年
- 製作国フランス
- 時間90分
- 監督フランソワ・オゾン
- 主演ヴァレリア・ブルーニ=テデスキ
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退屈な日常を壊すための殺人。森の奥で待ち受ける、おとぎ話のような悪夢と歪んだ愛の行方。
現代フランスの郊外。平凡な日々に退屈する女子高生アリスは、恋人リュックを唆し、同級生を殺害。完全犯罪を目論み、死体を森に遺棄する二人。しかし、その森は謎の男が支配する領域だった。男に捕らえられ、監禁される二人を待ち受ける奇妙な共同生活。倒錯した愛と性の衝動が、彼らを予測不能な結末へと導く、衝撃のダーク・ファンタジー。
ネット上の声
- フランソワ・オゾン監督、初期の作品~🎬
- オゾンにはまったのはこの作品から
- いやぁ、、、こりゃ手厳しい
- 美しくも残酷な御伽噺
トラウマになる、 ヒューマンドラマ
- 製作年1999年
- 製作国フランス,日本
- 時間95分
- 監督フランソワ・オゾン
- 主演ナターシャ・レニエ
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フランスの名匠フランソワ・オゾンが、ドイツのライナー・ベルナー・ファスビンダー監督が1972年に手がけた「ペトラ・フォン・カントの苦い涙」を現代風にアレンジし、美青年に恋した映画監督の姿をシニカルかつユーモアたっぷりに描いたドラマ。
恋人と別れたばかりで落ち込んでいた有名映画監督ピーター・フォン・カントのアパルトマンに、親友である大女優シドニーがアミールという青年を連れて訪ねてくる。艶やかな美しさのアミールにすっかり心を奪われたピーターは、彼を自分のアパルトマンに住まわせ、映画界で活躍できるよう手助けするが……。
「ジュリアン」のドゥニ・メノーシェがピーター役で主演を務め、「王妃マルゴ」のイザベル・アジャーニが大女優シドニー、「ペトラ・フォン・カントの苦い涙」にも出演したハンナ・シグラがピーターの母を演じる。2022年・第72回ベルリン国際映画祭コンペティション部門出品作品。
ネット上の声
- 【著名な仏蘭西監督が、若く美しい青年への愛に翻弄され悩む姿を面白可笑しく描いた作品。劇中の著名監督がフランソワ・オゾン監督に見えてしまった作品でもある。】
- 討ち死にして号泣するみっともないおやじに憧れる
- 「正気を失うほどの恋」〜おぉ、カール!
- 愛は、人を色んな意味で殺す
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国フランス
- 時間85分
- 監督フランソワ・オゾン
- 主演ドゥニ・メノーシェ
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「8人の女たち」「スイミング・プール」のフランソワ・オゾン監督が、他界した恋人の子どもをお腹に宿した女性が、隠遁生活を送るなかで自分を見つめなおしていく姿を描いたドラマ。美男美女のムースとルイは誰もがうらやむ幸せなカップルだったが、ルイがドラッグの過剰摂取で死んでしまう。ひとり取り残されたムースは、ある日、ルイの子どもを妊娠していることに気づき、途方に暮れる。ムースはパリから遠く離れた町へ逃げ出すが……。カンヌ、ベルリン、ベネチアの3大映画祭受賞作を中心に日本未公開だった作品を一挙上映する「三大映画祭週間2012」で公開。
ネット上の声
- オゾン監督よっぽど子どもが欲しかったのね
- 『ムースの隠遁』が『ムースの遁走』で幕
- 妊婦を主役にした映画を撮りたいと願っていたフランソワ・オゾン監督が、当時妊娠6ヶ
- 久しぶりにフランソワ・オゾン❗️
ヒューマンドラマ
- 製作年2009年
- 製作国フランス
- 時間88分
- 監督フランソワ・オゾン
- 主演イザベル・カレ
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「8人の女たち」のフランソワ・オゾン監督とカトリーヌ・ドヌーブが再びタッグを組んだコメディ。ブルジョワ主婦のスザンヌは、雨傘工場を経営する亭主関白な夫ロベールと優雅で退屈な毎日をおくっていた。ある日、心臓発作で倒れたロベールに代わり、スザンヌが工場の運営を任されてしまう。彼女は主婦ならではの感性で、傾きかけていた工場を見事に立て直すが……。
ネット上の声
- あきさんのレビューで気になった作品😆!オゾン監督ってひりつくサスペンスが持ち味の
- フランソワ・オゾンのコメディ!カトリーヌ・ドヌーヴ、ジェラール・ドパルデュー主演
- クスクス、ジワジワ…これぞオトナの映画!
- アムールの国と貫禄ある俳優ならではの作品
ヒューマンドラマ
- 製作年2010年
- 製作国フランス
- 時間103分
- 監督フランソワ・オゾン
- 主演カトリーヌ・ドヌーヴ
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「スイミング・プール」「8人の女たち」のフランソワ・オゾン監督が、アメリカの女性作家ジョイス・キャロル・オーツの短編小説を大胆に翻案し、性格が正反対な双子の精神分析医と禁断の関係にのめり込んでいく女性の姿を、官能的に描き出した心理サスペンス。クロエは原因不明の腹痛に悩まされ、精神分析医ポールのカウンセリングを受けることに。痛みから解放された彼女はポールと恋に落ち、一緒に暮らし始める。ある日、クロエは街でポールに瓜二つの男性ルイと出会う。ルイはポールと双子で、職業も同じ精神分析医だという。ポールからルイの存在を聞かされていなかったクロエは、真実を突き止めようとルイの診察室に通い始めるが、優しいポールと違って傲慢で挑発的なルイに次第に惹かれていく。「17歳」のマリーヌ・バクトが主人公クロエ、「最後のマイ・ウェイ」のジェレミー・レニエが双子の精神科医を演じる。共演に「映画に愛をこめて アメリカの夜」のジャクリーン・ビセット。
ネット上の声
- これはミステリーなのかサイコサスペンスなのか…ホラーみもあり
- 私自身が双子だったからか、鑑賞中は苛まれていく感覚があった
- 冒頭、クロエの身体の中の映像から始まる、攻めた作品です
- フランソワ・オゾン監督によるサスペンス・ホラー
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年2017年
- 製作国フランス
- 時間107分
- 監督フランソワ・オゾン
- 主演マリーヌ・ヴァクト
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崩壊寸前の家庭、カメラが捉える真実とは。ある家族の夕食が、息子の告白をきっかけに修羅場と化す衝撃のホームドラマ。
パリ郊外の裕福な家庭。穏やかなはずの夕食の風景。しかし、息子が同性愛者であることを告白した瞬間、その日常は一変。父の激しい怒り、母の戸惑い、そして姉の冷ややかな視線。食卓を囲む四人の間に渦巻く、偽りと本音。一台のビデオカメラが、その一部始終を冷徹に記録していく。果たして、レンズの向こう側に見える家族の真の姿とは。フランソワ・オゾンが描く、息詰まる人間模様の結末。
ネット上の声
- キスとかでフワフワしちゃってる思春期からのリアルな性が持つグロさへの落差が天才す
- 1994年に製作されたフランソワオゾン監督のショートムービー
- 告白か実行か、思春期故の無邪気な好奇心が沈黙する瞬間
- 4人の思春期の少年少女が行う「Truth or Dare」ゲーム
サスペンス
- 製作年1994年
- 製作国フランス
- 時間4分
- 監督フランソワ・オゾン
- 主演ファビアン・ビレ
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フランスのフランソワ・オゾン監督が1998年に製作した短編作品。西暦2000年を迎えた朝。パリのアパルトマンで、若い男が目を覚ます。隣には女が背中を向けて寝ており、部屋の隅では双子の男たちが死んだように眠っている。やがて男は、向かいの部屋でセックスに励む男女を覗きはじめる。目を覚ました女は、そんな男のうしろ姿を横目に風呂場へと向かい……。西暦2000年元旦の何も起こらない日常をシュールに描く。
ネット上の声
- 『OZON:短編映画集』2/5
- これはよくわからなかったが、オゾンの作り出す妄想か夢か曖昧な世界に翻弄された
- 確かこれをきっかけに、映画界にいきなり踊り出す、という演出が流行った記憶
- 世紀末の大袈裟な終末論を嘲笑うかのように何も起きない2000年元旦の朝
ヒューマンドラマ
- 製作年1998年
- 製作国フランス
- 時間8分
- 監督フランソワ・オゾン
- 主演ドニーズ・シェロプフェル・アロン
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1900年代初頭のイギリスの下町で、母親とともにほそぼそと暮らすエンジェル(ロモーラ・ガライ)は、あふれんばかりの想像力と文才が認められ、16歳にして文壇デビューを果たす。幼いころからあこがれていた豪邸“パラダイス”を購入し、ぜいたくで華美な暮らしを始める。そんな中、彼女は画家のエスメ(ミヒャエル・ファスベンダー)と恋に落ちるが……。
ネット上の声
- 冒頭でこれはディズニー作品か?と思ったのはつかの間、だんだんブラックな展開に
- 自己中で我が強く、いけ好かない主人公の人生をオゾン監督らしく描いています
- シャーロットランプリングの視線にドキリ!
- だいぶ前に観たので忘れてる部分が多い😅
ヒューマンドラマ
- 製作年2007年
- 製作国イギリス,ベルギー,フランス
- 時間119分
- 監督フランソワ・オゾン
- 主演ロモーラ・ガライ
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フランソワ・オゾン監督が1997年に手がけた短編作品。娼婦の意外な秘密を知ってしまう客の男、33歳も年の離れた中年女と青年、ベッドに互い違いに横たわってふざけあう若い男女、片思いに悩む女にアドバイスする年上の女、女性経験のない男と男性経験のない男……。7組のカップルがベッドの中で交わす会話を切り取っていく。出演は、「めざめ」のルシア・サンチェス、「サガン 悲しみよ こんにちは」のマルゴ・アバスカルほか。
ネット上の声
- 短編集なので、まぁさくっとどーぞ♪
- いくつかのベッドイン前のカップルの会話を収録した短編集でした
- 変なピロートークみたいなノリ詰め合わせ
- 7 つの短編を好きな順に並べてみました
ヒューマンドラマ
- 製作年1997年
- 製作国フランス
- 時間26分
- 監督フランソワ・オゾン
- 主演ヴァレリー・ドラグエ
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「8人の女たち」「スイミング・プール」のフランソワ・オゾン監督が描く家族ドラマ。出演にアレクサンドラ・ラミー、「パンズ・ラビリンス」のセルジ・ロペスら。7歳の娘リザと暮らすシングルマザーのカティは、恋人パコとの間に新たな子ども、リッキーを授かる。しかし幸せな日々もつかの間、すれ違いからパコは家を出ていってしまう。そんなある日、リッキーの背中に翼が生えて空を飛ぶようになり、世間を巻き込んで大騒ぎになってしまう。
ネット上の声
- ジャケ写の可愛さに一目惚れ!…っと思ったらオゾン監督!13作目です!
- 決して、手羽先を食べながら観ないでねっ!
- 性でつながった男女の別れは必然である
- 意味不明。計算も合わない。後味悪い。
ヒューマンドラマ
- 製作年2009年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間90分
- 監督フランソワ・オゾン
- 主演アレクサンドラ・ラミー