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新年を祝う、たった1匹の金魚が欲しい。少女の小さな願いが、テヘランの街で心温まる大冒険に。
イランの新年を目前に控えたテヘランの街。7歳の少女ラジエーは、お祭りのために特別な金魚が欲しくてたまらない。母を説得してやっと手に入れたお札を握りしめ、お店へ向かう途中、その大切なお金を落としてしまう。新年が始まるまでの残り時間はわずか。泣きそうになりながらも、必死でお金を探すラジエー。彼女の小さな冒険は、街の人々とのささやかな出会いと別れを紡いでいく。一枚のお札をめぐる、少女の純粋な眼差しで描かれた、心温まる小さな奇跡の物語。
ネット上の声
- ああ、じれったい
- イラン児童映画の最高峰!
- 赤い風船が観たいんだけど
- キアロスタミの脚本をキアロスタミらしく忠実にかつ芸術性も感じられるくらい見事に映
ヒューマンドラマ
- 製作年1995年
- 製作国イラン・イスラム
- 時間85分
- 監督ジャファル・パナヒ
- 主演アイーダ・モハマッドカーニ
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国境の村から映画を遠隔監督する監督。現実と虚構が交錯する二つの愛の物語に、彼は巻き込まれていく。
イランの国境に近い村。映画監督のジャファル・パナヒは、出国禁止処分を受けながら、トルコにいる俳優たちに遠隔で演出を行う。撮影する物語は、ヨーロッパへの逃亡を図る一組のカップルのドラマ。しかし、監督が村で偶然撮影した一枚の写真が、村の若い恋人たちを窮地へと追い込む。村の厳格な伝統と迷信。写真の提出を迫る村人たち。虚構の映画と、目の前で起きる現実のドラマが次第に交錯し、監督は危険な選択を迫られる。芸術と現実の境界線が揺らぐ、緊迫のサスペンス。
ネット上の声
- 虚実の曖昧化と穏和なユーモアを武器に権力と闘い続けるジャファル・パナヒ監督
- 400年くらい続いた貨幣経済(資本主義)の崩壊なのかなぁ?
- 彼に真の笑顔が再び灯るその日まで
- 混迷と絶望。
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国イラン・イスラム
- 時間107分
- 監督ジャファル・パナヒ
- 主演ジャファル・パナヒ
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「白い風船」のジャファル・パナヒが、イランの厳しいイスラム社会で生きる女性を描いた人間ドラマ。2000年ベネチア国際映画祭で最高賞の金獅子賞のほか、国際批評家連盟賞、ユニセフ賞などを受賞。ある女性が女の赤ちゃんを産んだ。だが、周りの人々は彼女の出産を歓迎してはいなかった。一方、ある刑務所では3人の女性が仮釈放された。彼女たちは、逃避行のためなら何でもする覚悟だった。また、あるバス乗り場では、身分証明書もなくたった1人で長距離バスに乗ろうとする女性がいた。彼女は、窓口で懇願し、嘘をつかなくては乗車券も買えない状況にいた……。
ネット上の声
- 構成が見事
- 「人生タクシー」で好きになったジャファル・パナヒ監督
- イランの女性の抑圧された現状
- ゴールのないバトンリレー
ヒューマンドラマ
- 製作年2000年
- 製作国イラン・イスラム
- 時間90分
- 監督ジャファル・パナヒ
- 主演フレシテ・ザドル・オルファイ
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映画製作を禁じられたイランの巨匠監督。自らタクシー運転手となり、テヘランの街で人々の本音を映し出す衝撃作。
イラン政府から20年間の映画製作禁止を命じられた世界的監督、ジャファル・パナヒ。しかし、彼の創作意欲は尽きなかった。ダッシュボードに隠しカメラを仕掛け、自らタクシー運転手としてテヘランの街へ。乗り込んでくるのは、死刑制度を語る教師、海賊版DVDを売る男、事故に遭った夫婦、そして監督の生意気な姪。車内という密室で交わされる、人々の赤裸々な会話。それは現代イラン社会の縮図であり、抑圧の中でもユーモアと希望を失わない人々の力強い姿。ドキュメンタリーとフィクションの境界を越えた、映画への愛と抵抗の記録。
ネット上の声
- キアロスタミ監督の「そして人生はつづく」のようなドキュメンタリー調の設定で、同じ
- 色んな人々の人生を乗せるタクシーでした。
- 通常映画5本分の価値あるクロスカウンター
- 「映画に関わる人たちは信頼できるから」
ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国イラン・イスラム
- 時間82分
- 監督ジャファル・パナヒ
- 主演ジャファル・パナヒ
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映画製作を禁じられた監督の、自宅軟禁下での抵抗。これは映画か、それとも現実か。創造への渇望が生んだ衝撃のドキュメント。
イラン、テヘラン。政府から20年間の映画製作禁止と自宅軟禁を命じられた世界的な映画監督、ジャファル・パナヒ。創作への抑えがたい衝動。彼はiPhoneを手に取り、アパートの一室で自身の「映画ではない」作品の撮影を開始。脚本の読み合わせ、弁護士との電話、そして窓の外の世界。表現の自由を奪われた男の孤独と葛藤、そして映画への情熱を記録した、静かなる抵抗の物語。
ネット上の声
- 「カット」といえない映画監督の苦悩と矜持
- これが、映画である。
- これはれっきとした「映画」です。
- 真実のエンターテインメント
ドキュメンタリー
- 製作年2011年
- 製作国イラン・イスラム
- 時間75分
- 監督ジャファル・パナヒ
- 主演ジャファル・パナヒ
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男装してでも、観たい試合がある!サッカーを愛する少女たちの、命がけのスタジアム潜入作戦。
2005年、イランの首都テヘラン。ワールドカップ出場をかけたサッカー代表戦に、国中が熱狂していた。しかし、スタジアムは女性禁制。それでも、どうしても試合が観たい少女たちは、男装してスタジアムへの潜入を試みる。しかし、次々と兵士に見つかり、場内の一角に拘束されてしまう。歓声だけが聞こえる檻の中から、彼女たちはあの手この手で試合を観ようと奮闘。若い兵士たちとのコミカルで切実な攻防戦。サッカーへの純粋な情熱が、社会の壁に立ち向かう勇気をくれる、希望の物語。
ネット上の声
- 『人生タクシー』が有名なジャファル・パナヒ監督(現在も投獄中?)のイランの女性問
- イランでは女性は、サッカー等のスポーツを競技場で男性と一緒に観戦してはならない法
- 【ベタ表現】サッカーは国際共通言語ですね
- イランのジャファル・パナヒ監督作品
サッカー、 青春
- 製作年2006年
- 製作国イラン・イスラム
- 時間92分
- 監督ジャファル・パナヒ
- 主演シマ・モバラク・シャヒ
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「人生タクシー」「これは映画ではない」などで知られるイランの名匠ジャファル・パナヒが、過去・現在・未来の3つの時代をシンボリックに体現する3人の女優の心の旅路を描いたヒューマンミステリー。イランの人気女優ベーナーズ・ジャファリのもとに、見知らぬ少女から動画メッセージが届く。その少女マルズィエは女優を目指して芸術大学に合格したが、家族の裏切りによって夢を砕かれ自殺を決意。動画は彼女が首にロープをかけ、カメラが地面に落下したところで途切れていた。そのあまりにも深刻な内容に衝撃を受けたジャファリは、友人である映画監督ジャファル・パナヒが運転する車でマルズィエが住むイラン北西部の村を訪れる。ジャファリとパナヒは現地で調査を進めるうち、イラン革命後に演じることを禁じられた往年のスター女優シャールザードにまつわる悲劇的な真実にたどり着く。2018年・第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で脚本賞を受賞した。
ネット上の声
- イランの女性人権活動家のモハンマディさんがノーベル平和賞を受賞したのを受けて、イ
- アッバス◯キア◯スタミは必ず落ちがあった。この作品には何がある?
- より巧妙に多層的になっていくパナヒワールド
- ジャファル・パナヒ監督作品
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国イラン・イスラム
- 時間100分
- 監督ジャファル・パナヒ
- 主演ベーナズ・ジャファリ
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2021年・第22回東京フィルメックス(21年10月30日~11月7日/有楽町朝日ホールほか)特別招待作品。
ネット上の声
- パナヒ、ロウリー、アピチャッポン以外全然ダメなので総合的な印象としてこの点数
- 【イグアナvsハトvs守備力3000のパナヒおかん...うわ、前からクソパワポが
- 順当にパナヒ、ロウリー、アピチャッポンが面白い
- コロナ禍を主題にした7人の監督のアンソロジー
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国アメリカ,イラン・イスラム,チリ,タイ,イギリス,シンガポール
- 時間115分
- 監督ジャファル・パナヒ
- 主演---