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自分の息子を殺害した少年に対峙する男を描いたドラマ。監督・製作・脚本は「ロゼッタ」のジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ兄弟。出演は「天使の肌」のオリヴィエ・グルメ、新鋭のモルガン・マリンヌほか。2002年カンヌ国際映画祭主演男優賞、エキュメニック賞特別賞、同年ファジル国際映画祭グランプリ、主演男優賞、同年ベルギー・アカデミー最優秀作品賞、監督賞、主演男優賞受賞。
ネット上の声
- 【”貴方は大切な人を殺した人間を赦す事が出来ますか・・”ダルデンヌ兄弟がエンタメ性を一切排した独特のスタイルで観る側に重いテーマを投げかけた作品。】
- 予感する自分に自身の弱さを知ってしまう
- 観ている側の「まなざし」。揺れる心理。
- ハズレなし、大当りなしのいつもの監督
ヒューマンドラマ
- 製作年2002年
- 製作国ベルギー,フランス
- 時間103分
- 監督ジャン=ピエール・ダルデンヌ
- 主演オリヴィエ・グルメ
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パルムドールを受賞した「ロゼッタ」「ある子供」など、カンヌ国際映画祭の常連として知られるベルギーのジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ兄弟が、オスカー女優のマリオン・コティヤールを主演に迎えた一作。体調不良で休職していたサンドラは、ようやく復職の目途が立つ。そんな矢先のある金曜日、会社が職員へのボーナス支給のために1人解雇しなくてはならず、サンドラを解雇すると通告してくる。同僚のとりなしで、週明けの月曜日に職員たちによる投票を行い、ボーナスをあきらめてサンドラを再び迎えることに賛成する者が多ければ、そのまま復職できることになる。それを知ったサンドラは週末、同僚たちを説得してまわるが……。
ネット上の声
- 病み上がりの妻の事は心配だが今の仕事も辞めてもらっては家計が苦しく...
- 「イゴールの約束」に続いてダルデンヌ兄弟の作品を鑑賞
- 三日目の朝は、違う自分 (明日) でありたい
- 人生においては「勝負」が必要な時がある
ヒューマンドラマ
- 製作年2014年
- 製作国ベルギー,フランス,イタリア
- 時間95分
- 監督ジャン=ピエール・ダルデンヌ
- 主演マリオン・コティヤール
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「ロゼッタ」「ある子供」のジャン=ピーエル&リュック・ダルデンヌ兄弟が、2011年・第64回カンヌ国際映画祭でグランプリ(審査員特別賞)を受賞したヒューマンドラマ。父親から育児放棄された孤独な少年が、ひとりの女性との出会いから自立していき、女性もまた少年を守ることで母性を獲得していく姿を描く。自分を児童相談所に預けた父親を見つけ出し、一緒に暮らすことを夢見る少年シリルは、ある日、美容師の女性サマンサと知り合う。週末をサマンサの家で過ごすようになったシリルは、自転車で街を駆けまわり、ようやく父親を見つけ出すのだが……。シリル役は新星トマ・ドレ、サマンサ役は「ヒア アフター」のセシル・ドゥ・フランス。
ネット上の声
- 悲劇的なシーンでジャジャジャジャーンな悲劇的音楽が流れるとコントかよ!ってなって
- 母親が亡くなり、父親に育てられていた10歳の息子が突然施設に入れられます
- わがままでなく、愛着形成必須事項なだけ
- そんなに細かい分割払いにしなくても…
ヒューマンドラマ
- 製作年2011年
- 製作国ベルギー,フランス,イタリア
- 時間87分
- 監督ジャン=ピエール・ダルデンヌ
- 主演セシル・ドゥ・フランス
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ベルギーの名匠ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ兄弟が、アフリカからベルギーに流れ着いた偽りの姉弟の強い絆と過酷な現実を描いたヒューマンドラマ。
アフリカから地中海をわたってベルギーのリエージュにやって来た少年トリと少女ロキタ。偽りの姉弟として生きる2人はどんな時でも一緒で、年上のロキタは社会からトリを守り、しっかり者のトリは時々不安定になるロキタを支えている。10代後半のロキタはビザがないため正規の職に就くことができず、ドラッグの運び屋をして金を稼ぐ。ロキタは偽造ビザを手に入れるため、さらに危険な仕事を始めるが……。
本作が演技初経験のパブロ・シルズとジョエリー・ムブンドゥがトリとロキタを演じた。2022年・第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、75周年記念大賞を受賞。
ネット上の声
- 【”ビザを得る事を願い、支え合う偽りの姉弟の強い絆を描く極力過剰な演出を避けたダルデンヌ兄弟ならではの作品。トリとロキタがお互いを想い奮闘する姿が沁みる作品でもある。】
- 装飾を削ぎ落とし、二人の動線と感情を見つめ続ける
- コンゴ民主共和国が彼女たちの祖国だと思う。
- 観客に対する信頼
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国ベルギー,フランス
- 時間89分
- 監督ジャン=ピエール・ダルデンヌ
- 主演パブロ・シルズ
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「ロゼッタ」「ある子供」で2度のパルムドール、「息子のまなざし」で主演男優賞とカンヌ国際映画祭で高い評価を受けるベルギーの名匠ダルデンヌ兄弟が描くラブストーリー。アルバニアからベルギーにやって来たロルナ(アルタ・ドブロシ)は、国籍を取得するため、社会のつまはじき者のクローディと偽りの結婚をする。ロルナはクローディにも言えない秘密を抱えながらも情緒不安定な彼を支え、いつしか2人の間に愛情が芽生えてるが……。08年カンヌ映画祭では脚本賞を受賞。
ネット上の声
- ダルデンヌ兄弟のラブ・ストーリーは、失ってから始まる悲しすぎる愛だった…
- 今回もダルデンヌ兄弟に悩まされました
- ロルナの突然の欲情に面喰らった!
- ☆大人むけの気品漂う良質な作品☆
ヒューマンドラマ
- 製作年2008年
- 製作国ベルギー,フランス,イタリア
- 時間105分
- 監督ジャン=ピエール・ダルデンヌ
- 主演アルタ・ドブロシ
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「ロゼッタ」「息子のまなざし」などで高く評価されてきたベルギーのジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ兄弟が監督・脚本・製作を手がけ、2度目のカンヌ国際映画祭パルムドールを受賞した人間ドラマ。20歳の青年ブリュノは手下の少年スティーブと盗みを繰り返し、盗品を売りさばいた金でその日暮らしの生活を送っていた。ある日、彼と18歳の恋人ソニアの間に子どもが生まれる。ソニアはブリュノに真面目に働いてほしいと頼むが、彼にその気はない。しかもブリュノはソニアが目を離した隙に、我が子を金で売ってしまい……。出演は「ジェヴォーダンの獣」のジェレミー・レニエと、本作が映画デビューのデボラ・フランソワ。
ネット上の声
- 大げさな音楽もなく、ほとんど手ブレのカメラと、雑音そのままで、ドキュメンタリーの
- 産んで何日も経たない赤ちゃんを抱きながら、バカ妻とバカ夫が煙草を吸って煙を赤ちゃ
- ↓のレビューは、以前のアカウントにて鑑賞直後に投稿したレビューになります
- 実は全く同じような経験をしています
ヒューマンドラマ
- 製作年2005年
- 製作国ベルギー,フランス
- 時間95分
- 監督ジャン=ピエール・ダルデンヌ
- 主演ジェレミー・レニエ
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「ある子供」「ロルナの祈り」「少年と自転車」などカンヌ国際映画祭で受賞を重ねてきたベルギーのダルデンヌ兄弟が、過激な宗教思想にのめりこみ教師を殺害しようと試みた少年の姿を描き、2019年の同映画祭で監督賞を受賞した人間ドラマ。13歳のアメッドはどこにでもいるゲーム好きな普通の少年だったが、尊敬するイスラム指導者に感化され、次第に過激な思想にのめりこんでいく。やがて学校の先生をイスラムの敵だと考えはじめたアメッドは、先生を抹殺しようと企むが……。これまでにカンヌ国際映画祭で2度のパルムドール(「ロゼッタ」「ある子供」)と脚本賞(「ロルナの祈り」)、グランプリ(「少年と自転車」)を受賞してきたダルデンヌ兄弟にとって、初のカンヌ監督賞受賞作となった。
ネット上の声
- 年端も行かない“子供“が洗脳される、イスラム世界
- 過激思想を拭い去るには
- ☆☆☆★★★(1回目) 観客30名前後? ☆☆☆★★★(2回目) ...
- これはすごい…!
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国ベルギー,フランス
- 時間84分
- 監督ジャン=ピエール・ダルデンヌ
- 主演イディル・ベン・アディ
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「ロゼッタ」「ある子供」でパルムドールを受賞し、カンヌ国際映画祭の常連として知られるベルギーのジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ兄弟監督作品。ある日の夜、診療受付時間を過ぎた診療所のドアベルが鳴るが、若き女医のジェニーはそのベルに応じなかった。しかし翌日、身元不明の少女の遺体が診療所近くで見つかり、その少女が助けを求める姿が診療所の監視カメラに収められていた。少女はなぜ診療所のドアホンを押し、助けを求めていたのか。少女の死は事故なのか、事件なのか。そして、ジェニーはなぜドアホンに応じなかったのか。さまざまな疑問が渦巻く中、ジェニーは医師である自身の良心や正義について葛藤する。主人公のジェニー役を「スザンヌ」のアデル・エネルが演じ、ジェレミー・レニエ、オリビエ・グルメ、ファブリツィオ・ロンジョーネらダルデンヌ兄弟作品の常連俳優たちが脇を固める。
ネット上の声
- 女医ジェニーが無防備過ぎて、彼女目線で進む話は、ハラハラしました
- うそだろ!!『サンドラの週末』よりは面白いはず・・・の映画
- ジェニーのちょっとしたおごりからくる
- 2時間ドラマのサスペンスの方がマシ
ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国ベルギー,フランス
- 時間106分
- 監督ジャン=ピエール・ダルデンヌ
- 主演アデル・エネル