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2011年・第61回ベルリン国際映画祭で最高賞の金熊賞と男優、女優陣のアンサンブルに対して銀熊賞(男優賞・女優賞)が授与され、ベルリン映画祭史上初の作品および男優、女優賞の3冠を達成したイラン映画。第84回米アカデミー賞でもイラン映画として初の外国語映画賞を受賞したほか、脚本賞にもノミネートされた。離婚の危機を迎えた夫婦を軸に、両親をつなぎとめようとする娘や、彼らの問題に巻き込まれてしまうもうひとつの家族の物語が絡み合い、複雑な人間心理を描き出していく。監督は「彼女が消えた浜辺」(09)でもベルリン国際映画祭の銀熊賞(監督賞)を受賞したイランの新鋭アスガー・ファルハディ。
ネット上の声
- 休まる事が無い!!
- どこまでもこんがらがる事件と思惑
- 畏れを知る、という知恵
- 歯車がズレる
ヒューマンドラマ
- 製作年2011年
- 製作国イラン・イスラム
- 時間123分
- 監督アスガー・ファルハディ
- 主演レイラ・ハタミ
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第59回ベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞したイランのミステリー。セピデーは離婚したばかりの男友だちに紹介しようと、幼稚園の教師エリを誘い、カスピ海沿岸へバカンスに出かける。美しい浜辺にある古い別荘にたどり着き、穏やかで楽しいひとときを過ごす。しかし翌朝、エリはこつ然と姿を消し、浜辺では子どもがおぼれていた。捜索が始まり、セピデーはエリのことを名前以外、何も知らなかったことに気づく。
ネット上の声
- 前半は3組の家族とエリとのワイワイした描写が主で、中盤からは突如消えた彼女はどこ
- 女性の失踪をめぐって人間の複雑な内面が暴かれるヒューマン・ミステリ...
- 欧米映画の “毒” を気付かせてくれる。
- 不思議すぎて理解の範疇を超えました^^;
ヒューマンドラマ
- 製作年2009年
- 製作国イラン・イスラム
- 時間116分
- 監督アスガー・ファルハディ
- 主演ゴルシフテ・ファラハニ
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イラン映画で初めてアカデミー外国語映画賞を受賞、ベルリン国際映画祭でも金熊賞を含む3冠を達成した「別離」(2011)のアスガー・ファルハディ監督が、初めて国外を舞台に撮り上げた長編作。子連れのカップルが再婚を考えるが、娘の告白がきっかけで、それぞれの過去や本心が次々と明らかになり、見えなかった真実が浮き彫りになっていく様子をサスペンスタッチに描いた。夫と別れて4年がたつシングルマザーのマリーは、子持ちの男性サミールとの再婚を予定し、新たな生活を始めていた。しかし、正式な離婚手続きをしていないため、イランにいる夫のアーマドをパリに呼び寄せる。アーマドはマリーの新しい家庭と生活を目の当たりするが、そこにはどこか不穏な空気が流れていた。長女リュシーとの関係がうまくいっていないというマリーから、娘の本音を探ってほしいと頼まれたアーマドは、リュシーの話を聞くことになるが……。主演のマリー役は「アーティスト」のベレニス・ベジョで、カンヌ映画祭女優賞を受賞。
ネット上の声
- 本作にてアスガー・ファルハディ監督作品コンプリート
- 今、浮気している人はこれ観て目を覚ませ。
- 前作「別離」から、すべてにおいて劣化。
- 人の多重性の表現の上手さに舌を巻く
ヒューマンドラマ
- 製作年2013年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間130分
- 監督アスガー・ファルハディ
- 主演ベレニス・ベジョ
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ネット上の声
- 『セールスマン』のタラネ・アリシュスティの方が主役な気がするけど、ジャケット画像
- この監督の作品は何作か観てるけど、人間のいろんな気持ちを描かれてるのが面白さな気
- アスガー・ファルハディ監督の長編3作目🎬
- ファルハディ監督の作品ってどれも夫婦の軋轢を描いていて、イスラム社会における結婚
ヒューマンドラマ
- 製作年2006年
- 製作国イラン・イスラム
- 時間---分
- 監督アスガー・ファルハディ
- 主演ハミッド・ファロクネジャード
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ネット上の声
- アスガー・ファルハディ監督の長編2作目🎬
- アスガー・ファルハディ監督の映画「セールスマン」を観て、その次「別離」を観て、そ
- 物語の結末をはっきりさせないことで監督の描きたいことが際立ってるように感じられた
- 死刑執行という重いテーマの中、心浮き立つようなシーンがいくつかあってそれがすごく
ヒューマンドラマ
- 製作年2004年
- 製作国イラン・イスラム
- 時間---分
- 監督アスガー・ファルハディ
- 主演タラネ・アリドゥスティ
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「別離」「セールスマン」でアカデミー外国語映画賞を2度受賞するなど世界的に高い評価を受けるイランの名匠アスガー・ファルハディーが手がけ、2021年・第74回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞したヒューマンサスペンス。SNSやメディアの歪んだ正義と不条理によって、人生を根底から揺るがす事態に巻き込まれていく男の姿を描く。イランの古都シラーズ。ラヒムは借金の罪で投獄され、服役している。そんなある時、婚約者が偶然17枚の金貨を拾う。借金を返済すればその日にでも出所できるラヒムにとって、それはまさに神からの贈り物のように思えた。しかし、罪悪感にさいなまれたラヒムは、金貨を落とし主に返すことを決意する。そのささやかな善行がメディアに報じられると大きな反響を呼び、ラヒムは「正直者の囚人」という美談とともに祭り上げられていく。ところが、 SNSを介して広まったある噂をきっかけに、状況は一変。罪のない吃音症の幼い息子をも巻き込んだ、大きな事件へと発展していく。
ネット上の声
- 「白い牛のバラッド」に並び、世界クラスの普遍性を備えた今年観るべきイラン映画
- 名匠アスガー・ファルハディ監督、安定のクオリティ
- 善意と浅はかな出来心が同居するリアリティ
- 現在社会を反映しているし、
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国イラン・イスラム,フランス
- 時間127分
- 監督アスガー・ファルハディ
- 主演アミール・ジャディディ
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「別離」「ある過去の行方」などで知られるイランの名匠アスガー・ファルハディ監督が手がけ、2016年・第69回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門で男優賞と脚本賞を受賞、第89回アカデミー賞で外国語映画賞を受賞したサスペンスドラマ。小さな劇団に所属し、作家アーサー・ミラーの戯曲「セールスマンの死」の舞台に出演している役者の夫婦。ある日、引っ越したばかりの自宅で夫が不在中に、妻が何者かに襲われる。事件が表ざたになることを嫌がり、警察へ通報しようとしない妻に業を煮やした夫は、独自に犯人を探し始めるが……。劇中で描かれる演劇と夫による犯人探し、そして夫婦の感情のズレを絡めながら、思いがけない方向へと転がっていく物語を描く。
ネット上の声
- 仲の良い夫婦がやむを得ない事情から新居へ引っ越しをする
- 外国向け平和なイランで演出成功した底の浅い
- 崩壊する家・家庭。偽物の夫婦を演じ続ける
- 時流だけでなかったアカデミー外国語映画賞
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年2016年
- 製作国イラン・イスラム,フランス
- 時間124分
- 監督アスガー・ファルハディ
- 主演シャハブ・ホセイニ
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「別離」「セールスマン」でアカデミー外国語映画賞を2度受賞しているほか、カンヌやベルリンといった国際映画祭でも高い評価を受けているイランの名匠アスガー・ファルハディが、スペインの田舎町を舞台に全編スペイン語で撮り上げたミステリードラマ。主演をペネロペ・クルスとハビエル・バルデムが務め、実生活で夫婦の2人が共演した。アルゼンチンで夫と2人の子どもと暮らすラウラが、妹アナの結婚式に出席するため、故郷スペインの小さな村に子どもたちを連れて帰ってくる。地元でワイン農園を営む幼なじみのパコや家族と再会し、ともに喜ばしい日を迎えるラウラたちだったが、結婚式のアフターパーティのさなか、ラウラの娘イレーネが姿を消してしまう。やがて何者かから巨額の身代金を要求するメールが届き、イレーネが誘拐されたことが判明。それぞれが事件解決のために奔走するなかで、家族の間にも疑心暗鬼が広がり、長年に隠されていた秘密があらわになっていく。2018年・第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品。
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国スペイン,フランス,イタリア
- 時間133分
- 監督アスガー・ファルハディ
- 主演ハビエル・バルデム
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ナザルはレイハネに一目ぼれし結婚するが、彼女の母親のある噂を聞いたナザルの両親に離婚させられてしまう。さらに、結婚当時にした借金が払えず警察から追われるはめに。ついに職場にやって来た警察から逃げようと、ある車に忍び込むが、その車がたどり着いたのは砂漠だった。車の主は、危険だが金を稼げるという砂漠のヘビ捕りだったのだ。ナザルは借金と離婚の慰謝料のため自らもヘビを捕まえようと奮闘するが…。
ネット上の声
- アスガー・ファルハディ監督の長編デビュー作🎬
- おかしくて鬱陶しいくせにどこか憎めない主人公と、往年の名俳優かと見紛うほどの渋い
- 主人公は何歳の設定なんだろう?言うことやることが子供じみていて、フガイ無さすぎる
- ナザルがよく喋ることもあってか、ここ最近の監督の作品と比べてなんだか雰囲気が若い
ヒューマンドラマ
- 製作年2003年
- 製作国イラン・イスラム
- 時間---分
- 監督アスガー・ファルハディ
- 主演ファラマルズ・ガリビアン