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「ある職場」の舩橋淳監督が、受刑者の採用を支援する実在の就職情報誌の活動をモチーフに、前科を持つ人々の社会復帰に横たわる問題を描いた社会派ドラマ。
受刑者向け就職情報誌「CHANGE」の編集チームは、出所者の就職斡旋と更生支援のため日々奔走している。ひき逃げによる殺人罪で10年服役した田中は中華料理屋に就職するが、短気な性格が災いしてトラブル続き。女子児童へのわいせつ行為で2年服役した元教師の三隅は、就職後すぐに消息を断ってしまう。社会復帰にもがき苦しむ元受刑者たちを目の当たりにした編集チームは、アメリカの演劇による心理療法・ドラマセラピーを提案。元受刑者たちと稽古を重ね、舞台「ツミビト」の上演初日を迎えるが……。
キャスト・スタッフには「ある職場」のメンバーが再結集し、台本をあえて用意せず撮影現場で俳優と演技を煮詰めていく演出手法でリアルに描き出す。
ネット上の声
- 「罪を犯した人間は人種が違う」
- 舞台という社会
- 誰も取り上げたことのない社会問題をテーマに、誰もやったことのない方法で作った映画という貴重さだけで、注目を集めている映画でした。
- 自分が感じたことを語るべき映画な気がするのでつらつらと思うところを書きます
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間125分
- 監督舩橋淳
- 主演辻井拓
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東京下町の谷中でホームビデオの修復活動をしているかおりは、昭和32年に焼失したという谷中五重塔を記録したフィルムの存在を知る。寺院、霊園、伝統工芸職人などに取材を試みながら、ありし日の塔に思いを馳せるかおりは、ある日地元のチンピラ・久喜と出会い、ひょんなことから一緒に五重塔のフィルムを探すことになる。
ネット上の声
- 鑑賞前にリーフレットを良く読むべし!!
- 鑑賞前にリーフレットを詳しく読むべきだった・・・
- 鑑賞前にリーフレットを詳しく読むべきだった・・・
- ☆☆☆★★
ドキュメンタリー
- 製作年2009年
- 製作国日本
- 時間107分
- 監督舩橋淳
- 主演野村勇貴
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東日本大震災による福島第一原子力発電所の事故で、遠く離れた場所へ避難した福島県双葉町の人々に密着したドキュメンタリー。原発事故により、福島県双葉町の住民1423人が、約250キロ離れた埼玉県の旧騎西高校で避難生活を送ることになる。以前は原発によって潤い栄えたとされる町の盛衰と、ある日突然、故郷を失った住民の日常を9カ月間にわたり映し出していく。エンディングテーマ曲「for futaba」を坂本龍一が書き下ろした。
ネット上の声
- 原発に生かされ原発に殺された町、得たものと失ったものを並列に並べる
- 故郷を追われて避難所生活をする事とは
- 誰にも責任が取れない、事故の結末。
- 国会議員は全員これを観ろ!
ドキュメンタリー
- 製作年2012年
- 製作国日本
- 時間96分
- 監督舩橋淳
- 主演---
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福島第一原発事故の影響で埼玉県に移住した福島県双葉町の住民たちの避難生活を取材したドキュメンタリー「フタバから遠く離れて」の続編。埼玉県の旧騎西高校へ全町避難してからの9カ月間を記録した前作に続き、その後の約3年間を追う。避難生活の長期化で町民たちの間に不満が噴出する中、井戸川克隆町長が町議会の不信任決議案を受けて辞職に追いこまれた。避難先での町長選挙を経て当選した伊沢史朗町長の新方針により、役場は福島県いわき市に再移転する。一方、双葉町はほとんどの地域が帰宅困難地域に指定、さらに中間貯蔵施設の建設計画も持ちあがるなど、事故から3年以上が経った現在も町民たちはさまざまな問題を突きつけられている。いまだに混乱の続く双葉町の姿を通して原発行政が抱える矛盾をあぶり出すとともに、町民たちの現在の暮らしや思いをありのままに描いていく。
ネット上の声
- 知りたかったことを詳しく知れた
- 津波や火事ならともかく相手が放射能では…とは劇中にあったメッセージ
- さて、明けた2012年の正月からこの二部は始まる。役所の場面、町長...
- くず役人を映して何になるのか
ドキュメンタリー
- 製作年2014年
- 製作国日本
- 時間114分
- 監督舩橋淳
- 主演---
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ニューヨークで生活する映像作家・舩橋淳の初の長編作品。ニューヨークの若者たちの孤独とさまよいを繊細に描写している。
ネット上の声
- 吉田喜重さんと舩橋さんの『まだ見ぬ映画言語に向けて』にがっつりハマってしまってい
- 舩橋淳ってもしかしてめちゃくちゃおもしろいのか? どことなくノア・バームバックみ
- サンクスシアターにて、現在盛んに活動を続ける日本の映画監督たちの初期作を立て続け
- 退廃的な男と女のロードムービーてのはいつだって映画青年の撮るべき対象となる
ヒューマンドラマ
- 製作年2000年
- 製作国アメリカ,日本
- 時間72分
- 監督船橋淳
- 主演エデン・ラウントゥリー
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臼田あさ美、三浦貴大、高橋洋の主演で、東日本大震災後の茨城県日立市を舞台に男女の許されざる恋を描いたドラマ。震災後の日立市のプレス工場で働く栞は、同僚で夫の研次と幸福な日々を送っていたが、作業中の不慮の事故で研次が他界。事故を起こした新人の工を恨むが、献身的に許しを請う工の姿勢に心が揺らぐ。やがて事故の原因が工になかったことを知った栞は、次第に工を受け入れるようになるが……。監督は、ベルリン国際映画祭で上映されたドキュメンタリー作品「フタバから遠く離れて」や、オダギリジョー主演作「ビッグ・リバー」などを手がけてきた舩橋淳。
ネット上の声
- 見る人を選ぶが、相性が合えば、なかなか見られない種類の、いい日本映画
- 見る人を選ぶが、相性が合えば、なかなか見られない種類の、いい日本映画
- なかなか見られない種類の、いい日本映画
- 高校生の映研で作った作品かと思った。
ヒューマンドラマ
- 製作年2012年
- 製作国日本
- 時間119分
- 監督舩橋淳
- 主演臼田あさ美
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「AKB48」の姉妹グループで、大阪・難波を拠点に活動する「NMB48」の初のドキュメンタリー。原発事故で非難を余儀なくされた人々を追った社会派ドキュメンタリー「フタバから遠く離れて」などがベルリン国際映画祭に出品された経歴を持つ舩橋淳監督が、初めてアイドルを題材に作品を手がけた。「アイドル不毛の地」と言われ続けてきた大阪に誕生したNMB48。2011年のデビューから5年が過ぎ、地元・大阪城ホールはもちろん、東京の日本武道館2日間も満員にするなど、大きな成功を収めるに至ったが、そこには、従来のアイドルたちが隠そうとしてきた泥臭さや、汗にまみれた人間臭さをさらけだすメンバーたちの姿があった。不格好でも夢にしがみつき、もがき苦しみながらも成功を勝ち取ってきた、大阪の少女たちの5年間を記録した。
ネット上の声
- NMBを知って貰うチャンスを逸した作品。
- う〜〜〜ん都合良く編集されてますよね
- とにかく腹が立った、誰向けの作品?
- 一般向けに作られた無難な映画
ドキュメンタリー
- 製作年2015年
- 製作国日本
- 時間121分
- 監督舩橋淳
- 主演NMB48
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アメリカ西部の広大な自然を舞台に、国も文化も境遇も違う3人が友情を取り結ぶ様を描いたロード・ムーヴィー。主演はオダギリ ジョー(「ゆれる」)で、全編英語の台詞に挑戦している。共演は150本以上の映画やテレビ作品に出演したキャリアを持つカヴィ・ラズ(「ペット・セメタリー」)、そしてモデル出身で本作が長編劇映画初出演となるクロエ・スナイダー。監督は長編処女作「echoes(エコーズ)」が海外の映画祭で高い評価を得た船橋淳。
ネット上の声
- 偶然の出会いがもたらしたものは、何?
- 男・・・・男・・・・そして・・・女
- オダギリ、世界への挑戦状!
- 観てきましたが・・・
ヒューマンドラマ
- 製作年2006年
- 製作国日本
- 時間105分
- 監督舩橋淳
- 主演オダギリジョー
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18世紀のポルトガルと21世紀の日本を舞台に描いた、日本、アメリカ、ポルトガル合作の恋愛ミステリー。柄本佑、アナ・モレイラ、中野裕太が時代によって立場が微妙に入れ替わる一人二役を演じる。18世紀、リスボン大震災後のポルトガル。宗次と四郎は、復興のためにインドから奴隷として連れてこられた。宗次は屋敷で働くマリアナと恋仲にあったが、理不尽な雇い主に反抗し、銃殺されてしまう。21世紀、東京オリンピック後の日本。工場の縮小により、加勢柊次からリストラを言い渡された日系ブラジル人の幸四郎は、ポルトガル人の妻マリナを残して、自ら命を絶つ。それぞれの時代にあらがうことのできない境遇によって恋人を殺害された女。その恨みを晴らすために彼女がとったのは想像を絶する手段だった。監督はオダギリジョー主演「ビッグ・リバー」やドキュメンタリー「フタバから遠く離れて」などで知られる舩橋淳。
ネット上の声
- ファンタジー設定と重いリアリティ
- 浅く陳腐で生温いが珍味のような変な吸引力
- 【映画作るのって大変なんだな……】
- 素晴らしい映像美
ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国日本,ポルトガル,アメリカ
- 時間139分
- 監督舩橋淳
- 主演柄本佑
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実際に起きたセクシャルハラスメント事件をモチーフに、その後日談として創作された会話劇。ホテルチェーンに勤める大庭早紀は、密室で上司からセクシャルハラスメントを受ける。事件はすぐにホテル内外に知れ渡り、SNS上でも炎上する事態に。ホテルの同僚スタッフたちは職場の暗い雰囲気を変えようと、大庭を誘って湘南の社員用保養所への小旅行を企画する。しかし大庭は旅先でもスマホに張り付き、ネットをひたすらチェックしている。同僚たちは彼女を励まそうとするが、やがてSNS上でバッシングをしているアカウントが同僚である可能性が浮上。疑心暗鬼に陥った彼らは、互いに腹を探り合うが……。「フタバから遠く離れて」などドキュメンタリー作品も手がける舩橋淳監督が、事件をフィクションとして再構成。舞台設定のみを与えられた俳優たちが即興に近い演技でリアルな会話を繰り広げる。
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国日本
- 時間135分
- 監督舩橋淳
- 主演平井早紀