極寒の貧困地帯。行方不明の父を探す17歳の少女の、たった一人の孤独な戦い。家族を守るための、あまりに過酷な現実。
アメリカ、ミズーリ州オザーク高原。厳しい冬と貧困が支配するこの地で、17歳の少女リーは、幼い弟妹と病気の母の世話を一手に引き受けていた。ある日、保安官が訪れ、保釈中の父が失踪したことを告げる。父が保釈金の担保に家と土地を差し出していたため、彼を見つけ出さなければ、一家は全てを失ってしまう。父の行方を追うリーの前に立ちはだかるのは、ドラッグで結ばれた地域社会の固い「沈黙の掟」。親戚さえも口を閉ざし、彼女を拒絶。脅迫と暴力に晒されながらも、リーはたった一人で家族を守るため、地域のタブーへと踏み込んでいく。彼女を待ち受ける衝撃の真実と、あまりにも過酷な選択。
ネット上の声
- 底辺社会で少女が掴む「希望のかけら」とは
- 祝!オスカー作品賞候補作品全制覇!だけど
- 人の心の一番底にある体温に触れたような
- 不必要なまでに、強すぎて、悲しくなる
どんでん返し、 ヒューマンドラマ
- 製作年2010年
- 製作国アメリカ
- 時間100分
- 監督デブラ・グラニック
- 主演ジェニファー・ローレンス