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イタリアの港町で幸せに暮らす一家を襲った突然の悲劇。最愛の息子を失った家族の、魂の彷徨と再生を描くヒューマンドラマ。
イタリアの港町アンコーナで、精神分析医の父ジョヴァンニを中心に幸せな日々を送る四人家族。しかし、その日常は日曜の朝に一変。長男アンドレアが、ダイビング中の事故で帰らぬ人に。突然の悲劇は家族の心を深く引き裂き、それぞれが悲しみと後悔の念に沈む。父は仕事に集中できず、母は絶望に打ちひしがれ、妹は悲しみを怒りに変える。笑顔の消えた家で、彼らの時間は止まったまま。そんなある日、アンドレアの恋人だったと名乗る少女から一通の手紙が届く。この出会いが、崩壊しかけた家族に微かな光をもたらすのか。
ネット上の声
- 慣れ親しんでるアメリカ映画じゃないやつを見たいなと思って、パルムドール獲ってるこ
- イタリアの異端児ナンニ・モレッティとは?
- 監督&主演ナンニ・モレッティ🎬
- 心の垢をおとしてくれました
ヒューマンドラマ
- 製作年2001年
- 製作国イタリア
- 時間99分
- 監督ナンニ・モレッティ
- 主演ナンニ・モレッティ
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完璧主義で潔癖症の高校教師。隣人の死をきっかけに、彼の異常な正義感が暴走を始める異色サスペンス。
1980年代のローマ。潔癖症で完璧主義の数学教師ミケーレは、生徒や友人にも自らの歪んだ理想を押し付ける日々。そんな彼の日常は、アパートの隣人が殺害されたことで一変。警察の捜査に苛立ち、独自の調査に乗り出すミケーレ。彼の異常なまでの観察眼と秩序への執着は、次第に周囲を巻き込み、恋人ビアンカとの関係をも破壊していく。正義感の暴走は、やがて彼自身を容疑者へと仕立て上げる。狂気の探偵が最後に暴き出す、世界の不条理と事件の真相。
- 製作年1984年
- 製作国イタリア
- 時間98分
- 監督ナンニ・モレッティ
- 主演ナンニ・モレッティ
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ベスパでローマを駆け巡る映画監督。日常、島巡り、そして病。人生の断片をユーモラスかつ哲学的に綴った、三部構成のセルフポートレート。
映画監督ナンニ・モレッティ自身が主人公となり、三つの章で構成される私的日記。第一章「ぼくのベスパ」。夏のローマをベスパで走り抜け、街並みや人々、映画への愛憎を独特の視点で語る。第二章「島々」。友人と共に訪れたエオリア諸島で、静寂を求めるも俗世の喧騒からは逃れられない皮肉な旅。そして第三章「医師たち」。原因不明の病に苦しみ、専門医を渡り歩く自身の闘病生活を赤裸々に記録。ユーモアと風刺、そして深い思索に満ちた映像エッセイが、観る者の心に静かな問いを投げかける。人生の不条理さと美しさを巡る、唯一無二の旅路。
ネット上の声
- なんでろう?観ると楽しくなるんだな
- モレッティのマイナーイタリア案内
- 【ナンニ・モレッティ監督自身が登場する、クスクス可笑しい三章で構成されたシネマエッセー。】
- ショートコントが如何に繋がるか?
ヒューマンドラマ
- 製作年1993年
- 製作国イタリア,フランス
- 時間101分
- 監督ナンニ・モレッティ
- 主演ナンニ・モレッティ
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故郷のローマに戻って来た新米神父の姿を描く。製作はアキーレ・マンゾッティ、監督・脚本・原案はナンニ・モレッティ、共同脚本・原作はサンドロ・ペトラリア、撮影はフランコ・ディ・ジャコモ、音楽はニコラ・ピオヴァーニが担当。出演はナンニ・モレッティ、フェルッチョ・デ・セレサほか。
ネット上の声
- これがコメディ扱いなのか・・・
- 妻と子供を持った元司祭、妊娠中の妹、不倫相手との間に子供が出来た父、息子持ちの上
- いわゆる「親愛なる日記」とかじゃないテイストのモレッティ作品
- ナンニ・モレッティ監督・脚本・主演の辛口コメディ
ヒューマンドラマ
- 製作年1985年
- 製作国イタリア
- 時間95分
- 監督ナンニ・モレッティ
- 主演ナンニ・モレッティ
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映画製作にとりかかろうとしている監督の苦悩を描くコメディ。製作はレンツォ・ロッセリーニ、監督・脚本・主演は「僕のビアンカ」のナンニ・モレッティ、撮影はフランコ・ディ・ジャコモ、音楽はフランコ・ピエルサンティが担当。出演はほかにラウラ・モランテなど。
ヒューマンドラマ
- 製作年1981年
- 製作国イタリア
- 時間105分
- 監督ナンニ・モレッティ
- 主演ナンニ・モレッティ
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イタリアの総選挙と第一子の誕生。一人の映画監督が直面する公私の大事件を、ユーモアと皮肉を交えて描く半自伝的ドキュメンタリー風コメディ。
映画監督のナンニ・モレッティは、1950年代を舞台にしたミュージカルの準備を進めていた。しかし、イタリアの総選挙が近づくにつれ、政治への関心が抑えきれなくなる。特に、メディア王ベルルスコーニ率いる右派連合の台頭に危機感を覚えた彼は、ミュージカルの企画を中断し、急遽、選挙をテーマにしたドキュメンタリーを撮り始めることを決意。時を同じくして、妻のシルヴィアが妊娠。初めての出産を控えた夫婦の日常と、国の未来を左右する選挙戦が同時進行していく。仕事と私生活の狭間で奮闘する監督の姿を、愛情込めて映し出す。
ネット上の声
- 【ナンニ・モレッティの極私的ドキュメンタリー風作品。子育て、政治に翻弄されても、彼が一番やりたいことは映画製作なのである。】
- ベルルスコーニが選挙に勝った当時のお話
- 政治やら映画制作やら子の誕生やらでてんやわんやになるモレッティ(パッケージに全部
- モレッティが出産前の奥さんのお腹にまだ出てこないでくれって頼んだりあんな映画を観
ヒューマンドラマ
- 製作年1998年
- 製作国イタリア,フランス
- 時間78分
- 監督ナンニ・モレッティ
- 主演ナンニ・モレッティ
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記憶を失った共産党員の水球選手。試合の行方と、失われたアイデンティティの行方を描く、奇想天外な政治コメディ。
1980年代イタリア。交通事故で記憶を失った男、ミケーレ。彼はなんと、共産党の議員であり、水球チームのエース選手だった。過去を忘れたまま、彼はチームの命運を懸けた重要な試合に出場することに。プールサイドでの会話、テレビのニュース、対戦相手の野次。断片的な情報が、彼の失われた記憶を呼び覚まそうとする。試合の熱狂と、自身の政治的アイデンティティを巡る葛藤が交錯する、奇妙でシュールな一日。勝利を決める最後のシュートの瞬間、彼は一体何者としてボールを放つのか。
ネット上の声
- 『赤いシュート』 東京国際映画祭ナンニ・モレッティ監督特集にて鑑賞
- もし最後イタリア車(かどうかは知らないが)があんなにみすぼらしい壊れかたをしてい
- 素晴らしい素晴らしい素晴らしい素晴らしい素晴らしい素晴らしい素晴らしいあまりにも
- 短尺だからと油断してランチ後ノンカフェインで挑んだら見事に熟睡
ヒューマンドラマ
- 製作年1989年
- 製作国イタリア
- 時間87分
- 監督ナンニ・モレッティ
- 主演ナンニ・モレッティ
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「息子の部屋」のナンニ・モレッティ監督による自叙伝的作品で、母親の介護など、プライベートの難題を抱えながら、映画製作に取り組む女性映画監督を主人公に描いたドラマ。恋人とも別れ、娘の進路問題も抱え、兄とともに入院中の母親の世話をしている映画監督のマルゲリータ。撮影中の新作映画は、アメリカ人俳優バリー・バギンズが撮影に参加した途端、思うように撮影が進まなくなる。ストレスが募る中、追い討ちをかけるかのように、病院から母親の余命宣告を受けてしまう。主人公のマルゲリータ役を演じるのは「はじまりは5つ星ホテルから」などで知られ、モレッティ監督作品でも常連のマルゲリータ・ブイ。アメリカ俳優バリー・バギンズ役には「エクソダス:神と王」「ジゴロ・イン・ニューヨーク」のジョン・タトゥーロ。マルゲリータの兄役でモレッティ自身も出演。
ネット上の声
- イタリアの病院は食事が持ち込めるんだ!
- 病院より施設より、家が一番、娘が一番。
- 『 アメリカの夜 』テイストが救い。
- 母よ はこの映画には合わない
ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国イタリア,フランス
- 時間107分
- 監督ナンニ・モレッティ
- 主演マルゲリータ・ブイ
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「ローマ法王の休日」「息子の部屋」などで知られるイタリアのナンニ・モレッティ監督が、時代の変化についていけない映画監督が痛い目にあって初めて大切なことに気づく姿をユーモラスにつづったヒューマンドラマ。
イタリアの映画監督ジャンニは、これまで40年間、プロデューサーの妻に支えられながら映画を制作してきた。チネチッタ撮影所での新作撮影を目前に控え、頭の中はアイデアでいっぱいのジャンニだったが、順調だと思っていたのは本人だけだった。女優は演出に口を出すばかりか政治映画をラブストーリーだと言い出し、娘に紹介されたボーイフレンドは自分ほどの年齢だという。誰にも理解されず、ひとり帰宅して目を覚ますと、今度は妻から別れを切り出されてしまう。さらにプロデューサーが詐欺師であることが発覚し、資金不足で撮影が止まってしまう。
主人公の映画監督ジャンニをモレッティ監督が自ら演じ、モレッティ作品の常連俳優マルゲリータ・ブイ、フランスの名優であり映画監督でもあるマチュー・アマルリックが共演。2023年・第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品。
ネット上の声
- アテンツィオーネ!!トロッキーだよー。
- 終始笑える映画監督の映画
- 81/2を撮りたい?
- 劇中劇に興味が
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国イタリア,フランス
- 時間96分
- 監督ナンニ・モレッティ
- 主演ナンニ・モレッティ
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ローマの高級アパート、3つの家族、3つの秘密。一つの出来事をきっかけに、彼らの日常が静かに崩れ始める。
現代ローマに建つ一棟のアパートメント。そこには、それぞれ問題を抱えながらも平穏に暮らす3つの家族がいた。1階の若い夫婦、2階の母子、3階の裁判官夫婦。ある夜、アパートの前で起きた交通事故。この出来事が引き金となり、これまで隠されていた各家族の秘密や不安が、徐々に表面化していく。隣人への疑念、孤独から犯す過ち、過去の罪との対峙。それぞれの階で繰り広げられる物語は時に交錯し、彼らを道徳的なジレンマへと追い込む。10年の時を経て、彼らが下した決断がもたらす未来とは。
ネット上の声
- 自分の道を行って失敗した人と、敷かれたレールを行って失敗した人の集まりでした
- シンネリむっつり系のナンニ・モレッティ監督作品だねぇ
- それなりにOK
- 物語の内容的には、連続ドラマでもいいようなお話。
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国イタリア,フランス
- 時間119分
- 監督ナンニ・モレッティ
- 主演マルゲリータ・ブイ
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夢や希望を失った若者たちの姿を描く青春コメディ。製作はマリオ・ガッロ、監督・脚本・主演は「監督ミケーレの黄金の夢」のナンニ・モレッティ、撮影はジュゼッペ・ピノリ、音楽はフランコ・ピエルサンティが担当。出演はほかにリナ・サストリなど。
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年1978年
- 製作国イタリア
- 時間103分
- 監督ナンニ・モレッティ
- 主演ナンニ・モレッティ
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「息子の部屋」「親愛なる日記」のナンニ・モレッティ監督が、ローマ法王のつかの間の休日を笑いと涙を交えて描くハートフルドラマ。ローマ法王が死去し、新しい法王を選出するため各国の枢機卿がバチカンに集まる。全員が心の中では面倒な法王に選ばれたくないと思うなか、誰もが予想していなかったメルビルが新たな法王に選出される。メルビルはプレッシャーのあまりローマの街へ逃げ出すが、街の人々と触れ合うことで人生において大切なものや法王の存在意義とは何かを見つめ直していく。
ネット上の声
- 役者になりたかった法王と「かもめ」の寓意
- 10億人信者がオーマイガーッと卒倒必至?
- お前は生徒会長に選ばれ登校拒否る小学生か
- 監督がバチカンの悪口を言いたいだけ
ヒューマンドラマ
- 製作年2011年
- 製作国イタリア
- 時間105分
- 監督ナンニ・モレッティ
- 主演ミシェル・ピッコリ