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スペインの名匠ペドロ・アルモドバルが、最愛の息子を事故で失った母親を中心に、様々な人生を生きる女性たちの姿を力強く描いたヒューマンドラマ。マドリードで暮らすマヌエラは、1人息子エステバンを女手ひとつで育ててきた。エステバンの17歳の誕生日、マヌエラはこれまで隠してきた元夫の秘密を息子に打ち明けることを決意する。しかしそんな矢先、エステバンは大女優ウマにサインをもらおうと道路に飛び出し、車にはねられて帰らぬ人に。元夫に息子の死を知らせるため、かつて青春時代を過ごしたバルセロナを訪れたマヌエラは、ひょんなことからウマの付き人になる。キャストにはセシリア・ロス、ペネロペ・クルスらアルモドバル作品の常連俳優がそろった。第72回アカデミー賞で外国語映画賞を受賞。
ネット上の声
- できそこないの男たちと、本歌取りの面白さ
- いや〜アルモドバル作品はキャラが濃いw!
- 監督って、ゲイだったんだ!!それで…
- いつの時代も女性は強い!!!!
同性愛、 ヒューマンドラマ
- 製作年1998年
- 製作国スペイン
- 時間101分
- 監督ペドロ・アルモドバル
- 主演セシリア・ロス
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ペドロ・アルモドバル監督とアントニオ・バンデラスが「アタメ」(1989)以来22年ぶりにタッグを組み、最愛の妻を亡くし禁断の実験に没頭する形成外科医と、数奇な運命をたどるヒロインの姿を描く問題作。画期的な人工皮膚の開発に執念を燃やす形成外科医ロベルは、かつて非業の死を遂げた最愛の妻を救えるはずだった「完璧な肌」を創造することを夢見ていた。良心の呵責や倫理観も失ったロベルは、ひとりの女性を監禁して実験台にし、人工皮膚を移植して妻そっくりの美女を作り上げていく。
ネット上の声
- また聞き状態では読み取りにくい点も…
- 怖すぎる(笑)でも不思議な爽快感。
- 愛、復讐、その果てにあるもの
- フランケンシュタインの結末
監禁、 サイコパス、 サスペンス
- 製作年2011年
- 製作国スペイン
- 時間120分
- 監督ペドロ・アルモドバル
- 主演アントニオ・バンデラス
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スペインの名匠ペドロ・アルモドバルが長年にわたってタッグを組んできたアントニオ・バンデラスを主演に迎え、自伝的要素を織り交ぜつつ描いた人間ドラマ。世界的な映画監督サルバドールは、脊椎の痛みから生きがいを見いだせなくなり、心身ともに疲れ果てていた。引退同然の生活を送る彼は、幼少時代と母親、その頃に移り住んだバレンシアの村での出来事、マドリッドでの恋と破局など、自身の過去を回想するように。そんな彼のもとに、32年前に手がけた作品の上映依頼が届く。思わぬ再会が、心を閉ざしていたサルバドールを過去へと翻らせていく。バンデラスが主人公の映画監督を繊細に演じ、2019年・第72回カンヌ国際映画祭で主演男優賞を受賞。第92回アカデミー賞でも主演男優賞、国際長編映画賞にノミネートされた。アルモドバル作品のミューズ、ペネロペ・クルスが家族を明るく支える母親を演じる。
ネット上の声
- 色彩はとても印象的だが、「ニュー・シネマ・パラダイス」は少々言い過ぎでは…
- “人生を振り替えるお年頃”を肴にしたアルモドバルの万華鏡
- アルモドバルの最新作が観客を温かくもてなす理由
- 最高だった。
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国スペイン
- 時間113分
- 監督ペドロ・アルモドバル
- 主演アントニオ・バンデラス
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一緒に暮らしていた恋人イバンが留守電にメッセージを残して突然姿を消し、大ショックのペパ。自分のことだけで精一杯の彼女の元に、テロリストの恋人を持つ友人やイバンの息子とその婚約者、さらにイバンの元妻などなど、悩める女たちが次から次へと現れて……。悩みながらもたくましく生きていく女たちを、鬼才ペドロ・アルモドバル監督がコメディタッチで描く。アルモドバル監督の初期作品の常連、アントニオ・バンデラスも出演。
ネット上の声
- 神経衰弱ギリギリのようで実はしぶとい女たち。シチュエーション・コメディの形を借りたモルドバルの女性讃歌かな。
- アルモドバルのビビッドな色彩と昭和を思わすドタバタ劇
- アルモドバルのすべてがあります!
- 衰弱どころか怒りに震える女たち
ヒューマンドラマ
- 製作年1987年
- 製作国スペイン
- 時間88分
- 監督ペドロ・アルモドバル
- 主演カルメン・マウラ
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前作「オール・アバウト・マイ・マザー」でアカデミー外国語映画賞を受賞したアルモドバル監督、3年振りの新作。ドイツの舞踏家ピナ・バウシュの「カフェ・ミュラー」「炎のバズルカ」の舞台が登場、また、彼女と交際中のブラジルを代表するミュージシャン、カエターノ・ベローゾが歌う場面もある。劇中に登場する昔のサイレント映画「縮みゆく恋人」は、ムルナウ監督の「サンライズ」(27)を意識してアルモドバル監督が撮ったもの。
ネット上の声
- 「至高の愛」と「犯罪行為」の曖昧な境界線
- こんな場合、あなたなら、どうしますか?
- 人間の心の奥深くにねむるものを暴き出す
- 究極の愛とストーカーの境界線は・・・
バレエ(バレリーナ)、 ヒューマンドラマ
- 製作年2002年
- 製作国スペイン
- 時間113分
- 監督ペドロ・アルモドバル
- 主演ハビエル・カマラ
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イギリスの推理作家ルース・レンデルの小説「引き攣る肉」を、スペインの鬼才ペドロ・アルモドバル監督が映画化。思いを寄せる女性エレナの家に強引に上がり込んだ青年ビクトル。彼は駆けつけた警察官サンチョともみ合いになり、はずみでサンチョの相棒ダビドを撃ってしまう。下半身不随になったダビドはやがて車椅子バスケットボールの選手になり、エレナと結婚。4年の刑期を終えて出所したビクトルは彼らへの復讐を誓うが……。
ネット上の声
- アルモドバル作品だが、変態度は低い。
- ストーリーはほぼ完璧に忘れてます
- 男女のもつれ模様がエグい。
- アルモドバルの愛の別れ
ヒューマンドラマ
- 製作年1997年
- 製作国スペイン,フランス
- 時間101分
- 監督ペドロ・アルモドバル
- 主演リベルト・ラバル
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スペインの巨匠ペドロ・アルモドバルが、「ビフォア・サンセット」「6才のボクが、大人になるまで。」のイーサン・ホークと、「マンダロリアン」「THE LAST OF US」のペドロ・パスカルを主演に迎えて手がけた短編作品。男性社会で生きるクイアの保安官たちの切ない愛を濃密に描いた西部劇ドラマ。
1910年。若き日にともに雇われガンマンとして働いていた旧友の保安官ジェイクを訪ねるため、シルバは馬に乗って砂漠を横断する。メキシコ出身のシルバはしっかり者で感情的、つかみどころがないが温かい心の持ち主だ。一方、アメリカ出身のジェイクは厳格な性格をしており、冷淡で不可解で、シルバとは正反対だった。出会ってから25年が経つ2人は酒を酌み交わし、再会を祝い愛し合う。しかし翌朝、ジェイクは前日とは打って変わり、シルバがここへ来た本当の目的を探ろうとする。
メゾンとして初めて本格的に映画製作に参入したイヴ・サンローランの子会社サンローラン・プロダクションズが製作に参加した作品で、サンローランのクリエイティブディレクターとして知られるファッションデザイナーのアンソニー・バカレロが手がけた色鮮やかな衣装も見どころ。アルモドバル監督が短編を手がけるのは「ヒューマン・ボイス」に続いて2作目。
ネット上の声
- https://youtu.be/n4ov5ImVrz4?si=N9RIFwse
- ベッドシーツ、思い出のスカーフ、ワインの滝行、そして男の横腹から吹き出す血潮、す
- ペドロパスカルの尻を撮りたかっただけ!?!?(尻を撮りたかっただけの映画があって
- アルモドバルによるクィア西部劇 もちろん長編で観たい気持ちもあるけどコンパクトに
西部劇
- 製作年2023年
- 製作国スペイン,フランス
- 時間31分
- 監督ペドロ・アルモドバル
- 主演イーサン・ホーク
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「オール・アバウト・マイ・マザー」「ボルベール/帰郷」のペドロ・アルモドバル監督とペネロペ・クルスが、4度目のコンビを組んだミステリー仕立ての恋愛ドラマ。14年前に車の事故で視力を失った映画監督マテオ・ブランコは、その事故以来ハリー・ケインというペンネームで脚本家を生業としている。そこに14年前のマテオを知る1人の若者が現れる……。共演に「バッド・エデュケーション」のルイス・オマール。
ネット上の声
- 愛と憎しみ。実像と虚像。反するもの。。
- 愛人ペネロペに嫉妬しない男はいるのか?
- 人生とはまったくもって不合理なもの。
- 鮮やかに、今、抱きしめてほしい…
ヒューマンドラマ
- 製作年2009年
- 製作国スペイン
- 時間128分
- 監督ペドロ・アルモドバル
- 主演ペネロペ・クルス
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「オール・アバウト・マイ・マザー」「トーク・トゥ・ハー」のペドロ・アルモドバル監督が、故郷ラ・マンチャのたくましい女たちの生きざまを郷愁と共に描き出したヒューマン・ドラマ。失業中の夫と15歳の娘を養うライムンダ。伯母の訃報を聞き故郷のラ・マンチャを訪れた彼女は、火事で死んだはずの母親の姿を見たという噂を耳にする。06年のカンヌ国際映画祭では、主演のペネロペ・クルスほか6人の女優たち全員が最優秀女優賞に輝いた。
ネット上の声
- ペネロペ・クルスが「おまえなんでそんな乳でかいねん!」と母親に突っ込まれるシーン
- 母性=愛すること・守ること・許すこと、そして弔うこと
- 女主人公たちを縛り続ける「故郷」という異界
- 【おぞましさ】を断ち切る【したたかさ】
ヒューマンドラマ
- 製作年2006年
- 製作国スペイン
- 時間120分
- 監督ペドロ・アルモドバル
- 主演ペネロペ・クルス
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スペインの名匠ペドロ・アルモドバル監督が、「オール・アバウト・マイ・マザー」「ボルベール 帰郷」など数々の作品でタッグを組んできたペネロペ・クルスを主演に迎え、同じ日に出産を迎えた2人の母親の物語を描いた人間ドラマ。
写真家として成功しているジャニスと17歳の少女アナは、同じ病院の産科病棟で偶然出会い、同じ日に女の子を出産。ともにシングルマザーとして生きていくことを決意していた2人は、再会を誓って退院する。ところが、ジャニスがセシリアと名付けた娘は、父親であるはずの元恋人から「自分の子どもとは思えない」と言われてしまう。それをきっかけにジャニスがDNA検査をしたところ、セシリアが実の子でないことが判明。アナの娘と取り違えられたのではないかと疑うジャニスは、悩んだ末にこの事実を封印し、アナとも連絡を絶つ。しかし1年後、偶然アナと再会し、アナの娘が亡くなったことを知る。
ジャニス役を演じたペネロペ・クルスが、2021年・第78回ベネチア国際映画祭でボルピ杯(最優秀女優賞)を受賞。2022年・第94回アカデミー賞でも主演女優賞にノミネートされた。アナ役はこれが長編映画出演2作目のミレナ・スミット。
ネット上の声
- 母と娘の血筋。民族の“血の記憶”。血を象徴する赤の強調が鮮烈
- この監督ならではの強靭な語り口を堪能した
- 自分の感情を殺さずに連帯するスキル。
- 人生いろいろ、お母さんもいろいろ
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国スペイン,フランス
- 時間123分
- 監督ペドロ・アルモドバル
- 主演ペネロペ・クルス
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「トーク・トゥ・ハー」等の作品で知られるスペインの鬼才ペドロ・アルモドバル監督が、男同士の危うい三角関係を描いた作品。ゲイの映画監督パブロにはファンという恋人がいたが、2人の関係は倦怠期に突入していた。ファンに対して物足りなさを感じ始めていたパブロは、ある日出会った青年アントニオと関係を持ってしまう。ところが、ファンがパブロに宛てた手紙を見て嫉妬に狂ったアントニオが、ファンを殺してしまい……。
ネット上の声
- 若き日のアントニオバンデラスがネットリ
- ホモセクシュアルを理解できる作品
- 既成の価値観への挑戦
- 似たようなことしてる『神経衰弱ぎりぎりの女たち』の冒頭部と比べると見劣りするけれ
同性愛、 三角関係、 恋愛
- 製作年1987年
- 製作国スペイン
- 時間105分
- 監督ペドロ・アルモドバル
- 主演ユウセビオ・ポンセラ
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スペインの名匠ペドロ・アルモドバルが、フランスの芸術家ジャン・コクトーの戯曲「人間の声」を翻案し、自身初の英語作品として描いた30分の短編作品。ティルダ・スウィントンが主演を務め、恋人に別れを告げられたばかりの女性を主人公に、彼女が繰り広げる電話での会話劇だけで物語が展開する。
1人の女が元恋人のスーツケースの横で、ただ時が過ぎるのを待っていた。元恋人はスーツケースを取りに来るはずが、姿を現さない。かたわらには主人に捨てられたことをまだ理解していない、落ち着きのない犬がいる。女は待ち続けた3日間のうち、一度だけ外出をし、斧と缶入りガソリンを買ってくる。女は無力感にさいなまれ、絶望を味わい、理性を失う。様々な感情を経て、やっと元恋人からの電話がかかってくるが……。
ネット上の声
- 【”貴方は必ず帰って来た。三日前までは・・。”恋人に捨てられた女性の見栄と本音の狭間にある怒り、哀しみ、無力感をティルダ・スウィントンが一人芝居で圧倒的な存在感で魅せる作品。】
- 犬の名は『ダッシュ』新しい名なのか?
- 30分なのに観応えあり
- ポスターアートからも想像されるように、ド頭のワンショットから目が覚めるような美術
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国スペイン
- 時間30分
- 監督ペドロ・アルモドバル
- 主演ティルダ・スウィントン
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平凡な主婦が常軌を逸していく姿を、「オール・アバウト・マイ・マザー」等の作品で知られるスペインの鬼才、ペドロ・アルモドバル監督が描いた作品。マドリッドの巨大な団地に住む主婦グロリア。夫とはうまくいかず、家計は火の車。しかも長男はドラッグの売人で、次男はゲイ……。そんなうんざりするような毎日に我慢ならなくなった彼女は、次第に行きずりのセックスやドラッグに溺れていく。そしてついに殺人まで犯してしまい……。
ネット上の声
- 【アルモドバル流の貧困層の日常】
- アルモドバルの異才ぶりに脱帽
- 登場人物全員どこか狂っていて問題を抱えていたが、深刻さは全然なくシニカルな笑いと
- 剣道、屋上深夜サッカー、ショタ医者養子、バー窓外オーディエンス、通せんぼ突き飛ば
ヒューマンドラマ
- 製作年1984年
- 製作国スペイン
- 時間101分
- 監督ペドロ・アルモドバル
- 主演カルメン・マウラ
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スペインのペドロ・アルモドバル監督が手掛けた恋愛ドラマ。ロマンス小説の覆面作家として活躍するレオ。しかし現実は小説のようにうまくいかず、愛する夫に冷たくされ、寂しい毎日を送っていた。ある日とうとう我慢できなくなった彼女は、心理カウンセラーである親友ベティに助けを求める。取り乱すレオを心配したベティが気分転換にと彼女に新聞記者の青年アンヘルを紹介したところ、彼はレオにひと目惚れしてしまい……。
ネット上の声
- アルモドバルの“理想と現実”
- 45才の主婦が見て面白かった
- 冒頭は、息子の脳死を宣告される母親…全然関係ないところから話がスタートするから、
- マドリッドに住むレオはロマンス小説の覆面作家
ヒューマンドラマ
- 製作年1995年
- 製作国スペイン,フランス
- 時間108分
- 監督ペドロ・アルモドバル
- 主演マリサ・パレデス
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スペインの鬼才ペドロ・アルモドバル監督が、初期作品の常連アントニオ・バンデラスを主演に迎えて描く異色のラブ・ロマンス。精神病院に入退院を繰り返す青年リッキーは、まともな生活を送るために結婚を決意する。彼はその相手として以前から憧れていたポルノ女優マリーナを選び、一方的に求愛するが、当然彼女には相手にされない。そしてとうとうマリーナの家に押し入った彼は、怒り出した彼女をベッドに縛り付けてしまう……。ビデオ題は「アタメ 私をしばって!」。
ネット上の声
- 盗み癖が故に入院させられていた男が精神病院から退院し、B級ホラー映画撮影中のポル
- DVDには『アタメ〜わたしを縛って〜』という副題がついており、てっきりその手のポ
- 車椅子のマキシモ監督とB級ホラー。爆笑するというより、開いた口が...
- “アタメ”、遠慮させていただきます(笑)
監禁、 恋愛
- 製作年1989年
- 製作国スペイン
- 時間102分
- 監督ペドロ・アルモドバル
- 主演ビクトリア・アブリル
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スペインの鬼才ペドロ・アルモドバル監督が、まだブレイク前のアントニオ・バンデラス主演で手掛けたサスペンス作品。事故で引退したかつての人気闘牛士モンテスの元で学ぶ青年アンヘル。彼は自分の男らしさを誇示するため、未解決の殺人事件の犯人として警察に名乗り出る。しかしその殺人事件は、闘牛中の死と隣り合わせの緊張感が忘れられず、殺人にしか快楽を見出せなくなってしまった彼の師、モンテスによる犯行だった……。
ネット上の声
- 今とは違う魅力の
- 詩人ペドロ誕生
- 鮮烈な赤!
- 猥雑かつ蠱惑的な感じで全然嫌いじゃないけど、やっぱり『オール・アバウト・マイ・マ
ヒューマンドラマ
- 製作年1986年
- 製作国スペイン
- 時間110分
- 監督ペドロ・アルモドバル
- 主演ナーチョ・マルティネス
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「オール・アバウト・マイ・マザー」「トーク・トゥ・ハー」などで知られるスペインの名匠ペドロ・アルモドバル監督が、カナダのノーベル賞作家アリス・マンローの小説を原作に、孤独な女性が母親として、娘、そして自分と向き合う姿を描く。スペインのマドリードでひとり暮らすジュリエッタは、偶然再会した知人から「あなたの娘を見かけた」と告げられ、衝撃を受ける。12年前に理由も語らずにジュリエッタの前から突然姿を消したひとり娘のアンティアを抱きしめたいという、母親としての激しい思いに駆られたジュリエッタは、封印していた過去と向き合い、居場所すらわからない娘に宛てて日記を書き始める。スペインのベテラン女優エマ・スアレスが現在のジュリエッタを、テレビドラマ「情熱のシーラ」で注目された新進女優アドリアーナ・ウガルテが過去のジュリエッタをそれぞれ演じる。
ネット上の声
- スペインの巨匠、女性をテーマに独特の作品を世に出してきたペドロ・ア...
- アルモドバル映画あんまり見たことない人には十分
- 身近な人の喪失から再生するまでを描く
- 演出が丁寧で美しく見入ってしまう。
ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国スペイン
- 時間99分
- 監督ペドロ・アルモドバル
- 主演エマ・スアレス
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80年のマドリード。若き人気映画監督エンリケの元に、イグナシオと名乗る青年が映画の脚本を持って現れる。その脚本には、彼らが親友だった少年の頃、寄宿舎で起こったある悲劇が描かれていた。アルモドバル監督が10年以上も企画を温めてきた半自叙伝的物語を、「モーターサイクル・ダイアリーズ」でブレイクしたガエル・ガルシア・ベルナルの主演で映画化。ベルナルが極彩色の衣装でドラッグクイーンぶりも披露。
ネット上の声
- ガエル・ガルシア・ベルナルより天使の歌声
- 濃い・・・さらに濃い、赤ワインの味わい
- 清く正しく美しいモノを汚したのは……
- いままでで一番最悪の映画体験
社会派ドラマ
- 製作年2004年
- 製作国スペイン
- 時間105分
- 監督ペドロ・アルモドバル
- 主演ガエル・ガルシア・ベルナル
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「オール・アバウト・マイ・マザー」等の作品で知られるスペインの鬼才、ペドロ・アルモドバル監督が手掛けた、母と娘の愛憎劇を描くコメディドラマ。メキシコからスペインに凱旋帰国した人気歌手ベッキーは、15年ぶりに自分の娘レベーカと再会を果たす。レベーカは、母の元恋人マヌエルと結婚していた。しかし夫婦仲はうまくいっておらず、マヌエルはそのことをベッキーに打ち明ける。その1カ月後、マヌエルが何者かに殺され……。
ネット上の声
- シャネル&坂本龍=90年代
- ちょっと眠かった
- オープニングがとにかくお洒落で期待値爆上げで観始めたんだけどあわなかった…
- 親子の確執を描かせたら天下一品で大好きなペドロ・アルモドバル監督
ヒューマンドラマ
- 製作年1991年
- 製作国スペイン
- 時間115分
- 監督ペドロ・アルモドバル
- 主演ビクトリア・アブリル
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メイクアップ・アーティスト、キカの周囲には、なぜか風変わりな人々が集まる。彼女の恋人でカメラマンのラモン、ラモンの義父でキカの元恋人ニコラス、女性テレビレポーターのアンドレア、ポルノ男優ポール、レズビアンのメイド……。ラモンの母が遂げた謎の自殺を巡り、強烈な個性を持つ人々が複雑に入り乱れていく。監督は、スペインの鬼才ペドロ・アルモドバル。ジャン=ポール・ゴルチエによる奇抜な衣装が話題を呼んだ。
ネット上の声
- これ…は何なのか…アルモドバル監督の昔の作品を見るといつも、これは…何なのかと思
- まぁキャストのキャラが個性的尚且つ癖有り過ぎ
- このカントクってこんな感じだったっけ?
- アルモドバル色で染め上げられちゃった
ヒューマンドラマ
- 製作年1993年
- 製作国スペイン
- 時間115分
- 監督ペドロ・アルモドバル
- 主演ベロニカ・フォルケ
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ペドロ・アルモドバル監督初期の代表作で、強烈な個性を持つ罰当たりな尼僧たちが繰り広げるハチャメチャな騒動を描いたブラック・コメディ。恋人を麻薬中毒で死なせてしまったクラブ歌手ヨランダは、ある修道院に駆け込む。ところがそこは、資金難で閉鎖寸前、しかも院長は麻薬中毒というとんでもない修道院だった。おまけに尼僧たちはトラを飼っていたり、官能小説を書いていたりとやりたい放題。やがて閉鎖の日が近付いて来て……。
ネット上の声
- ♪な〜んやそれそれ、なんやそれ
- 「何というものを見たんだ!」
- ペドロアルモドバル出世作
- 強烈ではあるが・・・
ヒューマンドラマ
- 製作年1983年
- 製作国スペイン
- 時間100分
- 監督ペドロ・アルモドバル
- 主演クリスチーナ・サンチェス・パスカル
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「オール・アバウト・マイ・マザー」「トーク・トゥ・ハー」などで知られるスペインの名匠ペドロ・アルモドバルが1980年に発表した長編デビュー作。ドラッグ、ゲイ、マゾヒストなど、後のアルモドバル作品にも通じる要素が多数散りばめられたコメディドラマ。自宅の窓際で大麻を栽培していたペピは近所の警官に見つかってしまうが、見逃す代わりにとレイプされてしまう。復讐のため友人のボンを使って警官の妻ルシを凌辱するが、極度のマゾヒストであるルシの性癖が意外な方向へ働き、3人は一緒に逃避行することになる。女性差別主義者のルシの夫は怒って3人を追跡するが……。主人公ペピを演じるのは、「マタドール 炎のレクイエム」「神経衰弱ぎりぎりの女たち」、カンヌ国際映画祭で女優賞を受賞した「ボルベール 帰郷」など後のアルモドバル作品にも多く出演するカルロス・マウラ。
ネット上の声
- 【祝DVD化】アルモドバルの長編デビュー作
- アルモドバルのデビュー作はアマチュア映画と言っても過言ではない
- 痛みや苦しみに快楽が伴うって結構幸せなことかも(限度はあるが)
- いや、強烈!でも異様に面白い。私は好きですよ、こういう映画。
ヒューマンドラマ
- 製作年1980年
- 製作国スペイン
- 時間81分
- 監督ペドロ・アルモドバル
- 主演カルメン・マウラ
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「オール・アバウト・マイ・マザー」のペドロ・アルモドバル監督初期のエロティック・コメディ。情熱の国スペインの首都マドリッド。ロックミュージシャンでニンフォマニア(淫乱症)の女セクシリアは、ある日ライブで出会った青年リサにひと目ぼれしてしまう。ところが彼は実は亡命してきたティラン国の皇太子で、しかもゲイだった……。まだブレイク前のアントニオ・バンデラスが出演している他、監督自身も女装して歌を披露している。
ネット上の声
- アルモドバル作のバンデラスデビュー作品♪
- ペドロ・アルモドバルの初期作品
- アルモドバルって…
- ペドロ・アルモドバル監督2作目。監督としての腕は上がっているけどお話のぶっ飛び度はマイルドになってます。若干ヒッチコック入ってるし…
恋愛、 コメディ
- 製作年1982年
- 製作国スペイン
- 時間99分
- 監督ペドロ・アルモドバル
- 主演セシリア・ロス
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「トーク・トゥ・ハー」「ボルベール 帰郷」などでおなじみのスペインの名匠ペドロ・アルモドバルが、機体トラブルで空中旋回を続ける旅客機を舞台に、オネエキャラの3人の客室乗務員や、クセ者ぞろいの乗客たちが繰り広げる騒動を、ブラックな笑いも満載に描いたワンシチュエーションコメディ。スペインのマドリッドからメキシコ・シティへ向かう旅客機にトラブルが発生。緊迫する状況の中、3人のオネエの客室乗務員たちは、乗客を和ませようと歌って踊り、オリジナルカクテルを振る舞う。三角関係に悩む機長や、愛人と元カノが気になる元人気俳優、SMの女王に不祥事を働いた銀行頭取など、旅客機に乗り合わせた個性的な乗客たちの素性が次第に明らかになっていき……。アルモドバル作品常連の俳優が多数出演し、アントニオ・バンデラス、ペネロペ・クルスもカメオ出演。
ネット上の声
- アルモドバル監督の飛行機内で巻き起こるお下劣ワンシチュエーション・コメディ
- クセもの揃いの乗客が抱えた火種をしつこい下ネタでくすぶらせてしまった
- そうか!それでエコノミー客はよく眠るのか
- 軽~く投げてみました ・・・ って感じ。
ヒューマンドラマ
- 製作年2013年
- 製作国スペイン
- 時間90分
- 監督ペドロ・アルモドバル
- 主演アントニオ・デ・ラ・トレ
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2024年・第81回ベネチア国際映画祭コンペティション部門出品。金獅子賞を受賞。第37回東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門上映。
ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国スペイン
- 時間---分
- 監督ペドロ・アルモドバル
- 主演ティルダ・スウィントン