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全25作品。ペドロ・アルモドバル監督が制作した映画ランキング

  1. トーク・トゥ・ハー
    • A
    • 4.26

    昏睡状態の恋人たちに語りかける二人の男。愛と孤独、生と性が交錯する、奇妙で美しい物語。

    舞台はスペイン。男性看護師のベニグノは、昏睡状態のバレリーナ、アリシアを献身的に介護する日々。一方、ジャーナリストのマルコは、恋人である女性闘牛士リディアが競技中の事故で意識不明となり、絶望の淵に。病院で偶然出会った二人の男は、同じ境遇から友情を育む。ベニグノは「話しかければ心は通じる」と信じアリシアに全てを語り続けるが、その純粋すぎる愛は、やがて誰も予測しなかった衝撃的な結末へと向かう。愛の形を問う傑作。

    ネット上の声

    • 賛否両論あるのはわかるけど、個人的には究極の愛の形だと思った。観終わった後、色々考えさせられる深い余韻が残る映画。音楽も映像も本当に美しい。
    • これを純愛って言うのは無理がある。ただのストーカーの犯罪行為で、終始気持ち悪かった。
    • 悲しくて、でも美しい物語でした。
    • うーん、評価が難しい。愛なのか狂気なのか、最後までわからなかった。人によって感想が真っ二つに分かれると思う。
    バレエ(バレリーナ)、 ヒューマンドラマ
    • 製作年2002年
    • 製作国スペイン
    • 時間113分
    • 監督ペドロ・アルモドバル
    • 主演ハビエル・カマラ
  2. オール・アバウト・マイ・マザー
    • A
    • 4.14

    事故で息子を失った母。息子の父を探す旅は、新たな「家族」との出会いへ。愛と喪失、そして再生を描く人間賛歌。

    舞台はマドリード。看護師として働くシングルマザーのマヌエラは、17歳の誕生日を迎えた最愛の息子を交通事故で失う悲劇。息子の遺した日記を手に、彼が会いたがっていた父親を探すため、バルセロナへと向かう決意。かつての親友でトランスジェンダーのアグラード、妊娠に悩む純真な修道女ロサ、そして息子が憧れた大女優ウマ・ロッホ。様々な事情を抱える女性たちとの出会いを通し、マヌエラは悲しみを乗り越え、新たな人生の一歩を踏み出す。それぞれの「母」の物語が交差する、感動の物語。

    ネット上の声

    • 女性たちの強さと優しさに胸を打たれた。登場人物はみんな個性的だけど、どこか憎めなくて、最後には全員を応援したくなる不思議な映画。アルモドバル監督の世界観、すごい!
    • うーん、正直よくわからなかった。登場人物の行動に共感できなくて、話に入り込めなかったかな。
    • とにかく映像が美しい。
    • 母は強い、そして優しい。いろんな形の愛があって、考えさせられました。
    同性愛、 ヒューマンドラマ
    • 製作年1998年
    • 製作国スペイン
    • 時間101分
    • 監督ペドロ・アルモドバル
    • 主演セシリア・ロス
  3. 私が、生きる肌
    • A
    • 4.06

    天才外科医が創り出した、完璧な人工皮膚。その被験者は、監禁された謎の美女。狂気と愛憎が渦巻く衝撃のサイコ・スリラー。

    2012年、スペインの古城のような邸宅。高名な形成外科医ロベルは、亡き妻を救えなかったトラウマから、完璧な人工皮膚の開発に没頭。その実験台は、彼が屋敷に監禁する謎の美女ベラ。監視カメラ越しに彼女を観察し、歪んだ愛情を注ぐロベル。ベラは何度も脱出を試みるが、その度に絶望的な現実。ある日、ロベルの留守中に邸宅へ忍び込む一人の男。この来訪が、二人の過去と現在を結びつけ、隠された恐るべき真実の扉を開く。狂気の果てに待つ、衝撃の結末。

    ネット上の声

    • また聞き状態では読み取りにくい点も…
    • 怖すぎる(笑)でも不思議な爽快感。
    • 愛、復讐、その果てにあるもの
    • フランケンシュタインの結末
    監禁、 サイコパス、 サスペンス
    • 製作年2011年
    • 製作国スペイン
    • 時間120分
    • 監督ペドロ・アルモドバル
    • 主演アントニオ・バンデラス
  4. ペイン・アンド・グローリー
    • A
    • 4.05

    心身の痛みで創造性を失った老映画監督。過去の記憶と再会が、彼の現在を静かに揺さぶり始める自伝的ドラマ。

    現代のスペイン、マドリード。かつて世界的な名声を得た映画監督サルバドール・マロ。今は心身の様々な痛みに苛まれ、引退同然の生活。そんな彼のもとに、32年前に撮った作品の再上映の知らせ。これがきっかけとなり、当時確執のあった主演俳優と再会。これを機に、彼の記憶は堰を切ったように溢れ出す。幼少期の母親との思い出、故郷の村の光景、初めての恋と痛み。過去と現在が交錯する中で、彼が見つけ出す新たな創造への道筋。

    ネット上の声

    • アルモドバル監督の自伝的作品としても、ある母と息子の物語としても見応えのある一作
    • 色彩はとても印象的だが、「ニュー・シネマ・パラダイス」は少々言い過ぎでは…
    • “人生を振り替えるお年頃”を肴にしたアルモドバルの万華鏡
    • アルモドバルの最新作が観客を温かくもてなす理由
    ヒューマンドラマ
    • 製作年2019年
    • 製作国スペイン
    • 時間113分
    • 監督ペドロ・アルモドバル
    • 主演アントニオ・バンデラス
    • レンタル
  5. ザ・ルーム・ネクスト・ドア
    • A
    • 4.02
    スペインの名匠ペドロ・アルモドバルによる初の長編英語劇で、2024年・第81回ベネチア国際映画祭で最高賞の金獅子賞を受賞したヒューマンドラマ。ティルダ・スウィントンとジュリアン・ムーアという当代きっての演技派の2人が共演し、病に侵され安楽死を望む女性と、彼女に寄り添う親友のかけがえのない数日間を描く。 重い病に侵されたマーサは、かつての親友イングリッドと再会し、会っていなかった時間を埋めるように、病室で語らう日々を過ごしていた。治療を拒み、自らの意志で安楽死を望むマーサは、人の気配を感じながら最期を迎えたいと願い、“その日”が来る時にはイングリッドに隣の部屋にいてほしいと頼む。悩んだ末にマーサの最期に寄り添うことを決めたイングリッドは、マーサが借りた森の中の小さな家で暮らし始める。マーサはイングリッドに「ドアを開けて寝るけれど、もしドアが閉まっていたら私はもうこの世にはいない」と告げ、マーサが最期を迎えるまでの短い数日間が始まる。 「フィクサー」でアカデミー助演女優賞を受賞し、アルモドバルの短編英語劇「ヒューマン・ボイス」にも主演したティルダ・スウィントンがマーサを演じ、「アリスのままで」でアカデミー主演女優賞を受賞したジュリアン・ムーアが親友イングリッド役を務めた。

    ネット上の声

    • 【スペインの名匠ペドロ・アルモドバル監督が老境に至り、或る戦場ジャーナリストの女性の死生観を、愛と尊厳を込めて、洗練された美しき色彩で彼女の衣装、意匠と取り巻く風景を描いた趣高き作品。】
    • どう死ぬかは、どう生きたかということ
    • 変わった座組のアルモドバル映画
    • 結構重い作品。死とは何か考えてしまった
    ヒューマンドラマ
    • 製作年2024年
    • 製作国スペイン
    • 時間107分
    • 監督ペドロ・アルモドバル
    • 主演ティルダ・スウィントン
    • レンタル
  6. ボルベール <帰郷>
    • A
    • 4.01

    マドリードで懸命に生きる姉妹に訪れた、死んだはずの母との再会。愛と秘密が交錯する、奇妙で力強い家族の物語。

    舞台はスペイン、マドリード。働き者のライムンダは、失業中の夫と娘を養うため、いくつもの仕事を掛け持ちする日々。ある日、彼女の留守中に夫が娘に襲いかかり、娘は父を殺害。ライムンダは娘を守るため、死体をレストランの冷凍庫に隠すという大きな秘密。そんな中、故郷の村で亡くなったはずの母イレーネが幽霊となって出現したとの噂。姉妹が抱える過去の傷と、母が隠し続けた衝撃の真実。家族の再生を描く、色彩豊かなヒューマンドラマ。

    ネット上の声

    • ペネロペ・クルスが「おまえなんでそんな乳でかいねん!」と母親に突っ込まれるシーン
    • 母性=愛すること・守ること・許すこと、そして弔うこと
    • 女主人公たちを縛り続ける「故郷」という異界
    • 【おぞましさ】を断ち切る【したたかさ】
    ヒューマンドラマ
    • 製作年2006年
    • 製作国スペイン
    • 時間120分
    • 監督ペドロ・アルモドバル
    • 主演ペネロペ・クルス
  7. 神経衰弱ぎりぎりの女たち
    • B
    • 3.78

    1980年代マドリード、恋人に突然フラれた女優ペパ。彼を探すうちに、事態は予測不能な大騒動へと発展する極彩色のパニックコメディ。

    舞台は1980年代の活気あふれるマドリード。人気声優のペパは、恋人イヴァンから留守番電話で突然の別れを告げられる。理由を知るため彼のアパートを訪ねるも、そこから事態は奇妙な方向へ。イヴァンの元妻、テロリストを匿う親友、そしてイヴァンの息子まで現れ、ペパの部屋は風変わりな人々が集うカオスな空間に。睡眠薬入りのガスパチョ、燃えるベッド、そして明かされる衝撃の事実。果たしてペパは、この神経衰弱寸前の状況から抜け出し、新たな一歩を踏み出せるのか。奇想天外な人間模様の結末。

    ネット上の声

    • 神経衰弱ギリギリのようで実はしぶとい女たち。シチュエーション・コメディの形を借りたモルドバルの女性讃歌かな。
    • 面白かった!スペインらしく色使いがビビッドでキャラクターたちのパワフルさが示され
    • 恋人に逃げられてイライラする女性…妻の元へ帰ったのかしら?
    • アルモドバルのビビッドな色彩と昭和を思わすドタバタ劇
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1987年
    • 製作国スペイン
    • 時間88分
    • 監督ペドロ・アルモドバル
    • 主演カルメン・マウラ
  8. バッド・エデュケーション
    • B
    • 3.75

    聖なる学び舎で受けた心の傷。二人の男の再会が、愛と欲望、そして復讐が渦巻くフィルム・ノワールの幕を開ける。

    1980年代のスペイン、マドリード。若くして成功した映画監督エンリケの前に、ある日、一人の青年が訪れる。彼はエンリケの少年時代の親友であり、初恋の相手でもあったイグナシオだと名乗り、自分たちの過去を題材にした脚本「訪れ」を差し出す。そこには、カトリックの寄宿学校でマノロ神父から受けた性的虐待の記憶と、引き裂かれた二人の悲しい愛の物語が綴られていた。脚本に心を奪われたエンリケは映画化を決意するが、イグナシオを名乗る青年の言動には謎が多く、やがて脚本と現実の記憶の間に歪みが生じ始める。彼の目的は何なのか。愛と裏切り、真実と嘘が交錯する中、エンリケは危険な過去の真相へと引きずり込まれていく。

    ネット上の声

    • ガエル・ガルシア・ベルナルより天使の歌声
    • 濃い・・・さらに濃い、赤ワインの味わい
    • 清く正しく美しいモノを汚したのは……
    • いままでで一番最悪の映画体験
    社会派ドラマ
    • 製作年2004年
    • 製作国スペイン
    • 時間105分
    • 監督ペドロ・アルモドバル
    • 主演ガエル・ガルシア・ベルナル
  9. ライブ・フレッシュ
    • B
    • 3.64

    一発の銃弾が結んだ、男女四人の歪んだ運命。数年の時を経て、愛と憎しみが再び交錯する、情熱のサスペンスドラマ。

    1970年代、フランコ独裁政権下のマドリード。バスの中で生を受けた青年ビクトル。数年後、彼は麻薬中毒の女エレナとのいさかいから、二人の警官が駆けつける発砲事件に巻き込まれる。この事件で、警官の一人ダビデは半身不随となり、ビクトルは刑務所へ。そして6年後、出所したビクトルが目にしたのは、車椅子のヒーローとなったダビデと結婚し、幸せに暮らすエレナの姿だった。あの夜の銃弾が狂わせた四人の男女の運命。復讐、嫉妬、そして抑えきれない欲望が渦巻く中、彼らの関係は再び危険な領域へと足を踏み入れる。過去の真実が暴かれる時、新たな悲劇の幕が上がる。

    ネット上の声

    • アルモドバル作品だが、変態度は低い。
    • ストーリーはほぼ完璧に忘れてます
    • 男女のもつれ模様がエグい。
    • アルモドバルの愛の別れ
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1997年
    • 製作国スペイン,フランス
    • 時間101分
    • 監督ペドロ・アルモドバル
    • 主演リベルト・ラバル
  10. ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ
    • C
    • 3.56
    スペインの巨匠ペドロ・アルモドバルが、「ビフォア・サンセット」「6才のボクが、大人になるまで。」のイーサン・ホークと、「マンダロリアン」「THE LAST OF US」のペドロ・パスカルを主演に迎えて手がけた短編作品。男性社会で生きるクイアの保安官たちの切ない愛を濃密に描いた西部劇ドラマ。 1910年。若き日にともに雇われガンマンとして働いていた旧友の保安官ジェイクを訪ねるため、シルバは馬に乗って砂漠を横断する。メキシコ出身のシルバはしっかり者で感情的、つかみどころがないが温かい心の持ち主だ。一方、アメリカ出身のジェイクは厳格な性格をしており、冷淡で不可解で、シルバとは正反対だった。出会ってから25年が経つ2人は酒を酌み交わし、再会を祝い愛し合う。しかし翌朝、ジェイクは前日とは打って変わり、シルバがここへ来た本当の目的を探ろうとする。 メゾンとして初めて本格的に映画製作に参入したイヴ・サンローランの子会社サンローラン・プロダクションズが製作に参加した作品で、サンローランのクリエイティブディレクターとして知られるファッションデザイナーのアンソニー・バカレロが手がけた色鮮やかな衣装も見どころ。アルモドバル監督が短編を手がけるのは「ヒューマン・ボイス」に続いて2作目。

    ネット上の声

    • 31分の上映時間にアルモドバル汁がギュウギュウに詰まった異色西部劇。
    • 主人公ふたりの友情・愛情が強烈
    • https://youtu.be/n4ov5ImVrz4?si=N9RIFwse
    • ベッドシーツ、思い出のスカーフ、ワインの滝行、そして男の横腹から吹き出す血潮、す
    西部劇
    • 製作年2023年
    • 製作国スペイン,フランス
    • 時間31分
    • 監督ペドロ・アルモドバル
    • 主演イーサン・ホーク
    • レンタル
  11. 抱擁のかけら
    • C
    • 3.54

    事故で失明した映画監督。封印した14年前の激しい愛と裏切りの記憶が、一つの報せをきっかけに蘇るサスペンス・メロドラマ。

    現代のマドリード。盲目の脚本家ハリー・ケインは、静かな日々を送っていた。ある日、富豪エルネスト・マルテルの死を知らされる。その報せは、彼が14年前に封印した過去の扉を開く。かつて映画監督マテオ・ブランコだった彼は、主演女優レナと恋に落ちた。しかし彼女はマルテルの愛人。禁断の愛、マルテルの嫉妬、そして彼の視力を奪った悲劇的な事故。過去と現在が交錯しながら、一つの愛の物語が炙り出される官能的な傑作。

    ネット上の声

    • 愛と憎しみ。実像と虚像。反するもの。。
    • 愛人ペネロペに嫉妬しない男はいるのか?
    • 人生とはまったくもって不合理なもの。
    • 鮮やかに、今、抱きしめてほしい…
    ヒューマンドラマ
    • 製作年2009年
    • 製作国スペイン
    • 時間128分
    • 監督ペドロ・アルモドバル
    • 主演ペネロペ・クルス
  12. ジュリエッタ
    • C
    • 3.47

    12年間、消息不明の娘。母ジュリエッタは、過去と向き合うことを決意する。愛と喪失、そして沈黙の罪を描く、傑作メロドラマ。

    マドリードで暮らす50代の女性ジュリエッタ。新たな人生を歩み始めようとした矢先、偶然にも娘アンティアの親友に再会。娘が今もマドリードに住み、3人の子供の母親であることを知る。12年もの間、一切の連絡を絶っていた娘の存在。その事実に突き動かされ、ジュリエッタは過去を綴った手紙を書き始める。若き日の情熱的な恋、夫との出会いと突然の別れ、そして娘との間に生じた決定的な亀裂。なぜ母娘は引き裂かれなければならなかったのか。封印していた記憶の断片が一つにつながる時、長きにわたる沈黙の理由と、母の心の奥底に秘められた罪の意識が明らかになる。

    ネット上の声

    • スペインの巨匠、女性をテーマに独特の作品を世に出してきたペドロ・ア...
    • アルモドバル映画あんまり見たことない人には十分
    • 身近な人の喪失から再生するまでを描く
    • 演出が丁寧で美しく見入ってしまう。
    ヒューマンドラマ
    • 製作年2016年
    • 製作国スペイン
    • 時間99分
    • 監督ペドロ・アルモドバル
    • 主演エマ・スアレス
  13. 欲望の法則
    • C
    • 3.32

    映画監督、若き恋人、そして狂信的な青年。愛と欲望が渦巻く、危険で官能的なトライアングル・ラブストーリー。

    1980年代のマドリード。人気映画監督のパブロは、若く美しい青年アントニオと出会い、情熱的な関係を持つ。しかし、アントニオの愛は次第に危険な独占欲へと変貌。パブロの元恋人や、性転換した姉ティナの存在が、彼をさらに嫉妬の渦へと突き落とす。「僕以外の人間を愛さないで」。狂気にも似た欲望は、やがて周囲の人間を巻き込み、取り返しのつかない悲劇的な事件を引き起こす。愛と欲望の法則に囚われた者たちの、官能的でショッキングな愛の物語。

    ネット上の声

    • 若き日のアントニオバンデラスがネットリ
    • ホモセクシュアルを理解できる作品
    • 既成の価値観への挑戦
    • ゲイの三角関係の話なんだけど、登場人物皆が基本的に奔放だから、いわゆる恋敵ともセ
    同性愛、 三角関係、 恋愛
    • 製作年1987年
    • 製作国スペイン
    • 時間105分
    • 監督ペドロ・アルモドバル
    • 主演ユウセビオ・ポンセラ
  14. パラレル・マザーズ
    • C
    • 3.30

    同じ日に母となった二人の女性。偶然の出会いが、彼女たちの運命とアイデンティティを大きく揺るがす、衝撃のドラマ。

    マドリードで活躍する写真家のジャニスと、若くして妊娠した少女アナ。二人は出産を控えた病院で偶然出会い、同じ日に母親となった。数年後、再会した二人。ジャニスは、ある疑念から娘とのDNA鑑定を行い、衝撃の事実を知ってしまう。それは、病院で起きた「ある出来事」が原因だった。この秘密は、アナをも巻き込み、二人の女性の人生を根底から覆していく。母であることの喜び、そして嘘と真実の間で揺れ動く葛藤。巨匠ペドロ・アルモドバルが描く、母性と運命の物語。

    ネット上の声

    • 母と娘の血筋。民族の“血の記憶”。血を象徴する赤の強調が鮮烈
    • この監督ならではの強靭な語り口を堪能した
    • 自分の感情を殺さずに連帯するスキル。
    • 人生いろいろ、お母さんもいろいろ
    ヒューマンドラマ
    • 製作年2021年
    • 製作国スペイン,フランス
    • 時間123分
    • 監督ペドロ・アルモドバル
    • 主演ペネロペ・クルス
    • レンタル
  15. 私の秘密の花
    • C
    • 3.25

    偽りの成功に苦しむ人気作家。愛とキャリアの危機の中、本当の自分を探すマドリードでの再生の物語。

    マドリードに暮らすレオは、「アマンダ・グリス」のペンネームで甘い恋愛小説を書き、ベストセラー作家として成功を収める女性。しかし、その心は冷え切った夫との関係に悩み、自身の作風を嫌悪していた。ある日、夫から決定的な別れを告げられ、創作活動も行き詰まる絶望の淵。そんな彼女の前に現れたのは、彼女の正体を知らずに辛辣な書評を書く新聞編集者の男。偽りの仮面を脱ぎ捨て、新たな一歩を踏み出そうとするレオの、ほろ苦くも鮮やかな人生の再出発。

    ネット上の声

    • アルモドバルの“理想と現実”
    • 45才の主婦が見て面白かった
    • マドリッドに住むレオはロマンス小説の覆面作家
    • オール・アバウト・マイ・マザー
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1995年
    • 製作国スペイン,フランス
    • 時間108分
    • 監督ペドロ・アルモドバル
    • 主演マリサ・パレデス
  16. ハイヒール
    • C
    • 3.20

    有名女優の母とニュースキャスターの娘。15年ぶりの再会が引き起こす、愛憎とスキャンダルの激情メロドラマ。

    舞台は華やかなスペイン・マドリード。人気ニュースキャスターのレベッカ。彼女の前に、15年前に自分を捨てた伝説的女優の母、ベッキーが突然現れる。ぎこちない再会も束の間、レベッカの夫が殺害される事件が発生。しかも夫は、かつて母ベッキーの恋人だった。疑惑の目はレベッカへと向けられる。母への愛憎、嫉妬、そして殺人事件の真相。複雑に絡み合う感情が、母娘を衝撃的な運命へと導いていく。

    ネット上の声

    • 音楽は坂本龍一さんだったのね
    • 発掘良品を観る #470
    • シャネル&坂本龍=90年代
    • 空港で待つ女
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1991年
    • 製作国スペイン
    • 時間115分
    • 監督ペドロ・アルモドバル
    • 主演ビクトリア・アブリル
  17. グロリアの憂鬱/セックスとドラッグと殺人
    • C
    • 3.20

    マドリードの平凡な主婦が、セックスとドラッグと殺人にまみれた非日常へと転落する、狂騒のアルモドバル劇場。

    舞台は1980年代のマドリード。しがない清掃婦であり主婦のグロリアは、無関心な夫、非行に走る息子たち、そして奇妙な同居人である姑との息詰まる日常に疲弊していた。アンフェタミンに依存し、現実から逃避する日々。そんなある日、夫との口論の末、衝動的にハムの骨で彼を殺害してしまう。この一線を越えた出来事をきっかけに、彼女の日常は崩壊。死体処理に奔走する中、個性的な隣人たちや息子の起こすトラブルが次々と降りかかる。果たしてグロリアは、この混沌から抜け出し、平穏を取り戻すことができるのか。絶望の淵で彼女が下す、驚くべき決断。

    ネット上の声

    • 【アルモドバル流の貧困層の日常】
    • アルモドバルの異才ぶりに脱帽
    • 登場人物全員どこか狂っていて問題を抱えていたが、深刻さは全然なくシニカルな笑いと
    • 剣道、屋上深夜サッカー、ショタ医者養子、バー窓外オーディエンス、通せんぼ突き飛ば
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1984年
    • 製作国スペイン
    • 時間101分
    • 監督ペドロ・アルモドバル
    • 主演カルメン・マウラ
  18. アタメ
    • C
    • 3.19

    精神病院を退院した男が、ポルノ女優を監禁。歪んだ愛の果てに、奇妙な絆が芽生える異色のラブストーリー。

    舞台は1980年代のマドリード。精神病院を退院したばかりの青年リッキー。彼が執着するのは、かつて一夜を共にしたポルノ女優のマリーナ。彼女こそが運命の相手だと信じ、撮影現場から彼女を拉致、自宅に監禁するという暴挙。目的はただ一つ、彼女を自分の妻にし、幸せな家庭を築くこと。恐怖と反発から必死に抵抗するマリーナ。しかし、リッキーのあまりにも純粋で不器用な愛情表現に触れるうち、彼女の心に奇妙な感情が芽生え始める。監禁から始まった歪な関係が迎える、予測不能な愛の結末。

    ネット上の声

    • 盗み癖が故に入院させられていた男が精神病院から退院し、B級ホラー映画撮影中のポル
    • DVDには『アタメ〜わたしを縛って〜』という副題がついており、てっきりその手のポ
    • 車椅子のマキシモ監督とB級ホラー。爆笑するというより、開いた口が...
    • “アタメ”、遠慮させていただきます(笑)
    監禁、 恋愛
    • 製作年1989年
    • 製作国スペイン
    • 時間102分
    • 監督ペドロ・アルモドバル
    • 主演ビクトリア・アブリル
  19. ヒューマン・ボイス
    • C
    • 3.16

    恋人に別れを告げられた一人の女。鳴り響く電話と、残された一匹の犬。愛と絶望、そして解放を描く30分間の独白劇。

    舞台は、まるで演劇のセットのような色彩豊かなアパートメント。美しいドレスをまとった一人の女が、3日間待ち続けた元恋人からの電話を待っている。傍らには、同じく主人の帰りを待つ一匹の犬。ついに電話が鳴り、彼女の心のダムが決壊。懇願、怒り、嫉妬、そして諦観。電話一本を介して、愛の終焉がもたらす感情の嵐が赤裸々に語られる。これは、過去に囚われた女の最後の抵抗か、それとも未来へ踏み出すための儀式か。観る者の心を揺さぶる、濃密な魂のモノローグ。

    ネット上の声

    • 【”貴方は必ず帰って来た。三日前までは・・。”恋人に捨てられた女性の見栄と本音の狭間にある怒り、哀しみ、無力感をティルダ・スウィントンが一人芝居で圧倒的な存在感で魅せる作品。】
    • 演劇と映画の融合を試みる実験的手法を楽しめるマニア向き
    • 犬の名は『ダッシュ』新しい名なのか?
    • 30分なのに観応えあり
    ヒューマンドラマ
    • 製作年2020年
    • 製作国スペイン
    • 時間30分
    • 監督ペドロ・アルモドバル
    • 主演ティルダ・スウィントン
    • レンタル
  20. マタドール<闘牛士>・炎のレクイエム
    • D
    • 3.03
    スペインの鬼才ペドロ・アルモドバル監督が、まだブレイク前のアントニオ・バンデラス主演で手掛けたサスペンス作品。事故で引退したかつての人気闘牛士モンテスの元で学ぶ青年アンヘル。彼は自分の男らしさを誇示するため、未解決の殺人事件の犯人として警察に名乗り出る。しかしその殺人事件は、闘牛中の死と隣り合わせの緊張感が忘れられず、殺人にしか快楽を見出せなくなってしまった彼の師、モンテスによる犯行だった……。

    ネット上の声

    • 今とは違う魅力の
    • 詩人ペドロ誕生
    • 鮮烈な赤!
    • 猥雑かつ蠱惑的な感じで全然嫌いじゃないけど、やっぱり『オール・アバウト・マイ・マ
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1986年
    • 製作国スペイン
    • 時間110分
    • 監督ペドロ・アルモドバル
    • 主演ナーチョ・マルティネス
  21. 21

    キカ

    キカ
    • E
    • 2.57
    メイクアップ・アーティスト、キカの周囲には、なぜか風変わりな人々が集まる。彼女の恋人でカメラマンのラモン、ラモンの義父でキカの元恋人ニコラス、女性テレビレポーターのアンドレア、ポルノ男優ポール、レズビアンのメイド……。ラモンの母が遂げた謎の自殺を巡り、強烈な個性を持つ人々が複雑に入り乱れていく。監督は、スペインの鬼才ペドロ・アルモドバル。ジャン=ポール・ゴルチエによる奇抜な衣装が話題を呼んだ。

    ネット上の声

    • コメディに全振りしてるわけでもなく、サスペンスやヒューマンドラマに全振りしてるわ
    • これ…は何なのか…アルモドバル監督の昔の作品を見るといつも、これは…何なのかと思
    • まぁキャストのキャラが個性的尚且つ癖有り過ぎ
    • このカントクってこんな感じだったっけ?
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1993年
    • 製作国スペイン
    • 時間115分
    • 監督ペドロ・アルモドバル
    • 主演ベロニカ・フォルケ
  22. バチ当たり修道院の最期
    • E
    • 2.57
    ペドロ・アルモドバル監督初期の代表作で、強烈な個性を持つ罰当たりな尼僧たちが繰り広げるハチャメチャな騒動を描いたブラック・コメディ。恋人を麻薬中毒で死なせてしまったクラブ歌手ヨランダは、ある修道院に駆け込む。ところがそこは、資金難で閉鎖寸前、しかも院長は麻薬中毒というとんでもない修道院だった。おまけに尼僧たちはトラを飼っていたり、官能小説を書いていたりとやりたい放題。やがて閉鎖の日が近付いて来て……。

    ネット上の声

    • アルモドバル版『天使にラブソングを』(歌わない)
    • ♪な〜んやそれそれ、なんやそれ
    • 問題児だらけの崖っぷち修道院
    • 「何というものを見たんだ!」
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1983年
    • 製作国スペイン
    • 時間100分
    • 監督ペドロ・アルモドバル
    • 主演クリスチーナ・サンチェス・パスカル
  23. ペピ、ルシ、ボンとその他大勢の娘たち
    • E
    • 2.26
    「オール・アバウト・マイ・マザー」「トーク・トゥ・ハー」などで知られるスペインの名匠ペドロ・アルモドバルが1980年に発表した長編デビュー作。ドラッグ、ゲイ、マゾヒストなど、後のアルモドバル作品にも通じる要素が多数散りばめられたコメディドラマ。自宅の窓際で大麻を栽培していたペピは近所の警官に見つかってしまうが、見逃す代わりにとレイプされてしまう。復讐のため友人のボンを使って警官の妻ルシを凌辱するが、極度のマゾヒストであるルシの性癖が意外な方向へ働き、3人は一緒に逃避行することになる。女性差別主義者のルシの夫は怒って3人を追跡するが……。主人公ペピを演じるのは、「マタドール 炎のレクイエム」「神経衰弱ぎりぎりの女たち」、カンヌ国際映画祭で女優賞を受賞した「ボルベール 帰郷」など後のアルモドバル作品にも多く出演するカルロス・マウラ。

    ネット上の声

    • 【祝DVD化】アルモドバルの長編デビュー作
    • 警察官にレイプされた女性が彼に復讐するために、彼の妻をパンクな友達グループに招き
    • 下品で意味わからん展開でやりたい放題、なのに政治に関心を向けたりするのがビックリ
    • 才能の原石というか、性を超えたところを扱った作品は現代にも通じるし、一貫性があり
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1980年
    • 製作国スペイン
    • 時間81分
    • 監督ペドロ・アルモドバル
    • 主演カルメン・マウラ
  24. セクシリア
    • E
    • 2.24
    「オール・アバウト・マイ・マザー」のペドロ・アルモドバル監督初期のエロティック・コメディ。情熱の国スペインの首都マドリッド。ロックミュージシャンでニンフォマニア(淫乱症)の女セクシリアは、ある日ライブで出会った青年リサにひと目ぼれしてしまう。ところが彼は実は亡命してきたティラン国の皇太子で、しかもゲイだった……。まだブレイク前のアントニオ・バンデラスが出演している他、監督自身も女装して歌を披露している。

    ネット上の声

    • 登場人物がそれぞれいろんな悩み?問題?を抱えているけどみんなカラッと明るい
    • アルモドバル作のバンデラスデビュー作品♪
    • ペドロ・アルモドバルの初期作品
    • アルモドバルって…
    恋愛、 コメディ
    • 製作年1982年
    • 製作国スペイン
    • 時間99分
    • 監督ペドロ・アルモドバル
    • 主演セシリア・ロス
  25. アイム・ソー・エキサイテッド!
    • E
    • 2.12
    「トーク・トゥ・ハー」「ボルベール 帰郷」などでおなじみのスペインの名匠ペドロ・アルモドバルが、機体トラブルで空中旋回を続ける旅客機を舞台に、オネエキャラの3人の客室乗務員や、クセ者ぞろいの乗客たちが繰り広げる騒動を、ブラックな笑いも満載に描いたワンシチュエーションコメディ。スペインのマドリッドからメキシコ・シティへ向かう旅客機にトラブルが発生。緊迫する状況の中、3人のオネエの客室乗務員たちは、乗客を和ませようと歌って踊り、オリジナルカクテルを振る舞う。三角関係に悩む機長や、愛人と元カノが気になる元人気俳優、SMの女王に不祥事を働いた銀行頭取など、旅客機に乗り合わせた個性的な乗客たちの素性が次第に明らかになっていき……。アルモドバル作品常連の俳優が多数出演し、アントニオ・バンデラス、ペネロペ・クルスもカメオ出演。

    ネット上の声

    • アルモドバル監督の飛行機内で巻き起こるお下劣ワンシチュエーション・コメディ
    • クセもの揃いの乗客が抱えた火種をしつこい下ネタでくすぶらせてしまった
    • そうか!それでエコノミー客はよく眠るのか
    • 軽~く投げてみました ・・・ って感じ。
    ヒューマンドラマ
    • 製作年2013年
    • 製作国スペイン
    • 時間90分
    • 監督ペドロ・アルモドバル
    • 主演アントニオ・デ・ラ・トレ
    • レンタル

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