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「帰国事業」で北朝鮮へ渡った父と、日本に残った娘。引き裂かれた家族の歴史を辿る、魂のドキュメンタリー。
在日コリアン2世であるヤン・ヨンヒ監督が、自身の父親にカメラを向けた衝撃作。熱心な朝鮮総連の活動家である父は、理想の国家建設を信じ、3人の息子たちを「帰国事業」で北朝鮮へ送った。なぜ父は息子たちを“地上の楽園”へ送ったのか。日本と北朝鮮、二つの祖国の間で揺れ動き、離れ離れになった家族の肖像。父への愛憎、国家と個人の関係性を、娘である監督自身の視点から鋭く、そして深く問いかける。観る者の心を激しく揺さぶる、家族の物語。
ネット上の声
- 【一途に”かの国”を崇め続けた両親と、その姿に違和感を覚える娘。だが。娘は末期の父の想いを理解し”もう一度、家族のいる平壌へ行こう。”と最後に言った。】
- 『スープとイデオロギー』を観て、これも見ていたことを思い出した。
- アボジは済州島出身。故に在日大韓民国人のはずだ。矛盾は続く
- 未知なる祖国 在日一世のアボジと二世の娘
大阪が舞台、 ドキュメンタリー
- 製作年2005年
- 製作国日本
- 時間107分
- 監督ヤン・ヨンヒ
- 主演---
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済州島四・三事件の記憶を抱える母。娘である監督が、母の作る鶏スープを通して家族の歴史とイデオロギーの相克に迫る。
大阪で暮らすヤン ヨンヒ監督の家族。北朝鮮の熱心な支持者である父と、故郷・済州島の悲劇的な記憶を封印してきた母。ある日、母に認知症の兆候が現れ始める。母が忘れてしまう前に、なぜ家族がイデオロギーに翻弄されなければならなかったのか、その根源を知りたい。監督はカメラを回し、母の壮絶な半生に耳を傾ける。食卓にのぼる温かい鶏スープ「チェジュの味」が、封印された記憶と家族の絆を静かに溶かしていく。愛と歴史のドキュメンタリー。
ネット上の声
- たくさんのテーマが盛りだくさんで心を激しく揺さぶり、同時に考えこんでしまう映画
- 答え合わせをさせて貰え、素敵な家族を観ることが出来た作品
- ドキュメンタリー映画、好きじゃないけど
- 18歳だった母を変えた歴史的事件
ドキュメンタリー
- 製作年2021年
- 製作国韓国,日本
- 時間118分
- 監督ヤン ヨンヒ
- 主演---
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なぜ、父は息子たちを「楽園」へ送ったのか。引き裂かれた家族の歴史を、娘の視点で描く衝撃のドキュメンタリー。
大阪に住む在日コリアン2世のヤン・ヨンヒ監督。彼女の父親は、北朝鮮を「地上の楽園」と信じ、3人の兄たちを帰国事業でかの地へ送った熱心な活動家。監督はカメラを手に、父の信念と、北朝鮮で暮らす兄家族の現実を記録し始める。平壌で生まれた姪ソナの無邪気な笑顔。しかし、その裏には厳しい生活と国家の影。父への愛憎、家族への想い、そして自らのアイデンティティ。国家という巨大な存在に翻弄されながらも、強く結ばれる家族の絆の物語。
ネット上の声
- 栄えある停電
- かぞくのくに
- 【在日コリアン2世のヤン・ヨンヒ監督が自らの両親、”帰国事業”にて北朝鮮に渡った三人の兄の家族を捉えたドキュメンタリー第2弾。良く撮ったなあと思ったら、矢張り監督は入国禁止になってしまった・・。】
- 「映画監督ヤン・ヨンヒと家族の肖像」企画
ドキュメンタリー
- 製作年2009年
- 製作国韓国,日本
- 時間82分
- 監督ヤン・ヨンヒ
- 主演---
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ドキュメンタリー「愛しきソナ」で知られる在日コリアン2世のヤン・ヨンヒ監督が、自らの体験を題材に、国家の分断によって離れ離れになった家族が傷つきながらもたくましく生きていく姿を描いたドラマ。北朝鮮の「帰国事業」により日本と北朝鮮に別れて暮らしていた兄ソンホと妹リエ。病気療養のためソンホが25年ぶりに日本へ戻り、2人は再会を果たす。異なる環境で育った2人がともに暮らすことで露呈する価値観の違いや、それでも変わらない家族の絆を描き出していく。妹リエに安藤サクラ、兄ソンホに井浦新(ARATA)。
ネット上の声
- これは安藤サクラさんで観ようと思ったのかな?スターサンズだったんですね
- 社会と個人、トップダウンとボトムアップみたいなことを考えさせられた
- 自由に生きることができる日本に生まれた私
- 秀作。家族を壊す非道国家・北朝鮮の闇。
ヒューマンドラマ
- 製作年2011年
- 製作国日本
- 時間100分
- 監督ヤン・ヨンヒ
- 主演安藤サクラ