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パリのオートクチュール・コレクションに日本から唯一参加し続けているファッションブランド「YUIMA NAKAZATO」のデザイナー・中里唯馬に密着したドキュメンタリー。
ベルギーのアントワープ王立芸術アカデミー卒業後、2009年に自身のブランド「YUIMA NAKAZATO」を設立した中里唯馬。翌年にはパリ・オートクチュールコレクションの公式ゲストデザイナーに選ばれ、その後も継続的にパリで作品を発表し、コレクション等で数々の世界的アーティストとコラボレーションしてきた。
国内外の映像界で活躍する「生きてるだけで、愛。」の関根光才監督が、別の企画で中里と意気投合したことをきっかけに、1年間にわたって密着取材を敢行。「生み出された衣服はどこにいくのか」という疑問の答えを求めて“衣服の最終到達点”といわれるアフリカ・ケニアへ向かった中里に同行するとともに、中里のショーの裏側にもカメラを向け、クリエイターとしての葛藤や新しい事への挑戦、チーム一丸となってショーの成功を目指す姿を映し出す。
ネット上の声
- 素敵な情報のドキュメンタリー
- メチャクチャ面白かった!
- ファッション以前の装い
- 「生き方」を考える映画
ドキュメンタリー
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間89分
- 監督関根光才
- 主演中里唯馬
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長編デビュー作「生きてるだけで、愛。」で注目を集めた映像クリエイターの関根光才が杏を主演に迎え、作家・北國浩二の小説「嘘」を映画化したヒューマンミステリー。
絵本作家の千紗子は、長年にわたって絶縁状態となっていた父・孝蔵が認知症を発症したため、仕方なく故郷へ戻って介護をすることに。他人のような父との同居に辟易する日々を過ごしていたある日、彼女は事故で記憶を失った少年を助ける。その少年の身体に虐待の痕跡を見つけた千紗子は少年を守るため、自分が母だと嘘をついて一緒に暮らし始める。認知症が進む父と3人で、最初はぎこちないながらも次第に心を通わせ、新しい家族のかたちを育んでいく千紗子たちだったが……。
千紗子の父・孝蔵を奥田瑛二、少年を中須翔真が演じ、安藤政信、佐津川愛美、酒向芳が共演。
ネット上の声
- 都合の良すぎる展開が少し興醒めする事が多かった。 奥田瑛二の芝居は...
- 不可思議なタッチで再構築されていく関係性
- 「外出る好き」
- 家族ドラマ
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間128分
- 監督関根光才
- 主演杏
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1970年に開催された大阪万博のシンボルとして芸術家の岡本太郎が制作し、万博終了後も大阪のシンボルとして愛され続け、2018年3月には48年ぶりに内部の一般常時公開も始まった巨大モニュメント「太陽の塔」のドキュメンタリー。日本中が高度経済成長に沸く中で、「人類の進歩と調和」をテーマに掲げて開催された大阪万博。岡本太郎は、異彩を放つ約70メートルの塔にどんな思いを込め、何と戦い作り上げたのか。当時、岡本太郎の周辺で太陽の塔の事業に関わっていた人びとの証言、さまざまな分野の専門家やアーティスト、クリエイターのインタビューなどによって、岡本太郎からの、そして太陽の塔からのメッセージを検証していく。監督は安室奈美恵、AKB48、Mr.ChildrenのMVや数々のCMを手がけ、公募によって選ばれた映像ディレクターの関根光才。
ネット上の声
- みんなが解釈したくなる異形の存在
- 太陽の塔は20世紀のモノリスか!?
- 〈太陽の塔〉をめぐる精神旅行
- 賛否両論ありそう
ドキュメンタリー
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間112分
- 監督関根光才
- 主演織田梨沙
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小説家、劇作家、演出家などマルチな活動を展開する芥川賞作家・本谷有希子の同名小説を趣里の主演で映画化。過眠症で引きこもり気味、現在無職の寧子は、ゴシップ雑誌の編集者である恋人・津奈木の部屋で同棲生活を送っている。自分でうまく感情をコントロールできない自分に嫌気がさしていた寧子は、どうすることもできずに津奈木に当たり散らしていた。ある日突然、寧子の目の前に津奈木の元恋人・安堂が現れる。津奈木とヨリを戻したい安堂は、寧子を自立させて津奈木の部屋から追い出すため、寧子に無理矢理カフェバーのアルバイトを決めてしまう。趣里が主人公・寧子役を演じるほか、津奈木役を菅田将暉、安堂役を仲里依紗がそれぞれ演じる。数々のCMやAKB48、Mr.ChildrenなどのMVなどを手がけ、カンヌ国際広告祭でグランプリなどを受賞した関根光才の長編劇映画初監督作品。
ネット上の声
- 心理は理解できるが病気への誤解を生むかも
- すごく苦しくなったけど、とても良かった
- 最初から共感できるのはマイノリティ?
- 躁鬱、過眠症で悩んでる若い女性の話
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間109分
- 監督関根光才
- 主演趣里
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すし屋の看板娘、ともよ(橋本愛)は無口な常連客の湊(リリー・フランキー)に人知れず好意を抱いていた(『鮨』)。映画館で急に手を握ってきた大学生の松夫(山田孝之)に、握り返したOLの綾子(成海璃子)。二人は交際するようになったが、松夫は綾子に不安を感じ始め……(『握った手』)。戦場で片目を失った信一(三浦貴大)と見合い結婚した絹子(波瑠)。ある日、信一に子どもがいることを告げられた絹子は……(『幸福の彼方』)。
ネット上の声
- スマホシネマに贅沢なキャスティング
- 波瑠の笑顔がとっても素敵でした
- 『 鮨 』 が圧倒的に面白い。
- 繊細すぎる紳士たち
ヒューマンドラマ
- 製作年2012年
- 製作国日本
- 時間108分
- 監督関根光才
- 主演橋本愛