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友だちの大切なノートを間違えて持ち帰ってしまった少年が、ノートを返すため友だちの家を探し歩く姿を生き生きと活写し、アッバス・キアロスタミ監督の名を世界に知らしめたイラン映画。イラン北部にあるコケール村の小学校。モハマッドは宿題をノートではなく紙に書いてきたため先生からきつく叱られ、「今度同じことをしたら退学だ」と告げられる。しかし隣の席に座る親友アハマッドが、間違ってモハマッドのノートを自宅に持ち帰ってしまう。ノートがないとモハマッドが退学になると焦ったアハマッドは、ノートを返すため、遠い隣村に住む彼の家を探し回るが、なかなか見つけることができず……。特集企画「そしてキアロスタミはつづく」(2021年10月16日~、東京・ユーロスペースほか)にてデジタルリマスター版を上映。
ネット上の声
- こういう映画が大ヒットしてアバターみたい
- 《午前十時》走る前に考えろアハマッド!
- 友達のノートを返しに行くシンプルなお話
- 不安・理不尽・不思議にみちた世界
ヒューマンドラマ
- 製作年1987年
- 製作国イラン・イスラム
- 時間85分
- 監督アッバス・キアロスタミ
- 主演ババク・アハマッドプール
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「友だちのうちはどこ?」などで知られるイランのアッバス・キアロスタミ監督が、実際に起きたなりすまし詐欺事件を題材に、事件の当事者による再現映像とドキュメンタリー映像を交えて描いた作品。
映画青年サブジアンはバスで隣に座った女性から話しかけられ、思わず自分は著名な映画監督モフセン・マフマルバフだと名乗ってしまう。女性はその嘘をすっかり信じ込み、彼を家に招待する。サブジアンは嘘を重ねるうちに女性の家族を架空の映画製作に巻き込み、ついには詐欺罪で逮捕されてしまう。事件に興味を持ったキアロスタミ監督は、裁判所を訪れて公判の模様をカメラに記録。さらに事件の顛末を当事者たちに演じさせて再現し、真相を明らかにしていく。
ネット上の声
- 高評価イラン作品 (★平均4.1 メディア購入視聴)
- 血も涙もない悪魔演出。 最悪で最高!
- 虚と実の境目を失くす、驚くべき映画
- 今まで1000本以上映画をみたけど
ドキュメンタリー
- 製作年1990年
- 製作国イラン・イスラム
- 時間90分
- 監督アッバス・キアロスタミ
- 主演ホセイン・サブジアン
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イランの名匠アッバス・キアロスタミによる「ジグザグ道3部作」の第2作で、1990年のイラン大地震後、前作「友だちのうちはどこ?」の出演者たちの安否を確認しようと被災地へ向かう監督親子の旅を再現したロードムービー。イラン北部で起きた大地震は「友だちのうちはどこ?」を撮影したコケール村にも容赦なく襲いかかった。監督は映画に出演した兄弟の安否を確認するため、息子を連れて被災地へと車を走らせる。地震から半年後に実際の被災地で撮影を行い、当時イランの経済庁で働いていたファルハッド・ケラドマンを監督役に抜てき。地震で崩壊した村の悲惨な現状をありのままに捉えながら、人間のたくましさと生きることへの希望を映し出す。特集企画「そしてキアロスタミはつづく」(2021年10月16日~、東京・ユーロスペースほか)にてデジタルリマスター版を上映。
ネット上の声
- 地震によって多くを失いながらも、前向きに、目の前の現実に立ち向かう村人が印象的な
- ホント人生は続くよな。
- 神がかってみえる人たち
- 地震から数日後という設定の中で、被災して家族や親戚、家を失った子どもたちに地震が
ヒューマンドラマ
- 製作年1992年
- 製作国イラン・イスラム
- 時間91分
- 監督アッバス・キアロスタミ
- 主演ファルハッド・ケラドマンド
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イランの名匠アッバス・キアロスタミが監督・脚本を手がけ、1997年・第50回カンヌ国際映画祭でパルムドールに輝いた人間ドラマ。人生に絶望した男が老人との出会いを通して希望を取り戻していく姿を、繊細かつ大胆な演出で描き出す。土埃が舞う道を走る1台の車。運転する中年男バディは街行く人々に声をかけては車内に誘い入れ、多額の報酬と引き替えに自殺を手伝って欲しいと依頼する。クルド人の兵士もアフガニスタン出身の神学生も拒絶するが、最後に乗せた老人バゲリは依頼を承知の上で、自分の過去についてバディに語り始める。特集企画「そしてキアロスタミはつづく」(2021年10月16日~、東京・ユーロスペースほか)にてデジタルリマスター版を上映。
ネット上の声
- 生きるのが辛くなったとき〜その道の先に…
- 「解説」が全然ちゃいますけどw
- 絶対的美は限りなく優しい
- 相対化で見せる生への賛歌
どんでん返し、 ヒューマンドラマ
- 製作年1997年
- 製作国イラン・イスラム
- 時間98分
- 監督アッバス・キアロスタミ
- 主演ホマユン・エルシャディ
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イランの名匠アッバス・キアロスタミの「友だちのうちはどこ?」に始まる「ジグザグ道3部作」の完結編。シリーズの前作「そして人生はつづく」に登場した、大地震の数日後に結婚したという若い夫婦。しかし現実では、夫役を演じた青年ホセインは妻役のタヘレに以前プロポーズして断られていた。キアロスタミ監督はこのエピソードを基に、前2作に登場した村とジグザグ道を舞台に再び映画を製作することを決意。結婚を諦めきれないホセインと、決して彼の言葉に応えようとしないタヘレ。映画製作の裏側で巻き起こるドラマを、ユーモアたっぷりに描き出す。特集企画「そしてキアロスタミはつづく」(2021年10月16日~、東京・ユーロスペースほか)にてデジタルリマスター版を上映。
ネット上の声
- 追いかけて原っぱ。と言うか畑?で捕まえた!だっちゃ。
- 「靴下はどこだみたいな、あんな言い方は自分はしない」
- メタフィクションと思いきや、その展開や如何に?
- そして人生はつづくの外伝作品。
ヒューマンドラマ
- 製作年1994年
- 製作国イラン・イスラム
- 時間103分
- 監督アッバス・キアロスタミ
- 主演ホセイン・レザイ
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イランの名匠アッバス・キアロスタミが1974年に製作した長編デビュー作で、サッカーの試合を観戦するため悪戦苦闘する少年のおかしくも切ない冒険を瑞々しく描いた人間ドラマ。小学校に通う10歳の少年ガッセムはサッカーに夢中で、宿題も授業もさぼりがちとなり先生や母親に叱られてばかりいた。首都テヘランで開催される大事な試合をどうしても観に行きたい彼は、交通費とチケット代を手に入れるため、家の金を盗んだり友人たちを騙したりと、あの手この手でお金を稼ごうとするが……。特集企画「そしてキアロスタミはつづく」(2021年10月16日~、東京・ユーロスペースほか)にてデジタルリマスター版を上映。
ネット上の声
- てめえは誰んとこのガキだ?
- 74年当時のイランの空気感を感じる傑作
- くすねた金で夢は買えない
- アホさにハラハラ
ヒューマンドラマ
- 製作年1974年
- 製作国イラン・イスラム
- 時間72分
- 監督アッバス・キアロスタミ
- 主演マスウード・ザンベグレー
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1台の車の中で運転席に座る女性と、代わる代わる助手席に乗り込む人々の会話のみで構成された10の物語。監督は、イランの巨匠アッバス・キアロスタミ。撮影は、車内に固定された2台のデジタルビデオカメラのみで行われ、俳優たちの演技はほとんどがアドリブである。
ネット上の声
- コストパフォーマンスNo.1!
- 【準プライベート空間】
- 世界の車中から・1
- これが噂の『ドライブ・マイ・カー』ですか⁉︎全編車内じゃないっすか!カメラを切り
ヒューマンドラマ
- 製作年2002年
- 製作国フランス,イラン・イスラム
- 時間94分
- 監督アッバス・キアロスタミ
- 主演マニア・アクバリ
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イランの巨匠アッバス・キアロスタミが、小さな村を取材しに来たテレビクルーと個性豊かな住民たちの交流を描き、1999年・第56回ベネチア国際映画祭で審査員グランプリを受賞した人間ドラマ。首都テヘランから、クルド系の小さな村を訪れたテレビクルーたち。彼らはこの村独自の風習である葬儀の様子を取材しに来たのだが、村を案内する少年ファザードには自分たちの目的を秘密にするよう話す。テレビクルーは危篤状態のファザードの祖母の様子をうかがいながら、数日間の予定で村に滞在する。しかし数週間が過ぎても老婆の死は訪れず、ディレクターはいら立ちを募らせていく。特集企画「そしてキアロスタミはつづく」(2021年10月16日~、東京・ユーロスペースほか)にてデジタルリマスター版を上映。
ネット上の声
- 黄金に輝く麦畑が、ひたすら美しい。
- 現実。人間の面白おかしさ。
- メッセージ性が高い映画。
- アラビアに行ってみたい
ヒューマンドラマ
- 製作年1999年
- 製作国フランス,イラン・イスラム
- 時間118分
- 監督アッバス・キアロスタミ
- 主演ベーザード・ドーラニー
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おつかいに行った子供が大きな犬にあって困ってしまうというささやかな話をユーモラスなタッチで描く、微笑ましい小品。現代イラン映画を代表して国際的に注目を浴びるアッバス・キアロスタミ監督が70年に発表した彼の処女作にあたる。脚本はキアロスタミ、撮影はメヘルダッド・ファヒミ、編集はマヌチュール・オリアイ、録音はヘライール・アタシュカールがそれぞれ担当。出演はレザ・ハシェミ、メヘディ・シャハヴァンファール。使用曲はビートルズの『オブラディ・オブラダ』。93年山形国際ドキュメンタリー映画祭特別招待作品。
ネット上の声
- ヤベ・・・犬だ、どうしよう(オロオロ)
- 何気ない日常の風景
- ダサいショットとかもあったけど、この頃から、人を撮っているようで世界を撮っている
- おつかいに行った子供が大きな犬にあって困ってしまうというささやかな話をユーモラス
ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国イラン・イスラム
- 時間12分
- 監督アッバス・キアロスタミ
- 主演レザ・ハシェミ
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「友だちのうちはどこ?」で世界的に高く評価されたイランのアッバス・キアロスタミ監督が、宿題と学校教育をテーマに撮りあげたドキュメンタリー。イランの子どもたちはいつも多くの宿題に追われていると感じたキアロスタミ監督は、自らインタビュアーを務め、小学校の児童たちやその親に「宿題」について次々と質問を投げかける。インタビューを通してそれぞれの複雑な家庭事情が浮かび上がり、イランの教育制度が抱える問題点が明らかになっていく。キアロスタミ監督は子どもたちの多彩な表情や言葉を生き生きと捉えながら、社会への警鐘を鳴らす。特集企画「そしてキアロスタミはつづく」(2021年10月16日~、東京・ユーロスペースほか)にてデジタルリマスター版を上映。
ネット上の声
- キアロスタミの教育ドキュメンタリー
- 宿題を、押しつけたらいかんよなぁ
- 当時のイラン事情が興味深い。
- キアロスタミ酷い
ドキュメンタリー
- 製作年1989年
- 製作国イラン・イスラム
- 時間77分
- 監督アッバス・キアロスタミ
- 主演---
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「友だちのうちはどこ?」「桜桃の味」などで知られる名匠アッバス・キアロスタミ監督が、初めて母国イランを離れて撮影したラブストーリー。イタリアの南トスカーナ地方の小さな村を訪れたイギリス人作家が、ギャラリーを経営するフランス人女性に出会う。2人はあるカフェの女主人に夫婦と勘違いされたことをきっかけに、まるで長年連れ添った夫婦であるかのように振る舞いはじめる。主演のジュリエット・ビノシュは、本作でカンヌ映画祭主演女優賞を受賞した。
ネット上の声
- アッバス・キアロスタミ監督が初めて母国イランを離れ、ジュリエット・ビノシュを主演
- 男女はお互いを分かり合えないコピーなのか
- 男女の関係を新鮮な演出で描くアート系映画
- 寝落ちしたが・・・魅力的な作品なのは確か
ヒューマンドラマ
- 製作年2010年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間106分
- 監督アッバス・キアロスタミ
- 主演ジュリエット・ビノシュ
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イランの巨匠アッバス・キアロスタミが日本を舞台に描いたドラマで、デートクラブでアルバイトをする女子大生・明子と、そこで出会った老教授タカシ、明子の恋人ノリアキの3人をめぐる物語。80歳を超え現役を退いた元大学教授のタカシは、亡き妻に似た若い女性・明子をデートクラブを通して家に招く。しかし明子は、自分に会うために田舎から出てきた祖母を駅に置き去りにしてきてしまったことが気にかかり、タカシが用意した食事にも手がつけられない。翌朝、明子が通う大学まで車で送ったタカシの前に、明子の婚約者ノリアキが現れる。ノリアキがタカシを明子の祖父だと勘違いしたことから、次第に運命の歯車が狂い始めて……。タカシ役に84歳にして映画初主演となる奥野匡、明子役に「侍戦隊シンケンジャー」の若手・高梨臨。ノリアキ役を加瀬亮が演じる。
ネット上の声
- イライラ映画。短編かラジオ小説で十分。
- エンドロールと同時に赤面///の愛しさ
- キアロスタミの東京でインラブ
- 時空を越える老若男女の恋模様
ヒューマンドラマ
- 製作年2012年
- 製作国日本,フランス
- 時間109分
- 監督アッバス・キアロスタミ
- 主演奥野匡
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アフリカのウガンダで、孤児やエイズに母子感染した子供たちの実態をとらえたドキュメンタリー。監督・編集は「風が吹くまま」のアッバス・キアロスタミ。UWESO(ウガンダ孤児救済のための女性運動)というグループが取材を受けている。
ネット上の声
- 2000年から2001年にかけて撮影されたと字幕に出るが、ドキュメンタリー映画で
- デジタルビデオカメラ撮影の軽快さが印象的な作品
- 初めてキアロスタミ作品を見た
- キアロスタミ鑑賞録⑦
ドキュメンタリー
- 製作年2001年
- 製作国イラン・イスラム
- 時間84分
- 監督アッバス・キアロスタミ
- 主演---
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ネット上の声
- 見るということだけをする映画…だが次第に私たちの見るという行為との相違が浮き彫り
- ホワイトアウトしていく波際や動物の鳴き声に囲まれながら水面に揺れる月?とか良かっ
- 『24フレーム』ぽいけどこっちはアンビエントぽくてまだ見れる フィックスだけど画
- ※この作品はある程度どんな作品なのかを知ってから観ることをオススメします
ドキュメンタリー
- 製作年2003年
- 製作国イラン・イスラム,日本
- 時間75分
- 監督アッバス・キアロスタミ
- 主演---
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2016年7月にこの世を去ったイランの名匠アッバス・キアロスタミが、写真が撮られた前と後はどうなっているのかというコンセプトに基づき、映画と写真の統合を試みた野心作。キアロスタミは本編完成前に他界。17年のカンヌ国際映画祭でワールドプレミア上映。日本では同年の第18回東京フィルメックスで特別招待作品として上映。
ネット上の声
- 心が病んでいると感じたら、この映画をみてください。
- 製作年2017年
- 製作国イラク,フランス
- 時間114分
- 監督アッバス・キアロスタミ
- 主演---