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巨匠になりすました男が逮捕される。虚構と現実が交錯する、イラン映画史に輝く衝撃のドキュメンタリードラマ。
1989年、イランのテヘラン。映画を愛する失業中の男、ホセイン・サブジアン。彼はバスで出会った女性に、自身を著名な映画監督モフセン・マフマルバフだと偽る。その言葉を信じた一家に招き入れられ、新作映画の主役に抜擢すると約束。しかし、彼の嘘は次第に露見し、詐欺罪で逮捕されてしまう。本作は、この実際に起きた事件の当事者たちが本人役で出演し、事件を再現。なぜ彼は嘘をついたのか。裁判を通して浮き彫りになる、彼の映画への純粋な憧れと社会的疎外感。
ネット上の声
- 高評価イラン作品 (★平均4.1 メディア購入視聴)
- 血も涙もない悪魔演出。 最悪で最高!
- 虚と実の境目を失くす、驚くべき映画
- 今まで1000本以上映画をみたけど
ドキュメンタリー
- 製作年1990年
- 製作国イラン・イスラム
- 時間90分
- 監督アッバス・キアロスタミ
- 主演ホセイン・サブジアン
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友達のノートを間違えて持ち帰った少年。親の言いつけを破り、たった一人で見知らぬ村への冒険。
イランの小さな村、コケール。小学生のアハマッドは、隣の席の友達・ネマツァデのノートを間違えて持ち帰ってしまう。先生から「次に宿題をノートにやってこなければ退学だ」と厳しく言われていたネマツァデ。このままでは友達が大変なことになる。アハマッドは、母親の言いつけを破り、たった一人で隣村に住む友達の家を探す旅に出る。しかし、大人たちは彼の話をまともに聞いてくれない。陽が暮れていく中、アハマッドは必死に走り続ける。純粋な友情が起こす、小さな奇跡の物語。
ネット上の声
- イランは大人が子供に厳しいイメージがある😢
- こういう映画が大ヒットしてアバターみたい
- 《午前十時》走る前に考えろアハマッド!
- 友達のノートを返しに行くシンプルなお話
ヒューマンドラマ
- 製作年1987年
- 製作国イラン・イスラム
- 時間85分
- 監督アッバス・キアロスタミ
- 主演ババク・アハマッドプール
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1990年、大地震に見舞われたイラン北部。一人の映画監督が、自身の映画に出演した少年たちを捜す、希望と再生の旅。
1990年、イラン北部を襲った大地震。映画監督である主人公は、自身の作品『友だちのうちはどこ?』に出演した少年たちの安否を確かめるため、息子と共に被災地へと車を走らせる。破壊された村々、絶望的な光景。しかし、その中で彼は、たくましく生きようとする人々の姿を目の当たりにする。果たして少年たちとの再会は叶うのか。絶望の中から生命の輝きを映し出す、ドキュメンタリータッチの感動作。
ネット上の声
- 地震によって多くを失いながらも、前向きに、目の前の現実に立ち向かう村人が印象的な
- 神がかってみえる人たち
- ホント人生は続くよな。
- 前作『友だちのうちはどこ?』の撮影現場を大地震が襲い、監督が主演の男の子を探し求
ヒューマンドラマ
- 製作年1992年
- 製作国イラン・イスラム
- 時間91分
- 監督アッバス・キアロスタミ
- 主演ファルハッド・ケラドマンド
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自らの死を望む男がテヘラン郊外を彷徨う。生と死の意味を問う、深遠なるロードムービー。
現代イラン、テヘラン郊外の乾いた大地。自殺を決意した中年の男バディは、自分の亡骸を埋めてくれる人間を探し、車を走らせる。大金を条件に、兵士、神学生、そして剥製師と、様々な境遇の人々に声をかける彼。対話を通じて浮き彫りになる、それぞれの人生観と死生観。桜桃の味に隠された、生きることのささやかな喜び。観る者に投げかけられる、深遠な問い。
ネット上の声
- 生きるのが辛くなったとき〜その道の先に…
- 「解説」が全然ちゃいますけどw
- 絶対的美は限りなく優しい
- 相対化で見せる生への賛歌
どんでん返し、 ヒューマンドラマ
- 製作年1997年
- 製作国イラン・イスラム
- 時間98分
- 監督アッバス・キアロスタミ
- 主演ホマユン・エルシャディ
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イラン北部、大地震の爪痕が残る村。映画撮影の現場で交錯する現実と虚構。ある青年のひたむきな求愛を描く、ドキュメンタリー風恋愛譚。
1990年の大地震で大きな被害を受けたイラン北部の村。そこへ、ある映画の撮影隊がやってくる。村の青年ホセインは、想いを寄せる少女タヘレと共に、映画の中で夫婦役を演じることに。しかし現実では、身分の違いからホセインは彼女の家族に結婚を許されていない。彼はこれを好機と捉え、撮影の合間を縫ってタヘレに必死の求愛を続ける。だが、彼女は頑なに沈黙を守るのみ。虚構である映画の撮影と、現実の切ない恋模様。オリーブの林を舞台に繰り広げられる、青年のひたむきな愛の結末は。
ネット上の声
- 追いかけて原っぱ。と言うか畑?で捕まえた!だっちゃ。
- 「靴下はどこだみたいな、あんな言い方は自分はしない」
- メタフィクションと思いきや、その展開や如何に?
- そして人生はつづくの外伝作品。
ヒューマンドラマ
- 製作年1994年
- 製作国イラン・イスラム
- 時間103分
- 監督アッバス・キアロスタミ
- 主演ホセイン・レザイ
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サッカーの試合が観たい!その一心で、少年は嘘と知恵を武器に、たった一人で首都を目指す大冒険。
1970年代、イランの田舎町に住む少年ガッセムは、サッカーが大好き。どうしても首都テヘランで行われる代表戦が観たくてたまらない。しかし、両親は許してくれず、チケット代もバス代もない。彼は観戦費用を捻出するため、親に嘘をつき、友達を騙し、なけなしの持ち物を売る。様々な困難を乗り越え、ようやく辿り着いたテヘラン。果たして彼は、夢にまで見た試合を観ることができるのか。一つの目的に向かう子供の純粋な情熱とたくましさを描いた、巨匠キアロスタミの初期傑作。
ネット上の声
- てめえは誰んとこのガキだ?
- 74年当時のイランの空気感を感じる傑作
- くすねた金で夢は買えない
- アホさにハラハラ
ヒューマンドラマ
- 製作年1974年
- 製作国イラン・イスラム
- 時間72分
- 監督アッバス・キアロスタミ
- 主演マスウード・ザンベグレー
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1台の車の中で運転席に座る女性と、代わる代わる助手席に乗り込む人々の会話のみで構成された10の物語。監督は、イランの巨匠アッバス・キアロスタミ。撮影は、車内に固定された2台のデジタルビデオカメラのみで行われ、俳優たちの演技はほとんどがアドリブである。
ネット上の声
- コストパフォーマンスNo.1!
- 【準プライベート空間】
- 世界の車中から・1
- これが噂の『ドライブ・マイ・カー』ですか⁉︎全編車内じゃないっすか!カメラを切り
ヒューマンドラマ
- 製作年2002年
- 製作国フランス,イラン・イスラム
- 時間94分
- 監督アッバス・キアロスタミ
- 主演マニア・アクバリ
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イランの巨匠アッバス・キアロスタミが、小さな村を取材しに来たテレビクルーと個性豊かな住民たちの交流を描き、1999年・第56回ベネチア国際映画祭で審査員グランプリを受賞した人間ドラマ。首都テヘランから、クルド系の小さな村を訪れたテレビクルーたち。彼らはこの村独自の風習である葬儀の様子を取材しに来たのだが、村を案内する少年ファザードには自分たちの目的を秘密にするよう話す。テレビクルーは危篤状態のファザードの祖母の様子をうかがいながら、数日間の予定で村に滞在する。しかし数週間が過ぎても老婆の死は訪れず、ディレクターはいら立ちを募らせていく。特集企画「そしてキアロスタミはつづく」(2021年10月16日~、東京・ユーロスペースほか)にてデジタルリマスター版を上映。
ネット上の声
- 黄金に輝く麦畑が、ひたすら美しい。
- くねくね道がキアロスタミは大好き
- 現実。人間の面白おかしさ。
- メッセージ性が高い映画。
ヒューマンドラマ
- 製作年1999年
- 製作国フランス,イラン・イスラム
- 時間118分
- 監督アッバス・キアロスタミ
- 主演ベーザード・ドーラニー
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「友だちのうちはどこ?」で世界的に高く評価されたイランのアッバス・キアロスタミ監督が、宿題と学校教育をテーマに撮りあげたドキュメンタリー。イランの子どもたちはいつも多くの宿題に追われていると感じたキアロスタミ監督は、自らインタビュアーを務め、小学校の児童たちやその親に「宿題」について次々と質問を投げかける。インタビューを通してそれぞれの複雑な家庭事情が浮かび上がり、イランの教育制度が抱える問題点が明らかになっていく。キアロスタミ監督は子どもたちの多彩な表情や言葉を生き生きと捉えながら、社会への警鐘を鳴らす。特集企画「そしてキアロスタミはつづく」(2021年10月16日~、東京・ユーロスペースほか)にてデジタルリマスター版を上映。
ネット上の声
- キアロスタミの教育ドキュメンタリー
- 宿題を、押しつけたらいかんよなぁ
- 当時のイラン事情が興味深い。
- キアロスタミ酷い
ドキュメンタリー
- 製作年1989年
- 製作国イラン・イスラム
- 時間77分
- 監督アッバス・キアロスタミ
- 主演---
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一本のパンと、一匹の犬。少年の帰り道を塞ぐ、小さな、しかし大きな試練。イランの巨匠キアロスタミの原点。
お使いを終え、焼きたてのパンを大事に抱えて家に帰る一人の少年。しかし、見慣れたはずの裏通りの角で、彼の足は止まる。一匹の大きな犬が、道を塞ぐように寝そべっているのだ。進むべきか、戻るべきか。少年の心に芽生える、恐怖と葛藤。言葉をほとんど使わず、少年の表情と行動だけで緊張感を高めていく演出。日常に潜む普遍的なドラマを切り取った、アッバス・キアロスタミ監督の記念すべき第一歩。
ネット上の声
- ヤベ・・・犬だ、どうしよう(オロオロ)
- 何気ない日常の風景
- 135:122
- ダサいショットとかもあったけど、この頃から、人を撮っているようで世界を撮っている
ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国イラン・イスラム
- 時間12分
- 監督アッバス・キアロスタミ
- 主演レザ・ハシェミ
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イタリア、南トスカーナ地方の小さな村で講演を終えたばかりのイギリスの作家(ウィリアム・シメル)が、ギャラリーを経営しているフランス人女性(ジュリエット・ビノシュ)と出会う。芸術に関して議論を交わした彼らは、カフェの女主人に夫婦かと勘違いされたことをきっかけに、あたかも夫婦のコピーであるかのように振る舞い、あるときは仲良く、あるときは言い争いつつ、車で村を巡り始める。
ネット上の声
- アッバス・キアロスタミ監督が初めて母国イランを離れ、ジュリエット・ビノシュを主演
- 男女はお互いを分かり合えないコピーなのか
- 男女の関係を新鮮な演出で描くアート系映画
- 寝落ちしたが・・・魅力的な作品なのは確か
ヒューマンドラマ
- 製作年2010年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間106分
- 監督アッバス・キアロスタミ
- 主演ジュリエット・ビノシュ
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イランの巨匠アッバス・キアロスタミが日本を舞台に描いたドラマで、デートクラブでアルバイトをする女子大生・明子と、そこで出会った老教授タカシ、明子の恋人ノリアキの3人をめぐる物語。80歳を超え現役を退いた元大学教授のタカシは、亡き妻に似た若い女性・明子をデートクラブを通して家に招く。しかし明子は、自分に会うために田舎から出てきた祖母を駅に置き去りにしてきてしまったことが気にかかり、タカシが用意した食事にも手がつけられない。翌朝、明子が通う大学まで車で送ったタカシの前に、明子の婚約者ノリアキが現れる。ノリアキがタカシを明子の祖父だと勘違いしたことから、次第に運命の歯車が狂い始めて……。タカシ役に84歳にして映画初主演となる奥野匡、明子役に「侍戦隊シンケンジャー」の若手・高梨臨。ノリアキ役を加瀬亮が演じる。
ネット上の声
- イライラ映画。短編かラジオ小説で十分。
- エンドロールと同時に赤面///の愛しさ
- キアロスタミの東京でインラブ
- 時空を越える老若男女の恋模様
ヒューマンドラマ
- 製作年2012年
- 製作国日本,フランス
- 時間109分
- 監督アッバス・キアロスタミ
- 主演奥野匡
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アフリカのウガンダで、孤児やエイズに母子感染した子供たちの実態をとらえたドキュメンタリー。監督・編集は「風が吹くまま」のアッバス・キアロスタミ。UWESO(ウガンダ孤児救済のための女性運動)というグループが取材を受けている。
ネット上の声
- 2000年から2001年にかけて撮影されたと字幕に出るが、ドキュメンタリー映画で
- 国連製作のキアロスタミ監督のエイズに関するドキュメンタリー
- キアロスタミ監督のファンで、随分前に映画館で視聴しました
- デジタルビデオカメラ撮影の軽快さが印象的な作品
ドキュメンタリー
- 製作年2001年
- 製作国イラン・イスラム
- 時間84分
- 監督アッバス・キアロスタミ
- 主演---
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ネット上の声
- 見るということだけをする映画…だが次第に私たちの見るという行為との相違が浮き彫り
- ホワイトアウトしていく波際や動物の鳴き声に囲まれながら水面に揺れる月?とか良かっ
- 『24フレーム』ぽいけどこっちはアンビエントぽくてまだ見れる フィックスだけど画
- ※この作品はある程度どんな作品なのかを知ってから観ることをオススメします
ドキュメンタリー
- 製作年2003年
- 製作国イラン・イスラム,日本
- 時間75分
- 監督アッバス・キアロスタミ
- 主演---
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2016年7月にこの世を去ったイランの名匠アッバス・キアロスタミが、写真が撮られた前と後はどうなっているのかというコンセプトに基づき、映画と写真の統合を試みた野心作。キアロスタミは本編完成前に他界。17年のカンヌ国際映画祭でワールドプレミア上映。日本では同年の第18回東京フィルメックスで特別招待作品として上映。
ネット上の声
- 心が病んでいると感じたら、この映画をみてください。
- 製作年2017年
- 製作国イラク,フランス
- 時間114分
- 監督アッバス・キアロスタミ
- 主演---