全20作品。死神と戦う映画ランキング

十字軍遠征から帰還した騎士と「死神」とのチェス対決。ペストが蔓延する中世ヨーロッパを舞台に、神の沈黙を問う哲学的傑作。

14世紀、黒死病が蔓延するヨーロッパ。十字軍の遠征から10年ぶりに故郷スウェーデンへ帰還した騎士ブロック。長きにわたる戦いで信仰を失い、神の存在に懐疑的になった彼の前に、黒装束の「死神」が出現。自らの命を奪いに来た死神に対し、ブロックは命を賭けたチェスの勝負を提案。死神との対局を引き延ばしながら、彼は人生の意味と神の存在の証を必死に探求。生と死の意味を巡る旅の終着点。

悪魔の執事と若き当主が挑む連続猟奇殺人。舞台はロンドン、犯人は「堕ちた死神」。

19世紀末のロンドン。名門貴族ファントムハイヴ家の若き当主シエルと、彼と契約を交わした悪魔の執事セバスチャン・ミカエリス。二人の前に、上流貴族だけを狙う連続猟奇殺人事件の報せが届く。被害者から魂が抜き取られるという不可解な手口から、女王の番犬として事件の調査を開始。その捜査線上に浮かび上がったのは、死神派遣協会の規則を破った「堕ちた死神」の影だった。死神たちの秘められた過去と、シエルを狙う陰謀が交錯する中、セバスチャンは主の命令を遂行する。

裏社会にその名を轟かせる一匹狼の暗殺者「死神」。非情の刃が、巨大組織と己の過去を斬り裂く。

現代日本の裏社会。そこに、依頼された標的を確実に仕留める「死神」と呼ばれる凄腕の暗殺者の存在。感情を殺し、孤独に生きる彼に舞い込んだ新たな依頼。それは、巨大ヤクザ組織の懐深くに潜む男の暗殺。しかし、その任務は彼の封印された過去の記憶を呼び覚ます危険な罠。次々と現れる刺客たちとの死闘の果てに、彼が向き合うことになる衝撃の真実とは。

命を賭けた究極のゲーム。謎のバーで繰り広げられる、魂を揺さぶるデス・ビリヤード。

気がつくと、見知らぬバー「クイーンデキム」にいた老人と若者。記憶が曖昧な二人に、白髪のバーテンダーは「命を懸けてゲームをしていただきます」と告げる。拒否権はなく、強制的に開始されるデスゲーム。それは、互いの命をチップにしたビリヤードだった。ショットの度に、二人の脳裏に蘇る生前の記憶。それは、彼らがどう生きて、どう死んだかの断片。ゲームが進むにつれ、剥き出しになる人間の本性。極限状態の中、相手を打ち負かすために二人が下す決断とは。これは単なるゲームではない。魂の在り方を問う、最後の審判の始まり。

「このノートに名前を書かれた人間は死ぬ」と記されたノートを拾った夜神月（藤原竜也）は、興味本位で他人の名前をノートに書き込んでしまう。その名前の人間の死を目の当たりにし、最初は恐怖を覚えた月だったが、やがて理想的な世の中を作るべく凶悪犯たちの名前を次々とノートに書き始める。

死の運命からは、決して逃れられない。飛行機事故を予知し生き延びた高校生たちに迫る、見えざる死神の恐怖。

パリへの修学旅行を前に、高校生のアレックスは飛行機が大爆発するリアルな予知夢を見る。パニックに陥った彼は数人の友人と共に機内から降ろされるが、その直後、予知通り飛行機は爆発し墜落。九死に一生を得た彼らだったが、それは新たな恐怖の始まりに過ぎなかった。本来死ぬはずだった彼らをターゲットに、「見えざる何か」が日常に潜む些細な偶然を連鎖させ、一人、また一人と命を奪っていく。死の運命に抗うため、アレックスは死の順番を解き明かそうと奔走する。

大晦日の夜、死神の馬車を曳く宿命を背負った男。過去の罪と愛が交錯する、幻想怪奇譚。

大晦日のパリ。救世軍のシスターが病に倒れ、一人の男の名を呼び続ける。その男、ダヴィッドは、ならず者仲間と酒を酌み交わす最中。彼が知る、大晦日に死んだ者は、一年間「幻の馬車」の御者となり死者の魂を集めるという古い言い伝え。偶然の喧嘩で命を落とすダヴィッド。彼の前に現れる、死神の馬車。御者は、一年前に死んだ親友。過去の罪を悔い、彼を救おうとしたシスターへの想いを胸に、ダヴィッドは自らの人生と向き合う。魂の救済を巡る、一夜の幻想的な旅路。

「名前を書かれた人間は死ぬ」デスノートを巡る天才同士の戦いが、遂に最終局面へ。

現代の日本。死神のノート「デスノート」を使い、犯罪者のいない新世界を目指す大学生・夜神月（キラ）。彼の暴走を止めるべく、世界的名探偵Lが立ち塞がる。第二のキラの出現により、事態はさらに複雑化。キラ対策本部に潜入した月と、彼をキラだと疑うLは、互いの腹を探りながら共同生活を送ることに。天才と天才による、互いの正義を懸けた壮絶な頭脳戦。策略が策略を呼び、予測不能の駆け引きが続く中、ノートに書かれる最後の名前は一体誰なのか。衝撃の結末へのカウントダウン。

ギターと剣を手に地上最後の楽園を目指して旅する男の姿を描いた異色ロード・ムービー。香港映画界で研鑽を積んだという俳優兼アクション指導家のジェフリー・ファルコンが主演・脚本・アクション監督・美術の四役をこなした。監督は本作が長編劇映画デビューとなる新人ランス・マンギア。製作はリーナ・クリールとマイケル・バーンズ。撮影はクリスチャン・ベルニール。音楽はザ・レッド・エルヴィス。共演は新人ジャスティン・マクガイアほか。

異次元の悪魔の恐怖に立ち向かう少年たちの姿を描くホラー映画シリーズ第2弾。製作はロバート・Ａ・ケゼダとドン・コスカレリ、監督・脚本は「ミラクルマスター　7つの大冒険」のドン・コスカレリ、撮影はダリン・オカダ、音楽はフレッド・マイローとクリストファー・Ｌ・ストーンが担肖出演はジェームズ・ル・グロス、アンガス・スクリムほか。

地獄へようこそ、最高にイカしたロック野郎！未来からの刺客に殺された二人が、世界を救うため地獄のデスゲームに挑むSFコメディ。

舞台は近未来のアメリカ。ロックスターを夢見るおバカで陽気な親友コンビ、ビルとテッド。そんな彼らの前に、未来から送り込まれた自分たちそっくりの邪悪なロボットが出現、あっけなく殺されてしまう。気づけばそこは死後の世界。愛する恋人を救い、バンドバトルで優勝して世界を平和に導くため、彼らは死神にゲームを挑むことを決意。地獄の底から天国の果てまで、奇想天外な旅が今、始まる。果たして二人は死神に打ち勝ち、歴史上最も重要なライブを成功させることができるのか。世界の運命を賭けた、最高にイカれた地獄旅行。

「ファイナル・デスティネーション」「デッドコースター」に続き、“死の運命”から逃れようとする若者たちを描くサバイバル・ホラーの第3弾。ハイスクールの卒業記念に訪れた遊園地で、予知夢によってジェットコースター事故から逃れたウェンディたち。しかし、死を免れたはずの10人は、次々と恐ろしい死を遂げていく……。メガホンを取るのは、シリーズ第1作「ファイナル・デスティネーション」を手掛けたジェームズ・ウォン監督。

幾つもの謎を残し失踪したひとりの女の行方を追って、作家の夫とヤクザの恋人が旅するロード・ムービー。2000万円という低予算の製作費ながら、映画人たちが企画の意義に共鳴して参加。ドイツのマンハイム・ハイデルベルグ国際映画際に、インターナショナル・コンペティション正式招待作品に選出された。プロデューサーは、「不夜城」「キッチン」「もういちど逢いたくて（星月童話）」のポール・チェン。監督は「突破者太陽傳」の高橋玄。

人気コミックを実写映画化した大ヒット作「デスノート」シリーズの続編。前作から10年後、サイバーテロが頻発する超高度情報化社会を背景に、6冊のデスノートを巡って繰り広げられる新たなバトルを描き出す。名前を書かれた人間は必ず死亡する「デスノート」によって凶悪犯たちを次々と死に追いやった「キラ」こと夜神月と、世界的名探偵「L」の壮絶な頭脳戦から10年。死神が人間界に再びデスノートをばらまき、世界中が大混乱に陥った。かつて夜神総一郎が立ち上げたデスノート対策本部では、キラ事件に精通した三島をはじめとする特別チームの捜査官たちが、真相を解明するべく奔走していた。やがて「Lの正統な後継者」である私立探偵・竜崎が捜査に参加し、人間界に6冊のデスノートが存在していることを突きとめる。キャストには東出昌大、池松壮亮、菅田将暉ら若手実力派が集結。「GANTZ」「図書館戦争」の佐藤信介がメガホンをとる。