-
結婚は幸せの始まり?伝統的な家庭に嫁いだ女性が、名もなき家事労働の中で見失う自己と尊厳の物語。
舞台は現代インドの裕福な家庭。ダンサーになる夢を抱いていた女性が、見合い結婚で伝統を重んじる家柄に嫁ぐ。彼女の日常は、夜明けから深夜まで続く台所仕事一色に。夫や義父のために食事を作り、後片付けをする。感謝の言葉もなく、当たり前のように続く家事労働の連鎖。家父長制の根強い社会で、彼女の個性や夢は次第に封じ込められていく。この息の詰まるような毎日の中で、彼女が下す人生の大きな決断とは。一人の女性の静かなる革命の記録。
ネット上の声
- 最初は美味しそうなインド料理が続くけど、次第に地獄絵図に…。日本の話かと思うくらいリアルで、見ていて本当に辛かった。でも観てよかった。
- ポスターからは想像できない台所の地獄。見ててしんどいけど、すごい映画だった。
- とにかく夫が胸糞すぎるw
- 延々と続く家事と食事シーンが苦痛。胸糞悪くて途中でやめようかと思った。
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国インド
- 時間100分
- 監督ジヨー・ベービ
- 主演ニミシャ・サジャヤン
-
愛する妻のため、インドの田舎で安価な生理用品開発に挑んだ男の実話に基づく、感動のサクセスストーリー。
2001年、インド中部の村。溶接工のラクシュミは、愛する妻ガヤトリが、生理中に不衛生な布を使っていることを知る。高価な市販のナプキンを買えない妻を想い、彼は自ら安価なナプキンを作ることを決意。しかし、インドの保守的な村では生理はタブー視されており、彼の行動は「変態」「狂人」と周囲から猛反発を受ける。妻や母親にさえ見放され、村を追放されてしまう。それでも彼は諦めなかった。資金難、度重なる失敗、社会からの孤立という数々の困難に直面しながらも、ただひたすらに研究を続ける。彼のひたむきな情熱と揺るぎない愛が、やがてインド社会の常識を覆し、5億人の女性を救う革命へと繋がっていく。
ネット上の声
- めちゃくちゃ良い映画だった!笑って泣けるし、元気もらえる。
- 奥さんを想う気持ちから始まったのに、村中から変人扱いされて...。それでも諦めない姿に感動。最後のスピーチは本当に鳥肌モノでした。
- 前半は主人公の行動がちょっと空回りしててヤキモキしたけど、後半の巻き返しがすごかった!
- インドの生理事情、衝撃的だった。当たり前にナプキンを使えることに感謝しないとね。
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国インド
- 時間137分
- 監督R・バールキ
- 主演アクシャイ・クマール
-
伝統芸能の継承を巡り出会った孤独な老人と身寄りのない少女、血の繋がりを超えた師弟愛を描く感動作。
舞台は1930年代の中国・四川省。川に浮かべた小舟で暮らしながら、一瞬で面を変える伝統劇「変面」を披露する老芸人、変面王。一子相伝の芸を継がせるため、彼は人買いから一人の子供を買い取る。しかし、後継ぎとなるはずのその子は、男装した少女・狗娃だった。芸は男にしか教えられないという掟から、一度は狗娃を冷たく突き放す変面王。それでも健気に尽くす狗娃の姿に、頑なだった彼の心は次第に溶かされていく。血の繋がりを超えた絆が芽生える二人。だが、運命は彼らに過酷な試練を与える。
ネット上の声
- おじいさんと女の子の絆にただただ涙。時代背景は厳しいけど、それを超える愛情に心打たれました。何度観ても号泣しちゃう傑作です。
- とにかく子役の演技が凄すぎる。あの眼力と健気な姿にやられました。忘れられない一本。
- 変面っていう伝統芸能が興味深かった。ストーリーもシンプルながら心に響くものがありました。
- 最高の映画。これに尽きる。
ヒューマンドラマ
- 製作年1996年
- 製作国中国
- 時間101分
- 監督ウー・ティエンミン
- 主演チュウ・シュイ
-
カーストの壁を打ち破れ!南インドの伝統打楽器に情熱を燃やす青年の、魂が震えるセッション。
現代インド、チェンナイ。不可触民として生まれた青年ピーターの夢は、伝統打楽器ムリダンガムの奏者になること。きっかけは、人間国宝ヴェンブ・アイヤルの神がかった演奏との出会い。カーストの違いを理由に弟子入りを拒否されるも、彼の情熱は消えない。家を飛び出し、音楽に全てを捧げるピーター。厳しい修行と、彼を認めない社会からの逆風。果たして彼は、身分違いの壁を乗り越え、自らの音を世界に響かせることができるのか。その指先が、新たな伝説の幕開けを告げる。
ネット上の声
- ムリダンガムの音が最高!体でリズム刻んじゃうくらい楽しかった。インド映画の音楽ってやっぱアツいね!
- 普段インド映画は観ないけど、これは引き込まれた。主人公の情熱がすごい。差別とか重いテーマもあるけど、後味は爽やか。
- カースト制度っていう厳しい現実を背景に、好きなことを貫く青年の姿に胸を打たれた。ただの音楽映画じゃない深みがある。
- 最高でした!
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国インド
- 時間132分
- 監督ラージーヴ・メーナン
- 主演G・V・プラカーシュ・クマール
-
明治時代の歌舞伎界を舞台に、名家の跡取りと乳母の許されざる恋を描く、芸の道と愛に生きた二人の流転の物語。
舞台は1880年代、明治中期の東京の歌舞伎界。名門の跡取りでありながら、甘やかされて芸が未熟な若き役者・菊之助。周囲がお世辞を並べる中、ただ一人、彼の芸を率直に批判したのは乳母のお徳だった。その言葉に心を打たれた菊之助は、お徳に惹かれていく。しかし、身分違いの恋は許されず、菊之助は家を勘当され、お徳もまた家を追われることに。二人は流浪の旅役者として、貧困と苦難の中で芸を磨き、愛を貫こうとする。愛する人のためにすべてを捧げるお徳の献身と、それに応えようとする菊之助の芸の行方。
ネット上の声
- 吉田修一がこのどこに惹かれたのかはわからないけど、ザ・カブキでもあ...
- “残菊”の意味は、菊之助よりもお徳の生き様についてだったのか…
- ワンショット・ワンシーンの完成された演出技法の見応えと演出美
- この映画を観て泣かない人っているのかな?
ヒューマンドラマ
- 製作年1939年
- 製作国日本
- 時間143分
- 監督---
- 主演花柳章太郎
-
男社会と言われた日本酒の世界で、情熱を武器に道を切り拓く3人の女性たちの挑戦。
古くからの伝統と慣習が根付く日本酒の世界。その「女人禁制」のイメージが強かった業界で、自らの道を切り拓く3人の女性に密着。ニュージーランド出身の史上初となる外国人女性杜氏、日本酒の魅力を世界に伝えるベテランの酒ソムリエ、そして老舗酒蔵の再生に奮闘する若き女性蔵元。彼女たちの仕事への情熱、プライベートな素顔、そして日本酒造りの奥深い世界。伝統と革新の間で輝く、彼女たちの人生の物語。
ネット上の声
- 女性でも日本酒に携わりたい
- 酒の世界は面白い
- 酒の世界は面白い
- 新しい視点が、日本酒をもっと楽しくさせる
ドキュメンタリー
- 製作年2019年
- 製作国アメリカ,日本
- 時間96分
- 監督小西未来
- 主演---
-
ニュージーランドの部族に伝わる古の伝説。族長の座を運命づけられた少女の、伝統と愛をめぐる魂の物語。
ニュージーランドの海岸沿いにあるマオリ族の村。族長の家系に生まれた少女パイケア。彼女の部族では、代々長男が族長の座を継ぐという厳格な伝統があった。双子の兄を亡くし、唯一の後継者となったパイケアだったが、祖父であり現族長のコロは、女である彼女を認めようとしない。コロは新たな後継者を探すため、村の少年たちに厳しい訓練を課す。パイケアは、祖父の愛と期待に応えたい一心で、隠れてその訓練に挑む。クジラと心を通わせる不思議な力を持ちながらも、伝統という大きな壁に阻まれる彼女。一族の未来をかけた、少女の静かで力強い挑戦の始まり。
ネット上の声
- 最年少でオスカーノミネートを確認したかった。まあ、なるほどね(笑)...
- Hakaは地響き Hakaは海鳴り 生命をもたらすものに幸あれ
- まったく違う種類の神秘的な感動で涙した
- いきなりオスカーにノミネートされた感
ヒューマンドラマ
- 製作年2002年
- 製作国ニュージーランド,ドイツ
- 時間102分
- 監督ニキ・カーロ
- 主演ケイシャ・キャッスル=ヒューズ
-
モンゴルの大草原で、2000年続く男社会の伝統に挑む13歳の少女。鷲と共に生き、空を翔る感動の実話ドキュメンタリー。
舞台はモンゴルのアルタイ山脈。遊牧民の少女アイショルパンは、代々男性のみに受け継がれてきた「鷹匠」になることを夢見ていた。父の指導のもと、彼女は自らの手でイヌワシの雛を捕獲し、厳しい訓練を開始する。それは、極寒の自然環境だけでなく、「女に鷹匠は無理だ」という村の長老たちの偏見との戦いの始まりでもあった。少女が愛する鷲と共に、伝統と己の限界に挑む姿を追う、息をのむほど美しい映像で綴られた成長の記録。
ドキュメンタリー
- 製作年2016年
- 製作国イギリス,モンゴル,アメリカ
- 時間87分
- 監督オットー・ベル
- 主演---
-
明治、大正、昭和。紀ノ川の流れと共に生きた母と娘、四代にわたる女たちの美しくも激しい生命の叙事詩。
舞台は明治初期の和歌山、紀ノ川流域。旧家の娘として生まれた花は、古いしきたりを重んじる家に嫁ぎ、貞淑な妻として生きる。やがて娘の文緒が誕生。時代が大正、昭和へと移りゆく中、文緒は母とは対照的に、新しい価値観の中で自我に目覚め、自由な生き方を模索。家の伝統を守ろうとする母と、そこから飛び出そうとする娘。二人の女性の生き様を通して、時代の大きなうねりと、変わることのない母娘の絆を描き出す、壮大な一代記。
ネット上の声
- 妻として夫のために誠実に生きたからこそ
- 紀ノ川はいつまでも強く大きく美しく
- 紀ノ川に身をゆだねる(長文)
- 明治・大正・昭和の女の道
ヒューマンドラマ
- 製作年1966年
- 製作国日本
- 時間172分
- 監督中村登
- 主演岩下志麻
-
老舗呉服店に嫁いだ現代っ子のお嬢様。古風なしきたりと頑固な舅との間で繰り広げられる、笑いと涙の「嫁舅」奮闘記。
舞台は活気あふれる昭和30年代の日本。明るくモダンな考えを持つお嬢様・圭子が、由緒ある老舗呉服店「近江屋」の一人息子に嫁ぐことに。しかし、彼女を待ち受けていたのは、古風なしきたりと、何よりも頑固一徹な舅であり大旦那の存在。店ののれんを守るため、圭子は若女将としての修行を始めるが、価値観の違いから舅とことごとく衝突。持ち前の明るさと機転で店の危機や家庭内の問題を乗り越えようと奮闘する圭子。果たして彼女は、厳格な舅の心を溶かし、店の伝統を未来へ繋ぐことができるのか。新旧の価値観がぶつかり合う中で生まれる、温かい家族の絆の物語。
ヒューマンドラマ
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間61分
- 監督番匠義彰
- 主演津川雅彦
-
祖父の遺言は「牛を売り、聖像を買い、花嫁を見つけること」。セルビアの少年が都会で繰り広げる、奇想天外な大冒険。
舞台はセルビアののどかな田舎村。少年ツァーネは、死期が迫る祖父から3つの約束を託される。それは、愛牛を都会で売り、聖像を買い、そして「花嫁」を見つけて帰ってくること。祖父の願いを胸に、ツァーネは都会へと旅立つ。しかし、彼を待ち受けていたのは、マフィアや娼婦がうごめく予測不能な世界。純粋な少年が、持ち前の勇気と奇跡を武器に、約束を果たすため大奮闘。果たしてツァーネは、無事に花嫁を連れて村へ帰ることができるのか。
ネット上の声
- 山奥の仕掛けだらけの小屋に住むおじいちゃんと少年とネコ、陽気な音楽、動物たち
- セルビアも、ようやく平和になりました!!
- 2007年、セルビア/フランス、恋愛コメディ
- 一番ドタバタしたクストリッツァ映画
ヒューマンドラマ
- 製作年2007年
- 製作国セルビア,フランス
- 時間127分
- 監督エミール・クストリッツァ
- 主演ウロシュ・ミロヴァノヴィッチ
-
忌まわしい記憶が眠る故郷へ。シャーマンの力を持つ娘が、町を蝕む謎の連続不審死事件の真相に迫るミステリー。
特殊な力を持つがゆえに故郷を捨てた女性、鉢呂リエ。ある日、彼女の元に故郷の町で連続不審死事件が起きているという知らせが届く。事件の調査のため、忌まわしい記憶が眠る町へと十数年ぶりに帰郷。彼女は、自らが持つシャーマンの力で、科学では解明できない事件の真相に迫ろうとする。しかし、閉鎖的な町の住民たちと、リエ自身の辛い過去がその行く手を阻む。町に古くから伝わる風習と事件の繋がりが見え始めた時、彼女は町全体を覆う巨大な悪意と対峙することになる。
ネット上の声
- マ◯コ、オ◯コ、お◯ンコ、の書初めに目が行ってしまってチンチンの書初めに全く目が
- 愛する人の死といつか向き合う
- まったくノーマークの作品だったんですが、ちょっとしたきっかけがあって、なんとなく
- 『恋人を亡くした男がシャーマンに恋人の霊を見えるようにしてもらうが、そのシャーマ
ファンタジー、 ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間139分
- 監督井坂優介
- 主演木原渚
-
山形県の「最上紅花」を守り継ぐ人々。その栽培から染色まで、いのちの営みを追ったドキュメンタリー。
舞台は、紅花の産地として知られる山形県。江戸時代から続く伝統的な「最上紅花」の文化。春の種まきから、鋭いトゲを持つ花を一つ一つ手で摘み取る過酷な夏の収穫。そして、発酵・乾燥を経て「紅餅」となり、鮮やかな染料へと姿を変えるまでの全工程を記録。後継者不足や気候変動という厳しい現実に直面しながらも、先祖代々の土地と技術を守り、未来へ繋ごうとする栽培農家や染織家たち。一輪の花に込められた、人々の情熱といのちの輝きを映し出す物語。
ネット上の声
- かくも儚く、美しくて豊かな物語
- 子供の頃、山形に行った時に紅花のドライフラワーを買ってきた時から気になる存在の紅
- 朝倉さやさんの歌も魅力だし、紅花ってどんなもの?との興味で鑑賞
- 今日1本目の試写会は『紅花の守人 いのちを染める』先行限定会
ドキュメンタリー
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間85分
- 監督佐藤広一
- 主演---
-
ドキュメンタリー
- 製作年1952年
- 製作国スペイン
- 時間68分
- 監督エドガル・ネヴィール
- 主演アントニオ
-
帰郷した男を待っていたのは、父の妻となった許嫁。村の厳格な「掟」に背き、禁断の愛に身を投じた男女の悲劇。
西アフリカの小さな村。長い旅から帰郷した若者サガ。しかし、彼を待っていたのは残酷な現実。結婚を誓ったはずの許嫁ノグマが、慣習により彼の父親の第二夫人となっていた。村の絶対的な「掟(ティライ)」は、かつての許嫁、今の母との関係を固く禁じるもの。それでも互いへの想いを断ち切れない二人は、掟を破り、密かに愛を交わす。近親相姦という最大の禁忌を犯したサガに、村が下した判決は死。愛と掟の狭間で、逃れられない運命に翻弄される二人の行く末は。アフリカの雄大な自然を背景に描かれる、普遍的な愛の悲劇。
恋愛
- 製作年1990年
- 製作国ブルキナファソ,スイス,フランス
- 時間81分
- 監督イドリッサ・ウエドラオゴ
- 主演ラスマネ・ウエドラオゴ
-
2008年・第21回東京国際映画祭で東京サクラグランプリ、最優秀監督賞の2部門を受賞。同年の第61回カンヌ国際映画祭でも「ある視点」部門の作品賞を受賞している。
ネット上の声
- 今の東京国際映画祭を象徴する程に何もない
- 奇跡のシーン、稀代なる映像遺産を堪能せよ
- なんで題名トルパン??
- カザフスタンの遊牧民
ヒューマンドラマ
- 製作年2008年
- 製作国ドイツ,カザフスタン,ポーランド,ロシア,スイス
- 時間---分
- 監督セルゲイ・ドヴォルツェヴォイ
- 主演アスハット・クチンチレコフ
-
「アジアの純真」「TAP 完全なる飼育」の片嶋一貴監督が、民間伝承の「犬婿入り」をモチーフに手がけたオリジナルストーリー。何もかもがうまくいかない小学校教師の主人公・梓が、神のお告げによって訪れた島で様々な煩悶と挫折を繰り返しながらも前に進んでいく姿を、シニカルな風刺やエロスを交えながら、全4章構成、4時間を超える上映時間で描く。東京で小学校教師をしている梓の家には、お姫様と家来の犬が結婚するという、不思議な「犬婿入り」の物語が語り継がれていた。仕事でもプライベートでも問題を抱え、落ち込んでいた梓は、ある時、突然聞こえてきた「イモレ島へ行けば望むものが得られる」という天からのお告げの声に従い、全てを捨ててイモレ島へ旅立つ。島では多くの苦難が待ち受けていたが、それが次第に家に伝わる伝説と関係していることが明らかになり……。
ネット上の声
- ともかく、熟女・有森也実がめちゃカワイイ
- 血塗れの闘いじゃなく、泥塗れでも幸せを。
- 貧乳では4時間は持たない
- 4時間超大作だったが
ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国日本
- 時間245分
- 監督片嶋一貴
- 主演有森也実
-
430年の伝統を持つ遠州茶道宗家の13世家元・小堀宗実とその家族の日常に3年間にわたって密着し、日本が世界に誇る茶道文化の真髄に迫ったドキュメンタリー。流祖・小堀遠州が手がけた庭園と城の風景や茶会の様子、財界人・文化人や職人へのインタビューを通し、千利休の「侘びさび」を超えた客観的な美と調和の世界「綺麗さび」の魅力を余すところなく紹介。さらに家元の次女・小堀優子がナレーションを担当し、家元家族の実像を内側から明らかにしていく。
ドキュメンタリー
- 製作年2013年
- 製作国日本
- 時間91分
- 監督高野裕規
- 主演小堀宗実
-
落語家の林家しん平がメガホンをとり、2010年製作の監督作「落語物語」以来に手がけた落語映画第2弾。真打昇進前の二つ目落語家たちが織りなす人間ドラマを、「上席」「中席」「下席」の3話オムニバス形式で描く。要領が悪く落語の仕事もないまめ吉は、闇金融と知らずにお金を借りてしまう。しかし、大金を手にして気が大きくなって深酒した挙句に、大金を落としてしまい……(上席「貧乏昇進」)。女が主軸の噺が得意でない古参二つ目の光太郎に、師匠は親心で女主体の噺ばかりをかけさせるが、うまくいかない。そんな光太郎が、女と幽霊が題材になっている「お菊の皿」の稽古をしていると、本物の幽霊が現れ……(中席「幽霊指南」)。色男を自負する恭太は、落語が好きで女も大好きなお調子者。あちらこちらで女を口説く恭太にうんざりした元カノの噺家・梅花が、恭太の女性問題を楽屋仲間に暴露。そこから問題はどんどん大きくなっていく(下席「モテ男惚れ女」)。キャスト、スタッフに落語協会所属の落語家や色物が多数参加し、本職たちの手によって落語の世界が描き出された。
ネット上の声
- この世にもあの世にも序列はあります。
- 一弥と安寿が良かった
- ご祝儀だ~い!
- 芸人さんのプライベートは感じられますが…🙂↔️
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間125分
- 監督林家しん平
- 主演柳家き三郎
-
ネット上の声
- 関西弁を流暢に話す異星人。笑える~♪
- ゆ~ふぉ~お、ゆ~ふぉ~お
- 子供の頃に抱いていた夢を再び追いかける青春映画
- 超B級な青春SF映画
ヒューマンドラマ
- 製作年2005年
- 製作国日本
- 時間65分
- 監督岡本泰之
- 主演立石幸博
-
幼い頃から落語に魅せられ、大学卒業後すぐに落語界へ飛び込んだ香須美は、差別や偏見につきまとわれながらも女前座として雑用に走り回る日々を送っていた。そんなある日、落語界の異端児とされる師匠・平佐が、語れば死ぬという禁断の噺“緋扇長屋”に挑むと言い出して……。永田俊也の同名小説を、「12人の優しい日本人」の中原俊監督が映画化。ヒロイン役に「着信アリ2」のミムラ、破天荒な師匠役に津川雅彦。
ネット上の声
- ◆役者さんたちが好演。余計に残念無念◆
- 彼女の孤軍奮闘振りに応援したくなります
- テーマ・脚本・演出・演技全て良し‥★5
- 師匠と弟子の関係が粋で、温かい!
ヒューマンドラマ
- 製作年2008年
- 製作国日本
- 時間109分
- 監督中原俊
- 主演ミムラ
-
現代のジプシー集落を舞台に、人間性のおもむくままに生き、そしていづこともなく去って行った一人の男の物語。監督、脚本、音楽選曲は現在ユーゴスラヴィアの代表的監督であるアレクサンドル・ペトロビッチが担当。撮影はトミスラフ・ピンター、美術はベルコ・デスポトヴィッチが当っている。出演はベキム・フェーミュ、ゴルドナ・ヨバノビッチ、バタ・ジボイノビッチ、ユーゴスラヴィアの人気女優で歌手でもあるオリヴェラ・ヴッコ、ミヤ・アレクセッチなど。
ヒューマンドラマ
- 製作年1967年
- 製作国ユーゴスラビア
- 時間86分
- 監督アレクサンドル・ペトロヴィッチ
- 主演ベキム・フェーミュ
-
「美女と野獣」「アラジン」など往年の名作アニメの実写化を次々と成功させているディズニーが、愛する父の身代わりとなり、兵士として国の運命をかけた戦いに身を投じるヒロインを描いた1998年のディズニー・アニメ「ムーラン」を実写化。ヒロインのムーラン役には、「ザ・レジェンド」や「ドラゴン・キングダム」のリウ・イーフェイが抜てきされた。「ハンニバル・ライジング」「マイアミ・バイス」のコン・リー、「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」のドニー・イェン、「エクスペンダブルズ」シリーズのジェット・リーら、それぞれハリウッドでも活躍するアジア圏のスター俳優が共演。監督は、「クジラの島の少女」「スタンドアップ」などで知られるニュージーランド出身の女性監督ニキ・カーロ。Disney+で2020年9月4日から配信(追加料金が必要なプレミアアクセスで公開)。当初は劇場公開予定だったが、2020年の新型コロナウイルス感染拡大により劇場公開を断念し、Disney+での独占配信に切り替えられた。
ネット上の声
- そして少女は伝説となったが、作品は名作になれなかった
- 家族で安心して見られるアクション活劇
- 実写のほうをいきなり観ました
- アニメと切り離しても微妙
アドベンチャー(冒険)
- 製作年2020年
- 製作国アメリカ
- 時間115分
- 監督ニキ・カーロ
- 主演リウ・イーフェイ
-
歌手の道を選び栄光をめざす若者の姿を通じて、屈折した肉親の愛情の行方を描く。製作はジェリー・レイダー、監督は「アシャンティ」のリチャード・フライシャー。サムソン・ラファエルソンの原案を基にしたスティーブン・H・フォアマンが脚色。脚本はハーバート・ベイカー、撮影はイシドア・マンコフスキー、場面音楽はレナード・ローゼンマン、オリジナル・ソング・スコアはニール・ダイアモンドが各々担当。出演はニール・ダイアモンド、ローレンス・オリビエ、ルーシー・アーナス、カトリン・アダムス、フランクリン・アジャイなど。
ネット上の声
- 「泣き」のシーンが秀逸
- どこがジャズ?
- 初トーキー映画である1927年の作品のリメイク✨
- 「ジャズ・シンガー」といえばトーキー初期の名作として名高いミュージカル映画で、”
ヒューマンドラマ
- 製作年1980年
- 製作国アメリカ
- 時間116分
- 監督リチャード・フライシャー
- 主演ニール・ダイアモンド
-
天才舞踏家ヤン・リーピンが描く、東洋の輪廻思想とストラヴィンスキーの融合。魂を揺さぶる生命の儀式。
ストラヴィンスキーの衝撃作「春の祭典」が、中国の天才舞踏家ヤン・リーピンの手で、全く新しい生命の物語として生まれ変わる。舞台は、神々、人間、そして自然が混在する神秘的な世界。チベット仏教の輪廻転生思想にインスパイアされ、ダンサーたちは時に神となり、時に供物となって、生命のサイクルを肉体で表現する。生贄に選ばれた乙女の苦悩と覚悟。集団が熱狂へと突き進む、原始的でパワフルなエネルギー。西洋のクラシック音楽と東洋の哲学がぶつかり合う時、観る者の五感を貫く、圧倒的な美と畏怖に満ちたスペクタクルが展開される。これは単なる舞踏ではない。生命の誕生と死、そして再生を巡る荘厳な儀式。
ヒューマンドラマ
- 製作年1997年
- 製作国中国
- 時間105分
- 監督ヤン・リーピン
- 主演ヤン・リーピン
-
暦応年間の1338年から1341年の間に始まったとされ、織田信長の軍勢に多度大社が焼き落とされて中断した約30年間を除いて、戦時中でも休まず続けられてきた多度祭。神事の一つである「上げ馬神事」では、馬と騎手が人馬一体となり約2メートルの崖越えに危険を顧みず挑戦する。
ドキュメンタリー
- 製作年2020年
- 製作国日本
- 時間60分
- 監督伊藤有紀
- 主演---
-
ドキュメンタリー
- 製作年2012年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督安孫子亘
- 主演---
-
“婦人倶楽部”連載中の舟橋聖一の原作から「俺は死なない」の岩間鶴夫が脚色・監督に当った女性風俗篇。撮影は「十九の春」の小杉正雄。主な出演者は、「踊る摩天楼」の有馬稲子、「台風騒動記」の佐田啓二、「恐怖の空中殺人」の山村聡、「家庭教師と女生徒」の小山明子、「こぶしの花の咲くころ」の紙京子、「りんどう鴉」の柳永二郎「花ふたたび」の水戸光子、「台風騒動記」の宮城千賀子、大船初出演の高野真二(りんどう鴉)、「別れの一本杉」の加賀ちか子など。
ヒューマンドラマ
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督岩間鶴夫
- 主演有馬稲子
-
- 製作年1981年
- 製作国日本
- 時間40分
- 監督姫田忠義
- 主演---
-
中西部アフリカ、中近東、アジアの一部で行われる“女性性器切除”の実態を伝え、女性に対する暴力行為として告発したドキュメンタリー。『カラーパープル』などで知られるアフリカ系女性作家アリス・ウォーカーが自作『喜びの秘密』執筆のかたわらエグゼクティヴ・プロデューサーとして製作した作品。監督はケニア出身で英国のチャンネル4を中心にドキュメンタリーを製作するプラティバ・パーマー。
ドキュメンタリー
- 製作年1996年
- 製作国イギリス
- 時間57分
- 監督プラティバ・パーマー
- 主演---