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刑務所の強制労働から逃れるため精神異常を装い、精神病院に入ったマクマーフィは、絶対的な管理体制をしくラチェット婦長のやり方に反発を覚える。マクマーフィは、管理されることに慣れ、無気力になっていた入院患者たちに生きる希望と活力を与えようとするが……。人間の尊厳と社会の不条理を描いたヒューマンドラマの名作。アカデミー賞では作品賞、主演男優賞(ジャック・ニコルソン)、助演女優賞(ルイーズ・フレッチャー)ほか主要5部門を受賞した。
ネット上の声
- いきなり損失することの切なすぎる空白感。
- 映画レビューの素晴らしさを痛感する作品
- 「カッコー」って身近な存在だったりする
- 痛快なドタバタコメディーかと思いきや
精神障害、 病院(医療モノ)、 吃音者が登場する、 実話
- 製作年1975年
- 製作国アメリカ
- 時間133分
- 監督ミロス・フォアマン
- 主演ジャック・ニコルソン
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テネシー州ナッシュビルで開催されるフェスティバルにたくさんの参加者たちが集まってくる。イギリスからやってきたテレビのレポーター、様々な事情を抱えた歌手たちとその取り巻き、そしてファン、夫のもとから逃げてきた女性や旅の果てに流れ着いた者、さらに大統領候補とキャンペーンのスタッフ。聴衆が見守る中、コンサートが始まるが……。多彩な登場人物たちのエピソードが最後にはひとつに収束。その展開も見事な集団劇。2011年8月、特集上映「ZIGGY FILMS '70s '70年代アメリカ映画伝説 第2弾」でリバイバル。
ネット上の声
- 面と向かって音○とは言いにくいよね〜
- アルトマン最高傑作、未だDVD化されず
- アルトマン街のナッシュビルの歌声
- 登場人物分のドラマが存在します。
ヒューマンドラマ
- 製作年1975年
- 製作国アメリカ
- 時間159分
- 監督ロバート・アルトマン
- 主演ヘンリー・ギブソン
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フランスの名匠フランソワ・トリュフォーが、文豪ビクトル・ユーゴーの次女アデルの狂気的な恋を、フランセス・V・ギールの著作「アデル・ユーゴーの日記」をもとに描いた伝記映画。19世紀半ば。アデルは初恋の男性である英国人将校ピンソンを追い、カナダの港町ハリファックスにやって来る。下宿先でピンソンへの手紙を書き続けるアデルだったが、返事は一向にない。やがて下宿先を訪ねてきたピンソンから冷たく突き放されてもアデルは一方的に思いを寄せ続け、次第に狂気の淵へと追い込まれていく。当時まだ新進女優だったイザベル・アジャーニが恋にとり憑かれた主人公アデルを鬼気迫る演技で熱演し、アカデミー主演女優賞にノミネートされるなど高く評価された。
ネット上の声
- 観たかった度◎鑑賞後の満足度◎ 若い頃に思っていた、一生に一度の恋にのめり込んだ挙げ句精神の均衡を壊した悲劇的な女性の話…というようなロマンチックなもの…ではありませんでした…
- にんげんの執念、または情熱についての一考察
- 19歳にして大女優のイザベル・アジャーニ
- 本格派トリュフォーの底力を見た!
ヒューマンドラマ
- 製作年1975年
- 製作国フランス
- 時間97分
- 監督フランソワ・トリュフォー
- 主演イザベル・アジャーニ