-
大恐慌時代のアメリカ。巨万の富を相続した田舎町の純朴な青年が、都会の欲望に挑む人情喜劇。
バーモント州の小さな町で暮らす、心優しき青年ディーズ。彼の平凡な日常は、叔父から2000万ドルもの莫大な遺産を相続したことで一変。大都会ニューヨークへと連れ出された彼を待っていたのは、富を狙う強欲な人間たちと、彼を「シンデレラマン」と嘲笑うマスコミ。中でも、正体を隠して近づく敏腕女性記者ベーブ。都会の冷酷さと偽善に翻弄されながらも、ディーズは自身の信念を貫こうと奮闘。やがて彼が下した、富の使い道に関する驚くべき決断。
ネット上の声
- 【”NYの人は人間の生き方を忘れている・・。”巨額な遺産相続をした善良で、真の金の使い方を知る賢人たるシンデレラ男を巡る物語。ラストの法廷シーンは名シーンである事は間違いない作品である。】
- 前半は軽快に、中盤からはイライラが募り、最後はスカッとする終わり方...
- 『農業計画を持つ者にお金を出資する』✘インフレ✘
- フリーターだった私、米国の良心に出会う
ヒューマンドラマ
- 製作年1936年
- 製作国アメリカ
- 時間115分
- 監督フランク・キャプラ
- 主演ゲイリー・クーパー
-
熟年夫婦のヨーロッパ旅行。それは、長年の結婚生活に潜む亀裂を浮き彫りにする、愛と別れの旅路。
アメリカの自動車王サム・ダズワース。事業を引退し、若々しく虚栄心の強い妻フランと共に、念願のヨーロッパ旅行へ。しかし、華やかな社交界で自由を謳歌し、若い男性との恋愛に溺れるフラン。一方、妻の変化に戸惑い、孤独を深めるサム。旅は二人の価値観の相違を浮き彫りにし、結婚生活に潜んでいた亀裂を決定的なものにする。ヨーロッパの美しい風景の中、それぞれが新たな出会いを経て見つめ直す、自らの人生と愛の形。長年連れ添った夫婦が迎える、避けられない選択の時。
ネット上の声
- ”妻が恐れたもの”と、夫が”決断した事”
- ラストでスカッと・・・
- ■夫の定年退職後、あるある夫婦、笑■
- 観たかった度◎鑑賞後の満足度○
ヒューマンドラマ
- 製作年1936年
- 製作国アメリカ
- 時間101分
- 監督ウィリアム・ワイラー
- 主演ウォルター・ヒューストン
-
17世紀フランドル、男たちが逃げ出した町を女たちの知恵と魅力で守り抜く、痛快歴史喜劇。
17世紀、スペイン軍侵攻の報に揺れるフランドルの小さな町ブーム。市長をはじめとする町の男たちは、恐怖のあまり敵前逃亡。残されたのは、女子供ばかり。絶体絶命の状況の中、立ち上がったのは市長の妻コルネリア。彼女は他の女たちと結託し、恐ろしい侵略者であるはずのスペイン軍を、美食と美酒、そして魅力的な笑顔で歓待するという奇策を打ち出す。武力ではなく、知恵と色気で屈強な男たちを手玉に取る女たちの戦い。果たして彼女たちは、町と貞操を守り抜けるのか。
ネット上の声
- カラーで観たいと思う白黒映画
- 女性の力は偉大なり‼️
- お母さん最後は駄目夫の顔を一応立てていてすごい、でも街の人たちはお母さんがすごい
- 市長の妻、本当は公爵のこと好きになったけど、最後は何もしなかった夫の顔を立ててい
ヒューマンドラマ
- 製作年1935年
- 製作国フランス
- 時間114分
- 監督ジャック・フェデー
- 主演フランソワーズ・ロゼー
-
米国レビュー界の第1人者であった故フローレンツ・ジーグフェルドの生涯を映画化したもので「第三階級」「羅馬太平記」のウィリアム・アンソニー・マクガイアが脚本を書き下ろし、「ある夜の特ダネ」「ダンシング・レディ」のロバート・Z・レナードが監督にあたり、「小都会の女」「男子索制」のオリヴァー・T・マーシュが撮影したもの。なお、ジョージ・フォルシー、カール・フロイント、レイ・ジューン、メリット・B・ガースタッドの4名がレビュー場面を分担撮影した。音楽は編曲フランク・スキナー、指揮アーサー・ランジである。主演は「米国の機密室」「無軌道行進曲」のウィリアム・パウエル、「妻と女秘書」「諾?否?」のマーナ・ロイ、オーストリアから招かれたルイゼ・ライナーで「お人好しの仙女」のフランク・モーガンを始め、「歓楽の女王」のヴァージニア・ブルース、「ローズ・マリイ(1936)」のレジナルド・オーウェン、「真珠の首飾」のアーネスト・コサート、「無軌道行進曲」のナット・ペンドルトン等が助演するほか、ファニイ・ブライス、レイ・ボルガー、ハリエット・ホクター等の芸人が特別出演している。なお按舞はシーマー・フェリックスが担当。
ネット上の声
- あまりにも有名になった螺旋階段のレビューショーのシーンは中盤に登場
- ハリウッド映画の豪華絢爛たるレビューのスペクタクルに圧倒される
- 第9回 アカデミー賞 作品賞 受賞
- 【結果、長文にナッタぉ o(^o^)o】
ヒューマンドラマ
- 製作年1936年
- 製作国アメリカ
- 時間177分
- 監督ロバート・Z・レオナード
- 主演ウィリアム・パウエル
-
「ロマンス乾杯」のニノ・マルティーニが主演する映画で、ピックフォード・ラスキー・プロの第2回で且つ最後の作品である。原作はレオ・ビリンスキーが書き「海を嫌う船長」のウォーレス・スミスが脚色し、「虚栄の市(1935)」「恋の凱歌」のルーベン・マムーリアンが監督にあたり、「紅雀」のルシエン・アンドリオが撮影した。助演者は「ある雨の午後」「海は桃色」のアイダ・ルビノ、「歌の翼」「夢の並木道」のレオ・カリーロを初め、「Gメン」のハロルド・ヒューバー、「パリは夜もすがら」のジェームズ・プレイクリー、「襤褸と宝石」のミッシャ・オーアィールズその他の面々である。
コメディ
- 製作年1936年
- 製作国アメリカ
- 時間85分
- 監督ルーベン・マムーリアン
- 主演ニーノ・マルティーニ