混沌とした東京の夜を舞台に、都会の片隅で孤独や行き場のない苦悩を抱えて生きる若者たちの姿を、ナイトクラブで行われる集団心中という過激な題材を取り上げながらも、繊細なまなざしで描き出すヒューマンドラマ。長編監督デビュー作「僕の中に咲く花火」で注目を集めた清水友翔が脚本・監督を手がけた。
青年・雨無(あめなし)の妹アンナは、高校生の時に同級生の自殺遺体を目にして以来、様子が変わり、やがて自らも命を絶ってしまう。アンナの死に責任を感じながら生きる雨無は、彼女の面影を追い続けていた。ある夜、東京のネオン街の片隅で密かに行われる集団心中イベントの存在を知り、引き寄せられるように会場のナイトクラブへと足を踏み入れる。親友の能津と服部は、雨無の行動を怪しみ、彼の後を追ってナイトクラブに潜入。絶望を抱えた若者たちが集う閉ざされた場所で、3人は脱出を試みるが、やがてそれぞれの胸の奥に抱えていた感情と向き合うことになる。
主人公の青年・雨無を安部伊織、妹アンナを葵うたのが演じ、ふたりは「僕の中に咲く花火」に続いて清水監督とのタッグとなった。そのほかの共演に田中光輔、廣中太河ら。さらにラッパーの漢 a.k.a. GAMIや梵頭、アイザックら多彩な顔ぶれが脇を固める。プロデューサーは「太秦ライムライト」の落合賢。
ヒューマンドラマ
- 製作年2026年
- 製作国日本
- 時間79分
- 監督清水友翔
- 主演安部伊織