指導停止となったコーチに関して沈黙を続ける15歳のテニスプレイヤーの少女の、揺れ動く心情を描いたドラマ。ベルギーの新鋭レオナルド・バン・デイルが長編初監督・脚本を手がけ、スポーツ界で子どもが「小さな大人」として扱われる現実に疑問を投げかけた。
ベルギーのテニスクラブに所属する15歳のジュリーは、その実力で将来を有望視されていた。しかし信頼していたコーチのジェレミーが指導停止となり、彼の教え子であるアリーヌが自ら命を絶った事件をめぐって不穏な噂が立ちはじめる。ベルギー・テニス協会の選抜入りテストが迫るなか、クラブに所属する全選手を対象にジェレミーについてのヒアリングが実施され、彼と最も近しい関係だったジュリーに大きな負担がのしかかる。テニスに支障のないよう、日々のルーティンを崩さず、熱心にトレーニングに励むジュリーだったが、その一方でジェレミーに関する調査にはなぜか沈黙を続ける。
主人公ジュリー役には、実生活でもテニス選手として活躍するテッサ・バン・デン・ブルックを抜てき。ベルギーの映画作家ダルデンヌ兄弟が共同プロデューサー、テニス選手の大坂なおみがエグゼクティブプロデューサーに名を連ねた。
ネット上の声
- テニス一辺倒だった少女がトラウマになりそうな出来事を経験し 精神的に辛い状態になりながらも 周囲の助けも借りて自立した大人のアスリートへの道を一歩踏み出す成長物語
- 起きてみてるのが難しい
- タイトルなし
- 新しい試みとしてはいいのかもしれないけど
ヒューマンドラマ、 スティーヴン・セガール主演の沈黙
- 製作年2024年
- 製作国ベルギー,スウェーデン
- 時間100分
- 監督レオナルド・ヴァン・デイル
- 主演テッサ・ヴァン・デン・ブルック