イギリスの名門歌劇場ロイヤル・オペラ・ハウスで上演されたオペラやバレエの舞台を映像収録し、特別映像も交えて映画館のスクリーンで上映する「英国ロイヤル・バレエ&オペラ in シネマ 2024/25」の1作。プッチーニ没後100年という節目を迎えた2025年上演のロイヤル・オペラ「トゥーランドット」を収録した。(2025年4月1日上演作品を収録)。
おとぎ話の時代の中国、北京。皇帝の娘トゥーランドットは絶世の美女だが、求婚する者に3つの謎を出題し、答えられなければ首をはねるという布令を出していた。それでも諸国からの求婚者は後を絶たず、彼らはひとり残らず処刑されていた。そこに祖国を追われて流浪しているタタールの王子カラフがやってくる。カラフはトゥーランドットの残酷な布令を知り、当初は反発を覚えるが、一目見て彼女の魅力にとり憑かれ、3つの謎への挑戦を決めてしまう。
アンドレイ・セルバンの壮麗なプロダクションに、再演演出のジャック・ファーネスが新たな解釈を加え、作品に現代的な息吹を吹き込んだ。タイトルロールのトゥーランドットを演じたのは、現代オペラ界を代表するソプラノ歌手、ソンドラ・ラドバノフスキー。韓国人テノールのベク・ソクジョンがカラフ役を務め、名アリア「誰も寝てはならぬ」で、力強く情熱的な歌声を披露した。
ネット上の声
- さすがロイヤル・オペラ!アリアの迫力が凄まじくて鳥肌。映画館でこのクオリティが観られるなんて、本当に良い時代になったなぁ。
- 音響が最高。オーケストラの音の厚みがしっかり伝わってきた。
- 衣装と舞台美術が豪華絢爛で目が幸せでした!有名なアリアのシーンは感動で涙出た…。
- 素晴らしい上演だった。欲を言えば、もう少し役者の表情のアップが欲しかったかな。
- 製作年2025年
- 製作国イギリス
- 時間---分
- 監督---
- 主演ソンドラ・ラドヴァノフスキー