世界のロックシーンに多大な影響を与えた伝説の12弦ギタリスト、レッド・ベリーのドキュメンタリー。
1888年、開拓が始まったばかりのルイジアナで生まれたレッド・ベリーは、早くからギターを学び、10代の頃より赤線地区で演奏していた。女性にもてたため男たちの反感を買いトラブルに巻き込まれることも多かった彼は、ナイフを手に追いかけてくる男を射殺しテキサス刑務所に投獄されたものの、知事に捧げた曲が気に入られ、わずか2年で釈放。その後、アンゴラ刑務所に収監された彼は民族音楽者ジョン&アラン・ローマックス父子と出会う。アメリカン・ブラック・ソングのルーツを探していたローマックス父子はレッド・ベリーの音楽性に魅了され、彼を世界に紹介する。
本作には、オデッタ、ピート・シーガー、ハリー・ベラフォンテ、B・B・キングらが登場するほか、姪であるクイーン・“タイニー”・ロビンソンや民族音楽学者アラン・ローマックスの証言、さらにレッド・ベリーの演奏風景や魅惑的な歌声を記録したアーカイブ映像・写真も多数盛り込みながら、その波乱に満ちた人生を振り返る。
ネット上の声
- 彼の時代は激しい人種差別があった その環境では自己表現は、暴力か、...
- もう少し長生きしてロックバンドと競演してもらいたかったです
- 影響の大きさを思い知る貴重なドキュメンタリー
- 黒人音楽のソウル
ドキュメンタリー
- 製作年2021年
- 製作国アメリカ
- 時間80分
- 監督カート・ハーン
- 主演レッド・ベリー