26歳の派遣社員・彩織は、都内で働きながらも、仕事や人間関係に息苦しさを感じる日々を送っていた。
ある日、大切な人の誕生日にサプライズで用意したネックレスを手に向かった先で、彼の裏切りを目撃してしまう。心が折れそうな帰り道、ふと立ち寄った居酒屋でアルバイトの女性・美海と出会う。それは偶然ではなく、運命だった。美海との出会いをきっかけに、彩織の日常は少しずつ変化していく。
家族との間に深いわだかまりを抱えたまま、長らく実家に帰っていなかった彩織。
しかしある日、母の病をきっかけに、彼女は美海と共に再び“過去”と“自分”に向き合うことになる——。
これは、ある夏の日、ふたりの女性が紡いだ「恩送り」の物語。すれ違い、傷つきながらも、人と人とが繋がっていく奇跡を描いた、静かで確かな希望の記録。
ネット上の声
- 都会と故郷の対比が映像で美しく描かれていて、心に深く残った。同じセリフが繰り返されるたびに意味が変わっていく演出がすごい。
- じんわり心に沁みる良い映画。観終わった後、誰かに優しくしたくなった。
- 映像は綺麗だったけど、話の展開がゆっくりで正直ちょっと眠くなったかな。あんまり覚えてないw
- 今年一番の映画だった!
ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国日本
- 時間88分
- 監督乙木勇人
- 主演中西智代梨