「僕の帰る場所」「海辺の彼女たち」で国内外から注目を集めてきた藤元明緒監督が、「世界で最も迫害されている民族のひとつ」と言われるロヒンギャの証言をもとに、故郷を追われた難民の幼い姉弟が家族との再会を求め命懸けで国境を越える姿を描いたロードムービー。容赦ない現実と幻想的な表現が入り混じる世界観で、難民たちの過酷な密航の旅路を子どもの視点から映し出す。
難民キャンプで暮らす5歳のシャフィと9歳の姉ソミーラは家族との再会を願い、叔母とともに遠く離れたマレーシアへ向かう。パスポートを持つことができない彼らは密航業者に導かれるまま漁船に乗せられ、自然の猛威や警備隊による追跡、人身売買の危機に追い込まれながらも、過酷な道のりを必死に乗り越えていく。
主演を務めたソミーラとシャフィの姉弟をはじめ、キャストには総勢200人を超えるロヒンギャたちを起用。故郷を追われた当事者である彼らの声とまなざしは、演技未経験ながらも映画の世界にリアリティを与えている。2025年・第82回ベネチア国際映画祭オリゾンティ部門にて日本人監督初の審査員特別賞を受賞するなど、世界各地の映画祭で高く評価された。
ネット上の声
- 壮大なスケールと映像美にただただ圧倒された。多国籍なキャストも魅力的で、物語にぐっと引き込まれる。これは映画館で観るべき一本。
- 面白かった!ちょっと難しい部分もあったけどw
- 考えさせられるテーマだった。観終わった後、家族と色々話したくなった。映像も綺麗で、心に残る映画です。
- 期待値が高すぎたかな。映像は良いけど、話が少し散漫な印象。
ヒューマンドラマ
- 製作年2025年
- 製作国日本,フランス,マレーシア,ドイツ
- 時間99分
- 監督藤元明緒
- 主演ムハマド・ショフィック・リア・フッディン