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ベストセラー作家や図書館司書という経歴を持つノルウェーのダーグ・ヨハン・ハウゲルード監督が、女性教師に恋をした少女の赤裸々な手記をめぐり、異なる価値観を持つ3世代の女性たちの物語を描いたドラマ。ノルウェーの首都オスロを舞台に「恋」「愛」「性」にまつわる3つの風景をつづる、ハウゲルード監督によるトリロジーの第3作で、2025年・第75回ベルリン国際映画祭にて、ノルウェー映画として初めて最高賞の金熊賞を受賞した。
女性教師のヨハンナに初めての恋をした17歳のヨハンネは、恋焦がれる思いや高揚感を手記にしたためる。自らの気持ちを誰かに共有しようと詩人の祖母に手記を見せるヨハンナだったが、事態はそこから思わぬ方向へと展開してしまう。祖母は孫の手記に自らの女性としての戦いの歴史を思い起こし、母は“同性愛の目覚めを記したフェミニズム小説”として現代的な価値観にあてはめようとする。
2025年9月、特集上映「オスロ、3つの愛の風景」にて、トリロジーの前2作「SEX」「LOVE」とともに劇場公開。
ネット上の声
- 映像がとにかく綺麗で、夢の中を旅してるみたいだった。ストーリーも感動的で、最後は思わず涙が…。見てよかった!
- 仕事帰りに見たけど、すごく癒された。明日も頑張れそう。
- 世界観は好きだけど、ストーリーが少し駆け足だったかな。でも映像美は一見の価値あり。
- 最高でした!
ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国ノルウェー
- 時間110分
- 監督ダーグ・ヨハン・ハウゲルード
- 主演エラ・オーヴァービー
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ベストセラー作家や図書館司書という経歴を持つノルウェーのダーグ・ヨハン・ハウゲルード監督が、ノルウェーの首都オスロを舞台に「恋」「愛」「性」にまつわる3つの風景を描くトリロジーの第1作。妻子のいる2人の男性が、とある体験から「男らしさ」について再考していく姿を、コメディタッチで描き出す。
煙突掃除人として働く、妻子持ちの2人の男。ひとりは客先の男性との思いがけないセックスで新しい刺激を覚えるが、悪びれることなく妻にその体験を話したことで夫婦仲がこじれてしまう。もうひとりは、デビッド・ボウイに女性として意識される夢を見たことから、自分という人格が他人の視線によりどのように形成されているのか気になりはじめる。それぞれ良き父、良き夫として過ごしてきた彼らは、自らの「男らしさ」やアイデンティティと向き合っていくことになる。
2024年・第74回ベルリン国際映画祭でエキュメニカル審査員賞など3部門を受賞。日本では25年9月、特集上映「オスロ、3つの愛の風景」にて、トリロジーの「LOVE」「DREAMS」とともに劇場公開。
ネット上の声
- 煙突掃除人っていう設定がまず面白い。平凡な日常を送る二人の男が、それぞれ奇妙な夢と予期せぬ出来事をきっかけに自分のアイデンティティと向き合う話。すごく考えさせられた。
- 長回しとか急なズームとか、カメラワークが独特で面白かった。ストーリーは静かだけど、心の中のざわめきが伝わってくる感じ。
- 深い。ただそれだけ。
- ちょっと退屈に感じちゃう部分もあったかな。テーマは興味深いんだけど、展開がゆっくりめ。
ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国ノルウェー
- 時間118分
- 監督ダーグ・ヨハン・ハウゲルード
- 主演トルビョルン・ハール
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ベストセラー作家や図書館司書という経歴を持つノルウェーのダーグ・ヨハン・ハウゲルード監督が、ノルウェーの首都オスロを舞台に「恋」「愛」「性」にまつわる3つの風景を描くトリロジーの第2作。恋愛に不器用な大人たちが、それぞれの本音をさらけ出しながら、さまざまな愛の形を模索し、肯定していく姿を映し出す。
泌尿器科に勤める医師マリアンヌと看護師トールは、ともに独身で、ステレオタイプな恋愛から距離を置いている。マリアンヌは友人に紹介された男性に会うが、子どもがいる彼との恋愛に前向きになれない。その後、フェリーに乗ったマリアンヌはトールに遭遇し、マッチングアプリなどから始まるカジュアルな恋愛を勧められ、興味を抱く。一方トールは、フェリーで知り合った精神科医ビョルンの姿を、自らの勤務先である病院で見かけ……。
2024年・第81回ベネチア国際映画祭コンペティション部門出品。日本では25年9月、特集上映「オスロ、3つの愛の風景」にて、トリロジーの「SEX」「DREAMS」とともに劇場公開。
ネット上の声
- 3つの中ではこれが一番好き
- この自治体に必要な人
- 結局、人間は一人ぼっちなんだ。だから自由なんだ
- タイトルなし(ネタバレ)
ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国ノルウェー
- 時間120分
- 監督ダーグ・ヨハン・ハウゲルード
- 主演アンドレア・ブライン・ホヴィグ