「大地のうた」「チャルラータ」などで知られるインドの世界的映画監督サタジット・レイが執筆した全35作の児童向け人気小説「探偵フェルダーシリーズ」を、1974年の「黄金の城塞」に続いてレイ監督が自ら映画化した冒険コメディ。
聡明な私立探偵フェルーと従弟の少年トプシ、冒険小説作家のラルモハン・ガングリーは、休暇を過ごすためヒンドゥー教の聖地バラナシへやって来る。そこで彼らはある男から、事件の解決を依頼される。それは、ネパールの王子から譲り受けたという家宝の金のガネーシャ像が盗まれたというものだった。調査を進めていくなかで、フェルーは事件の重要な手がかりを知る少年ルクと親しくなる。卓越した分析力と洞察力を武器に真相へと迫るフェルーだったが、やがて事件の背後に潜む陰謀に気づく。
主人公の探偵フェルー役に、レイ監督作の常連俳優ショウミットロ・チャタルジ。日本では、レイ監督のデビュー70周年を記念した特集上映「サタジット・レイ レトロスペクティブ 2025」にて、25年7月に劇場初公開。
ネット上の声
- インド版「明智探偵&小林少年」! サタジット・レイ原作&監督の児童向け冒険探偵もの。
- 象の頭を持つ像にぞっとするミステリー
アドベンチャー(冒険)
- 製作年1979年
- 製作国インド
- 時間122分
- 監督サタジット・レイ
- 主演ショウミットロ・チャテルジー