パリ・オペラ座の最新パフォーマンスや不朽の名作を映像収録しスクリーン上映する「パリ・オペラ座 in シネマ 2025」の1作。世界文化賞を受賞した巨匠ロバート・ウィルソンが演出を手がけ、余計なものを削ぎ落とした高度に洗練された演出で好評を博した、プッチーニの名作オペラ「蝶々夫人」(2024年9月30日、オペラ・バスティーユにて収録)を上映。
長年にわたりウィルソンと協働してきた舞踊家の花柳寿々紫が振付を担当。能や文楽を思わせる人形振りのような動きが高く評価された。世界的に活躍する人気ソプラノ歌手エレオノーラ・ブラットが蝶々さん役を演じ、一音一音に力強さと感情の強さを込めながら、緻密なバランスと官能的な表現を見事に両立させた。
音楽
- 製作年2024年
- 製作国フランス
- 時間---分
- 監督---
- 主演エレオノーラ・ブラット