アイルランドのロックバンド「U2」がボスニア紛争終結後の1997年にサラエボで行った伝説のライブの舞台裏をとらえたドキュメンタリー。俳優のベン・アフレックとマット・デイモンがプロデューサーを務めた。
紛争により銃弾が飛び交うボスニアで、若者たちは解放を求めて夜な夜な地下で行われるパンクロックのライブに熱狂していた。そんな中、アメリカの援助活動家ビル・カーターは、戦争や人権など社会的なメッセージを発信してきた世界的ロックバンドのU2をサラエボへ招くことを思いつく。U2はサラエボ行きを決意するが、安全上の理由から断念を余儀なくされる。そこでビルは、衛星中継で戦火のサラエボからの様子をU2のZOO TVツアーに届けることに成功する。
そして、紛争終結から約2年後の1997年9月23日。U2は約束を果たすべく、サラエボで4万5000人を前にライブを敢行。平和と民族融和のためのライブは人々に強烈な印象を残し、今なお語り継がれている。
紛争により分断された人々を音楽の力で再びひとつにした伝説のライブが実現するまでの道のりを映し出す。
ネット上の声
- 音楽やアートが持つ力のすごさを改めて感じさせられた。絶望的な状況でも希望を捨てない人々の姿に胸が熱くなった。
- 最高でした!
- こういう映画こそ、もっと多くの人に観てほしい。
- 内容は重い。でも今だからこそ見るべき映画かも。
ドキュメンタリー
- 製作年2023年
- 製作国アメリカ,イギリス
- 時間103分
- 監督ネナド・チチン=サイン
- 主演---