「スラブ・ウェーブ」と呼ばれる巨大で危険な波に挑むオーストラリアのサーファー、カービー・ブラウンを追ったドキュメンタリー。
オーストラリア西部。地球上で誰ひとり乗りこなしたことのない南極海の猛烈なスラブ・ウェーブに挑戦するカービー・ブラウン。海と家族を深く愛するカービーは、なぜあえてそのような巨大な危険な波に挑むのか。大自然が生み出す危険なビッグ・ウェーブへの挑戦に突き動かされる理由や、彼を支えるものはなにかを探る。さらに、恐怖や依存症を乗り越え、心の奥底にある闇と、自然がもたらす脅威という2つの“モンスター”に立ち向かっていくカービーの姿を通して、誰もが抱える悩みや葛藤をどのように乗り越えていくかという、現代社会に生きるすべての人に共通するテーマを描き出す。
監督は「タンナ」で知られるベントレー・ディーン。製作は、サーフィン映画「ブレス あの波の向こうへ」で共同プロデューサーを務めたクリス・ビアハウス。撮影は、ミア・ワシコウスカ主演の映画「ブルーバック あの海を見ていた」で水中撮影を担当したリック・リフィチが務めた。
ドキュメンタリー
- 製作年2021年
- 製作国オーストラリア
- 時間90分
- 監督ベントリー・ディーン
- 主演カービー・ブラウン