香港出身のアラン・ラウ監督が、2019年に起きた香港の民主化を要求する大規模な抗議活動を記録したドキュメンタリー。
2014年の雨傘運動に続き、2019年の逃亡犯条例改正案反対デモを発端に広がった民主化運動。デモ参加者は香港の人口の3割を占める約200万人(主催側発表)にまで膨れ上がり、市民と警察の衝突は日を追うごとに激しさを増していった。フリージャーナリストのアラン・ラウ監督はその最前線でカメラを回し、香港の若い世代の勇ましさや恐れを知らない心、そして香港警察当局の冷酷さと残酷さを記録していく。
混乱と暴力が渦巻く現場で、ラウ監督は「ジャーナリストは客観的であり続けるべきなのか? どのような行動をするべきなのか?」というジレンマに直面しながらも、命懸けで撮影を続ける。1000時間以上の映像をもとに映画として完成させ、ニュース報道だけでは伝えることのできない現場の生々しい様子を映し出す。
ネット上の声
- これはただの映画じゃない。香港で今何が起きているのか、その現実を突きつけられる。目を背けちゃいけない記録。
- 観終わった後、言葉が出なかった。ただただ、胸が苦しい。
- 大好きだった香港がこんなことになるなんて…。自由のために戦う姿に心を打たれた。応援したい。
- 重い。でも知るべき現実。ドキュメンタリーとして秀逸だと思う。
ドキュメンタリー
- 製作年2023年
- 製作国香港,イギリス,カナダ
- 時間118分
- 監督アラン・ラウ
- 主演---